赤ちゃんのおもちゃを選ぶ際の注意点
生後6ヶ月にもなると、身の回りのものにどんどん興味を示し、おもちゃでもよく遊ぶようになってきます。しかし、まだまだ小さい6か月の赤ちゃんに、一体どんなおもちゃをあげればいいのか悩んでしまいますよね。まずは、おもちゃを選ぶときに気をつけたい注意点を見ていきましょう。
口に入れても安全で飲み込めない素材を選ぶ
生後6か月の赤ちゃんは、なんでも口に入れたがります。これは、目についたものは口にいれて、どんなものか確かめようとするからです。そのため、口に入れても安全な素材でできたおもちゃを選びましょう。
また、口に入れても安全な素材でも、小さすぎるとそのまま飲み込んでしまう可能性があります。そのため、まるごと口に入れられないような大きいサイズのおもちゃを選ぶことも大切です。
赤ちゃんの肌を傷つけないやわらかい素材を選ぶ
赤ちゃんのお肌は、大人の何倍も薄く、とてもデリケートです。そのため、おもちゃの素材も肌を傷つけないようなものを選びましょう。布製のおもちゃは、柔らかい素材でできているものを選ぶのがポイントです。
木製のおもちゃも、木の材質や塗料にこだわって作られているものを選べば、より安心して赤ちゃんに渡すことができます。
おもちゃを触ることで赤ちゃんのお肌が荒れてしまった場合は、すぐにそのおもちゃの使用をやめてあげてくださいね。
清潔に使えるように洗える素材を選ぶ
布や木など、赤ちゃんに優しい素材のおもちゃを選ぶほか、常に清潔に保てるおもちゃを選ぶことも大切です。おもちゃを選ぶときは、そのおもちゃが水洗いできるかどうかをチェックしましょう。
どんなに赤ちゃんに優しい素材のおもちゃでも、清潔でないとそこから菌が繁殖してしまい、口にいれて体内に菌が入る可能性もあります。まだ6か月の赤ちゃんは、大人ほどさまざまな菌をやっつけられる抵抗力を持っていません。
そのため、水洗いできるおもちゃを選んで、常に清潔に保ってあげることを心がけてください。
安全基準をクリアしているものを選ぶ
おもちゃにも、安全基準というものが設けられています。日本の玩具安全基準を満たしているおもちゃには、「STマーク」が印されているのです。このおもちゃの安全基準は、日本だけでなく、世界中の国々でさまざまな基準が設けられています。例えば、EU加盟国共通の安全基準、「EN」を満たしているおもちゃには、「CEマーク」が印されています。
安全基準を満たしているということは、そのおもちゃが対象月齢の子どもに与えても安全ということを証明していることです。必ず、何らかの安全基準をクリアしているおもちゃを選ぶようにしてください。
生後6か月の赤ちゃんが興味を示すおもちゃは?
せっかく赤ちゃんにとって安全なものを選んでも、興味を示してくれなければ意味がありません。ここからは、生後6か月の赤ちゃんがどのようなおもちゃに興味を示すのかをご紹介します。
音の鳴るおもちゃ
赤ちゃんは、生まれたときから耳が聞こえています。そして6ヶ月にもなると、いろいろな音に興味を持ち始めるのです。そのため、音の鳴るおもちゃはとても喜びます。おもちゃ自体音が出るものはもちろん、音が鳴る絵本などもおすすめです。
中でも布絵本は、カシャカシャと音を鳴らすことができたり、ボタンを押すと音が鳴ったりと、聴覚と視覚の両方で楽しむことができます。布絵本なら、万が一口に入れても紙のようにちぎれてしまうことはないので安心です。
つかみやすいおもちゃ
口に入らないような大きさのおもちゃを選ぶことは大前提ですが、あまりに大きすぎて赤ちゃんが手で掴めないと、あまり興味を示してくれないかもしれません。赤ちゃんの手にフィットして、つかみやすいおもちゃを選びましょう。
赤ちゃんが自分で掴むことができれば、自分の手で持って遊ぶことができるということに気づき、いろいろな遊び方を始めます。手先を使うことで脳も刺激されるので、つかみやすいおもちゃを選ぶことは赤ちゃんの成長にも大きく関係するのです。
感触が楽しいおもちゃ
6ヶ月の赤ちゃんは、音を聴いたり物を見たりすると、それを触って確かめようとします。そのため感触が楽しめるおもちゃはとても喜ぶのです。特に6ヶ月頃の赤ちゃんは、紙をぐちゃぐちゃにしたり、びりびりに破いたりするのが大好きです。
本当の紙だと口に入れて食べてしまう可能性があるので、同じような感触が楽しめるおもちゃを選んであげるといいでしょう。
また、感触が楽しいとどんどん手や指先を使うため、赤ちゃんの脳をとても良く刺激してくれます。
赤ちゃんが喜ぶおすすめおもちゃ7選
おもちゃを選ぶときの注意点や6ヶ月の赤ちゃんが喜ぶおもちゃの特徴がわかったところで、実際に人気のあるおもちゃ7選をご紹介します。見たもの全てを吸収する赤ちゃんのために、楽しみながら発育を促してくれるおもちゃを選んであげましょう。
アンパンマン でんわだいすき! はじめてスマートフォン
生後6ヶ月でも、赤ちゃんは大人の動きを良く見ています。特に電話をする姿やスマートフォンを触る姿はよく観察しているものです。こちらのおもちゃは、そんな大人を真似して電話遊びができるおもちゃです。
スマートフォンについているボタンを押すと、チャイムや水の流れる音、そして大人気のアンパンマンのメロディが流れます。さらに、スマートフォンの画面を傾けると、画面のアンパンマンの絵が変わるのです。音だけでなく、視覚でも楽しめるおもちゃになっています。
フィッシャープライス ブリリアントベーシック ゆらりんタワー
リングを棒にさしてタワーを作り、左右にゆらゆらさせながら遊ぶおもちゃです。カラフルな色のおもちゃが、赤ちゃんの興味を促します。また、一番小さいリングにはビーズが入っていて、音も楽しめるようになっているのです。
遊びに慣れてくると、色の違いだけでなくリングの大きさの違いにも気づいてきます。すると、大きいリングから棒にさしてタワーを上手に作れるようになります。赤ちゃんが自分で発見する力を育ててくれるおもちゃです。
フィッシャープライス おして! しまうまくんのバイリンガル・ウォーカー
生後6ヶ月を過ぎると、おすわりをマスターし、早い子はつかまり立ちする子も出てきます。赤ちゃんが上手に歩けるようにサポートしてくれるのが、このおもちゃです。
押して歩くと、おもちゃが楽しくおしゃべりを始めて、赤ちゃんも歩くことが楽しくなります。また、おすわりでも遊ぶことができ、ボタンを押して楽しい歌を聞くこともできるのです。
アルファベットと、1から10までの数字を英語で聞くことができ、赤ちゃんの頃から英語に触れさせたいという方におすすめのおもちゃになっています。
コンビ コップがさね
コップがさねは、生後6ヶ月からのおもちゃの中でも長年人気のあるおもちゃです。色とサイズが違うコップを重ねたり、積み上げたりと、遊び方が一つじゃないので、赤ちゃんも飽きずにずっと楽しく遊ぶことができるのです。全部綺麗に重ねたり、高く積み上げられたときは達成感を味わうこともできます。
さらに、別のおもちゃをコップの中に入れて出したりと、他のおもちゃと組み合わせて遊ぶことも可能です。遊び方は赤ちゃんそれぞれで、赤ちゃんの発想力を育ててくれるおもちゃです。
かる~いチャイムミニ No.3254
赤ちゃんのおもちゃと聞いて最初に思い浮かぶのが、この「ガラガラ」という方も多いのではないでしょうか。6ヶ月になると、このガラガラを自分で持って振って、音を鳴らすことができるようになります。
このようなガラガラは、赤ちゃんが手で持って振りやすいように、手持ち部分が赤ちゃんの手にフィットするものを選びましょう。
ベビラボ アンパンマン カミカミ指遊びタオル
6ヶ月の赤ちゃんの歯を鍛えるために、カミカミして遊ぶことができるおもちゃです。アンパンマンの手の部分はパリパリ音が鳴り、バナナが歯固めになっています。さらにアンパンマンの顔から紐やリボンが出ており、指先でも遊ぶことができます。
また、おもちゃ全体はタオル地でできているため、歯固めについたよだれをそのまま拭くこともできるのです。軽いのでお出かけにもぴったりで、ベビーカーにつけておくのもおすすめですよ。
【namosee】赤ちゃん 積み木 柔らかおもちゃ 想像力を育む知育のつみき お片付けネット
柔らかい素材でできた赤ちゃん用の積み木です。カラフルな色や描かれたイラストを楽しみながら、積み上げることで達成感が生まれます。積み木は、発想力や創造力を育てるのにとても大切なおもちゃです。本物の積み木に触れる前の、第一歩の積み木としてとてもおすすめですよ。
柔らかい素材で角が丸くなっているので、赤ちゃんでも安心して使うことができます。さらに、小さな手でも持ちやすいベストなサイズになっているのもポイントです。
まとめ
生後6ヶ月から遊べるおすすめのおもちゃをご紹介しました。生後6ヶ月は、生まれてからちょうど半年という一つの区切りでもある月齢です。
遊ぶ幅も一気に増え、ますますおもちゃ遊びが楽しくなるでしょう。そんな赤ちゃんの成長に合ったおもちゃを選んで、赤ちゃんの発育を促してあげてくださいね。