人間不信になる原因とは?人間不信の改善策を教えます

ほとんどの場合、人は人とまったく関わらず生きていけないはずです。そのため、人間不信に陥ってしまうと、生活する上でさまざまな苦労を味わうでしょう。

人間関係がうまくいかない、孤立する、仕事に支障を来すなど、デメリットが少なくありません。ですが、人間不信のいう状態の特徴や解決法を知っていれば、深刻な状態であってもなお治すことが可能です。

ここでは、

  • 人間不信になる8つの原因
  • 人間不信になりやすい人の特徴
  • 改善するために必要なこと

についてまとめてみました。

人間不信になってしまう8つの原因


何の理由もなく人間不信になるというのは、そうそうないことでしょう。そんな中、なぜ人間不信が起こってしまうのでしょうか。主には、以下の8つの原因が考えられます。

幼少期のトラウマ

幼少期の記憶というのは、心に深く刻まれているものです。たとえ大人になってしっかりとした価値観を持つ社会人に成長していたとしても、幼い頃の記憶はそうそう消えるものではありません。中でも、トラウマと呼べるような深く傷ついた記憶は、なかなか消えないものです。

例えば、いじめにあっていた、辛い失恋をした、そんな経験が挙げられるでしょう。人に対して不信感を覚えたり、傷つけられたり、悲しまされたりした場合、その人個人だけでなく、人間という対象そのものに嫌悪感を覚えてしまうのです

友達や恋人など親しい人から裏切られた


主に友達や恋人が挙げられます。裏切りを受けたともなると、心は深く傷つきます。人に気を許したり、油断したりすることに恐怖感を覚えます。なぜなら、それによりまた深く傷つくという体験をするかもしれないという意識が働くためです。仕事関係である程度人付き合いができたとしても、友達や恋人を作るのは難しくなるでしょう。

過去に騙された経験がある

悪意をもって騙された場合でも、人を信頼することが難しくなります。恋人を奪われた、罠にはめられた、詐欺にあった、そんな実害を伴うような経験は、防衛本能にもつながるでしょう。これにより、自分の大事なものを奪われないように、損をしないようにと、本能的に人間を信用することを避けるのです。

イジメにあった


大人のいじめともなると、何とも陰湿です。また大人のいじめの場合、口だけ達者な人や、中身のない人、未熟な人などがおこなうことが多いです。それによりその人物だけでなく、人間そのものが気持ち悪いと感じてくるかもしれません。

また職場におけるいじめの場合、その目的がポジションを守ることや昇進、上司の印象を良くしたいといったものとなることが多いです。

そのため、いじめを受けるだけでなく、仕事の成績や評価、キャリアダウンにも影響してくるでしょう。人間不信に加えて、社会そのものにおける自信もなくす可能性が出てくるため、何ともやっかいです。

他人の考えがわからない


他人の考えがわからないとなると、会話が噛み合わなかったり、相手を不快にさせたり、怒らせたりしてしまうかもしれません。それにより、自分はコミュニケーションのできない人間であると思い込んでしまうと、人間との交流を遠ざけるようになってくるでしょう。

他人からの嫉妬

上記までとは少し特徴は異なりますが、嫉妬されるというのも人間不信の原因となります。容姿が優れている、羨ましがられるような経歴を持っている、人気があるといったステータスは、嫉妬の対象となります。すると、陰口や僻みを受けるようになるかもしれません。

嫉妬をする人間が多ければ多いほど、人間不信は大きくなるでしょう。それにより心が傷つき、嫉妬されるかもしれないという恐怖感を抱きながら人付き合いをしていかなければならないためです。

自分が人にウソをついたことがある


嘘をつかれ騙されると、人に不信感を覚えるでしょう。ですが逆に、自分が人に嘘をついたことがある場合も、人間不信につながります。なぜなら、人への嘘は簡単につけてしまうということを頭が理解し、周囲の人もまた自分に嘘を言っているかもしれないという妄想が起こるためです。人の言うことすべてが嘘に聞こえてくる、そんな風にすらなってくるかもしれません。

人間不信になりやすい人の特徴

女性
上記のような出来事があっても、かならず人間不信になるとは限りません。世の中には、人間不信になりやすい人とそうでもない人がいるためです。人間不信になりやすい人の特徴に該当する人は、特に注意すべきでしょう。

自分に自信がない

人間不信は、人を信用できなくなる状態です。それはある意味、人への恐れともいいかえられるでしょう。裏切られて傷つきたくない、被害を被りたくない、そのような気持ちから人を信用しないよう意識しているためです。そのため、自分に自信がない人は人間不信になりやすいです。

逆に自分に自信があると、相手が悪意ある人物であっても堂々と接することができます。仮に騙そうとしていても、自分は騙されないという自信があるため、落ち着いて対応できます。また万が一騙されたり貶められたりしても、解決できるという強い心を持ち合わせているでしょう。人間不信を考える上で、自信は重要な存在となってきます。

性格が疑り深い

疑り深い人は、どのような話であっても内容の裏を読み取ろうとします。それこそ、ポジティブな話題であるにも関わらず自らネガティブに変換して壁を作ってしまうでしょう。性格が疑り深いと、こうした思考展開から人が信用できなくなっていきます。

他人に期待しすぎる性格


他人への期待は、ある意味人に対する信用ともいえるでしょう。ですがそんな他人への期待のしすぎもまた、人間不信につながります。そもそも、自分と他人は考え方が違います。そのため、自分の期待に100%応えてくれるという人はそういません。期待通りにならないたびに、裏切られたと感じてしまう、その繰り返しが人間不信につながっていきます。

神経質すぎる性格

この特徴も、疑り深い性格に近いでしょう。神経質がゆえに、言葉を深く読みすぎてネガティブなイメージを膨らませてしまうのです。円滑な会話ができているにもかかわらず、性格のせいで相手に恐怖してしまう場合もあるでしょう。

とはいえ、神経質がまったく駄目なのかといえばそうでもありません。それはある意味、慎重である、頭の回転が速い、落ち着いているともいいかえられるでしょう。そのため注意すべきなのは、神経質な人の中でも度を超えているタイプの人です。深く考えながら会話をおこなうどころか、事実でない深読みまでしてしまい、自滅してしまうのです。

頼まれると嫌と言えない


頼まれると嫌と言えない性格は、騙されやすい性格ともいえます。ノーと言わないため、悪意を持った人間にとって都合よく感じられてしまうためです。

それによって、騙そうとする人間や陥れようとする人間から被害を受けるケースが多く、人間不信になっていきます。神経質すぎる性格も良くありませんが、楽観的すぎるのもあまりおすすめできません。

人間関係を構築するのが苦手

人間関係そのものが不得意な場合も、人間不信になりやすいです。これは、特定の人物に対して不信感を覚えるのではなく、人間関係が不得意という苦手意識から人との交流を遠ざけてしまうためです。人と交流すること自体にネガティブなイメージを抱いているため、信用するという作業も得意でありません。

人間不信を改善するために必要なこと


人間不信になると、社会においてさまざまな面で困ります。そもそも、人とまったく交流せず生きることは容易でないためです。

ですが、人間不信を改善するために必要なことを実践すれば、解決の糸口が見出せるかもしれません。根深いものとなるとそう簡単に治りませんが、試してみる価値は大いにあるでしょう。

人間不信の原因を究明する

幼少期から学生時代、そして直近の人間関係と、人間不信の原因はさまざまな部分に考えられます。そこでまずは、何が原因となって人間不信に陥っているのか想像してみてください。

原因さえ分かれば、そのイメージを払拭するための方法を考えることが可能です。まずは第一段階として、原因の究明をおこないましょう。

自分と親しい人をから信じる努力をする

人間不信であるとはいえ、世の中すべての人間に対して同等の不信感を抱いているわけでもないでしょう。ある種類の人には大きな不信感を持っており、またある人についてはそこまででもない、そんな振り分けができるはずです。

まずは、比較的信じることのできる親しい間柄の人から信用する努力をしてみましょう。段階を踏んで、人との交流の仕方を思い出していくのです。

自分に自信が持てるように努力する


前述でも触れている通り、人間不信においては自信が大きく関係しています。そのため、人付き合いに限らず、他の面からでも自信が付けられるよう努力してみましょう。

ダイエットして美しいスタイルになる、資格を取る、いいものを身につけるなどして、自分なりに自信が持てる方法を考えてみてください。それにより、人に対しても堂々とできるようになるでしょう。

他人と自分を比較するのをやめる

人間不信に自信のなさが影響している場合、劣等感が関係していることもあります。自分は相手より劣っている、そんなイメージから自信が持てなくなっているのです。ですが、他人と自分を比較する作業をやめれば、相手がどのような人であれ劣等感は覚えないでしょう。

人の言葉をマイナスに受け取らないようにする

これは、特に神経質な性格の人におすすめの方法です。神経質な人は、人の言葉を何かとマイナスに捉えます。それこそ、ポジティブな言葉であってもわざわざ悪い方向に持っていきがちです。人の言葉をポジティブに受け取れるよう意識すれば、人に対してマイナスな感情になりにくいです。

自分を褒める習慣をつける

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何かにつけて、自分を褒めてみてください。もちろん、わざわざ口にしなければならないというわけでもなく、心の中でつぶやくだけでも問題ありません。

ただそれだけでも、自信を構築することにつなげられます。人に対しても、胸を張って接することのできる人間に近づけるでしょう。

少しずつ信頼できる仲間を増やす

これは前述で紹介している、親しい人から信用していくという方法の延長ともいえます。比較的信用のできる身近な人を、徐々に仲間にしていってください。

人間不信状態であるにも関わらず、無理にすべての人を信用しようとすると、なかなかうまくいきません。ですが、ひとりひとり地道に信用していけば、人間不信の解決が期待できます。

まとめ

上記で紹介している通り、あらゆることが原因となって人間不信が起こります。今現在円滑な人間関係が築けていても、突然人間不信に陥るという展開も十分にあり得るのです。

そんなときは、今回紹介している内容を役立ててください。原因を究明して、すこしずつできることから初めていってみてくださいね。