恋愛ごっことは
恋愛ごっこをしている人の中には、自分で恋愛ごっこをしているという実感がないという人も多いです。まずは、恋愛ごっこの特徴を見ていきましょう。
あなたが今している恋愛は、本当の恋愛ですか?ぜひ考えてみてくださいね。
好きでもないのに試しに付き合ってみること
相手のことがそこまで好きではないのに、とりあえず付き合ってみるのは恋愛ごっこの一つです。試しに付き合ってから相手を知っていき、本当に好きになるパターンもありますが、本気の恋愛をしたいときは、好きでもない相手と付き合うのはやめましょう。
恋愛ごっこで彼氏を作ったとき、彼氏のことを愛しているわけではありません。恋愛をしている自分が好きなのです。そのため、日頃から彼氏のことはあまり大切にできず、自己中心的な恋愛になります。
保険みたいに彼氏を作ること
本当の恋愛は、幸せなことと同時に、辛いことや悲しいことも多くあります。そんな本気の恋愛をするのを恐れて、保険のような感覚で彼氏を作る人がいますが、それはれっきとした恋愛ごっこです。
とりあえず彼氏が欲しいから、寂しいときにそばにいてほしいからというような、自分勝手な理由で彼氏を作っても、本当の恋愛はできません。本当に人を愛するというのは、愛をもらうのではなく、愛を与えることです。相手を想って愛してこそ、幸せを感じられるものなのです。
遊びの恋
恋愛ごっこは、「ごっこ遊び」のように、恋愛を遊びのように楽しむことを指します。そのため、好きな人ではなく、寂しさを埋めてくれる人や、刺激になる人を選んで、気軽に始めることができてしまうのです。
恋愛ごっこのような遊びの恋をしている人は、その相手と付き合うことが目的ではなく、恋愛することが目的の人が多いです。恋する自分に恋しているんですね。また、本気で人を好きになるのが怖いという人も、恋愛ごっこのような遊びの恋に走ってしまうことがあります。
簡単に終わりにできる関係
恋愛ごっこは気軽に始めることができるので、当然簡単に終わりにすることができます。これは、相手のことを本気で愛しているわけではないからです。そのため、恋愛ごっこをしていた相手と別れても本当に悲しむことはできません。
恋愛ごっこから抜け出せない人は、彼氏と別れてもすぐに次の相手を探し始めます。「失恋してかわいそうな自分」を演出することによって、誰かに慰めてもらうのを待っているのです。
恋愛ごっこをする人の特徴
恋愛ごっこをしている人は意外と多いですが、恋愛ごっこをしている人たちには特徴があります。一体どんな人が恋愛ごっこをしてしまうのか、共通する特徴をご紹介します。
また、あなたには当てはまる部分がないか、自分を見つめ直してみてください。
独りでいることが苦手な寂しがり屋
独りでいる時間をいかに自分のために過ごして自分磨きをすることによって、素敵な恋と出会えるものです。しかし、恋愛ごっこをしてしまう人は、その独りが苦手で、究極の寂しがり屋さんが多い傾向にあります。
独りでいることを免れるために、誰かの温もりを求めます。求める相手は「好きな人」ではなく、自分にとって都合のいい人や、自分を満たしてくれる人を選ぶので、当然恋愛ごっこになってしまうのです。
恋人がいないことを恥ずかしいと思う見栄っ張り
見栄っ張りな性格の人は、恋愛ごっこをすることが多いです。SNSでオシャレな写真をアップして、充実しているように見せ、他人に羨ましがられたいという人は、彼氏がいないことを恥ずかしいと思うことがあります。いわば彼氏の有無が自分のステータスのような感覚でいるのです。
そのため、自分に都合のいい相手や自分の理想の彼氏となってくれる人を探して、恋愛ごっこをしてしまいます。
恋愛で傷つくのが怖い
過去に大失恋をしたりして、恋愛で傷つくのが怖いという方も、恋愛ごっこをしやすいです。もちろん恋愛ごっこは遊びですから、少しの喧嘩ぐらいでは傷つきません。
もう傷つきたくないという想いから、彼氏と別れて次の恋愛を探すときも、無意識に傷つかないように本気にならないようにして、恋愛ごっこから抜け出せなくなってしまうのです。
しかし、恋愛ごっこは傷つかない代わりに、心から幸せを感じることも少ないでしょう。
相手を心配せずに自分をかばう
恋愛ごっこは、自分が満たされることが目的なので、相手のことはあまり考えていないケースが多いです。全てが自己中心的な恋愛といっても過言ではないでしょう。
そのため、例えば相手からの連絡が少し途絶えたとき、「何かあったのかな?」と心配するのではなく、「どうしてすぐ連絡くれないの?私はこんなに寂しいのに」というように、自分のことをかばってしまうのです。
相手に対して罪悪感を感じない
恋愛ごっこをしているときは、相手のことを心から愛しているわけではありません。そのため相手に対しての罪悪感というものを感じることが少なくなります。喧嘩したときや、相手を傷つけてしまったとき、表面上は謝ったとしても、心の中ではそこまで罪悪感を感じていません。
逆に、恋愛ごっこをしている人は、自分が傷つけられたり、自分にとって都合が悪いことが起きたとき、相手を責め立ててしまうこともあります。
恋愛ごっこをやめたほうがいい人
恋愛ごっこは向いていないのに、恋愛ごっこをしてしまう人も多いです。恋愛ごっこをやめた方がいい人はどんな人か、見ていきましょう。もし自分に当てはまる部分があれば、恋愛ごっこは決してしないでくださいね。
幸せになりたい人
恋愛ごっこをしているうちは、いつまで経っても幸せにはなれません。恋愛ごっこによって充実した生活を送れていたとしても、心から幸せを感じられるのでしょうか。心からの幸せは、やはり本気で愛している人と一緒にいられることだと思います。
この先、大好きな人と本気の恋愛がしたいという方は、恋愛ごっこは決してしないようにしましょう。本気の恋愛がしたいけど今は恋愛ごっこをしているという方は、今している恋愛ごっこを早急に終わらせるようにしてください。
結婚したい人
幸せになりたい人と同じように、将来結婚したいと考えている人は、恋愛ごっこはやめましょう。恋愛は、ごっこ遊びができるかもしれませんが、結婚はそうはいきません。家庭を持つと、自分にも相手にも責任が生じます。そのため、本気で好きじゃない人と結婚してしまっては、結婚生活は苦しいものになってしまうでしょう。
本気で愛した人との結婚こそ、意味があるものです。将来結婚して家庭を築きたい方は、恋愛ごっこを卒業して自分を見つめ直し、本気の恋愛ができるまでは自分を磨くことが大切です。
相手を愛したい人
恋愛ごっこは、自分が満たされたい、認められたいというような、承認欲求が強い人がしやすい傾向にあります。そのため、愛されるだけでなく自分も相手を愛したいという方に恋愛ごっこは向いていません。好きじゃない相手に愛を与えるなんてできないからです。
相手のことを愛して、それが自分の幸せになるような恋愛をしたい方は、寂しくても恋愛ごっこには手を出さないようにしましょう。
恋愛ごっこをやめるには!
本気の恋愛をしたいのに、恋愛ごっこから抜け出せなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ここで、恋愛ごっこをやめるためのポイントを3つご紹介します。この3つのポイントをクリアして、恋愛ごっこは卒業しましょう。
傷つくことに臆病にならない
本気で人を好きになれば、当然傷つくこともあります。しかし、それを含めて本当の恋愛です。恋愛ごっこをやめたいという方は、まずは覚悟を持って、傷つくことに臆病にならないようにしましょう。
そのためにはまず、自分に自信を持って、自分を好きになることが大切です。自分のことを好きになれば、本気で好きになれる相手が見つかるまで多少寂しくても、自分磨きに励むことができるでしょう。そうして強くなっていくことで、いつか本気の恋愛ができるのです。
相手に見返りを求めない
見返りを求める恋愛は、まずうまくいきません。本気で相手を愛したのなら、全ての自分の言動に責任を持ち、相手に見返りを求めるのはやめましょう。
本気で相手を想ってした行動なら、自然と見返りなど求めなくなります。何も見返りがなくてもしてあげたいと思うのが、本物の愛です。見返りがなくても、相手に愛を与えることが自分の幸せになったら、それは最高の恋愛になりますよ。
失うのが怖いくらい好きな相手としか付き合わない
恋愛ごっこから抜け出したい方は、絶対に手放したくないほど好きな相手とだけ付き合うようにしましょう。「好きになれるかも」「本気の恋愛ができるかも」と思って付き合っていては、いつまで経っても恋愛ごっこから抜け出すことはできません。
恋人がいなくてどうしようもなく寂しくなっても、そこはグッと堪えて、本気で好きになれる相手が現れるまで待ちましょう。
まとめ
恋愛ごっこは、そのときは満たされても、結局は虚しくなってしまうことが多いです。その虚しさを紛らわすためにまた恋愛ごっこを繰り返して、悪循環から抜け出せなくなってしまいます。しかし、本当に幸せになりたいなら、勇気をもって恋愛ごっこは卒業しましょう。
自分を磨いて自分を好きになって、そんな自分を心から愛してくれる人を好きになれたとき、本当の幸せが訪れますよ。