靴擦れが起る6個の原因と効果的な対処方法

せっかく可愛い靴を買ったのに痛い靴ずれができてしまった経験はないでしょうか。靴ずれは足の皮膚と靴との摩擦によってできるものですが、場合によっては炎症がひどくなって化膿することもあります。

ここでは、靴ずれを防ぐために

  • 靴ずれができる原因
  • 靴ずれに効果的な対処方法

をご紹介します。

靴擦れの原因


靴ずれは、靴のサイズが合わなかったり新品の靴を履いて長時間歩いたりした際に生じやすくなることで知られています。しかし、それ以外にも靴ずれができる原因が考えられます。靴ずれの原因についてまとめました。

靴のサイズが大きすぎたり小さすぎたりしている

靴ずれができる場合はまず靴のサイズが合っていないことを疑ってみる必要があります。靴が小さすぎる場合は窮屈で摩擦が生じて靴ずれができやすくなります。その一方で、靴のサイズが大きすぎても浮いた靴とかかとがすれて靴ずれができます。靴ずれを防止するためには自分の足にフィットする靴を選ぶことが最も重要であると言えるでしょう。

歩く際にかかる体重が分散されていない

反り腰や猫背などの姿勢だけでなく人によってさまざまな歩き方のクセがあります。重心がつま先やかかとなどの一部だけにかかることもあるでしょう。負担が集中しがちなかかと部分は特に靴ずれができやすい場所となります。靴ずれを防ぐためには親指の付け根を意識した歩き方を意識する必要があるでしょう。

靴の素材が固く足に馴染んでいない

革靴に限らず、合成皮革など靴に使用されている素材が硬いと皮膚と摩擦を起こしやすく靴ずれができる可能性が高くなります。天然革は本来伸縮性があるものですが、履きこなすことで柔らかくなるため足になじむまでには時間が必要です。靴の素材が硬い場合は長時間靴を履かないで、徐々に慣らしていくようにしましょう。

靴擦れしやすいデザインの靴を履いている

ハイヒールやデザイン性の高い靴は、靴や足を美しくみせるためにつくられていることが多いため足に負担がかかりやすくなります。足全体で体圧を分散することがほとんどなく、一部の部位に重心がかかり、靴と皮膚との間に摩擦が起きやすくなるのです。どんなにデザイン性の高い靴でも靴ずれができては美しく履きこなすことはできません。

足が浮腫んでしまっている

仕事が終わって帰宅しようと靴を履き替えた際に窮屈さを感じた経験はないでしょうか。これは、同じ姿勢を維持することによって足がむくんでしまったことが原因と考えられます。アルコールや塩分の過剰摂取でも生じる現象です。靴ずれができやすくなるため、靴を履く前にリンパを流すようにマッサージをして足のむくみを解消することが大切です。

いつもよりも靴下が厚いため窮屈

冷え性の人は手足の先が最も冷えやすいため、真冬でなくても厚手の靴下が欠かせないことも多いでしょう。普段履き慣れている靴でも靴下が厚くなると窮屈になり、くつと足の皮膚が摩擦を起こしやすくなることがあります。靴下を履き替える、絆創膏を貼るなどして摩擦を軽減するための適切な対処をしましょう。

靴擦れが出来てしまった時の対処法


靴ずれは足の皮膚と靴の素材が直接すれることによって生じます。そのため、摩擦を軽減する対処をすれば、靴ずれの防止やできてしまった靴ずれを悪化させないようにすることも可能です。靴ずれ防止、また靴ずれができてしまった際の対処法を紹介します。

靴下やストッキングで靴の中の摩擦を減らす

靴ずれは裸足で靴を履いた時によくできます。これは皮膚と靴が直接すれてしまうことによるものなので、靴下やストッキングを履けば摩擦を軽減することができます。薄手のストッキングだけだと摩擦の軽減が十分でなく伝線する原因にもなるので、絆創膏などの他のものと併用するといいでしょう。靴のデザインによっては朝履きの靴下もおすすめです。

絆創膏でガードする

靴ずれができた際に絆創膏を貼ることはよくありますが、靴ずれができる前に予防として絆創膏を活用することができます。絆創膏にはガーゼなどが使用されていてクッション性があることから足の皮膚と靴が直接触れて起こる摩擦を軽減することが可能です。靴の形状や靴に接触する足の面積に合わせてカットして使用するようにするといいでしょう。

靴擦れ対策インソールを使用する

靴ずれを防止するためにインソールを使用することも効果的です。インソールは靴の中敷きのことであり、靴全体に粘着テープなどを使って固定して使用します。足の一部分ではなく全体をカバーして摩擦や体圧分散に効果が期待できるのです。素材や厚さなどでさまざまな種類があるので靴や足に合わせて選びましょう。

靴擦れ対策かかとパッドでかかとをガードする

新しい革靴を履く場合や長時間歩かなければならない際に靴ずれを防止するためのグッズがあると便利です。特にかかとは靴に直接当たる面積が広く重心もかかるため靴ずれができやすい部位となります。かかとパッドはクッション性が高いため、摩擦を軽減するだけでなく体圧を分散してくれる効果も期待できます。

靴擦れを起こさない対策


靴ずれには靴のサイズや素材、歩き方などさまざまな原因があります。靴ずれ防止グッズを活用するのも1つの方法ですが、その前に自分で改善すべきことがないかチェックすることも大切です。靴ずれを起こさないための対策についてまとめました。

自分に合った靴をオーダーする

靴ずれの原因で最もポピュラーなのが自分の足のサイズに合っていない靴を履くことによるものです。自分の足のサイズは把握している人でも中学生頃からずっと同じサイズだと思い込んでいることはないでしょうか。メーカーやデザインによってもサイズは微妙に変わるので足のサイズを正確に測ったうえでぴったりの靴を選ぶようにしましょう

シューフィッターで足の正しい形を計測してもらう

シューフィッターは靴に関する知識だけでなく足の健康についても熟知している靴合わせのプロです。最近では専属のシューフィッターが在籍しているシューズショップもたくさんあります。サイズだけでなく足の形などを正しく計測してもらうとともに個人差のある靴の悩みについても相談してみることをおすすめします

シューズクリームで皮を柔らかくする

新しい革靴やそれ以外の硬い革を柔らかくするためにシューズクリームを使うのも有効です。硬い靴が足になじむまでには時間がかかり、その間に何回も靴ずれができることもあります。シューズクリームは保湿柔軟剤のようなもので、塗ることによって柔らかく伸びやすくしてくれます。クリームだけでなくワックスやオイルなどのタイプもおすすめです。

リンパマッサージで足のむくみを解消する

立ち仕事だけでなく長時間同じ姿勢のままでいると体液が重力によって下半身に下がり、足がむくみやすくなります。夕方や夜になるとむくみが激しくなる人も多いでしょう。そのまま靴を履けば靴ずれができてしまうので、靴を履く前にリンパマッサージをしてむくみを解消しましょう。心臓の方向に向かって押し上げるようにマッサージするのがコツです。

均等に体重がかかるような歩き方に改善する

クセのある歩き方によって靴ずれができやすくなることもあります。猫背や反り腰は意外に無意識になりやすい姿勢です。姿勢が悪いと足にかかる体重が均等でなくなり、かかとなどの特定の部分に負担がかかって靴ずれができます。外股や内股のクセも改善して、足全体に均等に体重がかかるように意識して歩きましょう

靴擦れにより水ぶくれが出来てしまったら

靴ずれがひどくなると炎症だけでなく水ぶくれができることもあります。そのまま放置すると雑菌が入って化膿するおそれもあるため適切に対処しなければなりません。靴ずれで水ぶくれができてしまった場合の対処法を紹介します。

絶対に皮はむかない

靴ずれによる水ぶくれは皮をむいても治りが早くなるわけではないので絶対にむかないようにしましょう。意図的に水ぶくれを潰してしまうと破れたところから雑菌が侵入してしまう恐れもあります。

ワセリンを塗り絆創膏で保護する

水ぶくれした部分は、乾燥して皮膚にしわが寄ったり、外部からの刺激を受けやすくなったりすることで破れやすくなります。水ぶくれができた際には、ワセリンを塗りその上から絆創膏を貼って保護するにようにしましょう。水ぶくれを破かずにキープできれば、痛みが軽減されるだけでなく治りも早くなります。

化膿してしまったらすぐに皮膚科にかかる


靴ずれが水ぶくれとなり化膿している場合は、水ぶくれした皮膚が剥がれたり破れたりしたことによってその傷跡から雑菌が侵入したことが原因になることが多いです。そのまま放置すると炎症がひどくなるだけでなく化膿範囲が広がるおそれもあります。自己判断で薬を塗布すると悪化させることもあるため、すぐに皮膚科を受診して医師の指示に従うようにしましょう

まとめ

靴ずれはサイズの合わない靴や硬い素材の靴、デザイン性の高い靴などを履いた際にできやすくなります。靴ずれを防ぐためには、足と靴との摩擦を軽減するだけでなく、歩き方の改善なども必要です。靴ずれの原因や適切な対処方法を理解して、靴ずれの悩みを解消しましょう。