恋愛脳とは一体なにか
字面で大体どういうものなのか、どういう人をさすのか何となくイメージできそうですが、それとピッタリ一致しているか……。まず恋愛脳とは何なのか押さえておきましょう。
常日頃から頭の中は恋愛のコトでいっぱい
常に恋愛を中心に物事を思考するのが、恋愛脳の人です。日々、生きる上で恋愛以外に考えるべき事柄は多々あります。家族や仕事、勉強などいろいろあるでしょう。にもかかわらず、ほとんどの時間を恋愛について思いを巡らせることに費やしてしまうのが、恋愛脳な人なのです。
極端な恋愛脳の人では、恋愛をしていれば自分は幸せ、していなければ不幸せとまで思ってしまい、恋愛なしには生きられないような精神状態に陥る人もいるのです。そのため、恋愛相手と別れると、すぐに新しい出会いを求める傾向も見られます。
良縁に恵まれやすい?
普段から恋愛のことばかり考えている恋愛脳の人には、交際経験豊富な人のイメージがある人もいるでしょう。たしかに、そのような人もいます。ただ、異性と付き合った回数が多いのは、それだけ別れを経験していることを意味し、その都度深く傷つき、失恋を乗り越えている人もいるのです。
恋愛でも何でも自分が傷つく経験をすると、人の痛みがわかるようになり、自分の痛みのように感じ取れるようになります。そして相手の痛みを自分が癒してあげたいというあたたかい心が、出会った人との縁を強くすることに繋がるのです。
女性によくある恋愛脳の特徴
女性にも男性にも、恋愛脳といわれるような人はいます。ここでは、どういう女性を恋愛脳というのかにスポットを当てて解説していきます。自分や誰かにあてはまるでしょうか。
恋愛相手が途切れにくい
恋愛が自分の人生の中で何より大事であるため、そこにかける熱量は非常に大きいです。したがって、誰かと別れたとしても、またすぐに次の彼氏をと、絶えず恋愛相手がいる印象を周囲に与えがちなのが恋愛脳の女性です。
ただし、これはあくまで男性にモテる要素を持っている女性に限定されます。男性にあまりモテないタイプの女性は、恋愛脳であっても恋人をなかなかつくることができません。そのような女性は、この特徴には該当しない場合があります。
人を好きになりやすい
常に恋愛を欲しているため、人をすぐに好きになる傾向が見られます。ひとめぼれをすることも多く、現状で恋人がいるにもかかわらず、ほかに好きな人ができてしまうことも……。
それが仇となってまわりからは気が多く、浮気性のレッテルを貼られる場合もあります。
男性の気を引くのが上手
どういう女性を男性が好むのかについて研究熱心で、そこに寄せる能力に秀でています。ファッションやメイク、仕草など、モテ要素満載になる努力を惜しみません。
男性が見たときに魅力的に映るように、常に美意識高く保っている人が多いのが、恋愛脳な女性の特徴のひとつです。
同性の反感を買いやすい
恋愛に対して積極的で、男性ウケを意識した見た目や言動をするため、同姓からは男に媚びていると悪印象を抱かれがちです。また、恋バナが好きで人の恋愛に口出しする傾向もあります。そしてあまり踏み込んでしまうと、うざいなどとマイナスに受け取られがちです。
男性によくある恋愛脳の特徴
恋愛脳の女性によくある特徴を述べましたが、今度は男性について見ていきましょう。以下の内容をチェックしてみると、男女で違いがあるのも見えてくるはずです。
女性に比べてストライクゾーンが広い
男性と比較して女性の場合、自分の恋愛に対して理想が高く、好みについてもシビアな傾向が見られます。それに対して男性の場合は、もともと女性より根がロマンチストである点や性的欲求が強いことなどが重なり、女性全般を恋愛対象と無意識に思う傾向があるのです。
いつも女性に対してアンテナを張っている
恋愛脳の男性の中には、いつも恋愛をしていないと心が安定しない人が少なくありません。そのため、自発的に女性がいる場所に足を運び、自分の好みの女性を見つけようとする傾向があります。アグレッシブに動くため、女性との出会いの機会が自然と多くなるのです。
すぐにアプローチをかける
好意を抱いた女性に対しては、すぐにアプローチをかけはじめるのが、恋愛脳の男性に多い特徴のひとつです。恋愛に対して非常に積極的で、そのために交際経験が豊富な人もたくさんいます。そしてこのことから、女性の扱いに慣れている人も少なからず存在するのです。
社交的で女性の友人が多い
好奇心に溢れノリが良い男性も、恋愛脳の人によくある特徴のひとつです。出会いに積極的な姿勢を貫いている結果、異性の友人がたくさんいる男性もいます。また社交的な性格のために、自発的に異性のいる場に出向くだけでなく、誘われることも多いです。
恋愛脳が女性に多い理由・心理・恋愛脳の人との付き合い方
性別に関係なく恋愛脳な人はいますが、男性と女性とでは女性のほうが恋愛脳が多いという見方がされています。その理由や心理、恋愛脳な人への対処法を以下に記載しました。
恋愛脳が女性に多い理由・心理:生殖本能が男性と異なる
女性が恋愛脳になりやすいのは、男性と女性とで生殖本能に違いがあるためです。男性は基本的に生殖本能である性欲が強く、恋愛という感情面ではなく、身体的な行為について重視する傾向が見られます。
これに対して、女性の場合は性的な行為よりも、恋愛そのものに重きを置いていて、何よりも自分の感情を重視するのです。
このような生態の相違によって、女性はもともと自分の感情に左右されることが日常的に多くなります。そしてその中でも一番、自分の感情が揺さぶられる恋愛を特別なものと認識しているために、恋愛脳になりやすいのです。
恋愛脳が女性に多い理由・心理:子どもも関わってくる
女性の妊娠期間を表す言葉として十月十日があります。それだけの期間を費やして出産したあとも、しばらくは授乳をしなければいけません。
脈々と受け継がれてきている女性の歴史の中で、子どもを産み、母乳を与え、育てていくことへのウェイトはもともと大きいのです。
優れた子を授かり、育てていくのを重視するため、そこへ繋がる恋愛もまた良いものでなければという考えになる傾向があります。そしてそれがいきすぎると恋愛脳になるわけです。
恋愛脳の人との付き合い方:理想を叶える
恋愛脳な人は、憧れの恋愛像を持っていると思ったほうが良いでしょう。しかもそれは、なかなかに細かいものです。どのようなシチュエーションでどのようなことをいってほしいのかなど……。
気持ち悪いなどと思わず、相手の理想の恋愛をそれとなく聞き、望みどおりにするのが、良好な関係の構築に繋がります。
まとめ
世の中には何に生きるのか、それが極端な人がいます。たとえば脳内メーカーで仕事に関するワードだらけになる人もいれば、今回ご紹介したように恋愛に関することだらけになる人もいるのです。
もしも、あなたが恋愛脳にあてはまるような相手と恋に落ちた場合、どういう恋愛をその人が求めているのかをさりげなく聞き出し、合わせることでうまくいきやすくなるでしょう。
また、自分が恋愛脳を鍛錬し、恋愛上手になりたければ、とにかく経験が大事です。皮を破り挑戦しましょう。それが人の痛みを知り、良縁を掴むことに繋がります。