155cmの平均体重・標準体重は?
まずは身長155cmの平均体重と標準体重を見ていきましょう。痩せすぎると健康を害してしまうので、あくまで健康を維持した体型を目指していきたいですね。身長155cmの女性の人たちは実際、どのくらいの体重なのでしょうか?
平均は52.9kg
年齢はひとまず関係なく、身長155cm前後の女性たちの体重を平均すると、52.9kg程度となります。女性はホルモンバランスの変動で体重も変化しやすいので、この前後にあれば平均体重と言えます。
一番病気になりにくいとされている
身長155cmで体重52.9kgというのは、実は一番病気になりにくく、健康的だとされています。痩せすぎて栄養失調というわけでもありませんし、脂肪が付きすぎているわけでもないので、病気のリスクが低めなのです。
BMI22が標準体重
BMIというのは、身長と体重から計算した数値のことです。このBMIが低いほど痩せ型、高いほど肥満気味となります。最も理想的なBMI値は22。身長155cmで体重52.9kgの人は、BMI値がちょうど22となるのです。
ちなみにBMI値の出し方は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。上記の例で計算するなら、52.9(kg)÷1.55(m)÷1.55(m)=22となります。あなたの身長と体重を使って、自分自身のBMIもチェックしてみてください。
痩せている人のBMIは18.5未満
痩せ型に部類される人たちのBMI値は18.5未満です。モデルさんや女優さんなど、スレンダーな女性たちの多くは痩せ型に部類されています。細身なので洋服が似合いやすいですが、栄養不足で体調を崩すリスクもあるため注意したいですね。
もしダイエットをしようと考えているのであれば、まずは標準体重のBMI22から目指していった方が無難。痩せ型の18.5はその後で目指していきましょう。
肥満の人はBMI25以上
逆に太りすぎ・肥満気味だと判断される人たちのBMIは25以上です。このくらいになると脂肪が身体を蝕み、生活習慣病のリスクも高まるため要注意。痩せすぎはもちろん危険ですが、太りすぎも十分危険です。
女性の場合はバストやお尻などの脂肪が体重に直結しますが、「このくらい大丈夫」と油断しないように注意しましょう。
155cm女性の理想体重
平均体重が分かったところで、身長155cmの女性が目指したい理想体重はどのくらいなのでしょうか?男性の好みも一緒にチェックしていきます。
理想体重は48.1kg
身長155cmの女性の理想的な体重は48.1kg程度です。BMIは20と、痩せすぎにもならず若干スレンダー寄り。標準体重(52.9kg)を目指すために増やすのが大変という人は、こちらの理想体重(48.1kg)を目指してみてくださいね。
着ることができる服の幅が増える
身長155cmで体重48.1kgとなると、若干スレンダー気味でいろんな服を難なく着られるようになる体型です。着られる服が増えて、ファッションの幅がぐっと広がりますよ。
実は痩せすぎだと、腕や足を露出したときに「ガリガリ」の印象を与えやすいです。そのため程よい肉付きのある理想体重を目指すと、身体を露出しても「セクシー」な印象を演出することができますよ。
ほっそりして痩せた印象を持つ
身長155cmはヒールで160㎝程度にもなれることからあまり小柄という印象は受けません。その身長で理想体重を目指せば、女性らしいほっそりとした、華奢な印象を与えることもできますよ。衣服を着たときに袖や襟から出る腕や首、足などがメリハリをつくり、魅力的なシルエットが生まれます。
健康には気を使いたいけど、太った印象にも見られたくない…と言う人は、48.1kg程度を目指して、ほっそり体型を意識してみてください。
155cm女性のモデル体重
標準体重や理想体重の他に、「モデル体重」と呼ばれるものもあります。文字通り、モデルさんのようなスレンダーな体型を目指すための体重のことです。
身長155cmの女性がモデル体型を目指すには、何kg程度を目指せば良いのでしょうか?
モデル体重は41kg
身長155cmの人のモデル体重は、41kg程度だとされています。ちなみにモデル体型を目指す場合、よく指標にされるのは「BMI17」程度。身長155cmの人なら、1.55×1.55×17で、約41kgの数値が出ます。
一般女性と比較してみると、腕も足もほっそりとした印象。無駄な贅肉がほとんどついていないので、スラッとして見えてパッと見の等身が高くなります。
40kg以下にはならないよう注意
モデル体型を目指すのも悪くはありませんが、身長155cmの人は40kg以下にならないように注意してください。さすがに155cmで40kg以下となると痩せすぎに部類されます。俗に言う「ガリガリ」になり、栄養失調を起こしたり、身体を動かすのがつらくなったりと様々な体調不良に見舞われます。
理想体重になるには
身長155cmの人が実際に理想体重を心がけるには、どんな生活を送るのが最も近道なのでしょうか?太りすぎはもちろん痩せすぎにもならないように、健康的に理想体重を目指すコツをご紹介していきます。
普段使っていない筋肉を使うことを心がける
何気なく生活をしていると、必ず「よく使う筋肉」と「よく使わない筋肉」が出てきます。まずは普段使っていない筋肉を使うことから心がけていきましょう。自覚のある箇所を鍛えるのも良いですし、鏡で身体を見てみて「たるんでるな」と感じる部分がないか確認してみてください。
例えばデスクワークの多い人は全身に使っていない筋肉があるでしょうし、歩きや自転車の多い人なら足を使う割に腕を使っていないことが多いでしょう。
体重よりも筋肉量を意識する
ダイエットをするとき、注目すべきなのは体重よりも筋肉量です。実は同じ体重の人でも、筋肉がたくさんついている人は身体が引き締まって見え、逆に筋肉がなく脂肪ばかりの人は身体がたるんで見えます。
また、筋肉がつくと基礎代謝が上がるため、普段から消費できるカロリー量も高くなります。まずは筋トレや有酸素運動を習慣づけて、筋肉量を増やすことから始めていきましょう。
脂肪を落としやすい食事を意識する
実は脂肪を落としやすいor落としにくい食事内容というのがあります。お菓子や揚げ物などの油分が多い食事は、身体に脂肪分がつきやすくなりがち。対して食物繊維たっぷりの野菜類は、脂肪になりにくく便意を促進しやすいのでダイエット向きです。
また、温かい食べ物は体温を上げるため、カロリーの消費を手伝ってくれます。食事量を減らすのが難しければ、脂肪を落としやすい食事を意識するだけでも体重は減りやすくなりますよ。
ストレスや睡眠にも気を使う
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、体調が崩れてしまいます。その結果代謝機能が落ちたり便秘をしたりして、体重が減りにくくなってしまうのです。また、睡眠不足も身体のパフォーマンスを低下させがち。
理想体重を目指すなら、定期的に好きなことをしてストレスを発散し、夜はぐっすり眠れるように気をつけましょう。
自然な丸みを持った身体が理想的
スレンダー体型を目指す女性が多いですが、丸みを帯びた体型こそ理想的。男性にとって柔らかさのある女性はかわいらしいですし、適度な身体の丸みは女性らしい印象を与え、女性自身もファッションを楽しみやすくなります。
少々の身体の丸みは贅肉ではなく、女性らしさの象徴です。神経質に「太っているのかも」とダイエットしすぎると、痩せ気味になってしまうので注意してくださいね。
まとめ
身長155cmはそこまで小柄ではないものの、高身長とも言えない体型。男性にとって、程よくかわいらしさを感じられる体型です。自分の身長にぴったりの理想体重を目指して、女性らしい魅力的なスタイルを手に入れてください。
もちろん体型で補えない部分もあるかと思いますが、そんなときはファッションでカバーです。身長が低めの人でも、髪型や服装を工夫すれば等身が高く見え、十分なスタイルアップ効果が望めますよ。