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デジタルパーマの特徴
デジタルパーマの特徴とはどのようなものでしょうか。実は、デジタルパーマは形状記憶パーマとも呼ばれており、パーマ液だけでなく熱を併用することで髪の毛の形状記憶力を与えるパーマです。デジタルパーマの特徴について知っておきましょう。
パーマ液と熱でかけるパーマ
デジタルパーマは、パーマ液だけでなく熱の力も利用します。そのため、強い薬を使わなくてもパーマがかかりますので、ダメージが少なくなります。デジタルパーマにはデジタルパーマ専門の機械を使います。通常のパーマとは違って一本一本が加熱されます。
1本ずつのロッドを加熱するためカールがしっかりしている
パーマをかけるときに使う丸い筒のようなものを「ロット」といいます。ロットは通常のパーマやブローをするときも使うでしょうが、デジタルパーマはこのロットも特別なものを使います。通常のパーマが温めないもしくは全体を温めるだけなのに対し、デジタルパーマは、専用の機械を使って1本ずつのロットから温めますので、カールがしっかりとして戻りません。
カールが大きめでミディアムやロングに似合う
デジタルパーマは、ロット一つ一つを加熱するという特殊なパーマ方法です。そのため、カールが大きめですし、毛先だけパーマをかけたり毛先を自然な感じで遊ばせることもできます。きっちりと全体的にパーマをかけるのは向いていませんのでどちらかというとミディアムヘアやロングヘアの人に向いています。
デジタルパーマのメリット
最近注目されているデジタルパーマは、自然なパーマをかけられる、ロット1本1本を加熱しているのでしっかりかかると評判です。デジタルパーマのメリットについてみておきましょう。
パーマの持ちは良い
デジタルパーマの大きなメリットはやはり、パーマの持ちが良いことです。熱の力で髪の毛1本1本に形状記憶力を与えますので、髪の毛がそのパーマの形を覚えてしまいます。使う薬剤や美容師さんの腕によって違いはありますが、完全に取れるには4か月から5か月、髪質によっては1年近く持ちます。
乾くとカールが出るためスタイリングしやすい
デジタルパーマは、髪を濡らすとストレートヘアに、髪を乾かすとパーマスタイルになりますので、スタイリングがいやすいです。特にパーマに限らず美容院でブローをしてもらうとその時はきれいに仕上がっていても家庭では残念な出来栄えであるということも珍しくありません。しかしながら、デジタルパーマでしたら、髪の毛が乾くと勝手にそのスタイルを覚えてくれていますので、スタイリングも楽です。乾く瞬間がポイントで、乾く前に髪をくるくる指に巻き付けるだけで高い再現性が誇れます。
パーマがかかりにくい髪質でもキレイにかかる
従来のパーマですと、どうしてもパーマのかかりにくい体質の人はいて、対応できないこともありました。しかし、デジタルパーマはパーマの薬剤はもちろんのもと、機械を使ってロット1本1本に熱を加えていきますので、従来パーマが無理だった、という髪質の方でも対応できる可能性が高いです。
デジタルパーマで残念なこと
再現性も高く、パーマが長持ちする、そして何よりもスタイリングが楽というメリットの多いパーマであるデジタルパーマですが、デメリットもないわけではありません。デジタルパーマで残念なことについても知っておきましょう。
カールが強く出すぎてしまうこともある
デジタルパーマは別名を形状記憶パーマともいいます。そのため、髪の毛1本1本がパーマの形状を覚えてしまい、カールが強く出過ぎてしまうことがあります。そのため、理想のスタイルにするには美容師さんとしっかりコミュニケーションを取ることが大切になります。
デジタルパーマを落とすのに縮毛矯正が必要なこともある
デジタルパーマは持ちが良いパーマであることがメリットですが、その反面、取れにくいというデメリットがあります。そのため、簡単にストレートパーマをかけただけではパーマを落とすことができません。デジタルパーマを元に戻すには、縮毛矯正が必要になることもありますので、事前にしっかりと考えておきましょう。
髪へのダメージが気になる
デジタルパーマは加熱をしますので、どうしても髪の毛へのダメージが気になるものです。加熱をするので毛先にはパーマを当てられないというデメリットもあります。あまりにもダメージが気になる人は、美容師さんに事前にしっかりと相談するようにしましょう。
デジタルパーマの乾かし方・スタイリング
デジタルパーマをきれいに維持するには、普段の手入れの仕方、スタイリングがポイントになります。デジタルパーマの乾かし方やスタイリングについて知っておきましょう。
1.シャンプー後にタオルドライする
デジタルパーマのまず、シャンプーの後にはしっかりとタオルドライをすることが大切です。加熱によって形状記憶が戻りますので、デジタルパーマをあてたとしても濡らしたままですとストレートなままです。そのまま寝てしまうと次の日のスタイリングに時間がかかることもありますのでおすすめできません。
2.髪の根元をドライヤーで乾かす
ドライヤーで乾かすときは、ドライヤーの強弱をうまく使って乾かすようにしましょう。髪の毛の根元をまず強でドライヤーに欠けましょう。根元の部分はあまりパーマが当たっていませんのでしっかり乾かすことが必要です。
3.毛先部分は指に巻きつけて、カールさせながら乾かす
パーマがかかっていてよりセンシティブな毛先の部分は、指に巻き付けてカールさせながら乾かすとよいです。その時のドライヤーは弱にして乾かしましょう。カールをさせることで乾燥するときにパーマの形状記憶をよみがえらせることができるからです。
4.全体的に整えたらワックスをつけて仕上げる
全体的に整えたら、あとはワックスをかけて仕上げるだけです。特に工夫をしなくても、美容院でしてもらったようによみがえるのがデジタルパーマの特徴です。毛先の痛みが目立ちやすいなら、ワックスを使ってつややかに仕上げるのがおすすめです。
ショートさんのデジタルパーマスタイル
デジタルパーマは、ショートヘア、ミディアムヘア、ロングヘアとどんな髪形の人でもアレンジが可能になっています。ショートヘアの人のデジタルパーマスタイルについてみてみましょう。
くせ毛風のこなれデジタルパーマ
通常のパーマのようにかっちりとならず、全体的にふんわりと仕上げることができるデジタルパーマの特徴を存分に生かしたヘアスタイルです。ショートボブでありながらもゆるやかな女性らしいヘアスタイルに仕上がっています。
乾かしただけでキマるショートのデジタルパーマ
髪の毛を乾かしただけで、特にブローをしなくても決まっているのが、ショートヘアのデジタルパーマです。毛先にかけて動きを出すことで、自分の髪の毛のようなナチュラルなヘアスタイルを実現しています。
ハイライトを入れて外国人風
デジタルパーマは自然なヘアスタイルが特徴です。ショートヘアでもハイライトを入れることでハリウッドセレブのような上品でそして日本人離れした遊び心あるヘアスタイルにできます。
ショートボブにデジタルパーマ
ショートボブの人がデジタルパーマをかけると、毛先がまとまりやすくなりますので、ブローも楽になります。髪の毛をぺたっとさせたくない方におすすめのヘアスタイルで、スタイリングが簡単になります。
ミディアムさんのデジタルパーマスタイル
なかなか毎日ヘアスタイルを決めるのが大変、そんな悩みを抱えているミディアムヘアの人も少なくないのではないでしょうか。デジタルパーマで実現できるミディアムヘアの人のヘアスタイルを知っておきましょう。
ボブスタイルのデジタルパーマ
髪の毛を伸ばしている途中など、なかなかヘアスタイルの決まらない方におすすめです。毛先をくしゅっと丸めているスタイルですので、顔の骨格が気になる人にもおすすめです。
肩上ボブのデジタルボブも魅力的!
肩上のボブのデジタルパーマも魅力的なヘアスタイルです。簡単にスタイリングが決まるだけでなく、明るくて女性らしい、おしゃれな印象になるからです。
ストレートとカールのデジタルパーマ
気になる部分だけにパーマをかけられるのも、デジタルパーマの魅力の一つです。ストレートとカールをあわせることで、毛先だけゆるっとふわっとした髪の毛にすることができます。
外ハネワンカールのデジタルパーマ
ブローでは大変な外ハネも、デジタルパーマであれば簡単にすることができます。毛先を察整えるだけですので毎日のスタイリングも簡単にできます。
ロングさんのデジタルパーマスタイル
なかなかアレンジの難しいロングヘアでも、デジタルパーマであれば簡単にアレンジすることができます。ロングヘアのデジタルパーマスタイルについてみてみましょう。
女性らしいロングヘア
大き目なワンカールにすることで、女性らしいロングヘアを実現しています。ロングヘアでありながらもまとまりがあり、女性らしいふんわりとした印象になります。
大きめなカールが魅力!
大き目で大胆なカールができるのも、デジタルパーマならではの魅力です。女性らしいチャーミングなヘアスタイルを実現しています。
デジタルパーマは毛先ワンカール!
毛先のワンカールがポイントとなっているヘアスタイルです。パーマをかけたようには見えず、ストレートヘアの清楚さがそのまま魅力になっています。
大きめウェーブのデジタルパーマ
大きめなパーマをかけると髪の毛がべたっとならずボリュームが出ます。ワックス一つで自然なスタイリングができる、持って生まれた髪の毛のようなナチュラルなヘアスタイルです。
ハイライトなデジタルパーマロング
ロングヘアのカラーリングにあうのも、デジタルパーマのようなゆるやかなパーマの特徴です。大人かわいらしいヘアスタイルになります。
グラデーションカラーのデジタルパーマロング
デジタルパーマのカラーには、グラデーションを用いることで個性を出すことができます。そのままカラーリングすると派手な色でも、グラデーションにするだけで上品になります。
まとめ
デジタルパーマの特徴は、パーマ液だけでなく熱でかけるパーマのことであり、1本ずつのロットを加熱して専門の機械でパーマを当てます。カールが大きめですのでミディアムヘアの人やロングヘアの人にも似合います。
希望通りの髪型にするためにもぜひ、美容師さんとしっかり相談しながらデジタルパーマに挑戦してみてくださいね。