積み木遊びによって得られるメリットと失敗しない積み木の選び方

小さな子どもの遊びの定番である「積み木」。積み木遊びにはただ楽しいだけではなく、子どもの成長に関わる様々なメリットが存在しています。子どもを持ったらぜひ早いうちから積み木遊びを推奨したいところですが、いろいろとリスクが伴うのも心配。

小さな子は思わぬところで怪我をする危険性があります。

そんなリスクと向き合いながら、今回は

  • 概要
  • 積み木の選び方
  • 積み木のおすすめの遊び方

を見ていきましょう。

積み木遊びのメリット


まずは積み木遊びのメリットについて知ってください。小さな頃から積み木遊びを覚えることで、子どもにこんな恩恵が与えられます。

創造力が身に付き鍛えられる

子どもの頃から積み木遊びをしていると、物心つく頃から想像力を身に付け、鍛えることができます。そもそも積み木自体が立体の形をしていますよね。

 

子どもはそれを見て、「これはどんな形か?」「奥の見えない部分はどんな姿か?」「どんなものと組み合わせられるのか?」あらゆる思考をします。

実際に考えながらいくつもの積み木を組み合わせ、何十通りもの形を作り上げることで、どんどん想像力に磨きがかかるのです。最初はオーソドックスな物、次には自分なりのアレンジを加え、自分のイメージ通りに積み木を組み立てるため、考えを巡らせるうちに想像力が発達していきます。

手先が器用になる

積み木遊びはなかなかに細かな作業です。一つ一つの動作を丁寧にしないと積み木が崩れてしまいますし、雑に扱えばイメージ通りにいきません。そんな経験を通して、積み木遊びをする子どもたちには手先の器用さが身についていくのです。

同じ長方形でも、それを縦に使うか横に使うかなど…あらゆる場面で手先を動かすことになるでしょう。物事を一つ一つ丁寧に考えながらこなすことを覚えれば、これから先も丁寧で手先を器用に扱う場面で、能力を発揮できるはずですよ。鉛筆を握る際などにも、この動作がヒントになります。

集中力を養う


積み木で複雑な形のオブジェを作ろうとするなら、大人だって集中しないと失敗します。繊細な作業を一つ一つクリアしていく積み木遊びなので、当然、集中力もぐんぐん鍛えられます。小さな頃から落ち着いて物事を考えることを覚え、落ち着きのある子に育ってくれますよ。

集中力が高まれば、その後は勉強やスポーツなど…あらゆる場面で能力を磨きやすくなります。保育園や幼稚園でも、落ち着きのなさでトラブルを起こすリスクは減るはずです。一つのことを最後まで投げ出さない忍耐力にも繋がる要素。本人の成長力の土台となります。

バランス感覚を養う

回数を重ねていけば、やがて複雑なバランスの積み木を組み立てたくなるでしょう。今にも倒れそうな積み木を、上手くバランスを取って「見て見て!」と誇らしげに見せてくれることもあるはず。積み木を通してバランス感覚が鍛えられ、養われていくのです。

ランス感覚はあらゆる場面で必要となるもの。物を壊したり落としたりといった事故防止に繋がります。スポーツにだって役立てられるので、その子が勉学、スポーツどちらの道に進むことになっても、積み木遊びは立派な土台作りになってくれます。

積み木の選び方


「積み木」と言ってもいろんな種類・形のものがありますよね?自分の子どもにはどんな積み木が合っているのか…それぞれの特徴やメリットを見ながら、しっかり考えて選んでいきましょう。

口の中に入れても安全なもの

どの積み木を選ぶとしても、最低条件として「口の中に入れても大丈夫」かどうかを確かめてください。小さな子どもは何でも口に入れます。「うちの子に限って」なんてことはありません。何が起きてもおかしくないので、口の中に入れても安全なものを選ぶようにしてください。

先のとがったものや極端に硬いものは危険。化学成分の塗料が使われたものなどは、体質によっては重大事故につながりかねません。積み木の中には、小さな子が口に入れることを前提に作られた「天然由来」の商品もあります。デザインより安全性に注目して積み木選びをしてください。

飲み込む心配のない大きさ

小さなパーツだらけの積み木であれば、小さな子が口に入れてしまう可能性があります。誤飲が心配なようなら、小さな子の口に入らないサイズの大きめな積み木を用意してみましょう。かじったりなめたりすることはあるかもしれないので、素材には十分注意してください。

また、大きめの積み木だと身体に落ちてきたときに怪我をすることもあります。なるべく重たくないものや、柔らかいもの、先が丸いものがおすすめです。片づけやすさにも注目してみると良いでしょう。

年齢に合わせて追加購入できる


ある程度成長すると、子どもも以前使っていた積み木では満足しなくなります。その子の年齢や成長スピードに合わせて、追加購入できるシリーズの積み木だと良いですね。同じ積み木でもピース数が増えるだけで、全然作れるものが変わります。

高さのある積み木や、複雑な形の積み木など…ピース数だけではなく、形の種類も増やしてあげられると良いですね。ますます創造性に磨きがかかることでしょう。

自由な発想ができる白木

積み木には大きく分けて2種類があります。色つきのものと、白木のもの。より想像力を磨き、発想の幅を広げたいというなら白木のものがおすすめです。

色つきの積み木だと、「好きな色でしか遊ばない」「色がイメージに合わない」という理由で子どもが積み木遊びをやめることがあります。

白木の積み木はどんなイメージを作るのにも向いています。動物や乗り物、食べ物…子どもの発想力を広げるなら、断然白木の積み木がおすすめ。塗料がないので、舐めたりかじったりしても比較的安全です。

積み木のおすすめの遊び方


積み木を購入したら、実際にどんな風に遊ばせれば良いのでしょうか?ただ楽しいだけではない、子どもの能力をさらに引き延ばすための積み木の遊び方をご紹介します。

積み上げる

最も原始的でオーソドックスな遊び方です。最初は特に形を作る必要はありません。ただひたすらに高く積み上げていきましょう。

高く積み上げれば積み上げるほど、褒めてあげてください。最初は手当たり次第に積み上げて、途中でバランスが崩れるということを経験するはずです。

ですがそのうち「これは土台向き」「これはバランスを取りづらい」など、積み木の形とその特徴を覚えていくはずです。高く積み上げるために、どの形を使えば良いのか…集中力や思考力が鍛えられていきますよ。

ドミノ倒し


集中力や繊細さ、手先の器用さを鍛えたいならドミノ倒しもおすすめです。集中しないと途中で努力が水の泡になってしまうドミノ倒しは、最後までやりきる忍耐強さと辛抱強さ、それからやり遂げたときの達成感を子どもに覚えさせます。

最初は一直線のドミノ倒しから始めて、慣れてきたらサークル型やアーチ型、数字やひらがな型にドミノ倒しを作るのもおすすめです。同時にシンボルの名前や文字について覚えることもできます。ドミノ倒し前提なら、ぶつかったときに綺麗な音が出る積み木だと楽しいですね。

車やお城など思い浮かんだものを作る

子どもの創造性を豊かにしたい、個性をぐんぐん伸ばしたいなら、とにかく思いついたものを作らせるのがおすすめ。「何を思いついたか、積み木で教えて」などと、人への分かりやすさを意識させるのも良いかもしれませんね。

自分のイメージ通りに積み木を組み立てるだけではなく、そのうち自分なりのアレンジや空想を積み木で形にしてくれることもあります。クリエイティブな発想力の源になる遊びとなるでしょう。

まとめ

積み木遊びは一見シンプルな遊びですが、決して侮れない可能性を多く秘めています。小さな頃に積み木遊びを経験しているかどうか…これだけで子どもの創造性や集中力が大きく左右されるのです。自分が親になったら、ぜひ子どもにさせたい遊びですね。

この記事でご紹介した以外にも、積み木の遊び方は様々あります。お友達や兄弟と遊べば協調性を身に付けられるでしょうし、文字付き・数字付きの積み木でお勉強もはかどります。十人十色の積み木遊びを楽しんでください。