ヒバ油に期待できる嬉しい効果とは?
ヒバ油は天然成分でありながら、私たちの生活の身近なところで活躍してくれるアイテムです。ヒバ油にはいくつかの、期待できるうれしい効果があります。ここではヒバ油がもたらしてくれる、いくつかの効果をご紹介します。
保湿
ヒバ油は非常に優れた保湿効果に期待できます。そのため、洗顔後に顔につければ化粧水代わりとなり、肌に潤いを保ちます。皮膚が乾燥してしまうと、さらに悪循環として、皮膚の水分が蒸発しやすくなります。
そうなると、気化熱によって体温が奪われ、冷えの原因ともなります。冷えることでさらに血流が悪くなり、また乾燥してしまうのです。
皮膚トラブル改善
ヒバ油はしもやけ、あかぎれ、傷んだ髪の補修、さらには傷の消毒などもできると言われています。
さらに、ヒバ油には発毛効果も期待できるので、頭皮にかけてよくマッサージするとよいでしょう。発毛したいと思っていなくても、ヒバ油には髪の毛の艶を出す効果も期待できるので、美しい髪を作るのに最適です。
リラックス効果
ヒバ油の香りは森の中を散策している時のような安らかな気持ちにさせてくれます。部屋、体などはもちろん、枕に吹きかければ安眠効果も期待できます。
また、とても良い香りを放つので、洗濯した服が生乾きとなり、嫌な匂いを放つときにもヒバ油があれば安心です。
ある実験によると、ストレスを抱えた動物にヒバ油を与えたところ、食欲が戻り、ストレスが軽減したということもわかっています。何かとストレスを抱えがちな毎日を送っている方は特に、ヒバ油の香りでの癒しが必要といえるかもしれません。
除菌や抗菌効果
ヒバ油は、カビなどの菌に対する抗菌性があることが判明しています。また、スプレーなどにして吹きかけることで、除菌することも可能と言われています。
さらにヒバ油には消臭や脱臭効果も期待でき、不快なにおいが気になる時にも大活躍してくれるでしょう。
防虫効果
ヒバ油には防虫効果も期待できます。ヒバ材で建てられた家は、虫がよりつかないともいわれるほどです。そのため、蚊やシロアリなどの身近な害虫からの被害を防ぐために、ヒバ油はよく使われます
さらに、ゴキブリに対する忌避効果、殺虫活性も判明しており、防虫、殺虫ができる天然成分として注目を集めているのです。
おすすめのヒバ油5選
ヒバとは別名ヒノキアスナロと呼ばれ、日本にしかない国有種です。約80%が青森に蓄積されています。青森県内で産出されるヒバを青森ヒバと呼び、日本三大美林の一つとしても数えられています。
昔からヒバの産地として名高い青森で産出した、ヒバの魅力を凝縮したお勧めのヒバ油をご紹介します。
【高級】 青森産 天然ヒバ油
青森ヒバ油を純度100%で使用することできる一本です。特に防虫成分に注目されており、虫を寄せ付けず、殺虫性もあることが評価されています。さらに、消臭にもお勧めで、アロマポットなどに2滴ほど水と一緒に混ぜることにより、ほのかな良い香りを放ちます。
ヒバ開発株式会社 青森ヒバ精油
青森ヒバ材から得たエッセンシャルオイルで、香りがとても心地よいアイテムです。お風呂や掃除の際に、またアロマポッドなどに利用するとよいでしょう。他のエッセンシャルオイルと比べて、ボディスプレーにも使えるなどの凡庸性に優れています。
このヒバ油をベースにお好みのアロマをブレンドし、自分だけのすてきな香りを楽しむのもお勧めです。リーズナブルな価格で、本格的なヒバの香りを気軽に楽しめるアイテムとしても注目を集めています。
こめいち 青森ヒバ精油
100ml入っており、コスパが非常に良いのも人気の理由です。ペットを飼っている方にとっては、ペットにも安心な消臭剤、虫よけとしても重宝するでしょう。
天然 青森ヒバ油
10mlで500円という、お試ししやすいサイズから選ぶことができる人気のアイテムです。ヒバ油についてよく知らない、使ったことがないという方は、まずはこのサイズから試してみるとよいでしょう。
水と合わせてオリジナルスプレーを作ることもできますし、お風呂に数滴たらすと、森林浴をしているかのようなリラックスできる香りを楽しめます。
ヒバ油は、ヒバ材からほんのわずかしかとることができません。100キロのヒバ材から、ほんの1キロ程度しか得ることができないといわれています。そのような貴重なヒバ油を手軽に、また本格的に楽しめるアイテムです。
青森ヒバ油【消臭・除菌スプレー】
スプレーに加工されたヒバ油で、とても使いやすいアイテムです。これ一本で防虫、消臭、抗菌と3つの作用を果たします。ソファーやお布団に使用すると、ルームフレグランスとしても活躍するでしょう。
ペットのノミやダニ対策にもピッタリですし、トイレの消臭にも役立ちます。ヒバ油の良さを存分に、そしてリーズナブルに実感できるアイテムです。
ヒバ油を使用する際の注意点
ヒバ油は様々なところで活用できる優れものですが、使用する際にはいくつかの注意点もあります。効果が高いだけに、人によっては肌などに異常をきたす場合があるからです。そこでヒバ油を使用する際の注意点をまとめました。
赤ちゃんやお肌が弱い人はパッチテストをしてから使用する
ヒバ油には、とても高い殺菌効果や防虫効果が期待できます。もちろん、自然の物なので化学物質による健康被害のような心配はいりませんが、赤ちゃんや肌が弱い方に使用する際には薄めるだけでなく、必ずバッチテストを行いましょう。
パッチテストは肌に直接塗る時にはもちろんですが、スプレーなどに薄めて使用する際にも必ず行うことが望ましいといえます。方法としては、ガーゼにヒバ油をつけ、皮膚の目立たない部分に塗布し、1日から2日置いて変化がないかチェックするというものです。
少しでも異常が見られたら、使用を中止しましょう。
色の薄い布に使用する時には色残りに注意
ヒバ油は黄色い色をしています。そして水で薄めたとしても、洋服に付着すると落としにくい、というデメリットがあります。そのため、色の薄い布に使用する場合には、色残りに注意しましょう。
妊婦さんは使うことができない
ヒバ油には催寄性があるとされています。つまり、生物の発生段階において奇形を生じさせる性質があるとされているのです。これは、マウスの実験によって発見されています。
とはいえ、これは1キロ当たり190mgの天然ヒノキチオールを投与した場合の話。ヒノキチオールはヒバ油10キロの中に0.1gしか入っていないので、通常使用する分には特に問題ないと考えられますが、念のため妊婦さんは使用を控えた方が良いでしょう。
まとめ
このように、ヒバ油は様々な用途で使用することができます。天然由来なので、副作用もさほど心配することなく、安全に使うことができるでしょう。そのため、ペットにも安心の除菌、消臭剤として活用している方は少なくありません。
使いやすく製品化されているものはもちろんですが、ヒバ油そのものから自分なりに役立つアイテムを作ってみてもよいでしょう。今までヒバ油の存在を知らなかった方は、まずは少量からその効果をお試しください。