シャンプーの理想的な頻度とは?あなたにあった頻度はこちら

シャンプーは、どの程度の頻度で行えばよいのでしょうか。1日の終わりにシャンプーするという方もいれば、1日に数回、2日おきなど、人によってシャンプーの頻度はまちまちです。

そこで、ここでは髪の毛の洗いすぎが良くない理由や、シャンプーの理想的な頻度についてまとめてみました。

髪の毛の洗いすぎはダメージに繋がる!?

頻繁にシャンプーをして髪の毛を洗ったほうが、美しく健康的な髪の毛、頭皮を維持できると思っていませんか?実は、これは誤りです。髪の毛の洗いすぎは、ダメージに繋がってしまいます。詳しく見ていきましょう。

臭いが強くなってしまう

「シャンプーしないほうが臭いが強くなってしまうのでは?」と思った方もいるでしょう。確かに、シャンプーをまったくせずにいると、皮脂や汚れも溜まり、臭いがきつくなります。しかし、シャンプーのしすぎも、臭いが強くなる原因になるのです。

皮脂は頭皮を守るために必要なものです。シャンプーをしすぎてしまうと、頭皮の皮脂バリアがなくなってしまい、それが臭いを強くする原因になってしまうのです。皮脂バリアが失われることで雑菌が繁殖しやすくなり、臭い尾に繋がります。

頭皮の炎症が出来やすくなる

頭皮には常在菌と呼ばれる菌が存在します。この常在菌は、頭皮を保護し、弱酸性の健康なコンディションに保つという働きがあるのです。シャンプーをしすぎると、この常在菌を失うことになり、ストレスや外部の刺激に弱くなります。

その結果、炎症を起こしてしまうことがあるのです。頭をよく洗っているのに痒い、というような場合だと、シャンプーのしすぎかもしれません。常在菌の働きを失わせない、という意味で洗いすぎはよくないのです。

頭皮が傷つきやすくなる

シャンプーのしすぎが、頭皮の常在菌を失わせ、バリア機能が低下してしまう原因となります。バリア機能が損なわれてしまうと、外的なダメージにも弱くなってしまうため、頭皮も傷つきやすくなってしまいます

ダメージに弱くなった結果、炎症を起こすこともあります。余計に痒みが生じてしまい、無意識のうちに爪でかきむしってしまうということも考えられるでしょう。シャンプーのしすぎには、こうしたリスクもあるのです。

フケが多く出てしまう

フケがたくさん出ていると、周りの人に不潔な印象を与えてしまいます。フケが出やすい方だと、それを気にして頻繁にシャンプーをしているかもしれません。しかし、実はシャンプーのしすぎがフケの原因になることもあるのです。

頭皮を洗いすぎてしまうと、常在菌や頭皮に必要な皮脂までも除去してしまいます。こうなると、頭皮のバリア機能は失われてしまい、かゆみや炎症を引き起こすほか、頭皮が乾燥し角質層が剥がれ、フケが多くなってしまいます。

切れ毛や抜け毛の原因になる

切れ毛や抜け毛といった、薄毛の原因になることもあります。シャンプーをしすぎてしまうと、頭皮に必要な皮脂まで除去してしまうことがあります。こうなると、体が皮脂が足りないと判断し、皮脂を過剰に分泌しようとします。

皮脂が多いと、頭皮のバリア機能を果たす常在菌のコントロールができなくなります。常在菌が異常に繁殖してしまい、それが炎症を起こします。炎症が起きると、毛根にダメージを与えるため、抜け毛が増えてしまうのです。

シャンプーの理想的な頻度

シャンプーは、いったいどれくらいの頻度で行えばいいのでしょうか。これは、その人の体質やライフスタイルなどによって変わってきます。そこで、ここではタイプ別でシャンプーの適切な頻度をお伝えしようと思います。

スポーツをしている人:毎日

日ごろからスポーツをしている方だと、毎日シャンプーをしたほうがよいでしょう。スポーツをすると当然汗をかきますし、頭皮の皮脂も増えてしまいます。髪の毛もべたつくので、毎日シャンプーして洗い流す必要があります。

皮脂の量がふえすぎてしまうと、常在菌も繁殖しやすくなります。それが頭皮の炎症を招いたり、フケを増やしたりしてしまうのです。スポーツでも、ほとんど汗をかかないようなスポーツなら、毎日は必要ありません。

ホコリや塵などが多い場所で働いている人:毎日

例えば、解体作業の現場や、建築、建設現場などで働いている方が該当します。粉塵がたくさん発生するような職場、ということですね。このような職場だと、髪の毛や頭皮にたくさんの埃、塵が付着するため、シャンプーも毎日したほうが理想的です。

シャンプーの回数は1回で構いません。ただ、シャンプーの前に、ぬるま湯でしっかり頭皮と髪の毛の汚れを落としておきましょう。ぬるま湯だけでも、髪の毛や頭皮に付着した埃や塵は落とせます。

髪の毛が細めで傷みやすい人:1日置き

シャンプーにはさまざまな化学物質が使用されています。洗浄力の強いシャンプーだと、髪の毛に必要以上にダメージを与えることもあるので、注意しなくてはなりません。特に髪の毛が細い人、傷みやすい人は要注意です。

このようなタイプの方だと、1日おきのシャンプーが理想的でしょう。毎日だと、髪の毛に与えるダメージが大きくなってしまいますし、ダメージも蓄積されていきます。どんどんコンディションも悪くなる可能性もあるでしょう。

頭皮が乾燥がちな人:1日置き

頭皮が乾燥しがちな方が毎日シャンプーをしてしまうと、余計に乾燥しやすくなります。頭皮の皮脂は、乾燥を防ぐためにも必要なのですが、毎日シャンプーしてしまうと、必要な皮脂を洗い流してしまうのです。

余計にフケを増やしてしまう原因にもなってしまうので、1日おきのシャンプーがよいでしょう。乾燥している頭皮は、ただでさえフケや炎症の原因となりやすいです。毎日シャンプーしていた、という方は今日からでも頻度を落としてください。

1日おきは不安…毎日シャンプーしたい人は

1日おきでいいと言うものの、どうしても心配、不安という方もいるでしょう。そこで、ここでは毎日シャンプーしたい方のための情報をまとめてみました。毎日髪の毛を洗いたい、という方は参考にしてくださいね。

シャンプーを使わずに湯シャンする

お湯だけで髪の毛や頭皮を洗いましょう。シャンプーを使わずに大丈夫?と思った方もいるでしょうが、シャンプーには洗浄成分が含まれているため、必要な皮脂まで除去する可能性があるのです。

お湯だけで行う洗髪なら、そのようなことを気にすることもありません。頭皮は指の腹でマッサージするように洗い、髪の毛は揉むようにして洗いましょう。お湯だけでも髪の毛に付着した埃や塵を落とすことは可能です。また、皮脂を除去しすぎないため、毎日でも問題ありません。

洗浄力の弱いシャンプーを使う

シャンプーにも、いくつかの種類があります。高級アルコール系シャンプーや石鹸系、アミノ酸系シャンプーなどがありますね。もっとも洗浄力が強いのは、高級アルコール系のシャンプーなので、毎日洗いたい方にはおすすめしません。

おすすめなのは、アミノ酸系のシャンプーです。髪の毛や頭皮を傷めない優しい洗浄力のものが多くを占めているので、毎日でも使えるでしょう。乾燥しやすい頭皮の方、髪の毛が傷みやすいという方にもマッチするシャンプーです。

シャワー温度をぬるくする

シャンプーするときに、かなり熱い温度のお湯を使用している方も少なくありません。温度が高いほうが、頭皮や髪の毛を消毒できる、と間違った知識を覚えている方も実際います。

高すぎる温度のお湯は、いたずらに頭皮にダメージを与えてしまうだけです。頭皮がやけどを負う可能性もありますし、かぶれや痛みを生じてしまうこともあります。

そのため、毎日シャンプーしたいのなら、お湯の温度はなるべくぬるくしたほうが頭皮には良いです。30~35度程度の温度で十分ですね。

まとめ

理想的なシャンプーの頻度についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。髪の毛や頭皮を清潔で、健康に保つためのシャンプーなのに、ダメージを与えたりフケを増やしたりしては本末転倒ですよね。

洗いすぎは逆効果となってしまうので、理想的な頻度で髪と頭皮を洗うようにしてください。今後のお役に立てれば幸いです。