グリセリンが持つ豊富な用途12選!お風呂での使い方など

手作り化粧水を作ったことがある人や化粧品に含まれている成分をチェックしている人なら、グリセリンという名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。グリセリンは、化粧水だけでなく食品の保存や医薬品、掃除などに幅広く利用されています。ドラッグストアや薬局でも簡単に入手できるグリセリンは、実にいろいろなところで使われているのです。

ここでは、

  • 一般的に認知されているグリセリンの用途
  • お風呂でも大活躍のグリセリン
  • 他にも使える!グリセリンの活用方法

についてまとめてみました。

一般的に認知されているグリセリンの用途


グリセリンとは、動植物や改装などに含まれているアルコールの一種です。無臭で水に溶けやすく、水分を集める力があることが知られています。一般的にグリセリンはどのようなものに使われているのでしょうか。化粧水以外にもマウスウォッシュなど、グリセリンを使ったものについて聞いたことがある人もいるかもしれません。グリセリンの一般的な用途について知っておきましょう。

自作の化粧水として

最も有名なのが、化粧水に使われていることです。化粧品の成分表示などでもグリセリンという成分を見たことがある人がいるかもしれません。特に有名なのが、グリセリンの保水力を生かして化粧水に使われていることです。空気中から水分を集めて乾燥しがちな肌に潤いを与えます。

グリセリン化粧水はグリセリンと精製水を使うだけで簡単にでき、しかも安価なので着目されています。潤いを与えてくれますので乾燥肌の人や乾燥によるヒビやアカギレといったトラブルにも強いです。グリセリンの化粧水は顔だけでなく前進に使ってもよいでしょう。ただし、保存料を使っていないので冷蔵庫で保存し、1週間程度を目安に使いきるのが良いです。

寝癖直しに最適なスカルプローション

グリセリンの高い保水力に着目して使われるのがスカルプローションです。精製水250ミリリットルと小さじ1のグリセリンを混ぜるだけで、寝ぐせ直しに最適なローションを作ることができます。無臭で有害な成分が入っていないので、毎日でも使用できます。特に香りを付けたい人は、好みの香りのエッセンシャルオイルを垂らしてもよいです。

マウスウォッシュ


グリセリンは保水性だけでなく粘り気があるのでマウスウォッシュにも使えます。もともと食品にも使われているので口に入れても害がないことも特徴の一つだからです。グリセリンの高い保湿性は、口の中の粘膜の乾燥も防いでくれます。エタノールに精製水、グリセリンをかき混ぜて口臭予防のマウスウォッシュが作れます。しかしながら市販されているグリセリンは飲用のものではないので誤飲には注意しましょう。

洗濯洗剤

グリセリンは、染み抜き剤や柔軟剤としても使用できます。高い保水性と粘度があるからです。ぬるめのお湯250ccに重曹37グラムとグリセリン250cc、そして液体洗剤を少しかき混ぜるだけで染み抜き剤ができます。洗濯洗剤としても使用できるでしょう。

エッセンシャルオイルと穀物酢と混ぜれば、手作りの柔軟剤にもなります。グリセリンには静電気の発生を和らげてくれる役割もあるので、乾燥機に入れた後の洗濯物を取り出すとき、静電気で悩んでいる人にも朗報でしょう。

お風呂でも大活躍のグリセリンの用途


グリセリンの粘り気とそして保水力は、お風呂でも活躍してくれます。それだけでなく水分と混ざることでゆっくりと発熱するという性質もあります。そういった性質のあるグリセリンはお風呂でどのような活躍をするのか、抑えておきましょう。

シャンプーに混ぜる

シャンプーにより髪の毛がカサカサになる、きしんでくる・・そういった悩みを持つ人は、シャンプーにグリセリンを混ぜて使用するのもよいでしょう。グリセリンの持つ保湿力が、髪の毛のキューティクルに働いて、髪の毛を保護してくれます。そのため、シャンプーによる刺激で起こる髪の毛の軋みを防いでくれます。また、洗剤などに使われているグリセリンなので、頭皮を効率的に洗浄し、刺激から守ります。

リンスに混ぜる

グリセリンの高い保湿能力は、リンスに混ぜるのもよいでしょう。リンスに混ぜることで髪の毛の保護をより効率的に行うからです。水道水250ccとクエン酸大さじ1.5杯、グリセリン大さじ1杯をまぜるだけで手作りリンスができます。アルカリ性石鹸で洗髪するときしみが発生しますが、クエン酸で酸性に戻し、保湿できるグリセリンで髪の毛をしっとりと保つことができるからです。クエン酸もグリセリンと同じように薬局やドラッグストアで売られているので入手も簡単です。

浴槽に入れ化粧水風呂を作る


グリセリンの大きな役割である「保湿」という部分に着目して、浴槽に少量のグリセリンを入れる人もいます。そうすると化粧水風呂となり、入浴後の肌の乾燥を緩和してくれるからです。あまり入れすぎると肌へ刺激を与えることになるので、あくまで少量、小さじ1程度を入浴剤代わりに入れるとよいです。

自作の発砲入浴剤を作る

シュワシュワとした発泡入浴剤も実は自作できます。適度なプラスチック容器に重曹大さじ2、クエン酸大さじ1、グリセリン小さじ1を入れます。容器をよく振って混ぜたら、すぐに湯船に入れましょう。重曹とクエン酸の力でシュワシュワと泡立ち、疲れも取れるでしょう。その上、保湿もできます。特にリラックスしたい人は、好みのアロマオイルを使うのも良いです。

他にも使える!グリセリンの活用方法


グリセリンは、化粧水や入浴剤、マウスウォッシュなど多くの用途で使われています。それだけではなく想像を超えるような使い方をする場合もあります。あまり知られていない、グリセリンの知られざる使い方について、知っておくと便利なので抑えておきましょう。

グリセリンローディングという飲料水

実は、寒い季節やスポーツをしたときの水分補給に「グリセリンローディング」という飲料水が注目されています。グリセリンは、肌の水分を閉じ込めることで化粧水に使用されていますが、細胞についても同じようなことがいえ、必要な水分を体内の細胞にキープすることができるのです。

一般的なスポーツ飲料やミネラルウォーターは、摂取しても汗や尿と一緒に体外に出やすいものですが、グリセリンローディングはそうではありません。細胞の水分不足も一因となる熱中症、または足をつったりといったことも、グリセリンの力で防ぐことができます。

静電気を防止するスプレー

静電気防止スプレーは一般的に界面活性剤の分子の活動で付着した場所の摩擦を弱めて静電気の発生を防いでくれるというものです。しかし、人によっては界面活性剤の刺激が肌に悪影響という人や、実際に肌荒れを起こす人もいます。そういった面でグリセリンは安心です。グリセリンにも界面活性剤と同じような働きがあり、敏感肌の人でも問題はありません。

グリセリンや界面活性剤を水分と混ぜると、水分が静電気を吸収してくれます。特にグリセリンはアロマオイルとも相性が良いので、自分の好きなアロマオイルを入れると、好きな香りで楽しめます。グリセリンと精製水を混ぜるだけで簡単に作れます。

割れにくいシャボン玉


グリセリンは、保水力が高くて粘り気もあります。シャボン玉液は台所用洗剤や石鹸と水を混ぜて作るのですが、そこにグリセリンを入れると割れにくくなります。ぬるま湯、石鹸または台所用洗剤、グリセリンを1:1:3の割合で混ぜるだけでシャボン玉が割れにくくなります。たまには割れにくいシャボン玉遊びで童心に帰るなり、子供達を喜ばせてみるのもよいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。グリセリンは手作り化粧水に使っている、という人や手作り化粧水に興味がある、という人でも買ってきたグリセリンを全部使うのは大変なことかもしれません。しかし、化粧水以外にもグリセリンの用途はこんなにもたくさんある、ということを知っておくとグリセリンを買っても問題ありません。むしろ、入浴剤や柔軟剤、リンスにも使用できるので、一家に一つ、グリセリンを常備しておきたいものです。また、スポーツをしている人や熱中症が心配な人、水分補給が困難な高齢者などの水分補給には、グリセリンを含んだ飲料水であるグリセリンローディングが最適です。