チーズが太るのは本当?ダイエットに向いている理由とチーズの種類

チーズが含まれている料理ばかり食べていると太る、その理由はカロリーが高いからという話は、ダイエットをする人に広く知られています。確かに筋の通った説明ですが、近年の研究ではチーズには驚くべき力があることが分かっています。
  • チーズが太ると言われる理由
  • チーズがダイエットに向いている理由
  • カロリーが低めなチーズ
  • ダイエットに適したチーズの食べ方

についてご紹介していきます。

チーズが太ると言われる理由

私達に植えつけられている「チーズは太る」というイメージは、一体なぜ生まれたのでしょうか。これまでチーズが太ると言われ続けてきた理由について、まずは見ていきましょう。

脂質が多いから

チーズに含まれる成分は、主に水分とたんぱく質、脂質です。中でも特に気になるのが「脂肪」という成分ですよね。

脂質は確かに多く摂取してしまうと、太る原因にもなりますが、健康を維持するために必要な栄養素でもあります。チーズに含まれる脂質が多いというイメージが先行してしまうことによって、「チーズは太る」と言われてしまったというわけです。

高カロリーな印象があるから

チーズは高カロリーというイメージを持っている人も多く、ダイエットをするならばチーズは食べない方が良いと考えてしまいがちです。しかしながら、実はチーズのカロリーはそれほど高くはなく、ダイエット中に摂取したとしてもそれほど差は出ないということが分かっています。

チーズは意外とダイエットに向いている!

近年の研究では、チーズはそこまでダイエット時に気にすべきでないことを裏付ける様々なデータが出ています。むしろ、チーズは意外とダイエット向きの食品であることも分かっています。それではなぜチーズがダイエットに向いているのかについて見ていきましょう。

実は高カロリーではない

チーズはそこまでカロリーが高いというわけではありません。たとえば牛肉は高カロリーな食材としても有名で、100gあたりに517kcalもあります。これに対してチーズの中でも最もカロリーが高いとされているプロセスチーズは100gあたりに339kcalで、両者を比較すればチーズがそれほど高カロリーでないことが分かります。

また、チーズは、理に使用されていたとしても百グラム単位で使用されることはまずありません。せいぜい数十グラムを摂取するのにとどまるため、摂取カロリーについても気にならない程度です。

もちろん牛肉のようにチーズを大量に食べたとしたらカロリーも高くついてしまいますが、現実にはそのような摂取の仕方はほとんどしないので問題ありません。

血糖値を上げない低GI食品

血糖値はダイエットと深い関わりを持っており、血糖値が高くなると脂肪も付きやすいことが分かっています。

チーズは低GI食品であり、血糖値を抑える働きがあることも分かっています。

脂質・糖質を燃やすビタミンB2が豊富

ビタミンB群には脂質や糖質を燃やす働きがあることが分かっており、ダイエットをするのであればビタミンB群は不可欠です。チーズにはビタミンB2が豊富に含まれているため、むしろチーズを食事に取り入れた方が良いということも言えます。

脂肪の吸収を抑えるカルシウムが豊富

チーズに豊富に含まれるカルシウムは、骨を頑丈にするというイメージが強いですが、それ以外にも脂肪を吸収する働きがあることが分かっています。そのため、ダイエット時にチーズを摂取することは悪いことではないと言えます。

筋肉を修復するたんぱく質が豊富

筋肉は身体の代謝量、カロリーの消費量と関係しており、筋肉が多いほどカロリーの消費量も高くなり、余計な肉がつきにくいということが分かっています。

チーズにはたんぱく質が豊富に含まれているため、筋肉を作ったり、修復したりする働きが期待できます。

カロリーが低めなチーズ

先に挙げたプロセスチーズは、チーズの中でも高カロリーなチーズですので、大量に摂取すると太ってしまう可能性も否めません。チーズには様々な種類があり、中には低カロリーのチーズもあるため、カロリーが気になる人は別のチーズを食べてみるのも良いでしょう。

カッテージチーズ

水分が少なく、酸味が強いのが特徴のカッテージチーズは100gあたりのカロリーが112kcalで低カロリーです。そのまま生で食べるのではなく、シーザードレッシングなどと混ぜて、サラダにかけて食べると美味しいです。

リコッタチーズ

リコッタチーズはカッテージチーズに似た味わいですが、口当たりが若干なめらかなチーズです。クリームチーズとカッテージチーズを1:1で混ぜても代用できます。カロリーについては100gあたり162kcalで、カッテージチーズよりも少しだけ高い数値です。パスタやスイーツなどに入れて食べると美味しいチーズです。

モッツァレラチーズ

モッツァレラチーズも様々な料理に使用されるチーズですが、こちらはプロセスチーズほどではないにしろ、若干高めのカロリーとなっています。気になるカロリーは100gあたりに280kcalです。パスタやピザに使用されるイメージが強いですが、野菜との相性も良いので、サラダなどにも使用すると美味しいです。

ダイエットに適したチーズの食べ方

チーズは太るというイメージは科学的に見ても根拠のないことで、過剰に摂取さえしなければそれほど悪いものでもなく、むしろダイエット効果も期待できることが分かっています。しかし、正しい食べ方や正しい量を食べないと、太ってしまうことにもつながりかねませんので注意が必要です。

糖質が多い食事の前にチーズを食べる

先に糖質を取って、その後にチーズを食べた場合は、チーズに期待できる血糖値を抑える働きが薄れてしまうことが懸念されます。そのため糖質が多い食事の前にチーズを食べるということがポイントと言えます。

具体的な食事への取り入れ方としては、たとえばチーズを取り入れたサラダを用意して、これを前菜として食べた後にメインへと移るといった方法などが考えられます。

基本的に炭水化物には糖質が多く含まれているため、ご飯やパン、麺類などを食べる前か、最低でも一緒のタイミングでチーズを食べるということを心掛けると良いでしょう。

お酒と一緒に食べない

お酒は基本的に糖質を多く含んでおり、また食欲を増進させる働きもあります。お酒のおつまみにチーズを選ぶケースもありますが、これについてはあまり良いとは言えません。

飲んでからチーズを食べて、再び飲んでチーズと繰り返していると、いくらカロリーはそれほど高くないと言っても大量に摂取してしまう可能性があるからです。

夜食で食べない

脂質の多い食べ物やたんぱく質の多い食べ物は、摂取してから消化するまでに時間がかかり、睡眠の質を低下させてしまう可能性があるということは覚えておくと良いでしょう。夜食で食べてしまうとダイエット効果も期待できなくなってしまう上に、睡眠にも悪影響を及ぼす可能性があるので注意してください。できれば20時以降はチーズは食べないようにしてください。

まとめ

意外なことに、チーズを食べることは必ずしも太るというわけではありません。太るというイメージの強いチーズですが、カロリーもそこまで高くはなく、また栄養も豊富で、むしろダイエットに向いている食材であることが分かっています。上手に食事へ取り入れて、ダイエットのお供にしてみてはいかがでしょうか。