ヘアケアオイルの効果
女子に人気のヘアケアオイルには一体どのような効果があるのでしょうか?ヘアケアオイルは髪のダメージ補修に加え、トリートメントなどの成分を髪の内側に閉じ込めてくれます。また、ドライヤーの熱によるダメージの軽減することもできるでしょう。
ここでは、ヘアケアオイルの効果について詳しく解説します。
髪の毛のダメージの補修
ヘアケアオイルの効果として、髪のダメージ補修が挙げられます。先述したように、髪はヘアカラーやパーマに加え、紫外線などによってダメージを受けてしまいます。こういったダメージが原因で髪が傷むようになってしまうと、キューティクルが剥がれやすく、枝毛や切れ毛になってしまうことも。
ヘアケアオイルを使うことで、キューティクルが剥がれないように保護することができます。
トリートメントやコンディショナーの揮発を防ぐ
ヘアケアオイルは、トリートメントなどの保湿成分の気化を防ぎます。トリートメントやコンディショナーを使ったとしても、そのままでは成分が揮発してしまう可能性があるのです。成分を髪に浸透させるために、ヘアケアオイルが効果的です。オイルでフタをすることで、うるおいや補修などの成分を蒸発させません。
ドライヤーによる髪のダメージを軽減
髪のダメージはさまざまな原因がありますが、ドライヤーの熱によるダメージもその一つです。ヘアオイルは、ドライヤーの熱によるダメージの軽減も期待できます。お風呂から出たあと髪にオイルをつけ、しっかりと乾かすことでキューティクルが閉じるため、うるおい成分を保持します。
根本から塗ってしまうとべたつきやすくなるため、毛先を中心にオイルをつけると良いでしょう。
パサついた髪の毛をしっとりとさせる
ヘアケアオイルを使うことで、パサついた髪をしっとりとさせることができます。パサつきは、髪の乾燥が原因として考えられています。ヘアケアオイルを塗布することで、オイルの成分が髪の表面をコーティングするため、しっとりとした髪に仕上げられるでしょう。湿気で広がりがちな髪もおさえることができます。
ツヤをプラスしまとまりやすくする
ヘアセットをするときにオイルをつけることで、髪に自然なツヤをプラスしまとまりやすくなります。髪を洗って乾かすときはもちろん、ヘアセットのときに少量つけると良いでしょう。熱によるダメージおさえてくれるため、アイロンなどで髪の毛を巻く前につけるとより効果的です。
また、持ち歩き可能なサイズのヘアオイルを選ぶことで、出先で乾燥が気になったときもツヤを出すことができるでしょう。
ヘアケアオイルを選ぶポイント
ダメージの補修に加え、熱から髪を守りツヤを与えてくれるヘアケアオイルですが、実際に買うときはどのようなものを選んだら良いのでしょうか。保湿性の高さや香りなど自分に合ったものを選ぶために、ポイントをおさえておくことが大切です。ここでは、ヘアケアオイルを選ぶポイントを紹介します。
保湿性の高い植物性であること
ヘアケアオイルを購入する際にポイントとなってくるのが、保湿力です。ヘアケアオイルは主に植物性と鉱物性の2つに分けることができ、なかでも植物性のオイルは高い保湿力があると言われています。
植物性オイルの代表的なものとして、椿油やホホバオイル、アルガンオイルなどが挙げられます。ボタニカルオイルやひまわりオイルなども植物性であり、天然由来100%のものは頭皮マッサージにも使うことが可能です。
無香料であること
ヘアケアオイルを選ぶときには香りも大切なポイントになります。オイルのなかには香料が強いものもあり、髪を傷めてしまう原因になってしまうこともあるかもしれません。そのため、なるべく無香料のものを選ぶと良いでしょう。香水やシャンプーなどの香りも残すことができます。
植物性のヘアケアオイル4選
植物性のヘアケアオイルといっても数多くの種類がありますが、なるべく保湿効果が高いものを選びたいと考えている方は多いでしょう。椿油やホホバオイルなど代表的な植物性のオイルを使ったアイテムを4つ紹介します。気になるものがあったらチェックしてみてくださいね。
大島椿
こちらは天然椿油100%使用したヘアケアオイルです。オイル特有のべたつきも、独自の技術でさらりとした使い心地になっています。ダメージを防ぎ、うるおいとツヤを与え、髪の強度をアップさせます。鉱物を一切使っていない無香料・無着色のオイルになるので、優しくケアすることができるでしょう。
spa hinoki オーガニック ホホバオイル
COSMETICS ECOCERT(エコサート基準)とCOSMOS ORGANIC(コスモス基準)という2つのオーガニック認定を受けている実力派のオーガニックヘアケアオイルです。ペルーで摂れたホホバ油100%で作られており、ホホバ油の特有の色と香りを味わうことができます。
一般的なヘアケアオイルと比べてリーズナブルではありませんが、本格的なヘアケアオイルが欲しい方におすすめのアイテムです。
タナカ WAKASA TSUBAKI ROSE
上品なローズの香りが楽しめるヘアケアオイルです。高い保湿力が特徴的で、髪だけでなく肌にも使うことができ、ハリとツヤを与えるエイジング効果が期待できるオイルとなっています。
人の脂質に近いとされるオイレン酸が最も多く含まれているため、肌馴染みもバッチリです。元気がなくなってきた髪のツヤやボリュームをアップしてくれるでしょう。
spa hinoki オーガニック スイートアーモンドオイル
先ほど紹介したホホバオイルと同じシリーズのアイテムです。こちらのヘアケアオイルは、オーガニックにこだわったスイートアーモンドオイル100%で作られています。
ほかの植物性オイルと比べ粘度が高いことが特徴で、浸透性の高さも魅力的です。価格も比較的リーズナブルなので、オーガニック系のヘアケアオイルを初めて使う方にもおすすめのオイルです。
無香料のヘアケアオイル4選
ヘアケアオイルを選ぶときに大切なのは保湿力だけではありません。ダメージをおさえシャンプーや香水の香りを重視したい方は、無香料のヘアケアオイルを選ぶと良いでしょう。ここでは、おすすめの無香料のヘアケアオイルをいくつか紹介します。
無印良品 ホホバオイル JOJOBA OIL
シンプルで質の高いコスメが揃っている無印良品のヘアケアオイルは、保湿力の高さが人気となっています。こちらのホホバオイルには、人の皮脂と同じ構造の成分であるワックスエステルが含まれているのがポイント。
ワックスエステルは保湿や抗酸化作用が期待できる成分で、年齢とともに減ってしまい、食事で補うことができないと言われています。ワックスエステルが主成分に含まれているオイルは、髪にも肌にも心強いアイテムなのです。
オルナ オーガニック ヘアオイル 洗い流さない トリートメント
このヘアケアオイルはホホバ油をはじめ、アボカド油やオリーブ果実油など天然植物由来のオイルを25種類も配合した贅沢なアイテムになっています。合成香料や合成着色料、パラベンなども使っておらず、髪に優しい成分のみで作られています。
香料ではなく天然植物オイルで香りをつけているため、森林のような爽やかな香りを楽しめるでしょう。
ロレアル パリ エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル ピュア セラム
ヘアサロンでも使われていることが多いロレアルシリーズにも、無香料タイプのものがあります。ロータスやティアレフラワーなどを含めた6種類のフラワーエキストラオイルを最高濃度で仕上げたオイルになっているので、毛先までうるおいのある髪に仕上げられるでしょう。
保湿力が高いヘアケアオイルのなかには、べたつきが気になってしまうものも少なくありません。こちらのオイルは、サラサラのテクスチャーで伸びが良いので、べたつくこともないといわれています。
オーガニックホホバオイル(ゴールデン)240ml
市販されているヘアケアオイルのなかでも珍しいUSDA認定のオーガニックホホバオイルを使われています。USDAとは政府機関であるアメリカの農務省のことを指し、オーガニック食品基準の審査にクリアすることで認定されます。この認定を受けた農家でとれたホホバのなかから、品質の良いものだけを選び抜いて作られたオイルが、このヘアケアオイルです。
まとめ
ヘアケアオイルはダメージの補修はもちろん、乾燥してしまった髪にうるおいを与え、まとまりのある髪に仕上げることができます。ヘアケアオイルを選ぶときのポイントは人によりますが、保湿力と香りはチェックしておくと良いでしょう。
ここでは、種類別におすすめのヘアケアオイルを紹介しました。自分の好きなものを見つけて、健康的な髪を手に入れましょう。