156cm女性の標準体重
まず、一つの基準として156㎝の女性の標準体重について知っておきましょう。標準体重は、肥満度を測るBMIを基準に出されます。BMIが22というのが肥満でもなく、かつ痩せすぎていない体重です。具体的に156㎝の女性の標準体重の目安が何キロか見ておきましょう。
標準体重は53.5kg
156㎝の女性の標準体重は、身長(m)×身長(m)、それにBMI指数である22をかけて算出します。この式から算出すると、53.5キログラム。これが、基本的かつ健康的な体重とされているのです。
健康的な体重とされている
156㎝の女性の標準体重は53.5㎏ですが、あくまでも「健康に関する視点」から標準的な体重とされています。この標準体重が病気にかかりにくい数値だとされています。太り過ぎでもなく、やせ過ぎでもないので、内臓に負荷もかかりにくい体重になっています。病気になりにくく、ゆえに健康的な体重なのです。
少し重いが太っているというわけではない
156㎝の女性の標準体重、53.5キロは少し重いように思えるかもしれません。たしかに軽い体重ではありませんが、太っているというわけではありません。ただし、外見上のスタイルについては筋肉量によっても異なってきますので、実際のところは個人差があるかもしれません。
ふっくら感はある
156㎝の女性が53.5㎏であったとすると、スリムというイメージはありません。どちらかというとふっくら感はあります。スキニージーンズを着た場合などは少し体型が丸めの印象を与える体重かもしれません。好きなファッションなどを楽しむのであれば、もう少し体重を落としたほうがよいケースもあるでしょう。
156cm女性の理想体重
健康上、医学上の観点から見て156㎝の女性の標準体重は53.5㎏でした。しかし、比較的筋肉量の少ない女性がこの体重であったとすると、少し小太りに見えるかもしれません。次は、美容の面からみた理想体重についてみてみましょう。
理想体重は47.4kg
理想体重は、女性らしい体重のことですが、標準と細身の間のBMI数値20で計算した数字になります。その数式で算出した美容の面から理想とされる理想体重は、47.4㎏です。少しスレンダーでダイエッターが目指す体重と考えてもよいでしょう。156㎝の女性はこの体重を目安にするとよいです。
標準体重より美しく見える体重
理想体重は、標準体重より少しスリム。そのため、スタイルを美しく見せることが出来ます。標準と痩せている人のちょうど中間くらいです。ダイエットをして美しくなりたいなら、この理想体重を目指せばよいでしょう。
男性が求める抱き心地の良さがあるとされる
156㎝の女性、47.4㎏の理想体重は男性からも理想的なスタイルです。男性が求める抱き心地のよいスタイルであるとされています。男性が抱き寄せてもぷよぷよもせず痩せてる骨っぽさも伝わらないスタイルだからです。そういった観点からもこの理想体重はないのです。
あまりの過度な痩せすぎには注意
ダイエットをする人は、痩せれば痩せるほど良いと思っている人も少なくありません。しかし、あまり痩せると健康にもよくありませんし、体調も悪くなりがちです。ダイエットをする人はますます軽い体重を目指すようになる人も少なくありませんが、過度な痩せすぎには注意しましょう。
156cmのモデルやアイドルは38㎏~42㎏
156㎝のモデルやアイドルのプロフィールを見ると、40㎏前後の体重が最も多いです。38㎏くらいのモデルもいます。モデルのようなスタイルになりたいと思う人は、そんな体重を理想にするかもしれません。しかし、素人がその体重を目指すのはやめたほうがよいと思われます。
一般の人には少々危険な体重であると認識すべし
普段から美容と健康に気を使っている芸能人やモデルの人だからこそこのような体重でもやっていけるのですが、一般人には少々危険です。痩せすぎてしまっていろいろな弊害が起こってしまいます。
健康面に対して様々な弊害が出てくる
156㎝の身長で38㎏から42㎏の体重は、健康面から行くとよい体重ではありません。健康面では胃が重く感じたり、疲労が溜まりやすくなったり、身体が弱くなったりもします。さまざまな不調が出てくることがありますので、あくまで理想体重に近づけるようにするとよいです。
理想体重に近づきたいなら
156㎝の女性は47.4㎏の理想体重に近づくと、スタイルが美しくなるでしょう。今ちょっとぽっちゃりしている人は、理想体重に近づくためにどのようにすればよいのか、知っておきましょう。運動や食事などの生活習慣に気を付ける必要があります。
むくみを取るマッサージは効果的
まず、スタイルを良くするためには体のむくみをとることが有効です。
むくみは老廃物や余分な水分ですので放置をしておくとセルライトなど脂肪の塊になってしまいます。そのため、理想体重に近づくには、むくみをとるマッサージをするとよいでしょう。ダイエットをすると運動をすればよいと思っている人は多いですが、運動をするだけでは筋肉が固まってしまって痩せにくい体になりますので、毎日しっかりむくみを流して新陳代謝を火発にするようにします。
現状把握は最重要事項
ダイエットをするのであれば、現状把握を最優先事項にしましょう。理想体重から算出した必要カロリーは、1500から1800キロカロリーになります。3食食べて間食をしたりジュースを飲んだりすると、すぐカロリー過多になります。そのため自分がどのくらいカロリーを摂取しているか抑えておきましょう。毎日のカロリーだけでなく、運動や体重変化なども数値として記録していると、自分のダイエットがうまくいきます。
目標設定は無理なく行う
理想体重に近づこうとしてカロリー制限などをしすぎると、うまくいきません。目標設定は無理のないようにしましょう。ダイエットを続けるには無理のない目標を立てることが必要です。食事や運動は毎日の生活に関わることですから、無理のないのが一番です。今現在体重が増えている人は、一気に美容体重までにせず、まずは標準体重にすることを心がけます。
一気に痩せようとせずに地道に行う
ダイエットにおいては、一気に痩せることも可能です。無理な食事制限や運動をして自分を追い込んでいけばスポーツ選手の減量のように短期間で痩せることもできます。
しかし、一気に痩せようとするとそれだけリバウンドのリスクは上がります。一度リバウンドしてしまうと、余計に痩せにくくなりますので注意が必要です。
有酸素運動と筋トレをバランスよく行う
ダイエットに有効なのが有酸素運動と筋力トレーニングです。有酸素運動とは、ジョギングやウォーキング、水泳などの酸素を使う運動を長く行うことです。また、有酸素運動の前には筋力トレーニングを行って代謝のよい体にすることが必要です。有酸素運動と筋力トレーニングをバランスよく行いましょう。ジョギングなど気軽に行える有酸素運動は、30分から1時間程度行うとよいでしょう。
食事制限は適度に行うこと
過度な食事制限は、かえって体調を崩してしまいます。また、摂取カロリーがあまりにも低すぎると、身体は摂取した栄養素を貯めようとして余計に代謝が悪くなってしまいます。食事制限は適度に行い、ビタミンやミネラルをたくさん摂取するよう気を付けてバランスよくとるようにするとよいでしょう。一方、ジュースやお菓子など糖分の多いものには注意をしましょう。
まとめ
肥満度を示す指標BMI22が標準体重ですので、そこから算出すると156㎝の女性の標準体重は53.5㎏。健康的な体重とされていますが、少しぽっちゃりとしているかもしれません。スタイルの良さを目指すのなら、47.4㎏の理想体重を目指すとよいでしょう。
モデルやアイドルの中には、38㎏や42㎏の人が珍しくありません。とはいえ健康に支障をきたすことがありますので注意が必要です。理想体重にするためにはしっかりと記録したり、有酸素運動と筋力トレーニングを取り入れ、理想のスタイルを実現してくださいね。