子宝風水の重要ポイント
風水での家の運気を握る重要なポイントが、玄関、寝室、台所です。そのなかで子宝風水の重要なポイントは、一日の眠りをつかさどる寝室にあるといえます。また、トイレも重要なポイントになりますので抑えておきましょう。
子宝運を引き寄せるには寝室が最も重要とされる
子宝にもっとも関係する家の場所といえば寝室です。特にベッドのレイアウトが重要になります。
ベッドの場合は、ベッドを大きなサイズにするなど、ゆったりと寝ることができる環境を確保しましょう。
トイレはいつも清潔にしておく
子宝風水において、もう一つ重要な場所といえばトイレです。風水の考え方で言えば、家に入ってきた邪気が流れてくるところがトイレなのです。
邪気の溜まりやすいトイレを毎日掃除してきれいにすることが大切です。
子宝風水と三方位
風水においては、方向、方角が非常に大事です。子宝風水における大事な三つの方位はどこでしょうか。
その意味とともに抑えておきましょう。
北:「宿す」パワーを持つ
子宝風水における大事な方位の一つは、「北」です。北には「宿す」という意味があり、子宝風水においては受胎の意味がありますので、北方向を大事にしましょう。
北東:「相続」のパワーを表す
北東は、風水においては相続のパワーを表す方位です。子どもを宿し、そして育てていくことは、資産だけでなく魂も次の世代へ受け継いでいく。
そういう意味で相続のパワーを得ることは大切なことなのです。
南西:「家族」「母親」を表す
もう一つ大事な方角が南西です。それは、風水においては南西の方位が家族や母親を表す、という意味があるからです。
三方位に寝室がない場合:三方位に出掛ける
子宝風水においては、このいずれかの方角に寝室を設けるのがベストですが、家の構造上無理ということもあるでしょう。しかし、悲観する必要はありません。
この三方位にある部屋をきれいにする、この三方位に夫婦で出かけるなどにより、子宝風水の恩恵を受けられるでしょう。
寝室で子宝風水を行うポイント
子宝風水において、寝室はとても重要なポイントになります。寝室で子宝風水を行う際のポイントについて知っておきましょう。
北枕で寝る
まずは、北枕で寝るということです。日本では北枕を良くないものとしていますが、風水においては北から南へとよい「気」の流れが発生するとされています。
それは地球の磁力線が北(N極)から南(S極)に流れて言うからです。そのため、北枕にすると足の血行が良くなり、子宝に恵まれると言われています。
北に赤い実の絵などを置く
子宝風水においては北側が重要な方位なのですが、そこに赤い実の絵をおくとよいです。
特にザクロはたくさんの種をつけることから子宝を招く縁起の良い果実とされており、中国ではプレゼントの習慣もあるくらいです。
北に盛り塩をする
風水的に縁起の良い北側に「盛り塩」をするのもおすすめです。
北に盛り塩をすることで邪気を払い、良い縁を手繰り寄せることができると言われています。
象の置物を飾り毎日鼻をなでる
特に、5年以上子宝に恵まれないのでしたら、ゾウの置物を寝室に飾って毎日鼻をなでるとよいとされています。
他にも、夫婦のベッドに龍と鳳凰のコインを赤いひもで結ぶとよい、寝室に笛を置くとよいなどの言い伝えもあります。
ベッドの素材は木製がベスト
夫婦円満で子宝に恵まれることを望む場合、ベッドの素材はあたたかみのある木製がベストと言われています。
もしスチール製のベッドを使っているのであれば、スチールの部分を布で巻いたり、もしくは買い替えるのがよいでしょう。
寝具はオレンジかベージュ系
寝具は、あたたかみのあるオレンジかベージュ系にしましょう。ブルーなど寒色系のシーツよりも子宝に近づくと言われていますよ。
シーツは常に洗濯をして、日光に当てて干すなど清潔に保ち続けるのが重要です。
カーテンは淡いピンク系や明るいオレンジ系
カーテンはよい気を寝室に運び入れ、また悪い気を寝室から追い出すために大切なアイテムとされています。
そのようなカーテンは淡いピンク系や明るいオレンジ系を選ぶようにしましょう。
ベッドと壁をぴったりつける
ベッドと壁をぴったりくっつけることも重要です。風水において「気の流れ」は非常に重要なのですが、ベッドと壁に隙間があるとよくないと言われています。
隙間は悪い気が流れますのでベッドと壁はしっかりとくっつけましょう。
カーテンを二重にする
カーテンは二重にしましょう。薄いカーテン一枚であれば、良い気は夜に外に流れてしまうとされています。
そのため、二重にすることで悪い気を外に流さずにキープすることが期待できます。
毎朝カーテンを開け暗くなる前に閉める
どうせ朝出て夜に帰るから、とカーテンを閉めっぱなしにするのは良くないとされています。朝はカーテンを開けて窓を開けて換気をするようにすると良いでしょう。
そうすると空気の流れが良くなり、よい気を運び入れることができると言われています。風水においては、朝は良い気が入り悪い気が出て、暗くなると良い気が外に出ていってしまうとされているからです。
寝室の注意点
寝室の方向だけでなく、寝具にも注意しなければならないことがあります。子宝風水における注意事項を知っておきましょう。
シングルベットを2つ繋げるのはNG
シングルベッドを2つにしてつなげて寝ている人がいますが、これは夫婦の分断を示すのでよくないと言われています。
別々のベッドの場合は、しっかりと離した配置にすべきです。
黒いベッドやモノトーンのコーディネートはNG
風水においては、黒は運気を削る色とされています。そのため、黒いベッドやモノトーンのコーディネートは良くありません。
特にカーテンや寝具が黒やグレーですと、陰の気が強くなってしまうと言われています。
頭は入り口に向けない
入り口に頭を向けない、というのは風水のセオリーと言われています。そのため、子宝風水においても入り口に頭がこないようにレイアウトを工夫しましょう。
レイアウト上困難な場合は、頭と壁の間についたてを置くとよいです。
トイレでできる子宝風水を行うポイント
風水的にトイレでできる子宝風水はあるのでしょうか。トイレにも重要なポイントがあるので抑えておきましょう。
小まめな掃除&喚起をする
トイレは風水上重要な場所です。そのため、毎日こまめに清掃し、しっかりと悪い気が滞留しないように換気をするようにすると良いでしょう。
トイレ扉&便座は閉める
トイレの扉や便座はその都度閉めるようにします。そうしないと室内に浮上の気が移動してしまいますので、良くありません。
トイレに溜まった悪い気は外へ排出する必要があります。
トイレマットを敷く
トイレには、トイレマットを敷きましょう。トイレマットには外から入ってきた悪い気を追い払うという役割があると言われています。
専用のスリッパを使う
トイレにはトイレ専用スリッパを用意してください。時々室内用スリッパで入って行く人もいますが、悪い気を外に出さないためにも、トイレはトイレでスリッパを用意すると良いでしょう。
写真やカレンダーを飾らない
トイレに写真は良くありません。トイレに写真を飾っていると写真に写っている人の運気が吸い取られてしまうと言われています。
カレンダーや大きなサイズのポスターも、良い気を吸い取ってしまうとされています。
まとめ
子宝風水のポイントは部屋の清潔さと方位。寝室やトイレの環境にこだわり、よい運気が逃げないようにしてください。
今回ご紹介した内容を参考に、運気が自分に向いて子宝に恵まれるように早速取り組んでみましょう。