レモングラスはどんなハーブ?レモングラスの効果と使い方

ハーブティーで飲んだり、オイルにして肌の保湿ケアをしたり、ハーブにはさまざまな使い方があります。ハーブには美容や健康に対する効果がたくさん。数多くあるハーブの中でもレモングラスはレモンの爽やかな香りが特徴で人気のあるハーブ。レモングラスには疲労回復効果や抗菌作用も。レモングラスの効果や使い方、おすすめ製品について紹介しましょう。

レモングラスとは


レモングラスは名前の通り、レモンのすっきりとした爽やかな香りのハーブです。虫よけ効果も期待できることから、スプレーやクローゼットに入れて防虫をしている人もいるでしょう。アロマなどでもよく用いられているレモングラス。どのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。

イネ科の多年草で育てている人も多い

レモングラスはイネ科・オガルカヤ属の多年草で、東南アジアや南インド、スリランカが主な原産地です。別名レモンソウやメリッサグラス、レモンガヤなどとも呼ばれています。草丈は1~2mほどで、細長い葉が根本からたくさん生え、その様子はイネやすすきのようです。
レモングラスにはウエストインディアンとイーストインディアンと呼ばれるものがあり、香りはよく似ていますが、ウエストインディアンの方が料理などにはよく使われます。
比較的育てやすいハーブで自分で育てている人も多く見られるハーブ。寒いのが苦手なので、それを乗り切れば、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。

アロマ・食用として使われている

レモングラスの葉にはシトラールという成分が含まれ、さわやかな香りが特徴です。香水やアロマでもスッキリとしたさわやかさが魅力で、人気。葉には酸味があり、ハーブティーやトムヤンクンなどタイ料理にもよく使われています。また、レモングラスの香りは、人間にとってはいい香りでも、虫にとっては嫌な香りのようで、虫よけスプレーなどでも利用されています。

レモンの香りに似ている

レモンの香りに似たさわやかな香りは、ニオイを嗅いだだけで気分もスッキリ。疲れた時ややる気が出ない時などにレモングラスの香りで元気になることもできます。リフレッシュしたいときにおすすめのハーブです。

レモングラスに期待ができる効果


自分で育てている人もいる多いレモングラスには、さまざまな効果が期待できます。特にリフレッシュ効果は高いと言われているレモングラス。どのような効果が期待できるのか、見ていきましょう。

疲労の回復

疲労回復効果が期待できるレモングラス。消化を助けてくれる働きがあるので、消化不良や胃もたれ、下痢、胸やけなどで調子が悪く、疲れているときにおすすめ。疲労による食欲不振も改善してくれるでしょう。また、貧血気味だと疲れやすくなりますが、レモングラスには貧血の改善効果も期待できるので、女性にもおすすめのハーブなのです。

集中力のUP

レモンの香りを嗅いだだけで、脳が刺激されリフレッシュすることができます。そのため、集中力もアップするのがレモングラスの魅力。ハーブティーなどで飲めば酸味によって目が覚め、鮮やかなレモンイエローが気分をシャキッとさせてくれるでしょう。仕事や勉強中、集中力がなくなったときにおすすめです。

抗菌作用


レモングラスには抗菌・殺菌作用があり、風邪の予防や下痢の緩和などにもおすすめ水虫やニキビの改善などにも利用されています。インフルエンザや感染症をやわらげてくれる作用もあると言われていますが、刺激が強いので子どもに使用する際には、充分に注意しましょう。

抗菌作用は肌に発生する菌も防いでくれるので、ニキビの予防・改善や肌荒れにも効果的と言われています。

防虫・消臭

さわやかでスッキリしたレモンの香りは、虫の嫌う香りのようです。その香りを出すシトラールには、昆虫忌避作用があると言われています。そのため、虫よけスプレーや防虫剤などで利用されています。
市販の虫よけスプレーは肌に刺激の強いものが多いため、レモングラスを使った手作りの虫よけスプレーなら、子どもの肌にも安心。ただし、配合には注意しないと肌荒れに繋がるので注意しましょう。
レモンの香りに似ているレモングラスには、抗菌作用によって、悪臭を防ぐ効果も期待できます。体臭などが気になる人は、レモングラスを利用してみるといいでしょう。香水などを使うとニオイが混ざって不快なニオイになってしまうこともありますが、レモングラスならニオイを取り除くとともに爽やかな香りを放つのでおすすめです。

レモングラスの使い方


殺菌効果や消化を促す効果、リフレッシュ効果などさまざまな効果が期待できるレモングラスは、いろいろな使い方ができるのも魅力です。どのような使い方があるか、紹介しましょう。

ハーブティーとして飲用

レモングラスはハーブティーとして飲用されることも多いです。さわやかでスッキリした味わいが飲みやすいので人気。ハーブティーにはクセのある味も多いのですが、レモングラスはレモンの味に似て飲みやすいのがメリット。ハーブティーは苦手、という人にもおすすめ。ジンジャーやミントなどと相性がいいので、ブレンドするとより味わい深くなります。

お料理に使用

独特の香りを持つレモングラスは、スパイスの効いた料理によく使われています。ココナッツミルクやナンプラーとの相性がよいとされ、タイ料理やベトナム料理などに使われていることが多いでしょう。家でも、トムヤムクンやカレーチキンスープやフォー、餃子などに加えると、いつもとは違ったスパイシーな味を出すことができます。

レモングラスの葉はハーブティーに利用されることが多く、茎の部分も刻んだり、たたいたりして、炒め物やスープの風味づけとしてよく利用されています。レモングラスにはハーブティー用の葉の部分と、料理用の根本の部分があり、根本を選ぶ際には、切り口が白く新鮮なものを選ぶようにしましょう。茶色いものは鮮度が落ちている可能性が高いです。

葉を選ぶ際には、青みが強くみずみずしいものを。初夏から秋には新鮮な葉が手に入るので使ってみるといいでしょう。密封袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに使い切ることをおすすめします。

精油にして使用

インドでは数千年前からアーユルヴェーダで用いられていたとされるレモングラス。精油としてもさまざまな効果を発揮します。シトラス系の香りなので、アロマオイルの香りに慣れていない人でも抵抗なく使えるのがメリット。レモンに似た香りで、ストレス解消や集中力アップ、リフレッシュ効果などが期待できます。

香りによる効果も期待できるほか、ニオイ予防にもなるので、足の臭いなどが気になる人はレモングラスオイルを使ってみるといいでしょう。

レモングラスを使うときの注意


レモングラスは刺激が強いと言われているハーブで、使う際には注意が必要です。特に肌の弱い子どもや妊娠中の人は注意して使うようにしましょう。レモングラスを使うときの注意点をまとめました。

稀にアレルギー症状が出ることがある

通常の使用範囲においては安全なハーブですが、稀にアレルギー症状が出ることがあります。特にレモングラスはイネ科の植物なので、イネに対するアレルギーを持っている人は注意が必要です。

また、レモングラスに含まれるテルペン系アルデヒド類は肌荒れの原因となるため、肌の弱い人は注意が必要。スキンケアなどで使う場合は、希釈濃度1%を上限として使うことをおすすめします。

妊娠中や子どもへの使用は注意

レモングラスには子宮を収縮させる働きがあると言われています。そのため、なるべく妊娠中は避けた方が無難でしょう。また、肌に使う場合も敏感肌や子どもの肌には注意が必要。インフルエンザや風邪予防などを期待して飲ませる場合も、刺激を考慮し、薄めたものを飲ませるようにしてください。

レモングラスの使い方:ハーブティー

あらゆる効果・効能が期待できるレモングラスは、日常でも使ってみたいものです。ハーブティーなら手軽で簡単に使えます。どのように使えばよいのか、紹介しましょう。

市販の乾燥レモングラスやティーバッグを利用する


手軽で簡単なのは、市販の乾燥レモングラスやティーバッグを利用する方法です。乾燥レモングラスを使用する場合は、1人分約3g(ティースプーン大盛り2~3杯)を温めたティーポットに入れて、沸騰したお湯を注ぎます。蓋をして5分程度蒸らすのがポイント。

ティーバッグはそのままお湯を注ぐだけでできるので、オフィスでも自宅でも手軽にレモングラスのハーブティーを楽しめます。ただし、風味の劣化が早いので早めに使うことをおすすめします。

フレッシュなレモングラスからレモングラスティーを作る


1. レモングラスを1cm程度にカットしティーポットに入れます。
2. お湯を400ml注ぎ、3~4分程度置きます。
作り方は簡単なので、いつでもできます。さわやかでフレッシュなレモングラスティーが楽しめるでしょう。

紅茶や他のハーブとブレンドされたものもあり

レモングラスはそのままでもさわやかな味を楽しむことができますが、他の紅茶やハーブとブレンドされたものもおすすめです。ローズとのブレンドはスッキリした中に華やかな味わいが、ペパーミントとブレンドすると、よりスッキリとした味を楽しめるでしょう。

レモングラスの使い方:お料理

酸味のあるレモングラスは、お料理にもおすすめです。お料理のアクセントとなり、一味違った風味や味を作ることができるでしょう。お料理でレモングラスを使う際の下準備や方法について紹介します。

レモングラスの下準備


1. レモングラスの茎と先端をカットします。
2. 外側の皮をむきます。
3. カレーペーストなどに使う場合は、細かく刻みます。炒めものやシチューに使う場合は、レモングラスをたたいて使うといいでしょう。

大人気!トムヤムクン


1. エビの殻をむき、背ワタを取り、下処理をします。
2. エビの殻に水を入れて15分煮込みます。
3. レモングラス、しょうが、ホームデーン、唐辛子、パクチー、こぶみかんの葉、ふくろ茸をカットします。
4. 2.の鍋からエビの殻を取り出しできたスープに、3を入れます。
5. しめじ、ココナッツミルク、チリンオイル、海老、ナンプラー、ライムを入れて煮込みます。

チキンにレモングラスをプラス!


1. ライムを半分にカットし、ニンニクはすりおろし、レモングラスは1cm程度にカットします。
2. チキンに塩、コショウ、ニンニク、レモングラス、ライムを入れて混ぜます。
3. フライパンで焼いて出来上がりです。

グリーンカレーに!


1. 青唐辛子、ニンニク、レモングラス、こぶみかんの葉、しょうが、たまねぎ、コリアンダー、をカットします。
2. コリアンダーシドに塩、1.の素材を入れミキサーにかけます。
3. いんげん、ナス、厚揚げ、
4. 鍋にココナッツミルク、2を入れ、火にかけます。
5. パームシュガーを、醤油、ココナッツミルク、3、きのこ、水を入れて煮込みます。
6. バジルの葉を入れ、できあがりです。

レモングラスの使い方:精油


アロマオイルとしても使いやすいのが、レモングラスのメリットです。精油としてのレモングラスの使い方を紹介しましょう。

精油にエタノールを足して虫除けに

虫除け効果もあると言われるレモングラス。虫除けを作るには、レモングラスのほか、無水エタノール、精製水をまぜ、スプレー容器に入れて使います。カーテンやクローゼットの中に撒けば、防虫効果が期待できます。

ホホバオイルなどに混ぜてマッサージに

マッサージオイルとして使う場合は、レモングラスの精油にホホバオイルなどのキャリアオイルを混ぜて作ります。レモングラスは1%以下の割合でよく混ぜてください。ホホバオイルは肌に優しく、低刺激。さらに保湿効果も期待できるキャリアオイルなのでおすすめです。

レモングラスのおすすめ製品

使いやすく、香りも親しみやすいレモングラスは人気商品です。レモングラスにはさまざまな種類の製品が出ているので、中でもおすすめの製品を紹介しましょう。

森のこかげ レモングラスティー

森のこかげ レモングラスティー (1.5g×100p 内容量変更) オーガニック原料使用 H
オーガニック原料を使用して作られたレモングラスティーです。ビタミンやフラボノイドなどの成分も配合したノンカフェイン飲料。農薬検査などをすべてクリアしている無添加製品なので安心です。スカッとした気分になりたい時におすすめ。飲みやすく、アイスでも楽しめます。

レモングラス カット

レモングラス カット 50g 業務用 スパイス ドライ ハーブ ティー ポプリ レモンガヤ れもんぐらす lemon grass
清涼感と酸味のあるまろやかな味わいのレモングラスです。ほのかな甘みがあり、飲みやすいのが魅力です。紅茶やカモミールとのブレンドも相性がよく、おいしいです。スープのスパイスなどに使うのもおすすめ。ハーブティーとして飲んだ後は、虫除けなどに使えて便利です。また、ポプリなどにも使えるなど、さまざまな使い方ができて便利です。

レモングラス アロマオイル

レモングラス 50ml インセント アロマオイル AEAJ 表示基準適合認定精油
インセントブランドのアロマオイルで、国内の検査や成分分析などを実施し、安全性を確認しているので安心です。バスルームや芳香剤としても利用できて便利。コスパもいいので、好きなだけ、好きなように使えるのもメリットでしょう。

まとめ

レモングラスはさわやかでスッキリしたレモンの香りに似たハーブです。ハーブティーやオイルなどのほか、虫除けなどさまざまな使い方があるのも特徴。カレーやスープなどのスパイスとしてもよく使われています。敏感肌には注意して使うことが必要ですが、ストレス系の香りは親しみやすいもの。ハーブが苦手な人でも抵抗ないので、試してみるといいでしょう。