砂場あそびって必要なの?楽しく遊ぶために
お子さまが大きくなってくると、遊び方も変化し、外へ出て公園の砂場で遊ぶ子も多いでしょう。まずは、砂場遊びの重要性と、楽しく遊ぶために抑えておきたいポイントをチェックしましょう。
道具の貸し借りをして遊ぶことは教育にとても重要
砂場にはたくさんの子どもたちが集まります。その中で、砂場あそびの道具を一緒に使う場面も出てくるでしょう。時には、道具の取り合いなどで喧嘩になってしまうこともあります。そんな場面を見てしまうと、他のお子さんとトラブルになりたくないという思いから砂場遊びを敬遠してしまうママやパパもいます。
しかし、そんな子どもたちの道具の貸し借りやそれによる喧嘩は、子どもの社会性や協調性を育ててくれるのです。砂場遊びは、道具の貸し借りを通して、教育上とても重要だとされています。
ママも一緒なら0歳でも!おすわりができたらOK
砂場遊びデビューをいつさせようか悩むママやパパも多いですよね。いつからなら砂場遊びをしていいという決まりはありません。おすわりさえできれば、0歳でも砂場遊びをすることができます。ただし、赤ちゃんを砂場遊びさせる場合は必ずそばにママやパパなど大人が付き添い、砂を口に入れないかなど注意しましょう。
おすわりができたら砂場遊びデビューさせなければいけないという決まりもないので、「1歳を過ぎたら」「しっかり歩けるようになったら」など、それぞれのご家庭で砂場遊びデビューさせる時期を決めるのがいいですよ。
公園によっては使えない所も…確認が必要
最近、公園のルールが昔と異なり、道具が使えないという公園も出てきています。砂場遊びデビューさせる前に、いつも行く公園や近所の公園では砂場遊びの道具が使えるかどうかをチェックしましょう。
道具がなくても砂場遊びはできますが、やはり砂場遊びを楽しくするためには道具が合った方がおすすめです。また、道具を使うことによってお子さまの発想力や想像力を育てることもできます。なるべく、道具が使える公園を探してみてください。
楽しく遊んだらしっかり手洗いをしよう
砂場遊びでママやパパが最も心配するのが、衛生面ではないでしょうか。砂は、見えないばい菌がたくさんいます。そのため、楽しく遊んだあとはしっかりと手洗いをしましょう。まだ手洗いができない0歳の赤ちゃんでも、きちんと手を拭いた後に消毒ジェルなどを使って手を清潔にしてください。
せっかく楽しく遊んだあとに、菌が体内に入って風邪をひいたり病気になってしまっては本末転倒です。砂を触った手をそのままにしたままご飯を食べたり、他のおもちゃで遊ぶことは決してしないように注意しましょう。
ちょっとした工夫でママも安心
砂場遊びの重要性は理解していても、服が汚れたり、衛生面が心配だったりと、なかなか砂場遊びに踏み出せないパパやママもいますよね。しかし、ちょっとした工夫をすることで、パパやママも安心してお子さまに砂場遊びをさせてあげられるようになります。一体どんな工夫をすればいいのか、おすすめのものをご紹介します。
砂場用の砂場着があれば砂がお部屋に落ちるリスクが激減
服が汚れたり、砂だらけで家に帰って家の中も砂だらけになってしまうのが嫌というパパとママが多いですよね。しかし、それを避けるために砂遊びをさせないのはとてももったいないです。
そんなときは、砂場遊び用の服を決めて、砂場遊びをするときはその砂場着を着るようにしましょう。そうすれば、汚れる服は砂場着だけで済みますし、砂場遊びを終えたらすぐに砂場着を脱げば、お部屋で砂が落ちることも少なくなります。ママやパパが部屋を掃除する手間も省けるので、気軽に砂場遊びをさせてあげられますよ。
砂場で使うおもちゃには耐水性のお名前シール
砂場遊びの道具は、お友達と一緒に使うことも多いです。どれがお子さまのかきちんとわかるように、名前を記載するのを忘れないでください。そのときにポイントなのが、耐水性のあるお名前シールを使うことです。
砂場遊びで使うのは、砂だけではありません。砂に水を混ぜて泥にしながら遊ぶことだってあります。そんなときでも名前が消えないように、耐水性のあるお名前シールで名前を書きましょう。
おもちゃの収納はネットだと砂も落ちて便利
砂場遊びの道具は、その収納方法に悩んでしまう方が多いです。砂場遊びの収納としておすすめなのが、ネットタイプの袋です。ある程度の砂を落としてからしまうことが大前提ですが、ネットの袋に入れれば、多少砂が残っていても穴から砂が落ちてくれて、綺麗な状態で持ち帰ることができます。
最近では100円ショップでも、砂場遊び用のかわいいネットが売っています。砂場遊び用の収納袋をきちんと作って、お子さまが遊んでからお片付けまで自分でできるよう、手助けをしてあげましょう。
どうしても公園の砂場を使えない時は自宅での砂場遊びもあり
近くの公園で道具が使えなかったり、どうしても公園の砂場を使えない場面もあるでしょう。そんなときは、自宅で砂場遊びするのがおすすめです。とはいっても、自宅に砂場を作るわけにはいきません。
そこでおすすめなのが、家の中で遊べる砂です。きちんと殺菌されていて、後片付けもしやすいおうち遊び用の砂が、子ども用品専門店などで販売されています。おうちで砂遊びができたら、衛生面も安心ですし、雨で公園に行けないという日も退屈せずに楽しく過ごすことができます。
あると便利!楽しく遊べる砂場用グッズ
砂場遊びの道具は、子どもたちの砂場遊びをますます楽しくしてくれる重要アイテムです。また、砂場遊びをするときに便利なグッズもたくさん販売されています。ここからは、お子さまが思いっきり砂場遊びを楽しめるグッズをご紹介します。
小川 kukka hippo プレイウェア アニマル
砂場遊びで泥だらけになってもいいように、洋服の上から着るプレイウェアです。裾部分もゴムできゅっと締まったデザインになっているので、足元から砂が入る心配もありません。また、肩ひもの色が左右で異なるため、自分で脱ぎ着する練習をすることもできます。
収納袋がついているため、コンパクトにまとめて持ち歩くことができるのも嬉しいポイントです。
砂場遊びのとき以外にも、雨の日に洋服が濡れないように着たりと、さまざまなシーンで大活躍するプレイウェアになっています。
ダントーイ (dantoy) サンドミル トラック付き
ミニスコップ、荷台付きトラック、砂や水で水車が回るサンドミルがセットになったおもちゃです。スコップで砂をすくって、サンドミルに流し込み、荷台につんで遊ぶことができます。実際にトラックを走らせて遊ぶこともできるので、働く車が好きな子にはたまらないのではないでしょうか。
砂や水を流すことで水車が回る仕組みもとてもおもしろく、お子さまの好奇心をくすぐります。また、収納用のネットもついていて、お片付けまでお子さまにやらせることができ、達成感を感じることもできます。
ダイヤコーポレーション おもちゃが洗える収納ネット
おもちゃを収納できる大容量のネットです。おもちゃがたくさんあっても、これにしまえば失くす心配もなく安心ですよ。また、ネットに入れたままおもちゃを洗うこともできます。1つ1つおもちゃを洗うのが面倒という方におすすめの収納ネットです。
また、吸盤が2つついているので、家の吸盤がつくところにひっかけておくことができます。お風呂場で洗って、そのまま壁につけて干しておくのにも便利です。砂場遊びおもちゃの収納に困っている方は、ぜひチェックしてみてください。
砂遊びおもちゃ 砂場セット砂粘土おもちゃ
室内で砂遊びを楽しめる砂場セットです。家の中でも広げて砂遊びができるようなサンドテーブルと、型やスコップなど97個ものおもちゃ、膨張ポンプ、収納ボックスがセットになっています。
砂は、海砂と食品レベルの蜜蝋からできているため、環境に優しいうえに無毒です。さらに砂には色がついており、オレンジ、紫、ブルー、砂本来の黄土色の砂で、カラフルな砂遊びを楽しむことができます。また、この砂は手が汚れないため、手を汚すのが嫌で外の砂遊びをしないというお子さまにもおすすめです。
衛生面も安心できるので、お子さまもパパやママもストレスなく砂遊びを楽しめます。
砂場用 さくさくあそび砂
既に洗浄して泥を除去している、「洗い砂」です。自然の砂なので、抗菌剤や殺菌剤を使っていません。そのため、お肌が弱くすぐに荒れてしまうというお子さまでも安心して遊ぶことができます。
また、さくさくとした感触の砂で、濡らすとすぐにお山やお団子が作れる、遊びやすい砂です。幼稚園や保育園などで使われることも多く、子どもたちの砂場遊びをさらに楽しくしてくれます。おうちの庭などに砂場を作りたいというときにおすすめですよ。
砂場を作ったら、夜は動物のフンなどから守るためにシートをかぶせておきましょう。また、昼間は太陽の光に当てることで、紫外線の殺菌作用が働きます。風通しの良い場所で日光に当てることを意識することで、自然と砂が殺菌されます。ときどき砂場全体を掘り返して、砂全体に日光を当てることが大切です。
まとめ
砂場で楽しく遊ぶためのポイントと、おすすめの砂場遊びグッズをご紹介しました。砂場遊びは、洋服や体が汚れるし、衛生面が心配という理由でさせていないご家庭も多いでしょう。
しかし、他のお友達と一緒に遊ぶことで社会性や協調性が養われたり、砂でさまざまな形を作ることで想像力が豊かになったりと、これほどいい遊びはありません。ご紹介したポイントを抑えて、便利なグッズを使いながら、お子さまと一緒に砂遊びを楽しんでみてください。