赤ちゃんの靴はいつ買えばいい?
赤ちゃんの靴を買うタイミングですが、これは人によってまちまちです。ただ、全体で見ると1歳くらいで用意する人が多い傾向にありますね。自分で歩けるようになったら購入、ということでも良いでしょう。
1歳前後で用意する人が多い
赤ちゃんが最初に履く靴をファーストシューズと言います。ファーストシューズをいつ用意するかは、正直人によってまちまちです。一般的には、1歳前後になるとよちよちしながらも歩けるようになることが多いため、このタイミングで用意するケースが多いです。
目安は「歩けるようになってから」
これくらいの時期に買ったほうがいい、という明確な基準はありませんが、目安としては歩けるようになってからです。歩けるようになったら、ママやパパと一緒に外で遊ぶシーンも増えるでしょう。そうなると靴が必要なので、このタイミングで買うのはおすすめです。
慣れさせるために履かせるのもあり
ファーストシューズを赤ちゃんに履かせてあげようとすると、嫌がることもあります。それまで裸足で生活していたので、これはある意味当然と言えるでしょう。そのため、ファーストシューズをスムーズに履けるように、慣れさせる意味で早めに履かせるのはよいとの意見もあります。
当たり前かもしれませんが、赤ちゃんが靴を履くのを嫌がってしまうこともあります。嫌がっているのに無理やり履かせようとすると、余計に靴嫌いになってしまうかもしれません。赤ちゃんにいたずらにストレスを与えてしまいますし、無理に履かせるのは避けましょう。
赤ちゃんの靴のサイズ
赤ちゃんの足はかなり小さいですし、赤ちゃん専用の靴を用意しなくてはなりません。ここでは、赤ちゃんのファーストシューズの平均的なサイズ、新生児から2歳くらいまでのサイズをご紹介したいと思います。
ファーストシューズの平均サイズは11~13センチ
平均的なサイズとしてはこれくらいになりますが、あくまでこれは平均サイズです。そのため、実際に赤ちゃんのファーストシューズを選ぶときには、足にピッタリとフィットするものを選ぶ必要があります。靴の中でずれる、踏ん張れないといったものは控えましょう。
新生児~3ヶ月:8~11センチ
これくらいの時期は、当然まだ歩くことはできません。ベビーベッドの上で寝ながら過ごしている時期です。靴に慣らしておきたい、という理由で購入するのなら、これくらいが平均的なサイズとなるでしょう。
3ヶ月~6ヶ月:9~12センチ
赤ちゃんの成長はとても速いので、どんどん足のサイズも大きくなっていきます。この時期だと9~12cmくらいになりますが、やはり個人差があります。また、足の形も赤ちゃんによって違うので、その辺も考慮しなくてはなりません。
6ヶ月~1歳半:11~13センチ
1歳前後になると、より活発になって動き回ります。これくらいの時期に歩き始める赤ちゃんも多いので、靴を買うには絶好のタイミングかもしれませんね。サイズとしてはこれくらいになります。同じ表示サイズであっても、メーカーなどによって違いが生じるため注意しましょう。
1歳半~2歳:12~14センチ
だいたいこれくらいのサイズとなることが多いです。2歳くらいになると、ママやパパと一緒に外に出かけたり、外で遊ぶことも増えるでしょう。靴下も履かせると思うので、それも含めたサイズを選ぶようにしましょう。また、日本製と海外製では靴のサイズ感も違うため注意が必要です。
赤ちゃんの靴を選ぶポイント
赤ちゃんの靴を選ぶときにはいくつかのポイントがあります。大きすぎる靴はNGで、かかとがしっかりしているかどうかをチェックしましょう。また、通気性は良いか、履かせやすいかといった部分も大切な比較ポイントですね。詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんの足はやわらかく小さい靴でも入ってしまうので注意
大人だと、サイズが5mm違っても窮屈で入らないことがありますが、赤ちゃんだと小さな靴でも入ってしまいます。そのため、小さなサイズなのにフィットしていると思ってしまい、窮屈な靴を履かせ続けてしまう恐れもあるので注意が必要です。きちんとサイズを測り、ジャストフィットの靴を選んであげてくださいね。
大きすぎるのはNG
大きすぎる靴だと、靴の中で足がずれてしまいます。その状態で歩いてしまうと、靴擦れを起こしてしまうので、大きなサイズを選ぶのはNGです。窮屈なよりは、と大き目を選んでしまいがちですが、赤ちゃんの皮膚はとてもデリケートです。靴擦れしないものを選んでください。
つま先は窮屈ではないか
人によって足の形はまちまちですよね。これは赤ちゃんでも同様で、つま先が広い、狭いということはよくあります。つま先が広いのに、狭い靴を選んでしまうと足の指に痛みを感じてしまいます。つま先が窮屈でないかどうかを確認してから購入してください。
かかとはしっかりしているか
赤ちゃんの段階だと、かかとや土踏まずがしっかり発達できていません。そのため、足首までしっかり包み込んでくれるようなタイプがおすすめです。また、かかとがぐにゃぐにゃしたタイプの靴だと、歩いている最中に転倒する恐れもあります。しっかりしたものを選びましょう。
靴底の弾力性はあるか
なるべく靴底にクッション性のあるものをチョイスしましょう。赤ちゃんは重心をコントロールしながら歩くことが難しいですし、全体重をかけて歩いてしまうこともあります。足を傷めないようにするためにも、クッション性に優れた靴を選ぶのが基本となります。
通気性も大切
赤ちゃんは体温が高いことが多いですし、蒸れやすいものです。そのため、通気性の良くない靴を選んでしまうと、足がすぐに蒸れてしまいます。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、そこから肌トラブルに発展する可能性もあります。
甲の高さは調整できるか
足の甲が高い赤ちゃんだと、甲高の靴を選ぶのが基本となります。甲高のベビーシューズもたくさんあるので、赤ちゃんが窮屈さを感じないようなアイテムを選びましょう。甲の高さを調整できるものだと、多少成長しても履くことができます。
履かせやすいものを選ぼう
赤ちゃんは自分で靴を履くことができませんし、当然ママやパパが履かせてあげることになります。それを考えると、履かせやすさというのは靴選びにおける大切なポイントです。ワンタッチの面ファスナータイプだと、履かせやすくていいですよ。
買い替えの時期
赤ちゃんの靴をいつ買い替えればいいのか、というのも悩んでしまう部分です。一般的には、つま先に余裕がなくなってきたとき、足が擦れてきてしまったとき、と言われています。ここでは、買い替えのタイミングについてお話しましょう。
つま先に余裕がなくなってきたとき
つま先に余裕がなくなってしまうと、赤ちゃんも足に窮屈さを感じています。そのまま履かせ続けていると、足に痛みも感じるようになるでしょうし、指の骨が変形してしまう恐れもあります。つま先に余裕がなくなった、と思ったら早めに買い替えを検討してください。
足が擦れてきてしまったとき
足が擦れてきている、ということはサイズが合わなくなっているということです。こうなったら無条件で買い替えしましょう。いつまでもそのままだと、赤ちゃんの肌がどんどんダメージを受けてしまいます。赤ちゃんに靴を履かせたときは、擦れていないかどうかをチェックする癖もつけてくださいね。
まとめ
ファーストシューズのサイズや、靴を選ぶときのポイントなどについてまとめてみました。もっとも大切なことは、赤ちゃんの足にフィットしたものを選ぶということです。また、自分ではサイズを測ることができない、不安だ、という方はお店の方に相談するのも良いでしょう。ベビーグッズの専門店なら、サイズも測ってくれるはずです。