子供の行事はなにがある?生前から成人するまでの12の重要行事

赤ちゃんを妊娠してから、子どもが成人するまで、たくさんの行事があります。どれも子どもの成長を喜び、健康でいられるよう願いを込めてお祝いするものです。ここでは、
  • 生まれる前から生後100日までの行事
  • 日数に関係なく初めて迎える大事な行事
  • 幼少期から成人までの主な行事

をご紹介したいと思います。地域によって、多少の差はあるかと思いますが、ぜひ参考にしてくださいね。

生まれる前から生後100日までの行事


妊娠中から赤ちゃんのための行事は始まります。詳細な日程に過度にこだわらず、赤ちゃんとお母さんの体調を優先して、家族で楽しくお祝いをしましょう。

帯祝い

妊娠が安定期に入る5ヵ月の戌の日に、安産を祈願する行事です。戌の日にする理由は、犬が多産で、お産が軽いことからと言われています。「着帯祝い」とも言い、妊婦さんに腹帯を巻きます。腹帯はお腹が冷えないようにするためだけでなく、母親としての自覚を芽生えさせるという意味も込められています。

近年では、戌の日に神社でご祈祷をしてもらう際に、腹帯も一緒にお祓いしてもらうことが多いですね。実際に腹帯を身に付ける日は、戌の日にこだわらず、妊婦さんの体調の良い日を選べば良いでしょう。

お七夜

赤ちゃんが生まれて7日目に生誕をお祝いするもので、両家の両親を招き、赤ちゃんとその子の名前を披露する行事です。「名づけ祝い」とも言います。このお七夜までに赤ちゃんの名前を決めておきましょう。赤ちゃんの名前、生年月日をかいた命名書の準備も必要です。命名書は、お宮参りまでの1ヶ月間飾っておくものなので、心を込めて書いてあげたいですね。

お祝いの席では、お赤飯や鯛などのお祝い膳を用意し、家族で食べます。赤ちゃんはお祝いの席の最初にお顔を披露した後は、ずっとその場で寝かせておく必要はありません。赤ちゃんのことを第一に考えて、静かな別室に移動させてあげても良いでしょう。

お宮参り

赤ちゃんの生後1か月のお祝い行事です。生後30日から33日の間(男の子は31・32日目、女の子は32・33日目)に氏神様に参詣し、赤ちゃんが生誕したことへの感謝と、赤ちゃんの健康と長寿を願います。生後30日あたりで、お母さんと赤ちゃんの体調が良い日を選ぶと良いでしょう。

赤ちゃんの正式な祝い着は、お着物で母方の実家が送るとされています。お母さんと、赤ちゃんを抱く父方の祖母の正装は留袖です。現代では、赤ちゃんは白のセレモニードレスなど、大人はフォーマルなスーツでも構いません。

お参りの後は、ご自宅でお赤飯などを用意しても良いですし、食事に出かけても良いですね。どのような形にしても、赤ちゃんとお母さんの体調を第一に考えてあげましょう。

お食い初め

赤ちゃんが生まれてから100日あたりに、「食べ物に困らず、健やかに成長できるように」と願いを込めたお祝いを「お食い初め」と言います。赤ちゃんのためにお祝い膳を用意し、食べさせる真似をします。長寿にあやかるという意味を込めて、親戚の中での年長者が食べさせる真似をするのが正式です。真似をすれば良いので、実際に口にものを入れる必要はありません。

お祝い膳は、尾頭付きの鯛の焼き物、煮物、香の物、お吸い物の一汁三菜をそれぞれ器に盛ります。自宅で用意しても良いですし、ホテルで行っても構いません。お祝いの儀式が終わったら、赤ちゃんを囲んで家族で食事を楽しみましょう。

日数に関係なく初めて迎える大事な行事

生まれてから初めて迎える行事は、やはり大切ですね。無理に盛大に行う必要はありません。各家庭の生活スタイルにあった方法で、赤ちゃんをお祝いしてあげましょう。

初正月

初正月とは、赤ちゃんが生まれてから初めて迎えるお正月のことです。魔除けや子孫繁栄の意味を込めて、男の子には「破魔弓(はまゆみ)」「破魔矢(はまや)」、女の子には「羽子板(はごいた)」または「手まり」を送ります。これらは床の間に飾るのが正式ですが、床の間がない場合は、カウンターやテーブルなどでも良いでしょう。

そして、門松、鏡餅、しめ縄のお正月飾りを飾ります。ベビーベッドにしめ縄を飾ると、初正月らしさが出ますね。お正月らしく、家族でお節を囲んで、赤ちゃんの健やかな成長を祈りましょう。

初節句

赤ちゃんが初めて迎える節句のことを「初節句」と言います。女の子は3月3日の「桃の節句」、男の子は5月5日の「端午の節句」に赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いをします。節句には厄除けの意味も込められています。

女の子には、雛人形や桃の花、ひなあられを飾ります。男の子は、鎧兜や武者人形、こいのぼりなどを飾りましょう。両家の祖父母を招き、食事をしながらお祝するのが一般的です。

赤ちゃんが生まれて間もない場合は、翌年に初節句のお祝いをしても良いですよ。

ハーフバースデイ


赤ちゃんが生まれてから半年後に、その成長を祝って行う行事が「ハーフバースデー」です。もとはアメリカやイギリスが発祥の風習です。

赤ちゃんは生後6ヵ月頃になると、寝返りをうつ、楽しそうに笑うなど、いろいろなことができるようになります。その成長を祝い、記録するのです。また、6ヵ月ころから離乳食が始まるので、離乳食ケーキを食べさせてあげる家庭も多いようですね。特に決まりごとはないので、家族で楽しくお祝いしましょう。

初誕生

赤ちゃんの1歳の誕生日に、今後の健康を祈る行事です。お赤飯などお祝い膳を用意し、家族みんなで赤ちゃんを囲んでお祝いしましょう。特に決まった献立はないので、赤ちゃんの好きなものを準備してあげると良いですね。

また、「選び取り」という「そろばん」「本」「筆」などを並べ、赤ちゃんがどれを選ぶかで将来を占う行事もあります。最近は選び取りカードも販売されていますよ。そして、「一升餅」として、大きなお餅を赤ちゃんに背負わせる行事もあり、「一生食べ物に困らないように」との意味が込められています。どちらも赤ちゃんの成長が楽しめる行事ですね。

幼少期から成人までの主な行事

夫婦 子供
3歳以降も様々な行事が続きます。発達段階に応じた行事は、子どもの成長を実感することができますね。ここでは七五三から成人式までをご紹介します。

七五三

七五三は数え年で、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に晴れ着を着て、氏神様に参詣する行事です。それぞれの年まで無事成長できたことを感謝し、これからの健康を願って、ご祈祷をします

もとは、公家や宮中の行事で、3歳の髪置き(かみおき)の儀、5歳の袴着(はかまぎ)の儀、7歳の帯解き(おびとき)の儀の儀式が由来となっています。

七五三のお祝いは、11月15日と決まっていましたが、最近は11月中に行う場合が多いようです。ご祈祷と家族での記念撮影、お祝いの食事会などを行います。晴れ着を着て、千歳飴を持つ子どもの姿は、とてもかわいらしく微笑ましいですね。

入園・入学


入園・入学は、子どもにとっても親にとっても、大切な節目ですね。新しい環境に向けて、一歩を踏み出す子どもの姿を、お祝いします。特に決まりごとはありません。家族で賑やかにお祝いしたいですね。入園式・入学式の際は、校門で写真を撮ったり、家族で記念撮影をする家庭が多いです。

小学校入学の際は、祖父母から学習机やランドセルを贈る場合もあるようです。長く使うものなので、よく相談して決めたいものですね。

十三参り

4月13日に数え年で13歳の男女が、虚空蔵菩薩にお参りし、「知恵」と「福徳」を授かります。京都を中心とする関西で行われている行事です。13歳は初めて干支が回ってくる年であり、大人への節目として考えられていました。また、女の子は、初めての厄年であることから、厄払いの意味も込められています。

この十三参りには、特別な儀式があります。ひとつは、本人がお寺に備え付けの用紙に「漢字一字」を書き、お供えすること。もうひとつは、帰り道に後ろを振り返らないことです。漢字は、自分が大切にしていることや、今後の目標などを選びましょう。

成人式

1月の第2月曜日が「成人の日」として祝日となっています。全国の自治体が主催して、20歳の男女を招き、成人式を行います。20歳になると、大人として認められるわけですね。

元は男子が12~16歳頃に行う元服の儀式「加冠の儀」からきています。女性は、「髪上げの儀」などが大人になった証しの儀式とされていました。

子どもが成人式を迎えると、親としての役目が一段落したと感じることもあるのではないでしょうか。

まとめ

赤ちゃんを妊娠しているときから、成人式までの大切な行事をご紹介してきました。人生の節目を、家族みんなで賑やかにお祝いしてあげたいものですね。

正式なやり方というものはありますが、決まりやしきたりにとらわれすぎず、成長を喜ぶ気持ちを第一にそれぞれの行事に臨むと良いですね。