トウモロコシで太るのは本当?ダイエットをサポートできる理由

夏場には旬を迎えてスーパーなどでもよく見かけるトウモロコシ。焼いたり茹でたりして食べると、しつこくない自然な甘みが引き出て美味しく、おやつに食べることも多いです。

しかし美味しい甘さのせいで糖質が多いというイメージが定着してしまい、「トウモロコシは太る」と言われるようになってしまいました。

  • トウモロコシで太ると言われる理由
  • トウモロコシに期待できるダイエット効果
  • ダイエットをサポートするトウモロコシの主な成分
  • トウモロコシを食べる時の注意点

についてご紹介していきます。

トウモロコシで太ると言われる理由

トウモロコシに対して「太る」というイメージが定着してしまったことには2つの理由が考えられます。それではまず、なぜ太ると思い込まれているのかについて見ていきましょう。

穀物・主食のイメージ

トウモロコシは日本だけではなく世界でも生産され、食べられている食材です。世界でも主食としてよく食べられている穀物は、お米と小麦、そしてトウモロコシが名を連ねており、これらは世界三大穀物とも呼ばれています。

コーンフレークの原材料になっていたり、トルティーヤにもトウモロコシが使われていたりと、多くの食べ方があり、これが原因となって「主食」というイメージが定着していると考えられます。

ご飯のカロリーは100gあたりに168kcal、食パンの場合は100gあたりに264kcalとなっており、これらを考慮すると穀物もカロリーがそれなりに高そうにも感じてしまいます。しかしながら、実際にはトウモロコシ100gあたりのカロリーは92kcalと低く、実はダイエットにも向いている穀物であると言えます。主食というイメージが先行しているだけで、実際はヘルシーな食材だと覚えておくと良いかもしれません。

糖質が多い

お米、小麦がそうであるように、トウモロコシは炭水化物に属します。炭水化物といえば、食べ過ぎてしまうと太るというイメージを持たれやすいです。焼いたり茹でたりすると甘くなるトウモロコシは、特に糖質が強いというイメージをよく持たれてしまい、その結果ダイエットには不向きな食べ物と思われています。

しかしながらトウモロコシに含まれる糖質は、むしろダイエットに向いている糖質であることが分かっています。トウモロコシの糖質は多糖類に分類されており、消化、吸収が穏やかに行われるため、血糖値を急激に上昇させることはありません

血糖値の上昇しやすさを数値化したGI値を見ると、お米が84、食パンが91に対して、トウモロコシは70で、このことからも他の炭水化物と比較してダイエットに向いているということが分かります。

トウモロコシにはダイエット効果も期待できる!

ダイエット

トウモロコシには様々な栄養素が含まれており、上手に食事へ取り入れることにより、ダイエット効果も期待できます。それではなぜダイエットにも活用できるのかについて見ていきましょう。

インスリンの分泌が緩やかな多糖類の糖質

トウモロコシの糖質は多糖類に分類されます。多糖類の特徴はインスリンの分泌が緩やかで、血糖値も緩やかに上昇することです。

同じ糖質でも、たとえばお菓子によく使われる砂糖は二糖類で体内への吸収が素早く行われ、ダイエットには不向きです。つまり、普段からスイーツをよく食べるという人は、ダイエットをする際にはスイーツをトウモロコシに置き換えることによっても、効果が期待できるというわけです。

食物繊維が便秘解消をサポート

トウモロコシには食物繊維も含まれています。食物繊維は言わずと知れた便秘解消効果の期待できる成分です。

便秘状態は腸での栄養素吸収を阻害してしまい、必要な栄養素を補給できないことにつながり、美容において良い状態ではありません。また単純に便が排出されずに腸内にとどまっていると、その分体重が増えてしまいます。

身体の内側から美しくなるためにも、またダイエットをするためにも食物繊維は積極的に摂取していく必要があります。

ダイエットをサポートするトウモロコシの主な成分

トウモロコシに含まれる栄養素には、ダイエットの役に立つ成分が多くあります。それではどのような栄養素が含まれているのかについて見ていきましょう。

食物繊維

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つがあり、トウモロコシに含まれるのは不溶性食物繊維となります。不溶性食物繊維には、腸のぜん動運動を促す働きがあり、排便活動を活発化させることにつながります。

腸内環境が良くなることは、良好な代謝活動へとつながるため、ダイエットにも関係しています。

必須アミノ酸

必須アミノ酸は体内で合成することのできないアミノ酸を指し、トウモロコシにも含まれています。他の食材で必須アミノ酸をもう少しだけ補いつつ、トウモロコシも摂取するといった方法も良いでしょう。

ビタミンB1

ビタミンB群は体内の代謝活動や疲労回復に関係する、欠かせないビタミンです。中でもビタミンB1は糖質の代謝を助ける働きのある成分で、ダイエットには欠かせない栄養素です。トウモロコシにはこのビタミンB1も含まれているため、ダイエット効果が期待できます。

ビタミンE

ビタミンEは血流を良くする働きのある栄養素です。また、脂肪の酸化を防ぐ働きもあるため、美容やダイエットを気にかけるのであれば、不可欠な栄養素と言えます。

身体の内側から美しくなるためにも、ビタミンEはしっかりと取るように心掛けてください。

トウモロコシを食べるときの注意点

トウモロコシにはダイエット効果や健康効果、美容効果などが期待できますが、無制限に食べても良いというわけでもありません。食べ方を誤ると太ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

トウモロコシを食べる際にはどのような点に注意すれば良いのか、見ていきましょう。

1本まるごと食べるのは控える

他の炭水化物と比較して、トウモロコシは比較的カロリーが低めではありますが、1本まるごと食べるような食べ方では食べ過ぎになってしまいます。

許容量の目安は、1本の半分程度。半分に切って誰かと一緒に食べたり、2日間に分けて少しずつ食べたりなど、工夫してみてください。

寝る前に食べない

トウモロコシに含まれる糖質は、吸収が穏やかに行われるという特徴がありますが、摂取してからすぐに寝てしまうと、エネルギーが消費されずに脂肪へと変換されてしまう可能性が高まります。したがって、寝る前に食べることは控えてください。

おやつの代わりに少しだけ食べたり、朝食や昼食などに少量取り入れたりすると良いです。

サラダにするならドレッシングは掛けすぎない

サラダにトウモロコシを加える場合には、ドレッシングについても注意が必要です。ドレッシングには様々な種類がありますが、油が使用されていたりカロリーが高かったりするドレッシングも多いので、こちらにも着目してみてください。

缶詰には注意

缶詰になっているコーンは、甘みを引き立たせるために塩や調味液などが使用されていることが多いという点には注意が必要です。必要以上にカロリーや糖質を摂取しないためにも、できれば無添加のものを選んで食べるなどの工夫を加えると良いでしょう。

まとめ

トウモロコシは太るという俗説は、必ずしも正しいというわけではありません。むしろ、脂肪を燃焼させる効果や便秘を改善させる効果などのダイエット効果も期待できる食べ物ですので、トウモロコシを食事に取り入れてみるのも良いでしょう。