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赤ちゃんには専用の日焼け止めを使う理由
紫外線は赤ちゃんの繊細な肌の大敵!しかし、大人が普段使っている日焼け止めを赤ちゃんに使うことは赤ちゃんの肌にも負担になってしまいます。そのため、赤ちゃんには専用の日焼け止めを使うのがベスト。それでは、その理由について詳しくみていきましょう。
大人用は赤ちゃんの肌には刺激が強すぎる
大人用の日焼け止めは、繊細な赤ちゃんの肌にとっては刺激が強すぎる場合があります。大人用の日焼け止めには汗や水に落ちにくくするためのシリコーン系の合成ポリマーや紫外線が肌に吸収されるのを防ぐ紫外線吸収剤などが含まれています。
これらの成分は肌への負担が大きいので、赤ちゃんの肌を傷つけてしまうおそれがあるのです。
赤ちゃん用は石鹸で簡単に落とすことができる
赤ちゃんの用の日焼け止めは肌にやさしい成分だけで作られていることが多いので、石鹸で簡単に落とすことができるものが多いです。
落ちにくい日焼け止めはクレンジングで落とす必要があるので、その分肌への負担もかかってしまいます。石鹸やお湯だけで落とせるタイプのものを選んで、なるべく赤ちゃんの肌に刺戟を与えないようにしましょう。
赤ちゃん用の日焼け止めを使うときの注意
赤ちゃん用の日焼け止めを選んだからといってすぐに大量に使うのは厳禁!赤ちゃんの肌によっては、専用の日焼け止めでも炎症を起こしてしまう場合もあります。それ以外の注意点も見ていくので、しっかり確認しましょう!
必ず少量でパッチテストを行う
まずは日焼け止めが赤ちゃんの身体に合うかどうかをチェックするために、少量でパッチテストをするようにしましょう。出かける予定がある前日の病院がやっている時間に、少量の日焼け止めを腕に薄く塗ってあげてください。24時間様子を見て問題ないようであれば、普通に使って問題ないでしょう。
そっと優しく伸ばす
塗るときのコツは、赤ちゃんの肌になじませるようにそっと優しく塗ってあげることです。あまりゴシゴシと強く塗ってしまうと、赤ちゃんの肌へ摩擦力がかかってしまい傷つけてしまうことになります。
優しくマッサージをする要領で、そっと伸ばすように塗ってあげてくださいね。
手には極力塗らないようにする
日焼け止めを塗るときは、赤ちゃんの手には極力塗らないようにしてください。赤ちゃんの手に塗ってしまうと、誤って手の日焼け止めを舐めてしまう可能性があります。
低刺激の肌に優しい日焼け止めでも、体内に入ると害になることもあります。どうしても塗りたい場合は薄く塗るなどして、赤ちゃんが舐めないように注意して見守りましょう。
赤ちゃん用の日焼け止めを選ぶポイント
繊細な赤ちゃんの肌にも優しく、なおかつしっかりUV対策をしてくれる日焼け止めを選ぶのは難しいですよね。これからご紹介するポイントをしっかりおさえておけば、迷うことなく赤ちゃんにぴったりの日焼け止めを選ぶことができますよ!
とにかく低刺激なもの
第一に『低刺激』な日焼け止めを選ぶことが大切です。オーガニックの日焼け止めであれば、石油系成分や界面活性剤が含まれないことが多いので、なるべくオーガニックなものを選びましょう。
また、無着色・無香料であれば香りに敏感な赤ちゃんでも使うことができます。赤ちゃんの好みや肌に合った、低刺激なタイプを選んであげるようにしてくださいね。
塗りやすいテクスチャー
肌に何かを塗られるのが嫌な赤ちゃんも多いので、身体にサッと塗れるようなテクスチャーの日焼け止めを選ぶようにしましょう。
べたっとしすぎて肌に伸ばすのに時間がかかるものの場合、赤ちゃんが日焼け止め自体を嫌いになってしまう可能性もあります。すぐに塗ることができれば、赤ちゃんへのストレスも軽くて済みますよ!
紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方
紫外線吸収剤不使用のノンケミカルタイプの日焼け止めもおすすめです。肌への負担も少なく、石鹸ですぐ落とせるものが多いのも魅力のひとつ。
ただし、ノンケミカルだからといって刺激成分が入っていないわけではないので、しっかり配合成分を確認しておくようにしましょう。
専用のクレンジングが無くても落とせる
日焼け止めを落とすための専用のクレンジングが無くても簡単に落とせるような日焼け止めを選ぶと、赤ちゃんの肌にも安心安全でしょう。日焼け止めが低刺激でも、クレンジングは刺激が強く肌を傷つける場合があります。
また日焼け止めを長時間塗っておくのは赤ちゃんにとっても負担なので、すぐに石鹸やお湯でサッと落とせるものが良いでしょう。
低刺激♡おすすめの赤ちゃん用の日焼け止め
「とにかく低刺激なものが良い!でも何を選べば良いかわからない…」という人も多いのではないでしょうか?これからご紹介する日焼け止めはどれも低刺激で赤ちゃんにぴったりなものばかり!日焼け止め選びの参考にしてみてくださいね。
マミー UVマイルドジェルN
90%が食品成分で作られた、ジェルタイプの日焼け止めです。素肌に近い弱酸性で、ホホバオイル・ヒアルロン酸ヒアルロン酸・トレハロースといった天然うるおい成分もたっぷり配合!塗り心地の良いジェルタイプなので、時間をかけずにサッと塗ることができますよ。
パックスベビー UVクリーム (日焼け止め)
合成化学成分不使用の、肌にやさしい日焼け止めです。のびも良く、肌に塗るとさらっとした仕上がりになります。石鹸で洗い流せることはもちろん、マカデミアナッツ油・カミツレエキスも配合なので乾燥しがちな赤ちゃんの肌のうるおいを保ってくれますよ。
塗りやすい♡おすすめの赤ちゃん用の日焼け止め
時間をかけずにサッと赤ちゃんに塗れるかどうかも日焼け止め選びの重要なポイントです。そこで次からは、塗りやすさ重視の人におすすめの赤ちゃん用の日焼け止めをご紹介していきますよ♪
和光堂 ミルふわ ベビーUVケア 毎日のお散歩用
赤ちゃんの肌にふわっとやさしいベビースキンケアシリーズから販売されている人気の日焼け止めです。石鹸で落とせて白浮きしにくいタイプで、水溶性保湿成分やうるおい脂質成分も贅沢に配合されています。伸びが良くて軽い着け心地なのも人気の秘密です。
ニベアサン プロテクトウォータージェル こども用
乾燥から赤ちゃんの肌を優しく守る、化粧水感覚で使えるジェルタイプの日焼け止めです。ジェルタイプでスーッと伸びてべたつかないので、使い心地も抜群!ノンアルコール・無香料・無着色で顔にも身体にも使うことができるのでとっても便利ですよ。
ママ&キッズ UVライトベールSPF23PA
生まれてすぐに使える低刺激の日焼け止めです。紫外線吸収剤が直接肌に触れない「カプセルインUVシールド」処方を採用しているので、肌への負担も少ないのが嬉しいポイント!
エーデルワイスエキスなどスキンケア成分もたっぷり配合されています。サラッとべたつかないテクスチャーなので、使い心地も良いですよ!
ノンケミカル処方♡おすすめの赤ちゃん用の日焼け止め
低刺激でノンケミカル処方の日焼け止めであれば、夏だけでなく通年を通して長期間赤ちゃんに使うこともできます。ノンケミカル処方の日焼け止めを使って、常に赤ちゃんのUV対策をするようにしましょう!
ロート製薬 ママはぐ 無添加 低刺激性日やけ止めミルク
お出かけ前にも使いやすい、ポンプタイプの日焼け止めです。さらさらパウダー成分と保湿成分を配合していて、さらっとしてベタつかないテクスチャーになっています。
低刺激タイプで素肌に近い弱酸性で、無香料・無着色、アルコール・鉱物油フリー。
ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ
生まれたての赤ちゃんの肌にも優しい、ウォーターベースの日焼け止めです。白浮きしにくい乳液タイプで、汗や水に強いウォータープルーフなので海・プールなどのレジャーにもぴったり!うるおい成分や肌荒れ防止成分も配合されているので、UVカットしながらスキンケアできますよ。
石鹸で落とせる♡おすすめの赤ちゃん用の日焼け止め
ササッと石鹸で落とせるタイプであれば、赤ちゃんの肌にも負担になりにくいですよね。お風呂など身体を洗う時に一緒に洗い落とせる日焼け止めで、赤ちゃんにも親にもストレスフリーなアイテムを選びましょう!
ユースキンS UVミルク
うるおい成分「しその葉エキス」をたっぷり配合した人気の日焼け止めです。紫外線を防ぎつつ赤ちゃんの肌への優しさにも配慮した低刺激処方で、家族全員で使うことができます。紫外線吸収剤無配合で、落とす時には石鹸や洗浄料で簡単に落とせます。
マミー UVアクアミルク
80%が食品成分でできたミルクタイプの日焼け止めです。ウォータープルーフで無添加処方、なおかつ天然うるおい成分も配合されているので赤ちゃんの肌のスキンケアにもぴったり!べたつきにくいミルクタイプで石鹸ですぐに落とせます。
まとめ
生まれたばかりの繊細な赤ちゃんの肌を紫外線から守るためには日焼け止めは必須!しかし、大人と同じ日焼け止めでは逆に赤ちゃんの肌を傷つけてしまうことになります。
低刺激でノンケミカル処方の肌に優しい日焼け止めで、紫外線の強い時期から赤ちゃんをしっかりガードしてあげましょう!