学年別!小学生に読ませたい本&図鑑まとめ

「子どもに本を読ませたい」と思っても、なかなか読書をしない子だったり、どんな本を読ませたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、

  • 小学生が読む本を選ぶポイント
  • 小学生に大人気!おすすめの本
  • 読みものだけじゃない!図鑑も人気

についてまとめてみました。

小学生が読む本を選ぶポイント


本を読んでほしいと思っても、小学生には一体どのような本を選んであげればいいのでしょうか。実は、本を選ぶときのポイントを抑えれば、本をますます楽しく読むことができます。まずは、小学生が読む本を選ぶときに気をつけたいポイントを見ていきましょう。

正しい日本語が覚えられる本

本を読むことは、言葉を覚えることでもあります。そのため、正しい日本語で書かれているものを選びましょう。また、外国の本は、翻訳している人によって言葉遣いなどが変わり、物語全体の雰囲気も変わってきます。正しく綺麗な日本語に翻訳されている本を選んでください。

現代っ子にも伝わる普遍的なテーマの本

本の内容に古さが出てしまうと、急に難しく感じてしまい、読むのをやめてしまう子どももいます。あまり古すぎず、最近の子どもたちでも理解できるような普遍的なテーマのものを選びましょう。

最初は簡単なものでも、本の楽しさを知れば、いろいろな本を読むようになります。そのため、まずは本に触れるため、読みやすいものを選んであげてください。

出版から20年以上読み継がれている本


出版から20年以上経っていて長年読み継がれているものは、どれも名作ばかりです。また、長年読み継がれているからには、昔から子どもたちの心に残すものがあります。

昔からの名作でも、イラストが新しくなっていたり、子どもたちも手に取りやすいよう工夫がされたものもあります。古くからの本に抵抗があるというお子さまには、そういった工夫がされているものを選ぶといいでしょう。

学年にあった本を選ぶことが大切

どんなにいい本を読んでほしいからといって、低学年の子にあまりに難しい本をあげても意味はありません。逆に、高学年の子に簡単すぎる本をあげると、読書を退屈に感じてしまう可能性があります。本を選ぶときは、読みやすいことに加えて、その子の学年に合ったものを選びましょう。

小学生に大人気!おすすめの本


実際に小学生に人気がある本トップ3をご紹介します。どれもおもしろいので、普段あまり読書をしないという子でも読みやすいものばかりです。小学生への本選びに悩んだら、まずはこれからご紹介する3冊を一度手に取ってみてください。

おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

生き物に注目した本は多いですが、その中でもこの本は、生き物の少し残念な部分に焦点を当てた本です。そしてなぜ残念になってしまったのか、それには生き物の「進化」が大きく関係しています。進化をしたことで、思わず笑ってしまうほど残念な生き物がたくさんいるのです。

笑えて、さらに豆知識も増える、読んでいて飽きない本になっています。

あるかしら書店 ヨシタケシンスケ作

街の一角にある「なんでもある本屋さん」。店主にお客さんが「ありますか?」と聞くとたいてい「ありますよ」と本が出てきます。現実世界にはない、あったらいいなと思うような本が次々と飛び出てきて、読み終わる頃には本がさらに好きになるでしょう。

可愛いイラストで、特に女の子に人気の高い本です。

りんごかもしれない ヨシタケシンスケ作

テーブルの上に置いてあった一つのりんご。本の中では、そのりんごからいろいろなことを妄想し、次から次へと不思議な世界が繰り広げられます。何事も、発想力と想像力があれば、世の中はもっとおもしろくなることを教えてくれる本です。この本を読めば、いつもは何も感じない物や食べ物も、違った見方を見られるかもしれません。

1・2年生におすすめの本

読書経験はまだまだ浅い小学1・2年生。まずは、本の楽しさを知ってもらうことが大切です。そんな1・2年生におすすめの本をご紹介します。

おしゃべりさん さいとう しのぶ (著)

普段身の回りにある物が「おしゃべり」をする本です。いつもパンを焼くトースターや、道にあるマンホール、毎日学校に背負っていくランドセルなど、現実では絶対にしゃべらないものが楽しくおしゃべりしてくれます。

まだまだ小さい1・2年生でも、読書が楽しめる本です。

君のためにできるコト 菊田 まりこ (著)

口下手で思っていることをうまく伝えられないくまこちゃんと、いつも優しいけど優柔不断なくまおくんの、不器用だけど心温まるラブストーリーです。伝えることの大切さと、相手を想う気持ちを教えてくれます。小学校に入学したばかりの1・2年生の子どもたちが、友達や家族のために、自分には「何ができるのか」を考えるきっかけになるような本になっています。

きつねの でんわボックス 戸田 和代 (著), たかす かずみ (イラスト)

昔から読み継がれている、名作です。本の中では、我が子を失くしてしまったかあさんぎつねは、電話ボックスで遠い街で入院している母親と毎日電話している人間の男の子と出会います。

子を想う母の気持ち、そして母を想う子の気持ちがよく描かれていて、心温まる本になっています。

3・4年生におすすめの本


3・4年生になると、少し分厚い本など、物語の長い本が読めるようになってきます。そんな3・4年生に読んでほしいおすすめの本をご紹介します。

はてしない物語 ミヒャエル・エンデ (著), 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著)

物語に出てくる主人公バスチアンが、本の中に吸い込まれ、ファンタージエン国の滅亡と再生を体験するお話です。まさにファンタジーといえる本ですが、ファンタジーの中でも主人公が「今自分がすべきことは何か」ということに気づいていき、とても考えさせられます。本当にその世界に入り込んでしまうような、そんな名作です。

実験犬シロのねがい―捨てないで!傷つけないで!殺さないで! 井上 夕香 (著), 葉 祥明 (イラスト), 野上 ふさ子 (監修)

人間の身勝手で実験犬として犠牲になってしまったシロと、そのシロを死の直前で救った人々のお話です。

小学生に読ませるには少し衝撃的と思うかもしれませんが、これが実際に起きていることなのだと、子どもたちにも知ってほしいと思う方は、ぜひ読ませてあげてほしい本になっています。

窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫) 黒柳 徹子 (著), いわさき ちひろ (イラスト)

黒柳徹子さんが、自分の子ども時代を描いた物語です。集団教育でなじめなかった主人公トットちゃんが、転校先のトモエ学園で素晴らしい教育を受けます。個性が強い子でも、ありのままの自分でいていいんだということを教えてくれます。これを読んだ子どもたちも、読み終えた後に自分に自信を持ってくれたらいいなと思う本です。

5・6年生におすすめ本

5・6年生になると、ある程度深い物語のものが読めるようになってきます。また、5・6年生に人気の本は、読書が苦手でも読みやすい本が多いです。5・6年生におすすめの本をご紹介します。

竜退治の騎士になる方法 岡田 淳 (著)

竜退治の騎士になりたい主人公が、現実と空想の世界を行き来しながら展開していくお話で、ついつい夢中で読み進めてしまう本です。小学生の子どもでも読みやすい適度な長さで、普段読書をしないような子に渡してみるのもおすすめです。

夢を叶えるためには、まずは今ある現実の目の前にあることから対処していくことが大切なんだと教えてくれる本になっています。

おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫) 星 新一 (著), 加藤 まさし (著), 秋山 匡 (著)

星新一さんが描く、すごく短いのにおもしろい短編、「ショートショート」を集めた短編集です。読み始めると止まらなくなってしまうほど、おもしろいショートショートが詰められています。おもしろいだけでなく、少し考えさせられるようなショートショートもあり、読書は苦手という子どもでもどんどん読めてしまう本です。

二分間の冒険 (偕成社文庫)  岡田 淳 (著), 太田 大八 (イラスト)

主人公の悟が、ふしぎな黒ネコに出会い、そこから2分間の大冒険が始まるお話です。たった2分で冒険なんて、最初は信じられませんが、その長い長い2分で悟はさまざまな経験をします。本が好きではない子どもでも「おもしろい」というほど、次の展開が気になってあっという間に読めてしまう本です。

読みものだけじゃない!図鑑も人気


小学生には、本だけでなく図鑑もとても人気があります。普段本に触れない子でも、自分の興味があるものの図鑑ならあっという間に読んでしまうものです。実際に子どもたちに人気の図鑑をご紹介します。

【DVD付】異常気象 天気のしくみ (学研の図鑑LIVEeco)

天気の基本を学びながら、ゲリラ豪雨や竜巻、スーパー台風など、人間の命も奪ってしまうような気象現象が解説された図鑑です。約50分のDVDがついていて、より分かりやすく天気の変化や気象現象について説明されています。読んだ後には明日の天気が気になってしまう、楽しみながら知識を得られる図鑑です。

むし―くらしとかいかた 阪口 浩平 (監修)

身近な存在にいる虫。そんな虫たちの暮らしと、虫の飼い方がのった図鑑です。普段どんな場所でどんなものを食べながら生活をしているのかを知ることができ、どんな小さな虫でも必死に生きているということを感じることができます。虫が好きな子どもにはたまらない図鑑です。

マークのずかん

普段目にする道路標識や案内標識など、ありとあらゆるマークを集めた図鑑です。どんな意味のマークか知らなかったものでも、私たちが安全に気持ちよく生活できるためのものだったりと、思わぬ発見があります。そんなマークの本来の意味を知ることによって、社会へ関心を持つきっかけになると嬉しい本です。

まとめ

本は、現実とは違う世界に連れていってくれるものです。そして自分がその主人公になったような気分で、別の人の人生を歩むことができます。そんな本は、子どもたちの想像力や、人を想う気持ちを育ててくれるものなのです。子どもの年齢に合った本を選んで、本の楽しさを教えてあげてくださいね。