ツンデレを心理学者が大解剖!ツンデレさんの心理と対処法をまとめました

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「「○○(名前)ってツンデレだよね~。」などとやりとりの中で登場する機会の多いツンデレ。今回は人の心の働きに詳しい真尋さんが提供してくれた情報を基に「ツンデレって何?」に対する答えを出発点として内容をまとめました。どういう方を指すのかを理解するだけでなく、ツンデレとどう向き合っていくのか実践的なことまで取り上げていますので、ぜひご一読ください。

ツンデレの意味

ある1人の好意を抱いている相手に対し、敵対的な態度を示してみたかと思えば好意的な態度をとる……。そんな両極端な態度をとる様子がツンデレです。

敵対的な態度をツンツンと表現し、好意的な態度をデレデレと表現します。そしてこれら2つの態度をとることから、言葉が合わさってツンデレとなっているわけです。

ツンデレをする女性の心理

ツンデレの意味からすると、好意を持っている男性だからこそ両極端な態度をとる点はわかります。ただ、より深く掘り下げてどういう性格的傾向があり、心の働きがあるのか気になる方もいるはずです。考えられる答えを以下にまとめましたので、順番に見ていきましょう。

秘密主義な面がある

彼と2人きりでいるときはデレデレして甘えたい放題ですが、一歩外に出て彼以外に誰かがいると家の中で甘えている自分はいっさい出しません。凛とした態度に変わり、自分をさらけ出すような真似はしなくなるのです。こういった秘密主義の女性は警戒心が非常に強く、土足で踏み込んでくるような他人を苦手としています。

デレデレした自分を外で見せないのは、他人に弱みを握られてしまうのを嫌っているのが理由です。そのほか、片思いの最中などに、自分が好意を抱いている相手にツンツンした態度をとるのも、自分が優位な立場でいたい思いがあるためです。

自分から心を開くのが苦手

相手が自分を受け入れてくれるか不安な思いがあるために、臆病になっているのが自分から心を開くのが不得意な理由です。自分が好意を抱いている相手が弱みを見せてくれる、素直な態度や無邪気な態度をとってくれると、心を開くことができます。

ツンデレをする男性の心理

女性と同じように、ツンデレをする男性の場合も警戒心が強い傾向があります。自分から簡単に相手を信用し、傷つくのを恐れているのです。ただ、男性も女性に対しいったん心を開いて信用すると、2人きりのときには外では見せない甘えたがりな一面を見せます。

警戒心が強く、簡単に相手を信用して傷つくのが恐いために、自分が好意を抱いていることを女性に悟られたくありません。相手に対する意地悪、否定的な発言も目立ちます。これは相手の反応をうかがい、自分のことをどう思っているのか探っている最中であるために起こす行動です。

ツンデレをしてしまう人の特徴や行動心理

女性 天使と悪魔

意地悪、否定的なことをいわれたり、そっけない態度をとられたりすると、受ける側となる多くの方にとっては気分が良いものではないです。ただ、ツンデレしてしまう方は、悪意があってツンツンしているわけではありません。特徴や行動心理を押さえておきましょう。

天邪鬼になってしまう

自分の気持ちとは裏腹の言動をツンデレをしてしまう方はとっています。そうすることで、相手の反応を確認しがちです。天邪鬼な態度をとってどういう反応を相手に求めているのかについてですが、素直に真正面から向き合ってくれることを願っています。

プライドの高さが災いしている

ツンデレをしてしまう方はプライドが高いがゆえに、相手に対して隙を見せたがりません。無遠慮に心に入ってこられた場合に対処する術を持っていないため、相手とのあいだに見えない壁をつくりガードしているのです。また、失敗を恐れるために、天邪鬼な態度をとりがちでもあります。

基本はツンツン?デレデレ?

先にきている言葉がツンであるとおり、ツンデレの方は基本ツンツンしています。これはすでに述べたように、自分の弱みを見せたがらない性格的傾向があるためです。デレデレするのは心を開いた相手といる、家の中など2人きりの空間だけといえるでしょう。

ツンデレをする人に惹かれる理由

心理学用語のゲイン・ロス効果によって、ツンデレをする人に好意を抱くようになると考えられます。ゲインの意味は得る、ロスの意味は失うです。

このゲイン・ロス効果のゲイン効果とは、最初に悪印象を持ち、その後に好印象を持った相手がより大きな好意を抱きやすいというものです。反対にロス効果とは、はじめに好印象を持ち、その後に悪印象を持った相手が、より強い嫌悪感を抱きやすいことをいいます。

ツンデレの方の相手への接し方は、ゲイン効果にあてはめられます。基本がツンツン=悪印象のために、デレデレがきたときそのギャップに相手はやられてしまうというわけです。

ツンデレをする人との接し方

ツンデレをする女性や男性の特徴を理解すれば、上手に関わっていく方法が見えてきます。逆に関わり合いになりたくない場合も含め、接し方のポイントについてここでは5つピックアップしました。

素直に接する

ツンデレをする方が天邪鬼な態度をとるのは、すでに述べたように素直に真正面から向き合ってほしいと願っているためです。したがって、望みどおりにしてあげるのが良好な関係を築き、保つのに効果的といえます。受け手がひねくれた態度で応戦すれば、仲は険悪になっていくばかりでしょう。

腹をくくる

シチュエーションによって態度が変わるのが、ツンデレをする方の特徴のひとつです。長く付き合っていきたいと思うのであれば、極端な態度の変わりように疲れるのを覚悟したほうが良いでしょう。はじめは大変かもしれませんが、癖がわかって慣れる可能性は十分にあります。

言動の裏に隠れている本心に目を向ける

イライラしたままだとどうなる?

ツンデレをする方と接する中で、気分を害するようなことをいわれるときもあるでしょう。そのような場合、よほどのことでなければいったん飲み込むのもおすすめです。ツンデレの方は、言動と気持ちが一致しません。それを思い出せば腹の虫がおさまってきて、争いを避けられるでしょう。

度が過ぎると感じたときははっきり伝える

ツンデレをする方の中には、天邪鬼な言動を取ってもかまってくれるのを良いことに、その態度に拍車がかかる方もいます。さすがにひどいと思ったときには、相手の天邪鬼ぶりを責めるのではなく、分が傷つく、嫌なことを理由にやめてほしいと伝え、反省と改善を促すのが良いでしょう。

距離感を縮めない

敵対的かと思えば好意的にと、両極端に態度が変化するツンデレの方が、自分には合いそうにないと思った方もいるでしょう。その場合、ツンデレするタイプの相手とわかった時点で、それ以上の深入りは避けるのが得策です。やりとりは必要最低限にとどめ、適度な距離感を保ちましょう。

ツンデレの治し方

心理学では、心で思っていることが押さえつけられ、真逆の態度が表に出てしまうのを反動形成といいます。ツンデレを克服するには、反動形成が起きないようにするのがポイントです。それを実現するためのヒントを、以下に記載しました。

自分の本心を押さえつけている理由を自覚して受け止める

自分が恐れている傷つくことが現実化しないよう、自分をごまかし、守ろうとする心の働きが反動形成です。克服するには、なぜ本心を素直に認められないのかに気づくことが重要といえます。

相手に好意を抱いているのが本心として、そうでないフリをしたり逆に傷つけたりしてしまう……。素直になれない理由は相手とぎくしゃくしたくない、ほかの人に好意がバレたくないなどいろいろ考えられるでしょう。

それらの理由を探ってに記すと、自分の本心を押さえつけているものの自覚がより促されます。そして、さらにそれを言葉に出していえば、自分の思いをきちんと受け止めることに繋がるのです。

以上のことができても押さえつけられそうになるときは、自分の本心を肯定してあげましょう。そうすれば、心のバランスをとりやすくなるはずです。

上手くいかなくて当然と考える

プライドが高く、思いと異なる言動をとる方は、失敗に対する恐怖感があるために本心が押さえつけられてしまっています。本心を表に出さなければ、プライドは守れるかもしれません。しかし意地悪、否定的な発言、そっけない態度で相手を突き放すのは、嫌悪感を抱かれがちです。

本当は好かれたいのに逆の結果を招く経験が今後もずっと続くかもしれないと思うと、自分と向き合いプライドは捨てようという気にもなれるのではないでしょうか。また、程度の差こそあれ、失敗を経験しない方はいません。失敗を立て直す方法を用意しておけば、本心と裏腹の言動は出にくくなるでしょう。

気持ちと裏腹な言動が招く結果をイメージして定着させる

本心と正反対の態度をとることにより、何が起こる恐れがあるのか考えてみましょう。自分が好意を抱いている方に嫌われる、別の男性または女性に持っていかれるなど、良くない結末が浮かぶはずです。

そしてそれが現実化したときの光景を、いつでも脳内再生できるように癖づけましょう。拒否感が強いかもしれませんが、それが大事です。

実際に気持ちと真逆の言動をとりそうになったとき、反射的にすり込んだ光景が脳内再生されるようにしておくのがGood。天邪鬼な態度が出てしまうのを食い止めるために役立ってくれます。

まとめ

ツンデレについて言葉の意味や該当する男女の心理・特徴、惹かれる理由、接し方や治し方まで幅広く取り上げましたが、最後にもうひとつ。自分が誰か1人の相手にだけ、または相手が自分に対してだけ、2人きりのときとそうでないときとで態度が極端に変わる……。これはツンデレが自分や相手の好意に気づくきっかけにもなることを意味しています。そんな相手がまわりにいる場合、今回ご紹介した内容がきっと役立つはずです。