髪の毛を洗う頻度の理想はどれくらい?タイプ別の理想の頻度とは

毎日見ている髪だけど、パサつきや汚れ、ニオイが気になったりすることがありませんか。毎日洗うという方や1日置きに洗っているという方、色々といるかと思います。髪質や髪の状態によっても洗う頻度は変えるようにしましょう。

ここでは、

  • 洗いすぎが及ぼす影響
  • 生活スタイルに最適な洗髪の頻度
  • 髪の毛に優しい洗髪のポイント
  • 正しい湯シャンの仕方

についてまとめました。自分にあった頻度で髪の健康を保つようにしましょう。

髪の毛を洗いすぎると……?


髪の汚れやニオイが気になると何回でも洗いたくなるものです。しかし洗いすぎるとどうなるのでしょうか。確認していきましょう。

かゆみが出る

洗いすぎると起こりうる一つにかゆみがあります。頭皮は、分泌される皮脂によって地肌を守っています。ところが、洗いすぎることで肌を守る皮脂を必要以上に流してしまうことがあるのです。乾燥の強い季節に敏感肌の人や乾燥に弱い人が頻繁に洗うとトラブルの原因となるでしょう。

髪がパサつく

髪は洗うことでキレイになりますが、摩擦によって傷みやすくなることがあります。髪の外側を覆うキューティクルには、紫外線や摩擦など熱に弱い性質を持っています。健康的な髪はキューティクルが整い、ハリとツヤを生みます。

しかし、ダメージを受けると髪の水分が失われパサついたり艶がなくなってしまうのです。洗う頻度が多ければ、髪へのダメージが増えてパサつきを生んでしまうかもしれません。

フケが増える


頻繁に髪を洗うと、皮脂の汚れだけでなく、皮脂を多く流してしまうかもしれません。皮脂によって潤っていた頭皮が乾燥状態になり、パサついてフケを多く作り出します。フケが増えると汚れてると思い、過度に洗いすぎる結果につながるかもしれません。

抜け毛や薄毛の原因となる

洗いすぎによる皮脂の過度の減少は、頭皮に負担をかける場合があります。皮脂は皮膚の表面にある薄い膜のことを指します。

これは必要以上の水分の蒸発を防いで健康な頭皮を保ってくれます。ところが皮脂が多く洗い流されると頭皮が弱くなり、抜け毛が増えることがあるのです。そうしたことから、いつの間にか薄毛になっているかもしれません。

切れ毛の原因となる


洗いすぎると髪が傷んで切れ毛の原因になることがあります。というのも、洗うと摩擦によってキューティクルが傷みやすくなるからです。ウロコ状のキューティクルが傷むと乱れて、剥がれやすくなります。そうすると内側の毛質から水分や栄養分が流れてしまい、切れ毛を生みやすくなるのです。よかれと思った洗髪が、潤いある髪から知らないうちに遠ざかっているかもしれません。

ニキビなど頭皮のトラブルが起きやすくなる

必要以上に皮脂を洗い流すと、それを補おうとする力が働きます。よってより一層多くの皮脂を分泌することになり、赤くニキビができる場合があるのです。また、頭皮の雑菌も増えて、ニオイが気になることが多くなるかもしれません。

理想的な髪の毛を洗う頻度


必要以上に洗っちゃいけないならどのタイミングで洗えば良いのでしょうか。気になる洗髪に必要な頻度をタイプ別に紹介します。

頭皮がベタベタしやすい人:毎日

皮脂が多く、髪がべたつきやすい人は、生活の中で汚れが付きやすい状態と言えます。どちらかというと女性より男性の方が皮脂の分泌が多いと言われています。頭皮に皮脂が多いと毛穴に皮脂が詰まり抜け毛やニオイの原因を生むことにつながります。こうした髪質の人は、できるだけ毎日、丁寧に髪を洗うとよいでしょう。

建築現場などホコリが多い場所で働いている人:毎日

長時間ほこりや汚れ、ニオイの付きやすい環境にいるとどうしても髪が汚れてしまいます。そんな環境で一日過ごしている人は、毎日の洗髪が髪にとって大切となります。毎日しっかり洗って、髪を清潔にしておきましょう。

整髪料を多めに使用する人:毎日


髪にクリームやワックスをたくさん使うと、思い通りのスタイルに決まりやすくなります。しかしその分、汚れも髪に付きやすくなるのです。整髪料を多めに使った時は、面倒くさがらず髪を洗い、汚れをきれいに落としましょう

頭皮が乾燥しやすい人:1日おき

頭皮の皮脂の分泌量によっても洗髪の頻度は変わります。乾燥肌の方は、頭皮の皮脂の分泌も少なめであることが多いと言われています。

頭皮が乾燥しやすく乾燥によるフケが出るなら洗髪で肌トラブルになる可能性があります。そうした方は、一日おきに髪を洗う程度にするとよいでしょう。

デスクワークなど汗をかきにくい人:1日おき


頭皮の皮脂は、汗と油が混ざりあってできる薄い膜のような物です。そこに汚れが付着すると頭皮が弱まり、抜け毛やフケ、ニオイの原因につながります。

普段の生活で汗をあまりかかない人であるなら、分泌量も汚れも少ないでしょう。清潔な髪を保つなら、一日一回洗うことが最適と言えます。

髪の毛がパサつきやすい人:1日おき

毛先にダメージを負っているから多く洗髪した方が良いと思うこともあるかもしれません。パサつきの原因は様々ですが、髪を洗うことで髪質の悪化を招く場合があります。洗髪時の摩擦でも、ダメージの進行を促してしまうことがあるからです。

とはいえ、日常の汚れを蓄積すると、髪や頭皮に悪い影響が出てしまいます。髪が傷んでいると感じたなら、一日おきに髪を洗って様子を見てみると良いでしょう。

どうしても毎日髪の毛を洗いたい場合には?


髪のことを考えたら洗髪頻度も大事だけど、それでもやっぱり洗いたい。そんな時におすすめの髪に優しい洗髪ポイントを紹介します。

洗浄力が弱めなシャンプーを使用する

毎日髪を洗うなら、洗浄力が強力なシャンプーを使用して洗髪するのは御法度です。強力な分汚れは気持ちよく落ちますが、皮脂を必要以上に落とし、髪の傷みを早めます。シャンプー剤には大きく分けて三つの種類があります。高級アルコール系やアミノ酸系、石けん系です。

このうち、高級アルコール系と石けん系の洗浄成分は強力であると言われています。毎日シャンプー剤を使うなら、アミノ酸系や洗浄力弱めのものを使用すると良いでしょう。

湯シャンをする

最近、髪に優しいと言われている洗髪に思い切ってシャンプーを使わない方法があります。シャンプー剤を使わずに、お湯だけで髪を洗ってしまうのです。こんなことで本当に汚れが落ちるのが疑問に思うかもしれません。しかし、お湯で洗うだけ、70%と多くの皮脂や汚れを落とすことができると言われています。そして、必要以上に皮脂を落とすことがありません。

そうしたことからお湯だけの洗髪で、頭皮の機能の改善を促すことができます。更に、敏感肌や乾燥肌の人なら頭皮トラブルの抑止、改善効果が期待できるといいます。皮脂もそれほど落ちないことから、しっとりと艶が出てまとまりやすい髪になります。とはいえ、シャンプーを使わないとニオイが気になるかもしれません。湯シャンに時々シャンプーの割合で洗髪していくと良いでしょう。

正しい湯シャンのやり方


髪や頭皮に優しい湯シャンですが、ここでは気になるやり方についてまとめてみました。行う際の参考にしてみましょう。

1.髪の毛を濡らす前にブラッシングをする

シャンプー剤を使う場合もそうですが、洗髪する前にブラッシングしてから洗いましょう。この一手間のブラッシングだけでも、頭皮や毛の汚れを落とす効果が期待できます。また、汚れを浮かせて、洗い流しやすくしてくれます。念入りに行うと効率よく汚れを落とすことができるでしょう。

2.髪の毛と頭皮を40℃以上のお湯でしっかりと濡らす

シャワーを手に取り、なるべくシャワーヘッドに頭を近づけ、水圧を強めて洗います。40℃前後のお湯で髪の根元からゆっくり洗い流しましょう。お湯の温度が高ければ、熱で洗浄力は増します。しかし、それだけ皮脂を多く洗い流してしまう可能性があります。頭皮の乾燥が気になる人は、お湯の温度にも気をつけて行いましょう。

3.綿手袋で頭皮全体をマッサージする


汚れを効率的に落としていくなら、綿手袋を使用して洗髪しましょう。綿手袋で洗うと、髪や皮脂の汚れを手袋が吸着してくれます。

慣れてくると、綿手袋を使わなくても汚れが落ちると言われています。爪を立てず、指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように洗いましょう。

4.丁寧に洗い流しタオルドライをする

洗髪を行う時間は10分程度、慣れれば5分程度できちんと洗い流し、おしまいにします。あまり長く行うと、頭皮の皮脂を洗い流してしまうことがあります。洗髪後は雑菌の繁殖を防ぐため、すぐにタオルでよく拭いてドライヤーで乾かしましょう

まとめ

髪の毛を洗うこと一つとっても、髪質や頭皮によって方法が様々です。自分の髪を今一度確認して、よりよい洗髪を心がけていきましょう。健康な髪を目指すきっかけになれれば幸いです。

*記事内で特定の成分等による毛髪の補修について紹介している場合、該当の記載は「髪を補復して髪の質感を整える」ことを意味します。