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付き合う前にキスをする男性心理
相手の男性がどういうタイプなのかによって、付き合う前にキスをしてくる男性心理には違いがあります。以下に遊び人タイプの男性の場合と、真面目なタイプの男性の場合とで、交際前にキスをする理由として主に考えられるものをまとめました。
遊び人の男性の場合
男性は気に入った女性がいると、すぐセックスしたいと思うのが普通です。遊び人にとってキスをするという好意は挨拶程度のものであり、セックスできるかどうか探るための作業のようなもので、深い意味はありません。
キスができればセックスができる、キスができなければセックスができないと判断します。キスができないとなれば不機嫌になって、何事もなく去っていき、その後は二度と近づいてこなくなる場合が多いといえるでしょう。
こうした遊び人の男性の態度は冷たく見えるかもしれませんが、遊びで多くの関係を持ちたいと思っているために、キスができない女性にはまったく興味がありません。キスはセックスに持ち込むためのアイテムのひとつに過ぎないのです。
真面目な男性の場合
遊び人タイプの男性とは異なり、真面目な男性がいきなりキスをしてきたときには、以下の中にあてはまる理由があると考えられるでしょう。
- キスを機に付き合いたいと思っている
- 女性を狙っているライバルの男性に取られたくなかった
- 女性のことが愛しすぎて理性を失った
- 酒に酔った勢いでキスしてしまった
- 魅力的な女性と2人きりになった
単にセックスできるかどうかの確認作業としてキスをする傾向があるのが遊び人タイプの男性であるのに対し、真剣交際の願望や恋愛感情がある場合が多いです。
付き合う前にキスをされたときの女性心理
付き合う前にキスをしてくる相手と、キスをされる女性との関係性によって、何を思いやすいのかは違います。以下に3つのパターンをあげましたので、順番にチェックしていきましょう。
なかったことにしたくなる
仲良くしてはいるものの、恋愛関係になるのは望んでいない男性にキスされた場合、この思いになる女性がいます。早くお互いに忘れて気まずい思いをせずに、これまで通り友達関係を続けていきたいと考えている場合、間違いだったと片付けたくなる心理が働きやすいといえるでしょう。
不快に思う
相手に対して恋愛感情を抱いてもいなければ、性的魅力も感じていない、友達とも見ていない男性にキスされたときになりがちな状態です。もちろん嫌いな相手にキスされたときもそうなる可能性は非常に高いでしょう。
キスされたあとには怒りや嫌悪感をあらわにしたり、驚きと恐怖で泣いてしまったり女性もいます。その後の進展は一切なく、二度と相手と会いたくないと思う可能性が高いです。
心配・疑心暗鬼になる
恋愛関係に発展していないのに好意を抱いている男性に急にキスをされれば、女性は不安な気持ちになりがち。女性は男性と比較してシチュエーションを大切にする方が多いです。該当する方は大抵、とても愛されているという実感がわいてからキスをしたいと思っています。
食事などのデートやプレゼントを受け取るなどのシチュエーションを、キスやセックスと同じぐらい重要視しているのです。それらを飛ばしてキスをされると「遊ばれてる?」や「嬉しいけど愛されてない?」という不安が大きくなったり「身体だけの関係?」と疑いを持ったりしがちといえます。
付き合う前にキスをするのはナシと思っている人の心理
性的な行為としてなどキスを特別視する方は、付き合う前のキスをナシと思う傾向があります。また、一般的な男女関係の発展の仕方から脱線した際、負の感情を持つ方も同様です。詳細は以下のとおりです。
悪いイメージを持っている
キスは恋愛関係や夫婦関係にあるなど、深い仲の人がするものというイメージを強く持っている方がいます。これにあてはまる方は、付き合う前にキスする方に対し遊び人やふしだらな人などとレッテルを貼りがちです。
自分自身も人から軽いと思われるのを嫌っているため、付き合う前にキスをするのはナシ派になっているといえるでしょう。
セックスよりキスに重みがある
人によっては、キスとセックスのどちらを捧げるか考えたときに、セックスはいいけれど唇は奪われたくないと答える方もいます。なぜキスのほうを大切にするのか考えられる理由についてですが、セックスよりキスのほうが心理的効果が強く働くものであるととらえているためといえるでしょう。
そのため、キスは本気で好きな人と交際をはじめてからするべきと思っているのです。
信用できない
キスからの場合、軽く扱われている気がしたり、遊ばれる感じがしたりする方がいます。また、ほかの人にも同じようにしているのではないかという考えにもなりがちです。そうして相手に対して疑いの気持ちを抱いてしまい、それが拭いにくくなるために、キスが先にくるのを嫌います。
シチュエーションを大切にしている
恋愛するためのシチュエーションを大切にしてくれないと、愛されている実感がわかないという方がいます。キスより先に愛情を目に見える形で相手が表現してくれなければ不安になる心理から、先にキスからは困惑してしまうのです。そんな状態になるのを避けたいがために、付き合う前にキスをするのはあり得ないと思っています。
付き合う前にキスをするのはアリと思っている人の心理
とくにキスに意味があると思っていないために、交際する前にしたとしてもまったく問題ないと考えている方がいます。また、相手に対して何か期待することがあって、それを叶えるためにアリと思っている方もいるのが特徴です。
キスは大した行為ではない
キスを恋人同士や夫婦でする特別な行為ととらえておらず、ただの挨拶がわり、コミュニケーションのひとつと思っている方がいます。
また、付き合っていないため責任がなく気が楽、したあと変な空気になってもすぐ逃げられると考えている方もいるようです。
既成事実をつくれる
相手にその気がなくても、キスをすれば付き合っている既成事実を強引につくれるという考えで、アリ派になっている方もいます。ただ、本人の狙い通りにはいかず、結局は「キスしたぐらいで……。」と相手や周囲が認めてくれずに嫌われる、さらにはセクハラ認定のリスクもある考え方といえるでしょう。
相手の気持ちを確認したい
煮え切らない相手に対してダイレクトに付き合って欲しいと伝え、反応を見ることができるために交際をはじめる前のキスを良しとする方がいます。
また、面倒なシチュエーションなしで、付き合えるか無理かがわかるため、アリと思っている方も……。さらに、付き合わなくてもキスだけでセックスに持ち込めるかがわかるため、都合が良いと考えている方もいます。
付き合う前のキスで付き合える可能性やその理由・注意点
付き合っていなくてもキスをするという行動に出るのは、どういった形の好きであっても好意があることに変わりはありません。交際に発展する見込みやそのワケもあるのですが、気をつけなければいけない点もあります。そのあたりのことも含めて、ここでしっかりと押さえておきましょう。
キスから本気の交際もあり得るのは脳内物質が関係している
繰り返しキスをすると愛してしまったり、愛していると気づいてしまったりすることがあります。これは、好意を持った相手と気持ちの良いキスをすると、幸福感をもたらす脳内物質のセロトニンが分泌されるためです。そして、キスをするたびに幸福感が味わえるため、好きになる確率や付き合える確率が高まると考えることができます。
また、セロトニンのほかに、ホルモンの一種であるオキシトシンもキスをすると分泌される脳内物質です。オキシトシン分泌されると親密になり、他者への信頼が増して、絆が深まります。したがって、本気で自分を愛してくれる方とキスをすると、より良いといえるでしょう。
キスされたあと連絡なし=脈なしとは限らない
相手にキスされたあとに連絡が途絶えると、自分が相手に好意を持っていれば嫌われてしまったと決め付けがちです。たしかにその可能性もなくはないのですが、絶対ではありません。「付き合ってもいないのに勢いでキスをしてしまい申し訳ない……。」とか「嫌われてしまったのではないか……。」などと思っているために、相手が自分に連絡できなくなっている状態の可能性もあります。
その場合、相手は自分に対して好意を持っていながらどうしていいかわからず、困っている状態にあると考えることができます。実際にそうであれば、脈ありの可能性が高いといえるでしょう。勇気は要るかもしれませんが、真意を確認するために自分から連絡してみることをおすすめします。
セックスに持ち込もうとしてきた場合は要警戒
キスをした流れで相手がセックスに移行しようとしてきたとき、自分が本気で付き合いたいと思っている場合は流されないよう注意が必要です。行為に及ぶ前に相手に交際の意思を確認したほうが良いのですが、セックスしたいがためにその場だけ付き合う気や愛情があると思わせる発言をしているかもしれません。
相手の愛情が本物であれば、その日は拒否したとしても追いかけてきてくれるものです。
まとめ
付き合う前のキスには関係が進展する可能性があるものの、賛否がある点には気をつけなければいけません。とくに交際より先にキスがくるのに否定的で、してしまったことでネガティブな感情になるタイプの方とは、安易にしないほうが良いです。せっかく上手くいく可能性が高かった関係が、キスがきっかけで壊れてしまいかねません。