ホットタオルの効果とは
ホットタオルは
- 疲れた目を休める効果
- 肩こり対策
- スキンケア
などに効果が期待できます。ここではホットタオルがもたらす効果についてみていきましょう。
疲れた目を休める
疲れた目を休めるためには、ホットタオルを使って目を温めるのがおすすめです。目元を温めることによって目の周辺の筋肉を解す効果が期待できます。また、血行が良くなるため、リラックス効果にもつながるでしょう。ホットタオルを目に当てることは目の疲れに効果を与えるだけでなく、気持ちの面でも良い効果を与えるのです。
現代人はパソコンやスマホ、車の運転など、目を酷使する生活を送っている人がたくさんいます。目を酷使していると視力低下だけでなく、目のピントが合わないことや肩こりや首こりの症状が出てくるので注意が必要です。日頃からホットタオルを使って目の疲れを癒すように心がけましょう。
肩こりに!血行が良くなる
ホットタオルを使うことで、血行が良くなって肩こりの解消効果が期待できるでしょう。肩こりに悩む現代人は多いですが、デスクワークで同じ姿勢をしていると血流の流れが滞ってしまい、筋肉が固まってしまうことで肩こりの症状が現れやすくなります。
ホットタオルを使うことで、タオルを当てている部位の血流の流れが改善し、肩こりをもたらしている筋肉のこりを解消する効果が期待できるのです。同じ姿勢でいることが多い人は、こまめにホットタオルを使って温めるとよいでしょう。
肩こり対策のためにホットタオルを使う場合は、タオルを首元に当てることをおすすめします。首元は血流が多く集まる場所で、この部位を温めることで肩周辺の血流改善も期待できるからです。また、ホットタオルは使用する時間が長いほど、効果も高くなる特徴があります。
顔に!毛穴が開いて汚れが落としやすい
ホットタオルを顔に当てることで、毛穴が開いて汚れを落としやすくする効果があります。タオルを肌に当てると、温熱効果によって毛穴が開くからです。毛穴が開くことで、毛穴に詰まっていた汚れや角栓を除去することができるでしょう。
毛穴を開くことで、化粧品が浸透しやすくなるのもメリットです。化粧品を使用する場合は先に毛穴の汚れを落としておかないと効果が得られませんが、ホットタオルで毛穴を清潔にした後に化粧品を使うことができます。
また、蒸しタオルを顔に当てておくことで血行がよくなり、青クマやむくみの解消にもつながるでしょう。顔の汚れを落として顔をさっぱりさせるだけでなく、クマやむくみ対策にも顔をさっぱりさせる効果もあります。
ホットタオルを作ろう!タオルの選び方
ホットタオルを作る場合は、タオルの大きさや素材にもこだわりましょう。ここでは、ホットタオルに適したタオルやタオルの選び方について紹介します。
綿100%のタオルがおすすめ
ホットタオルを作る場合は、綿100%のタオルを使うことをおすすめします。綿100%のタオルがいい理由は、肌触りがいいことや刺激が少ないためです。気持ちが良い肌触りのニットは綿や毛など、天然の素材が使用されています。
また、綿100%のタオルは吸収性に優れています。吸水性があるのは綿の中心部が空洞になっているためですが、ホットタオルを作るときは最初にタオルを水に濡らすため、吸水性がある方が浸透しやすいのです。
綿100%のタオルが近くにない場合は、天然素材で使用されているものを使いましょう。化学繊維が使用されているタオルだと、顔や目元に乗せたときにチクチクすることがあるので注意が必要です。
サイズはフェイスタオルがおすすめ
ホットタオルを使って目元や顔、首元を温める場合、使用するタオルはフェイスタオルをおすすめします。タオルにはさまざまなサイズがありますが、ホットタオルとして使用するのであれば、フェイスタオルが使用しやすいです。
ハンドタオルを使ってホットタオルを作るのもよいですが、それであればフェイスタオルを半分にして厚みを持たせた方が効果は高まります。逆にバスタオルのような大きなサイズのタオルだとかさ張ってしまい邪魔です。
ただし、ホットタオルに使えるフェイスタオルがない場合は無理してフェイスタオルを買う必要はありません。ハンドタオルや大きめのタオルを代用して使いましょう。
保温効果があるので厚めのタオルがいい
タオルが薄いと冷めるのが早くなってしまうため、ホットタオルに使用するタオルは厚めのタオルがおすすめです。一枚のタオルが薄い場合は、二枚のタオルを重ねて使って厚みを出すとよいでしょう。また、1枚の大きなタオルを折って厚みを出して使用するのでも問題ありません。
タオルが早く冷えてしまうと、効果が長持ちしないだけでなく、ホットタオルが持つ本来の効果を発揮することができないので注意しましょう。ホットタオルは何分、何十分の同じ部位に当てることで、じわじわ効果が出てくるものです。
濡らしたタオルをラップしてレンジで温める
ホットタオルを作るおすすめの方法は、濡らしたタオルをラップしてレンジで温めることです。手順は、最初にタオルを水に濡らして、タオルを絞ります。タオルを絞るときに水滴が出ないくらいまできつく絞るようにしましょう。
タオルを絞った後は、ラップに包んでレンジで温めていきます。ラップに包むときは、隙間を多少開けておきましょう。隙間がないとラップ内の空気が膨張して爆発するリスクがあります。
レンジでタオルを温めるときの時間や強さは、600Wで1分間が目安になります。後は自分の好きな温度に調整していきましょう。レンジから出した直後は熱いので、少し冷ましてから使うのがおすすめです。
ホットタオルを作るときの注意
ホットタオルを作るときは、清潔なタオルを使用しましょう。また、加熱するため火傷には注意が必要です。ここではホットタオルを作る上で注意する点について紹介していきます。
タオルは清潔なものを使用する
せっかくホットタオルで顔や首などを温めても、タオルが不清潔だと意味がないので、使用するタオルは必ず清潔なものを使用しましょう。タオルにはさまざまな雑菌やウイルスなどが付着しており、汚れているままタオルを使うと身体に汚れが付着します。
目元のように口から近い場所にホットタオルを使う場合、タオルに付着している汚れや鼻や口から侵入してしまうので注意が必要です。面倒でもホットタオルにするタオルは、洗濯してキレイなタオルを使いましょう。
また、レンジに入れてタオルを加熱させることも殺菌につながります。適度な温度に調整してレンジをかけるのではなく、一気に過熱してから少しずつ冷まして使う方が殺菌効果は高いでしょう。
火傷に注意する
ホットタオルを使用する上での注意点は、火傷に気を付けることです。ホットタオルはレンジで温めて作るのが一般的ですが、レンジでタオルを温めると意外なほど高温になっていることも少なくありません。この状態のまま使ってしまうと、火傷してしまう可能性があります。
また、熱すぎるタオルを肌に当てることは肌を傷める原因にもなるので注意しましょう。レンジからタオルを出した後は、タオルを広げて温度を確認しておくことが大切です。場所によって温度が異なっていることもあるため、全体的に触って確認しておくと安心できます。
ラップで包んだ場合は破裂に注意!
ホットタオルは、ラップで包んでタオルをレンジにかけてホットタオルを作る方法があります。ラップで包んで温めるときは、爆発のリスクがある点に注意しましょう。これはラップ内の温度が上昇して、空気が膨張してしまうためです。ラップに包む場合は空気が逃げられるように、少し隙間を空けておくとよいでしょう。
まとめ
ホットタオルは目の疲れや肩こり、首こり、スキンケアに最適なアイテムです。レンジを使って簡単に作れるところも手軽で良いでしょう。ホットタオルを作るときは、温度に気を付けて清潔なタオルの使用を心がける必要があります。