「子供っぽい」ってなに?定義と子供っぽい人の性格を解説

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人の外見、考え方や態度を見たときに、子供っぽいと表現することがあります。誰かに対していった経験を持つ人は多いでしょうし、自分がいわれたことがある人もいるでしょう。今回は認定心理士の資格を持ち、恋愛に関する問題にも通じているMKさん提供の情報を基に、子供っぽい人について深掘りします。ぜひチェックしてみてください。

子供っぽいの定義

字面だけを見てどういう人を思い浮かべるかは、人によって違いがあるでしょう。以下に辞書上での子供っぽいの意味定義、そしてここでの意味定義についてまとめました。

辞書上では?

子供っぽいの言葉の意味を辞書を引いて調べてみると、考え方からくる発言や行動、見た目がまるで子供のようであるさまなどと記されています。年齢相応ではない、幼稚さを感じる人に対して使用される言葉です。

外見や振る舞いが愛らしいと感じた人に対し、肯定的な意味で使用されるコトもありますが、頼りないなど否定的な意味で使用されるケースも珍しくありません。なお、対義語は大人っぽいです。

ここでの子供っぽいの定義

人間が成長して大人になるとは、社会的な権利を持ち義務を果たす、養育者から精神的に、経済的に自立することです。加えて、性的に成長し、人を愛せる、自分の職業を選択できる、人生観を持ち社会常識を備えていることです。

これらが揃っていれば現実を理解し、将来を見据え、理性と教養を備えた自立した存在になれます。人間らしく生きていくため、まわりの人と支えあいながら自力で生きていけるのが大人になるということです。

歳を重ね、肉体的・社会的に大人になっていても、精神的に自立できていない人は子供っぽい人といえるでしょう。精神的に依存している状態は、ほかの人物に寄りかかり、存在の安定を図ることを意味しています。

一方、自立しているとは、自分の能力や価値を信じている・自己を信頼している状態をさします。よって、子供っぽいの定義は、自己の能力や価値を信じられない・自己を信頼する心がないことです。

子供っぽい人の心理

子供っぽいの定義を押さえたら、続いて該当する人の意識の状態について確認していくことにしましょう。親離れに関してなど、複数の問題が見られます。詳しくは以下の通りです。

養育者から独立できない

子供っぽい人の心理のひとつとして、心理的離乳ができないために、親などの養育者から独立しようとしません。養育者から独立したくないため、親を否定したり反抗心を抱いたりしないのです。依存の欲求が強く、内面的な葛藤もありません。自分の甘えの中に居続けるのです。

常に主役でいたい

養育者から独立できない以外に、この常に自分が主役でいようとする心理があげられます。誰かと喋っていても相手の話は聞かず、自分のことにすり替え、自分の価値観で物事を進めようとするのです。そのため、他者に合わせることができません。

感情を抑制できない

3つ目の心理ですが、感情を制御できません。何か不都合な事態に直面しても、自分では絶対に責任を取らず、人のせいにします。

また、理にかなわない言い訳や行動をするため、理性的な大人に対しては通用しません。自分の思い通りにならないとわかると、感情的に怒ったり泣いたりします。

子供っぽい人によくある行動

ここで取り上げている子供っぽい人の定義や心理に該当する人は、それが発言や行動としても表出しがちです。たとえば、以下のような言動をとります。

独り言が多い

子供っぽい人にありがちな行動のひとつが、小さい子供のように独り言が多い点です。人の話を理解せず、自分の考えを吐き出します。自己顕示欲が強く、周囲からの注目を集めようとするのが特徴です。

独り言の内容は相づちというより否定的な言葉や「自分が、自分が」と、誰よりも自分が一番というアピールが目立ちます。

自分勝手に振る舞う

感情的なあまり、理性に欠けた行動をとる傾向があります。人間には喜怒哀楽がありますが、周囲を考慮して問題が大きくならないよう、大人は感情を制御できるものです。しかし子供っぽい人にはそれができません。

子供っぽい人の場合は理性を失い、感情を制御できなくなります。怒りに任せて暴言を吐く、泣き叫ぶ、不機嫌になりその場から出て行くなどの言動をとりがちです。それは情にあふれる、人間味があるなどと好意的に受け入れられるようなものとは異なります。

平気でウソを吐く

ここでいう子供っぽい人は、自己中心的でいつも自分が正しいと思っているため、幼稚な夢や幻想を手放せず、現実を見ることができません。夢と現実のギャップを埋めるため、自分自身にさえウソをつき通します。

大人に限った話ではないですが、上手くいくことばかりとは限りません。しかし大人はさまざまな経験をし、失敗があってもそれを自分の今の姿と受け止められますが、子供っぽい人にそれは無理です。他者のせいにするため、人をおとしめるような見え透いたウソを平然とつきます。

男女で異なる?子供っぽい性格・心理

子供っぽい人の性格・心理は、男性と女性とで似たような特徴があります。そのため、相性の良い人物像も近いです。以下に詳細を記載しましたので、チェックしてみてください。

子供っぽい女性の性格・心理

子供っぽい女性の場合は、無邪気で可愛いなどの良い印象もあり、褒め言葉とも受け取れます。素直な感情をストレートに伝えるため、腹を探る必要がなく、付き合いやすさを感じる人もいるでしょう。

ただし、楽しい感情のときは良いのですが、怒りなどの嫌な感情もストレートに出すため、それに腹を立てると喧嘩になりがちです。そのため、女性から頼りにされ、彼女の世話を焼きたいお兄さんタイプの男性にとっては良い相手といえます。

一方、機嫌をとるのが不得意で面倒、苦手なお世話をされたいタイプの男性は、子供っぽい女性は避けたほうが良いといえるでしょう。

子供っぽい男性の性格・心理

子供っぽい男性には、少年のような純粋さに魅力を感じる人が少なからず存在します。また、欲求に対して素直に表現し、何かしたくなればまわりの都合や雰囲気などにかまわず押し通します。そのような点に魅力を感じる人もいるでしょう。仮に思い通りにならなければ拗ねるなど不機嫌になります。

男性のわがままを、大きな気持ちで受け止められる母親のようなタイプの女性であれば、上手く関わっていけるかもしれません。しかし、それでも相手に振りまわれてしまい、疲れてしまいがちといえるでしょう。

子供っぽい性格になる理由・原因・デメリット

詳しくは以下に記載していますが、子供っぽい性格の人は欲求不満の状態で、日々を過ごしてきている傾向があります。また、自身の幼稚さゆえに、子供との関わりでの困難が伴います。

子供っぽい性格になる理由・原因:成育環境

子供っぽい性格になる理由・原因については、育った環境が影響しているといえるでしょう。子供の頃、十分に愛されてこなかったために、愛情飢餓感が強く、自分勝手で甘えん坊です。

そして、わがままな自己中心的欲求と、いつも注目されたいという脚光欲求を埋めようとします。人から愛されたい、可愛がられたい、かまってもらいたいという、生を受けたときの基本的な欲求が満たされないままです。

肉体だけ成長して成人を迎えても、心理的な幼児性が依然としてあります。無責任な依存性の強い子供が、大人の気ぐるみを着て大人の顔をしている状態になっているのです。

子供っぽい性格になるデメリット:育児が困難

今回取り上げている子供っぽい人に該当する人が親になったとき、自分の子を上手く育てるのは困難になりやすいでしょう。肉体的に大人でも、心理的年齢は子供なため、子供が子供を育てる形になります。幼稚園児や小学生が親になると想像すると、上手くいかないのも無理もありません。

しかし、子供っぽい性格の人は、無邪気で純粋な良い面も持っています。その良さを理解し、包容力があって、世話好きな人との対人関係が上手く成立すれば、成長できる見込みがあるでしょう。

まとめ

子供っぽい人にあてはまる人の中には、先天的、後天的な病気や障害などがひそんでいて、それが見落とされている可能性もあります。気になる点があれば、専門家のチェックを受けてみるのも良いかもしれません。

また、子供っぽい人と関わるときには、傍若無人さに腹を立てないようにするほか、発言にウソがないか注意しましょう。鵜呑みにしてほかの人に広めるのではなく、聞き流すか裏を取ることが大切です。