泣いた後に目が腫れる原因と6つの対処法

映画に感動して泣いたり、悲しいことがあって泣いたりした翌日に、鏡に映った腫れた目に驚いたことはないでしょうか。最近では意識的に涙を流す涙活でストレス解消することも流行っていますが、泣いた後に目が腫れるのは避けたいものです。
  • 泣いた後に目が腫れる原因
  • 泣いた後に目が腫れないようにする泣き方
  • 泣いた後に目が腫れたときの対処法

についてまとめました。

泣いた後に目が腫れる原因

泣いたのは夜なのに翌朝、ぼってりとした腫れぼったい目になることも珍しくありません。メイクでもカバーできなくて1日中人の目が気になることもあるでしょう。そもそも、なぜ泣いた後に目が腫れるのでしょうか。

涙に含まれる塩分の刺激

泣いた後に目が腫れる原因の1つに涙に含まれる塩分によって皮膚が刺激を受けることが考えられます。カリウムが不足すると体内にナトリウムが蓄積されやすくなり、水分で濃度を薄めようとするためにむくみが生じることはよく知られています。しょっぱい涙には塩分が含まれており、泣き続けると長時間皮膚が塩分にさらされることになるのです。

普段から体がむくみやすい人は泣いた後の目の腫れがひどくなる傾向もみられます。皮膚を刺激しないように優しく涙を拭うようにしましょう。

涙を拭うときの肌への負担

涙がこぼれ落ちる時に、ティッシュやハンカチで優しくポンポンと押さえながら涙を拭う人はあまりいないでしょう。ほとんどの場合、指や手、ティッシュなどを使って目を覆いながら涙を拭きます。無意識であっても、このときに肌を刺激し摩擦によって肌に大きな負担がかかるのです。

デリケートで薄い目の周りの皮膚は、あごや頬などと比べると刺激に弱く炎症を起こしやすい部分となります。涙を拭う際には目やまぶたを刺激しないようにすることが大切です。涙で目が見えないからといってゴシゴシ擦るのは論外です。

泣いた後に目が腫れないようにする泣き方

泣いた後に必ずといっていいほど目が腫れる人もいるでしょう。しかし、泣き方に一工夫するだけで目の腫れを目立たなくすることもできます。目を腫れにくくする泣き方についてまとめました。

涙が出ないように我慢しない

泣いた後に目が腫れることを考えると思い切り泣いてはいけないと考える人もいるのではないでしょうか。しかし、涙が出るのを我慢すると目の周りの皮膚に力が入り、シワや腫れの原因となることがあります。力が入るので頭が痛くなることもあるでしょう。したがって、泣く時は涙を流しっぱなしのままにすることが大切です。

断続的に涙がでるよりも一気に継続して涙を流した方が、目や目の周りの皮膚に負担がかかりません。流れるままに思い切り涙を出しましょう。一気に泣いた方が気持ちもすっきりするはずです。

涙は流しきってから優しく拭う

涙は全て流しきってから拭うのがポイントです。涙がこぼれると肌に違和感があり気になってしまうことからハンカチやティッシュなどを使ってすぐに拭おうとしてしまいます。涙が頬を伝う感触が不快なので、直接目に当てることもあるでしょう。しかし、これが目の腫れを悪化させる一番の原因となります。

無意識のうちにティッシュなどで目やまぶたを強く押さえたり、こすったりすることになります。その回数が多ければ多いほど目の腫れがひどくなることを覚えておきましょう。涙は全て流しきってから刺激を与えないように優しく拭うことが大切です。

泣くときはタオルやティッシュでこすらない

泣く時にタオルやティッシュでこするのは目の腫れを悪化させる原因となります。どんなに柔らかいタオルやティッシュであっても肌へは刺激となります。目の周りの皮膚は汗腺もなくとても薄くてデリケートです。目がかゆくて少しかいただけでも目の周りが赤くなることはよくあります。

泣く時はタオルやティッシュだけでなく指でもまぶたを強くこすらないようにすることが重要です。涙が流れたら目に近い部分ではなく頬まで流れた後に、力を入れずに優しく拭うようにしましょう。

涙を止めるために目元を強く押さない

映画などを見て自らの意思で泣くのではなく、辛いことがあって泣きたくないのに涙があふれてきて止まらないこともあります。泣きたいとは思っていないので、何とかして涙を止めたいと思うでしょう。涙を止めようと無意識のうちに目元を強く押さえることが目の腫れの原因となることがあります。

刺激のショックで涙が止まることがあるかもしれません。しかし、目元を強く押すことで目の周りが腫れるだけでなく、場合によっては毛細血管が破れて内出血することもあるので注意が必要です。

泣いた後に目が腫れてしまったときの対処法

泣くときには目が腫れないように皮膚に刺激を与えないようにすることが大切です。しかし、自分をコントロールできずに大泣きして泣いた後に目が腫れてしまうこともあるでしょう。目が腫れてしまったときの対処法を紹介します。

お風呂にゆっくり浸かってから寝る

泣いた後に目が腫れてしまったときは、お風呂にゆっくり浸かってから寝るようにしましょう。目の周りの薄い皮膚が腫れないようにするためには、目の周りだけでなく全身の血行を促進することが大切です。顔をこすったり、顔をお湯につけたりする必要はないので、体全体を温めるようにします。

映画に心が震えて涙が出た、大失恋でとめどなく涙が流れた、など泣いた理由にはさまざまあるでしょう。涙活のように気持ちを浄化させてくれるものもありますが、泣くには体力がいるもので精神的にも疲労します。お風呂にゆっくり浸かれば精神的にも落ち着くでしょう。

冷やした金属スプーンでまぶたを冷やす

冷やした金属スプーンは、泣いた後の目を腫らさないためにタレントやモデルなども取り入れているアイテムです。金属製のスプーンはそのままでも冷たいですが、氷水などに入れてしばらく冷やすとさらに効果が期待できます

スプーンの裏側にある山型の部分をまぶたに当てて冷やします。目頭から目尻にかけて20秒ほど滑らせるようにすればOKです。

スプーンを優しく滑らせることがポイントとなるので決して力を入れ過ぎないようにします。また、金属アレルギーのある人は逆効果になるので控えましょう。

蒸しタオルなどで温める

目が疲れた時やクマが気になる時に使う蒸しタオルも効果的です。

 

熱いお湯に濡らして蒸しタオルをつくることもできますが、火傷が心配であれば水を含ませたタオルをビニール袋に入れてレンジで加熱してもいいでしょう。

まぶたを中心に30秒ほど温かい蒸しタオルを乗せます。

腫れがひどいときは、冷たいタオルも準備して「温」「冷」を数回繰り返すと効果が期待できます。

 

腫れやむくみだけでなく肌の新陳代謝を促すこともできるので、シワやくすみなどの肌トラブルにも効果が期待できるでしょう。

リンパマッサージ

目が腫れた時は血流だけでなくリンパの流れを促進することも効果的です。

 

目を閉じた状態で目頭からまぶたにかけてこめかみまで指圧します。

こめかみまで到達したら3秒ほどグッと指で押しましょう。

上下両方をそれぞれ5回程度マッサージすると効果が期待できます。

 

泣いた後の腫れだけでなく日頃の目のむくみも解消することが可能です。その後は、こめかみから耳の下、鎖骨と大きなリンパ節がある方向までしっかりと流すようにすることが大切です。摩擦で刺激しないようにマッサージする際にはクリームをつけるようにしましょう。

睛明や攅竹のツボを押す

目の腫れを目立たなくするため目の腫れに効くツボ押しをするのもおすすめです。晴明のツボは目頭と鼻骨の間にあります。目を使い過ぎて疲れた時に無意識に親指と人差し指で挟む部分なのですぐにわかるでしょう。目の充血や痛みに効くと言われているツボですが、刺激を与えることで腫れを目立たなくする効果が期待できます。

また、眉頭の下の骨がくぼんだところにあるのが攅竹のツボです。眉毛の内側にあるツボで、目の腫れや痛み、顔面の麻痺などにも効果が期待できます。斜め上方向に持ちあげるイメージで抑えると泣いた後の目の腫れにも効果が期待できます。

適度な運動を行う

ランニング

目の腫れを目立たなくするためには顔全体の血行を促進する必要があります。すぐにできる簡単な方法としておすすめなのが、首回しストレッチなどの適度な運動です。首のストレッチをすることで顔全体の血行が良くなり、目の腫れにも効果が期待できるでしょう。首を前後左右に傾けたり、両方向に回したりするだけの簡単な運動で済みます。

また、手足をブラブラさせる運動によって末端の指先まで血流がよくなるとともに顔のむくみや腫れにも効果が期待できます。仰向けに寝て手足を上げたままブラブラするだけなので簡単です。

まとめ

悲しいことがなくても感動して涙が止まらないことはあります。涙で心が浄化されることもありますが、その代償として目が腫れるのは避けたいものです。

泣いた後に目が腫れる最も大きな原因は涙を拭うことによる肌への刺激です。目が腫れない泣き方や腫れてしまったときの対処法を理解して、泣いた後でもすっきりとした目でいられるようにしましょう。