アイスは太る?
アイスは冷たいから太らない、といった話を耳にしたことがありませんか?以前からこうした話はありましたが、果たしてどうなのでしょうか。やはり頻繁に食べると太りやすいので、食べ過ぎは禁物ですね。詳しく見ていきましょう。
頻繁に食べていると太りやすい
「アイスを食べると太るのか」という質問ですが、答えはイエスでもありノーでもあります。たまに思い出したようにアイスを食べるくらいなら太ることはないでしょうが、頻繁に食べてしまうとカロリーオーバーになります。食べ過ぎで消費カロリーを上回ってしまえば、当然太りやすくなりますよね。
炭水化物が入っていないから太りにくいという意見もある
炭水化物が太りやすい、というのは多くの方がご存じでしょう。そのため、炭水化物の代表格であるご飯やパスタを控えるダイエットが流行っていますよね。アイスには炭水化物は含まれていませんが、糖質はたくさん含まれています。太りにくいという意見もありますが、糖質が含まれている以上そうとは言い切れません。
種類別!アイスのカロリー
アイスクリームにもいくつかの種類がありますよね。種類によってカロリーも異なりますし、できることなら低カロリーなアイスを口にしたいものです。そこで、ここでは種類別にアイスのカロリーをまとめてみました。
ラクトアイス:112kcal
アイスの中でも、もっともカロリーが高いのはラクトアイスとなります。ラクトアイスは乳固形分が3%以上となり、乳製品を少なくしています。乳製品を少なくし、その代わりに植物油脂などを加えているのです。植物性脂肪が多くなるため、カロリーも必然的に高くなってしまいます。
アイスミルク:100kcal
ラクトアイスの次にカロリーが高いのがアイスミルクです。アイスミルクは乳固形分が10%以上となり、乳脂肪分は3%以上となります。アイスクリームとラクトアイスの中間的な存在となりますが、やはり乳製品を少なくして植物油脂などを加えています。ラクトアイスより濃厚な味わいが特徴です。
アイスクリーム(高脂肪):84kcal
食品衛生法によると、アイスクリームとは乳固形分が15%以上、うち乳脂肪分が8%以上のものを指すようです。高脂肪のアイスクリームでも、カロリーは84kcalくらいなので、ラクトアイスに比べると低くなっていますよね。商品の種類が多く、濃厚なものからあっさりした味わいのものまで、バリエーションが豊かです。
アイスクリーム(低脂肪):72kcal
アイスクリームにも高脂肪なものと低脂肪なものがあります。低脂肪なものだと、72kcalのカロリーとなるため、ラクトアイスやアイスミルクに比べるとカロリーを抑えられます。低脂肪でも乳脂肪分が豊富ですし、ミルク感の強い濃厚な味わいを楽しめるのはメリットと言えるでしょう。
太りにくいアイスの食べ方
美味しいアイスですが、どうせなら太りにくい食べ方をしたいものですよね。しかし、アイスの太りにくい食べ方など存在するのでしょうか。ここでは、なるべく太りにくいアイスの食べ方についてレクチャーしたいと思います。
品質の良いものを少量食べる
できるだけ小さめのサイズのアイスを選ぶと、トータルでのカロリーを控えることができます。大きなサイズの商品を買ってしまうと、どうしてもその時に全部食べてしまいますよね。最初から小さなものを買っておくと安心です。また、お腹が空いたときに少量だけ食べることで満腹中枢を刺激でき、空腹感を抑える効果も期待できます。
モナカやコーンがある商品は控える
モナカやコーンがあるアイスの場合、それが原因で太ってしまう恐れがあります。アイスのカロリーに加え、モナカやコーンのカロリーも含まれてしまいます。たまにならいいですが、普段からアイスを好む方だと、なるべくモナカやコーンがある商品は控えたほうが良いでしょう。
カロリー抑えめの氷菓を選ぶと良い
もっともカロリーが低いのは氷菓です。氷菓はそのほとんどの成分が水となります。水を凍らせただけですし、味付けも最小限です。ほとんどの氷菓はカロリーがかなり抑えられているので、ダイエット中にもおすすめのおやつと言えるでしょう。普段は氷菓で、たまにアイスクリームというのがおすすめですね。
アイスクリーム店でも太りにくいアイスを選んで!
アイスクリーム店で食べることが多い、という方もいるかもしれません。アイスクリームの専門店だと美味しいアイスが食べられますし、アイス好きには堪りませんよね。専門店で食べるときでも、チョイス次第で太りにくくなりますよ。
シングルサイズを選ぼう!
アイス好きだとどうしてもダブルを選んでしまいがちですが、太りにくいということを考えるとシングルがおすすめです。お店によってシングルでも量が異なることがありますが、有名なアイスクリームチェーンだと、レギュラーのシングルで110gとなり、ダブルは220gとなります。倍違えば大きいですよね。
カップを選ぼう!ワッフルコーンはカロリーが高くなる
ワッフルコーンはどうしてもカロリーが高くなるので、カップを選んだほうが無難です。そこまで大きくカロリーが跳ね上がるわけではありませんが、多少なりともカロリーが高くなるのならやめておいたほうがいいですよね。
チョコレートなどの濃厚なものは選ばない
チョコレートは濃厚で美味しいですし、チョコ好き、アイス好きには堪らないでしょう。しかし、糖質も多くなりますし、美味しい分ついつい食べ過ぎてしまうこともあります。ダイエット中ならなおさらやめておいたほうがいいですよね。ミントやストロベリーなど、チョコレート以外のものを選ぶと良いでしょう。
太りにくい!アイスクリームを食べるタイミング
アイスクリームは、食べるタイミングによって太りにくくなると言われています。15~17時くらいに食べるのがもっともいいと言われていますね。寝る前やお酒を飲んだあとに食べるのはNGなので覚えておきましょう。
15時~17時のおやつタイムにおすすめ
いわゆるおやつタイムと言われる15〜17時は、エネルギーも活発に使う時間帯なのでおすすめです。また、朝やお昼ご飯のときに食べるのも良いでしょう。日中はたくさんのエネルギーを使いますし、アイスクリームでたっぷりカロリーを摂っていてもそれほど問題はありません。
夜寝る前には食べない
眠っているときはほとんどカロリーを消費しません。エネルギーも使わないですし、食べたものがそのまま脂肪になってしまう可能性も高いです。そのため、夜寝る前にアイスを食べるのはやめましょう。お風呂上りにアイスを食べたくなる気持ちも理解できますが、お風呂に入ってすぐ寝る、という方だとなおさらやめたほうがいいです。
お酒を飲んだあとは食べない
お酒を飲んだあとは喉も乾きますし、アイスを食べたくなることもあります。お酒を飲んだあとに〆としてアイスをよく食べるという方も多いでしょう。ついつい食べ過ぎてしまいますし、そのまま寝てしまうことも考えられるので、お酒を飲んだあとにアイスをチョイスするのはおすすめできません。
だらだら食べない
「今日はこれくらい」と量を決めておくことをおすすめします。アイスは美味しいですし、好きな方だとつい食べ続けてしまいます。量の多いアイスでも、気が付いたら全部食べていた、ということもよくありますよね。これだとカロリーオーバーになってしまいます。
まとめ
アイスは太りにくいと言われていますが、やはり食べ過ぎは太ってしまいます。普段はカロリーの低い氷菓にして、時々アイスクリームにする、というのが良いかもしれませんね。
お腹が空いたときに少しだけアイスを食べることで空腹感を和らげることができるため、上手に使えばダイエットも可能です。うまく役立ててくださいね。