シーツの正しい洗濯頻度とは?正しい洗濯方法・干し方

就寝中、体が広く触れるシーツ。それだけに、衛生面が気になるところです。就寝中は500~1,000ミリリットルもの発汗があるといわれます。毎日多くの汗が染み込んでしまっているシーツの定期的な洗濯は欠かせません。

とはいえ、一般的な衣服と比べれば大きなサイズだけに、頻繁に洗濯するのは少し大変でしょう。ではいったい、どれくらいの頻度でシーツは洗濯すべきなのでしょうか。

以下では、

  • シーツを洗濯しないでいると起きてしまうこと
  • 理想のシーツの洗濯頻度
  • シーツを洗濯するポイント
  • シーツの干し方

と、シーツの洗濯に関するポイントや、理想の頻度についてまとめています。衛生的な就寝環境を、できるだけ少ない負担で維持できるよう、理想の洗濯の仕方を覚えてみてください。

シーツをずっと洗濯しないでいると…?

シーツは一般的な衣服と比べて、かなり大きなサイズですね。また洗濯をするには、毎回付け外しをしなければならないため、面倒な気持ちにもなるかも。

そのため、できる限り洗濯頻度は少ない方が楽な気がします。ではずっと洗濯しないでいると、どういったことが起こるのでしょうか。

嫌な臭いがするようになる

睡眠中は、リラックスできる快適な空間が欠かせません。だからこそ、寝具は快適性にこだわって作られたものが多く、睡眠時専用の照明やアロマなども人気を博しているわけです。

シーツをずっと洗濯しないでいると、不快な臭いが生じやすくなります。人は寝ている間に、平均してコップ一杯、また季節によっては500~1,000ミリリットルほどの汗をかくそうです。汗が繊維にしみ込んでそのままになってしまうと、雑菌が繁殖して臭いの原因物質が放出されます

結果として、特有の汗臭さにつながるのです。シーツをずっと洗わないともなれば、強烈な臭いで十分に寝付けない、そんな状況に至るかもしれません。

汗ジミができて落ちなくなる

汗がたまることで起こるのは、臭いがひどくなることだけではありません。汗ジミができる可能性も出てきます。汗がシーツに染み込んでも、こまめに洗濯をしていれば綺麗な状態を保てるでしょう。ですが汗が染み込んだまま放置していると、汗や皮脂の成分が酸化してしまいます。これにより、黄色っぽいシミができることにつながるのです。

さらにそんな黄色いシミも放置していると、次は黒ずみへとつながっていきます。酸化した汗がさらに蓄積されていくことで、黒っぽい色になってしまうのです。不快な見た目になる上、ここまでくると洗ってもなかなか落ちてくれません。洗濯物を干すときに、近隣の人に不快な印象を持たれてしまいます。シミについても、注意しておかなくてはなりません。

理想のシーツの洗濯頻度

洗濯物の中でも大物に分類されるシーツ。それだけに、できる限り洗濯は少ない方が楽ですが、あまり長期間の放置は上記のようなリスクにもつながってしまいます。どれくらいの頻度がシーツを洗濯する上で理想的なのでしょうか。

夏:週に1回

シーツを洗濯する理想の頻度は、シーズンによって変わってきます。例えば、夏場であれば週に一回は洗濯するべきでしょう。夜であっても、高い気温に煩わされることが少なくない季節です。臭いの原因物質が多量に染み込んでしまうわけですから、シーツは毎週のように洗っておくべきでしょう。

また、こだわる方は毎日ケアしても良いかもしれません。毎日洗濯するのは大変ですが、消臭スプレーや除菌スプレーをふる程度であれば気軽に続けられます。これらには、高い効果が期待できるものも少なくありません。汗が出やすく菌の繁殖しやすい夏を、快適に乗り切ることに繋げられます。

冬:2週間に1回

就寝中の汗は、季節に限らず発生します。ですが暑い季節と寒い季節であれば、やはり量が違います。真冬ともなれば、夏と比べかなり少なくなるでしょう。

とはいえ、冬は防寒のためたくさんの掛け布団を体にかぶせるはずです。こもった熱によって汗をかくケースは十分にあり得るので、冬もまた軽視できません。人によっては、夏場より多くかく場合もあるほどです。

おすすめの頻度としては2週間に1回ぐらいが理想的です。汗をかく量が比較的少なくなるだけに、夏より洗濯頻度を抑えることが可能です。またシーツ内に発生する雑菌の繁殖も、寒い季節であれば夏場より穏やかになります。この点もまた、冬のシーツの洗濯頻度は比較的少なくても問題ない理由です。

シーツを洗濯するポイント

前述まででも触れている通り、シーツは一般的な洗濯物と比べサイズが大きいので、洗い方についてはポイントを押さえておくことが重要です。

それにより、全体がきれいに洗える、シーツを傷めないといったメリットにつなげられます。次の方法を、意識してください。

四隅に溜まりやすいゴミやホコリを取り除く

毎日長時間使うシーツだけに、多くのほこりが溜まっていることも考えられます。そのため、シーツを洗濯するとゴミやほこりが大量に浮かび上がってくるかもしれません。

そうなると、ほこりが他の洗濯物に移ったり、洗濯機を詰まらせたりしてしまう可能性も出てきます。そのため洗濯機に入れる前に、ある程度ゴミやほこりを取り除いておきましょう。特にボックスシーツの場合は四隅にたまりやすいので、重点的にチェックしておいてください。

洗濯ネットにじゃばら折りに畳んで入れる

洗濯機に投入する際には、洗濯ネットを使用します。折りたたまれている内側が十分に洗えないことも考えられますので、じゃばら折りにたたんで入れる方法がお薦めです。

こうすることで、内側にも水が入り込みやすくなり、全体を洗うことにつなげられます

ファスナーを閉じてから畳んで洗濯ネットへ入れる

ファスナーがついているシーツは、かならず閉じた状態にして洗濯ネット入れてください。開いた状態だと、シーツが絡まったり、裏返ったりしてしまうかもしれません。

洗濯機の激しい回転に伴い、生地が切れたり傷ついてしまったりすることも考えられます。

傷みやすいシーツは中性洗剤か天然由来の石鹸がおすすめ

シーツにも、さまざまな素材を使ったものが存在します。中には、傷みやすい繊細な素材を使ったものもあるでしょう。

この場合、一般的な液体洗剤や洗浄効果の強い粉末洗剤では、生地を傷めてしまうかもしれません。繊細なシーツには、中性洗剤や天然由来の石鹸といった刺激の穏やかなものを使用しましょう。

シーツの干し方

洗濯が完了しても、まだ油断はなりません。シーツを干すときにも、サイズが大きいため注意が必要です。

注意点を押さえられていないと、しっかり乾かせなかったり、シワを作ったりしてしまうことも考えられます。

直射日光を避け陰干しする

干す場所についてですが、直射日光の当たらないところを選んでください。いわゆる、陰干しをおこなうのが理想的です。

強い日光によって、色あせが起こってしまうかもしれないからです。とはいえ大きさが伴うため、乾きにくいのも事実です。風通りの良い場所で、陰干ししましょう

ピンと張った状態で干す

他の洗濯物を干す場所が狭くなるからといって、シワのできた状態で干すのはおすすめできません。シワのある状態で干してしまうと、乾いたあとにもシワが残り続けてしまいます。

洗濯バサミを使って、ピンと張った状態にして干しましょう

まとめ

シーツの洗濯は、大きさが伴うだけに面倒に感じられるかもしれません。ですが洗濯が不十分である場合、上記で紹介しているような複数のデメリットが生じる可能性も出てきます。

理想的な頻度や方法で、定期的に綺麗にしておきましょう。