幼稚園は何歳から?幼稚園のメリットと2年保育と3年保育の違い

幼稚園って何歳から通うことができるの?保育園と幼稚園ってどう違うのかな?幼稚園には2年保育とか3年保育とか種類があるって聞くけど、どっちがいいのかしら?ママには知りたいことがいっぱいです。

ここでは、

  • 保育園ではなく幼稚園を選ぶ理由
  • 幼稚園は何歳から通わせるの?
  • 満3歳から利用する3年保育の特徴
  • 満4歳から利用する2年保育の特徴

についてご紹介します。

保育園ではなく幼稚園を選ぶ理由


幼稚園には保育園と比べてメリットがいくつかあります。幼稚園の方が入園しやすい、幼稚園だと勉強も教えてもらえる、幼稚園の方が費用が安い、幼稚園の方が子どもと一緒にいれる時間が長いなどです。それぞれを詳しく見てみましょう。

保育園よりも間口が広い

幼稚園は保育園よりも入園しやすいことは確かです。共働きの夫婦が増えている昨今、子どもを保育園に預けたいという人が増えているからです。

保育園の場合親がフルタイムで働く場合最長で11時間預かってもらえますが、幼稚園の場合教育時間は4時間が標準です。共働きの夫婦にとっては長い時間預かってくれる保育園の方が助かるのです。

保育園入園を巡って大激戦となり、入園を希望する保育園に入れないことが社会問題化しています。幼稚園の方が保育園よりも敷地も広い傾向にありその分定員にも余裕があります。さらに幼稚園の方が保育園よりも入園試験が緩やかですので希望の幼稚園に入園しやすいのです。

保育に加えて勉強も教えてくれる

幼稚園のメリットは保育に加えて勉強も教えてくれるという点です。幼稚園ではひらがなの読み方書き方、数字の数え方などをしっかりと体験することができます。小学校に入学する前に学習の基礎を学ぶことができるのです。

保育園は厚生労働省の管轄で「子どもの親が昼間働いていたりして保育ができない場合に親に代わり子どもの保育を行う場所」との位置付けです。それに対し、幼稚園は文部科学省の管轄の学校であり「満3歳以上の子どもが1日に4時間ほどの教育を受ける場所」という定義になっています。

保育園は子どもが昼間安全に生活をする場であり、幼稚園は教育機関なのです。

保育園よりも料金が安い


保育園よりも費用が安くつくのが幼稚園のメリットの1つです。全国平均を見てみますと公立幼稚園の場合年間総額222,264円(月額18,522円)、私立幼稚園の場合年間総額490,008円(月額40,834円)となっています。この金額には幼稚園授業料、教材費、通園バス代などが含まれています。

保育園の場合を見てみましょう。認可保育園の場合、世帯所得、住んでいる場所の自治体、子どもの年齢や人数、保育園に預ける時間などによって保育料は変化します。厚生労働省発表の「地域児童福祉事業等調査」というデータによりますと、子ども1人あたり月額保育料は0~70,000円前後、平均で月額20,491円となっています。認可外保育園で1日8時間保育で月に20日間預けた場合は月額5~10万円程度かかります。

このように幼稚園の方が保育園より料金が安いのは確かなようです。

子供と一緒に居る時間が保育園よりも長い

幼稚園の方が保育園よりも親が子どもと一緒にいる時間が長くなります。幼稚園は「満3歳以上の子どもが1日に4時間ほどの教育を受ける場所」です。満3歳になるまでは子どもはママと一緒に過ごすわけですし、幼稚園に入園後もママと離れるのは4時間だけです。

保育園の場合は0歳から入園することもありますし、親がフルタイムで働くケースでは最長11時間保育ですので子どもがママといる時間は圧倒的に少なくなります。

幼稚園は何歳から通わせるの?


幼稚園は満3歳で入園できる「3年保育」が一般的なのですが、他にも満4歳からの入園となる「2年保育」、さらには満2歳で入園する「4年保育」もあります。それぞれについて詳しく見てみましょう。

一般的には満3歳から

3年保育の幼稚園に入園できるのは満3歳になってからです。4月2日から4月1日の間に4歳になる齢が満3歳です。満6歳で小学校に入学しますので幼稚園には3年通うことになるわけです。早生まれの子どもの場合は少し注意が必要です。

なぜなら早生まれの子どもは3歳になったばかりなのに対し、4月生まれの子どもは間もなく4歳になるわけで体の大きさ、成長度合いにずいぶん違いがあるからです。負担になっていないか、気を付けて見てあげましょう。

2年保育の場合には満4歳から

2年保育の幼稚園の場合、満4歳からの入園となります。4月2日~4月1日の期間に5歳になる齢が満4歳で、小学校に満6歳で入学しますので幼稚園には2年間通うことになります。例えば2014年7月に生まれた子どもだと2019年4月の入園となります。

2年保育の満4歳児のクラスを年少クラスと呼ぶことがあります。4月生まれの子どもと早生まれの3月生まれの子どもだと同じ年少クラスでも1歳近く年齢が違うことになり、発育状況も異なります。注意をして見てあげるようにしましょう。

なかには満3歳の4月を待たずに入園できる幼稚園もある


満2歳から入園できるのが4年保育の幼稚園です。4月2日~4月1日の期間に3歳になる齢が満2歳です。小学校には満6歳での入学となりますので幼稚園には4年間通うことになります。

東京都などの都心部で4年保育を行う幼稚園が最近増えてきています。満2歳児の場合、身の回りの世話をしてあげることが必要ですので他の年齢のクラスよりも人数が少なく設定されています。

満3歳から利用する3年保育の特徴


3年保育には子どもの社交性を早い段階で伸ばすことができる、他のママとお友達になれるタイミングが早い、ママが自分の時間をもつことができるなどのメリットがあります。デメリットは金銭的負担が多くなること。それぞれを見てみましょう。

社交性を早い段階から伸ばすことができる

幼稚園は子どもたちにとって初めての集団生活の場です。満3歳で入園する3年保育の場合、社交性を早い段階から伸ばすことができるというメリットがあります。幼稚園に行くと同年齢のお友だちや家族以外の大人と触れ合うことができます。その中でお友だちと遊んだりケンカをすることで協力し合うことの大切さを学んだり、先生との交流を通し人間関係のルール、マナーを身に付けたりできるのです。3年間の保育期間にたくさんの人々と様々な人間関係を経験することができます。

同じ年齢を持つ保護者と仲良くするタイミングが早い

幼稚園では同じ年齢の子どもを持つ他のママと仲良しになるタイミングが早くなります。幼稚園にはその季節ごとにお遊戯会、運動会など様々行事がたくさんあります。行事を見にいくのはもちろんのこと、ママやパパの参加がが要請される行事もあります。

これらの行事への関りは忙しいママやパパにとってはなかなか大変です。しかし、その大変さを通じ保護者同士が連帯感を持ち仲良くなれるのです。送り迎えの時の挨拶程度の中ではなく、中には幼稚園卒園後もずっと家族ぐるみでお付き合いの続くお友だちができることもあります。

保護者が自分の時間を持つことができるようになる


子どもが幼稚園に通うと、ママが自分の時間を持つことができるようになります。子どもが幼稚園にいる約4時間ほどのことですが、大変な子どもの世話から解放されてリラックスしたり、好きなことをしたり、気になっていたことを片付けたりできます。

いくら子どもがかわいいからと言って、一日中ずっと一緒にいて世話をするのもなかなか大変です。子どもが幼稚園に通う時間につかの間の息抜きを得ることで疲れが取れ、さらに子どもに愛情を注ぐことができるようになります。

早い段階から金銭的な負担が生じる

満3歳から通う3年保育の幼稚園の場合、満4歳から通う2年保育の幼稚園に比べ1年分学費が多くかかることになります。幼稚園によって学費は異なりますが、家計にとって大きな負担になる場合があります。

子どもが幼稚園にいる間パートで働いて家計を助けようとするママもいますが、子どもが早く家に帰ってくることもありますし、夏休みなど長期の休暇もあります。思ったようには収入を得ることができない可能性もあります。経済状況を分析しシュミレーションした上で3年保育にするかどうか決めるようにしましょう。

満4歳から利用する2年保育の特徴


2年保育だと子どもの成長を自分の目で見届けることができます。さらに経済的負担が少なくなります。お友だちとの出会いが遅れること、ストレスが溜まりやすいこと、相談相手を見つけにくいことなどがデメリットでしょうか。詳しく見てみましょう。

入園前にしっかりと子供の成長を見届けることができる

満4歳から通う2年保育の場合、3歳という子どもの成長著しい時期を家庭で一緒に過ごすことができその成長を目の当たりにすることができます。その喜びには何事にも代えがたいものがあります。子どもが最もかわいいと感じることができる時期かもしれない3歳の1年を共にゆっくりと過ごすことはママにとっても子どもにとっても一生のいい思い出となります。子どもが大きくなり難しい時期に差し掛かった時に3歳の頃を思い出し、心の支えとしてくれるかもしれません。

経済的な負担が少なくて済む

2年保育の方が3年保育に比べて幼稚園に通う時間が1年間短くなりますのでその分経済的な負担が少なくてすみます。幼稚園に通うと、学費の他持ち物の費用、行事やイベントなど以外に出費がかさむものです。1人っ子ならばいいですがもし子どもが2人、3人いる場合は全員を3年保育で育てるのは家計的にけっこうな負担となってきます。2年保育だと出費の総額は随分少なく感じられるでしょう。

色々な友達との出会いが遅れる


2年保育ですと満4歳から幼稚園に通うことになります。満3歳から幼稚園に通い始める3年保育の子どもたちよりも1年遅れて集団生活を始めることになりますので、お友だちとの出会いも遅れることに。3年保育の子どもたちの方が同年齢の様々な友人たちとの出会いや集団生活の経験を先に積むわけです。この1年の差がその後もずっと影響し続けることはないと考えられますが、2年保育の子どもが幼稚園に通い始めた当初は少し出遅れた感じがするかもしれません。

自分の時間が取れずに育児のストレスが溜まりやすい

2年保育の場合満4歳まで基本的にママがずっと1人で子どもの世話をしなければならないケースが多いため、自分の時間を確保することが難しくなります。自分の時間を取れずにいるとどうしてもストレスが溜まりがちになります。

心配事を相談する相手が少ない

近所に同じような環境で子どもを育てるママ友がいれば心配事を相談することができます。しかしもしママ友が近所におらず幼稚園にも通っていなければ育児に関する心配事を1人で抱え込んでしまうことになりがちです。3歳の頃は子どもも成長する時期でその分変化も大きくママの悩みも多くなります。そんな時期に心配事を相談できる相手がいないのはつらいですね。

まとめ

この記事では保育園ではなく幼稚園を選ぶ理由、幼稚園は何歳から通わせるのか、3年保育の特徴、そして2年保育の特徴を紹介させていただきました。この記事を参考に、幼稚園の持つ良さや保育期間が違うことによるメリットデメリットをよく理解した上でベストな選択をしていただければと思います。

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