夢占いで犬が示す基本的な意味
夢占いでは犬は信頼できる人の象徴。親しい友人や信頼のおける部下や後輩など、自分を信頼し、また自分も信頼できる相手を表すとされています。
夢に犬が出てくることで、そういった人との人間関係を意味するとされています。犬が示す基本的な意味についてまとめました。
自分にとって支えてくれる人を示している
基本的には夢の中の犬は、自分を支えてくれる人を示しています。親友や親しい友人、信頼できる後輩や部下など、どちらかというと目上の人よりも、友だちもしくは後輩を表すことが多いです。犬は信頼や友情を示すもの。夢の中に犬が出てくる場合、友人や信頼している部下などに関係する何かがある、ということの暗示です。
また、犬が出てくる夢は、対人運に関係するので、出会いの可能性があるということを示唆することもあります。特に可愛らしい子犬が出てくる夢は、素敵な出会いがあったり、両思いになったりする可能性が出てくる、ということの暗示かもしれません。
特に犬がたくさん出てくる夢は、恋愛運アップの予兆。異性からたくさんのアプローチが期待できそうです。もしくは、身近な人から信頼を得られたり、困っていることがあれば助けてくれる人が現れたりすることもあります。
男性を象徴すると解釈されている
女性を象徴するのが猫ですが、犬は男性を象徴すると解釈されています。身近な存在の犬は、夫や父親、恋人などを表すもの。
また、可愛らしい子犬は頼られたり、好意を寄せられたりすること、年老いた犬や傷ついた犬は、大切な人の健康状態がよくないことを表すなど、犬の種類や状態によっても意味が変わってきます。
夢を見た人が犬に持っているイメージでも夢の意味合いが変わる
犬を飼っていない人でも犬の夢を見ることがありますが、もともと自分が持っている犬に対するイメージによっても夢の意味合いが変わることがあります。
犬を飼っている人は特に、犬は大切な家族であり、パートナーであり、さらに守ってあげなければならないもの。そういった思いも夢に反映されるのです。
夢の状況によって解釈が異なってくる
夢占いでは登場する犬の毛の色や姿、種類などのほか、夢の状況によって解釈が異なります。
どのように助けたのか、シチュエーションはどうだったのか、コミュニケーションの取り方はどうだったか、などによって意味が違うのです。
犬を助ける夢が意味すること
夢の中に犬が出てきたといっても、シチュエーションはいろいろでしょう。
その中でも犬を助ける夢は、助けることによって感謝されたい、自分を褒めてほしいという願望の表れだったり、身近な人を助けてあげる暗示だったりします。犬を助ける夢の意味について見ていきましょう。
自分の存在を周囲に認めてほしい
夢の中で犬を助けている自分がいる、というのは自分の存在を周囲に認めてほしいと思っているということ。犬がかわいそうだから助けた、というより、誰かを助ける力がある、自分は人をサポートできる人間である、ということを理解してもらいたい願望の表れです。
特に犬は親しい人の象徴なので、身近な人にもっと信頼されたいという気持ちが、犬を助ける夢を見させるのです。会社の部下からもっと信頼されたい、父親に一人前として認めてもらいたい、という気持ちが強くなっているのかもしれません。
仕事などで人一倍努力をしているのに、その成果をあまり認めてもらっていないと感じている可能性もあります。しかし、努力をする姿は誰かが見ていてくれるもの。または、言葉には出さなくても、実力を認めてくれているということもあります。自分に自信を持って、焦らずに努力をし続けましょう。
親しい人を自分の手で助けてあげたい
犬を助けるということで、親しい人を自分の手で助けてあげたい、という気持ちの表れでもあります。犬は信頼している人や大好きな人の象徴。
身近にいる、自分の好きな人、大切な人を他の誰でもなく、自分が助けてあげたい、と思っています。心の中に、自分が助けてあげたいと強く思っている人や、気がかりな人がいるのではないでしょうか?
犬を助ける夢は、助けたいと思っているだけでなく、実際に自分の身近にいる人が、助けを求めている可能性があります。それを何となく感じているため、犬を助ける夢を見ることもあるのです。もし気になることや悩んでいそうな人がいれば、声をかけてあげるといいでしょう。
誰かのためになる仕事をしたい
社会で役に立ちたい、誰かのためになる仕事をしたい、という願望を表していることもあります。そうすることで、自分は必要な人間であると自分自身が感じたい、と思っているのかもしれません。自分の存在意義を認識したいという気持ちの表れです。
何か仕事がうまくいっていなかったり、自分の実力不足を感じているため、気持ちが不安定になっていたりするのかもしれません。
誰かに賞賛されたい
誰かに賞賛されたい、という気持ちを表していることもあります。役に立って感謝されたい、と思っているのです。身近な人から「すごい人」「できる人」と褒めてもらいたいのです。自分に自信がないため、賞賛のことばで心を満たしたいと思っているのかもしれません。
しかしそれは自信のなさの表れ。誰かに頼ることも悪いことではありませんが、自分自身で立ち直ることも必要です。どうして自信がないのか、何かきっかけがあるのか、よく考えてみましょう。自分を客観的に見つめ、自信を取り戻しましょう。
助けたのはどんな犬?犬の種類でわかる意味
助けた犬がどのような犬なのか、といったことも占いでは解釈が異なることがあります。犬の種類によって意味やメッセージが違うので、夢で見た犬の種類を思い出してみましょう。
白い犬を助ける夢:他人からピュアに見られたい願望がある
助けた犬が白い犬であれば、他人からピュアな人と見られたい願望があるということです。嘘つきではない、また裏表のない、純真で信頼できる人、と思われたいということを意味しています。
また、白い犬は吉夢と言われています。対人関係もよくなる兆し。犬の毛が長かったり、きれいな毛並をしていたりするなら、特に対人運が高まることを意味します。困っていることや悩みがある場合は、身近な人が助けてくれる暗示でもあります。恋愛においては、出会いがあったり、恋人がいれば愛情が深まったりするでしょう。家族の絆も深まる暗示です。
黒い犬を助ける夢:周囲から愛嬌を求められている
黒い犬を助ける夢は周囲から愛嬌を求められているということ。真面目過ぎて、冗談も通じない、と思われているかもしれません。決して悪い印象を与えているわけではないのですが、もう少しやわらかな態度で接するといいでしょう。
また、黒い犬の夢は健康運の低下を表します。仕事が忙しくて、誰かに助けを求めたいと思っていませんか?ストレスが溜まっているなら、早めにリフレッシュすることをおすすめします。
黒い犬の夢はあまりいい意味でないことが多いです。特に狂暴だったり、威嚇されたりした場合は誰かに裏切られたり、気の合わない人と仲が悪くなったりする暗示です。あまりいい印象を持たなかった場合は、人間関係でトラブルが起こる可能性があるので注意しましょう。
茶色い犬を助ける夢:周囲から実直で素直であることを求められている
茶色い犬を助ける夢は、周囲から実直で素直であることを求められています。身近な人に素直な態度で接してみましょう。
ささいなことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみてください。人間関係がよりよくなるでしょう。
まとめ
犬は男性の象徴であり、父親や恋人、会社の後輩や部下など身近な人を表しています。その犬を助ける夢は、自分が認められたい、感謝されたい、という願望の表れです。
または、実際に身近な人が助けを求めている可能性があります。周りで悩んでいる人がいれば、声をかけてあげるといいでしょう。より深い絆ができるとともに、信頼性も高まるでしょう。