目を見て話せない人の心理・行動・デメリット・克服法

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自分と会話をするとき、視線を合わせない人がいる……。逆に相手と話すとき目を見ることができない……。該当する人は少なからずいるでしょう。そしてそれがなぜなのか、理由を知りたいと思っている人もいるはずです。今回は心理学に通じているMKさん提供の情報を基に、

  • 目を見て話せない人の心理
  • 目を見て話せない人によくある行動心理
  • 目を見て話せない人のデメリット
  • 目を見て話せない人がやったほうが良いコト・努力するポイント

について、その心理をはじめ深く掘り下げていきます。

目を見て話せない人の心理

相手の目を見て話せない人に対して、マイナスイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、以下の心の働きがあるのを知ると、見方が変わるのではないでしょうか。

視線に対する不安・恐怖・緊張

人の目を見て話せない人の意識の状態として、人と交わる場面で不安・恐怖・緊張が生じます。人と対面したときや、誰かの視線を感じたときにこれらの感情がわくと、目をそらしたり、人の視線を避けようとしたりする行動をとるのです。

相手の気質・性格・能力は関係ない

自分と向き合ったり、自分に視線を送ったりしてくる人が、どのような特徴を持っているのかは、目を見て話せない状態とは無関係です。人と交わる状況自体に対して不安・恐怖・緊張を感じて、招いてしまっている問題と考えられています。

目を見て話せない人によくある行動心理

人に見られるだけではなく、自分が人を見るのに対する抵抗感があります。また、負の感情が目を合わせない以外の挙動にまで影響をおよぼします。詳しく見ていきましょう。

自分が見ると相手の気分を害すると思い込んでいる

自分の目には攻撃的できつい印象があり、相手を見るとにらみつけているように思われるのではないかなどの考えが固定化されています。そのため、相手の目を見て話せない状態になっているのです。たとえ親しい人と会話するときでも、目を伏せてしまいます

振る舞いが不自然になる、視線をさえぎる行動をとる

目を見て話せない人は、不安・恐怖・緊張の感情がわくと自然な振る舞いができなくなり、たとえば歩き方がロボットのようにぎこちなくなることがあります。

ほかにも、たとえば電車やバスで人の顔が視野に入ると、わざと頬杖をつくしぐさをする、目のまわりを覆うなどして、視線をさえぎる行動をとりがちです。

さらに横断歩道を渡るときも正面からくる人の視線に恐怖し、俯いて歩く、喫煙者の場合はタバコの煙で視線をさえぎろうとする傾向があります。

心理学的には公的自己意識という、人から見られる自分を意識する傾向があります。これが高い人は、まわりから自分がどう評価されるのかに対して敏感で、不安などのネガティブな感情を抱きやすく、視線を避ける行動に繋がっているという見方ができます。

目を見て話せない人のデメリット

女性 無視

ミステリアスな雰囲気があって魅力的に感じるなどと、好意的に受け取ってくれる人もいますが、基本的に目を見て話せない人はデメリットが多いです。以下に5つ記載しました。

自分の気持ちが伝わりにくい

人の視線による緊張から、自然に振る舞うことができません。また、たとえ知り合いが相手でも、会話をするときには目を伏せてしまいます。そのため、言葉では楽しい話をしていても「本当にそう思っているの?」と相手から疑いを持たれがちで、気持ちや言葉が正しく相手に伝わりません。

相手の好意を得にくい

とくに魅力的な異性を前にすると、あまりの緊張で素直な自分を出せなくなる傾向があります。また、相手は自分の目を見ないで話すのは、自分に興味や好意がないためと判断しがちです。目を見て話せないせいで、脈ありの恋愛を脈なしにしてしまうリスクがあります。

相手の信頼を得にくい

人は嘘をつくときに、相手と目を合わせない傾向があります。この情報を知っている人を相手とする会話では、本当の話をしているのに「何か裏があるのではないか?」と思われてしまいがちです。結果的に、その人と信頼関係を構築するのが難しくなってしまいます。

能力が低いと評価される

まっすぐに相手の目を見て話せる人は、相手に頭脳明晰な印象を与えやすいです。一方、人の目を見て話せない人は、自分の発言に自信がないような印象を相手に与えがちで、仕事ではデキない人と誤解されてしまうことがあります。

話を聞いていないと思われる

よそ見をしている形になるため、集中していないように見えてしまいます。視線をそらしてはいても自分はしっかり聞いている、しかし相手は「ちゃんと聞いてるの?」と感じがちです。重要な局面であれば相手を怒らせてしまいやすいといえます。

目を見て話せない人は、面接、接客、婚活パーティなど、少ない時間の中で人を判断する場面では、良い印象を持たれません。日常のさまざまな人との関わりに上手く対応できない状態が続くと、専門家の助けが要るレベルにまでなる人もいて、苦しい思いをします。

目を見て話せない人がやったほうが良いコト・努力するポイント

相手の目を見て話せないせいで、何か困った経験をしたことがある人の中には、努力してどうにかしたいと思っている人もいるでしょう。ここではポイントを4つご紹介しましょう。

目以外のパーツを見る練習をする

目以外の顔のパーツを見るトレーニングをしましょう。やってみて、見るのがつらい、少しは見ていられる、大丈夫と、パーツ別に評価します。顔が難しければ、相手の肩や服のボタンなど、相手に顔を向けるように努力します。そうして自分が見ることのできる範囲を探すのです。

ただ、注視すると「なんかついてる?」などと思われるため気をつけましょう。また、頭髪が薄い人など相手が気にしていると思われるパーツを見るのも、気分を害してしまうリスクが高いため避けたいところです。

話の要所でだけ目を見る

常に見るのではなく、自分の話を理解してほしいときだけ、または相手が大切な話をしていると思ったときだけ見るようにするのも良いでしょう。ときどき見るのをメリハリのひとつととらえ、緊張せず会話できるように努力します。

鏡で自分を見ながら、無理せず目を見ていられる時間をカウントするなどのトレーニングを積むのも効果的といえるでしょう。

リラックス法を取り入れる

緊張を緩めるため、腹式呼吸をマスターする、顔や首など上半身の筋肉をほぐすストレッチを習得するなどするのもおすすめ。精神的、身体的な緊張を解く術を身につけ、実践するのを癖にすると、緊張から視線を合わせられない状態にも変化が期待できます。

視線についての認識を変える

目を見て話せない人の心理的な対処として、他者や自分の視線を過度に脅威ととらえず「単に見ているだけ。」と、とらえ直す努力はする価値があるでしょう。 視線に対する否定的な見方・考え方に気づき、そこから脱却するのが重要です。

まとめ

他者が自分をどう評価するのかに対して敏感で、人と交わるシチュエーションで不安や恐怖、緊張が生じ、目を見て話せない、視線を避ける……。

視線を合わせて会話できる人は、相手が目をそらしているときには、すぐに嘘をいっている、自分に対し、自分の話に対して無関心などと決めつけるのは良くありません。苦しい胸の内があるのではないかと、観察した上で相手を判断するのが良いでしょう。

また、目を見て話せないのが悩みの人は、今回ご紹介した内容を参考に改善を目指してみる。または、日常生活に支障をきたすレベルであれば、専門家の助けを借りるのが賢明な判断といえるでしょう。