サゲマンの意味
サゲマンは女性に対して「○○(自分または誰か)はサゲマンだ(ではないか)。」という具合に認定したり、疑ったりする形で使います。自虐ネタとして使用する女性以外は、認定されればショックを受ける言葉です。
相手を悪い方向へと導く女性
サゲマンとは、彼氏や夫を悪い方向へと導く女性を指す日本語のスラングです。以下の異変が彼氏や夫に生じていないでしょうか。心当たりのある人は要注意です。
●付き合ったら彼氏がダメ男になった
●彼氏がどんどん仕事をサボるようになった
●彼氏の仕事関係や友人関係で悪いことばかりが起きる
●夫が仕事でミスを連発するようになった
●夫の帰りが遅くなって無断外泊も増えた
●優しかった夫の気性が荒くなった
これらのすべてが女性のせいだけで起こっているわけではないけれど、知らず知らずのうちに大好きな男性を悪い方向に導いてしまっている可能性があります。
交際相手や結婚相手は多くの時間を共に過ごす存在。サゲマン女性と一緒に過ごすことで、気づかないあいだに嫌な運気を男性が与えられてしまっているかもしれません。
語源は諸説あり
サゲマンのマンは、間から転じた言葉であるという説があります。運気・巡り合わせなどの意味があり、関西には“まんが悪い”という方言も。
ほかには、マンは女性器の俗称の省略で、肉体関係を持った男性の運気をダウンさせ、より悪い巡り合わせにする女性をサゲマンと呼ぶようになったという説もあります。
サゲマンな女性の特徴
言葉の意味を理解したら、今度はどのような特徴を持つ女性が彼氏や夫を悪い方向へと導くのかを確認しておきましょう。以下の要素を持っている人が、サゲマン女性には多いです。
相手を責める
交際相手や結婚相手が何か失敗したときに責める発言をする傾向があるのが、サゲマン女性です。たとえば次のような言い方が目立ちます。
●「またやったの?」
●「いつになったら学習するの?」
●「毎回毎回何してるの!」
●「だからあなたは○○なんじゃない!」
といった具合に、言い方にはいろいろなパターンはありますが、そんな言葉をぶつけられる男性に与える影響は非常に大きいです。
多くの時間を共に過ごす相手から「あなたはダメな人!」や「何回やっても覚えない人!」などといわれてしまうと、男性は「俺はダメなんだ……。」や「どうせ覚えられないし……。」と、自信を喪失してしまいます。
また、愛する女性に口うるさく責められるのは、男としてのプライドが非常に傷つくショックな出来事です。男としての自信がなくなり、やる気が失せてしまうことで、仕事やプライベートに支障をきたしてしまいます。
自己中
交際相手や結婚相手の都合などお構いなしに、自分の要求を優先させようとする、それが無理とわかると途端に怒り出す、または極端にふさぎ込む……。
そうなるのが面倒くさいと思っていて女性に応えようとする男性は、その女性に振り回される中で大事な仕事や人付き合いを犠牲にしがちです。
そうして失った機会の中に、男性にとって成功のチャンスや自分の評価を著しく落とすものが含まれていても、自己中な女性は自分のことしか頭にないため関係ありません。
ネガティブ
相手を否定する発言が目立つ、怒りっぽい、落ち込みやすいのは、ネガティブ思考でマイナスな感情に支配されているため。表情も険しい、暗いときが多く、口を開けば愚痴や悪口ばかり……。
共に過ごす男性としては楽しくなく、疲れてしまいます。女性のネガティブさに引っ張られ、男性まで後ろ向きな考え方になってしまうと、運気や巡り合わせが悪くなってしまうのです。
男性を金銭面で縛る
同棲中の彼女や嫁が財布の紐を握るパターンは珍しくありません。やりくり上手な女性に対して男性は感心、感謝し「もっと頑張らなければ!」と思います。
一方、財布の紐を女性が握り、男性に対しては少ない小遣いを渡す程度、自分は贅沢三昧……。このような関係性では、彼氏や夫は一体何のために稼いでいるのかを見失い、モチベーションが失われがちです。男性の収入のみで生活している場合はなおさらでしょう。
自分がサゲマンなのか診断・チェックする方法
自分が関わっている人たちに目を向けると、自分がサゲマンなのかや、その傾向があるのかがわかります。以下に確認したい3つのポイントをあげましたので、該当するか見てみましょう。
相手が充実した毎日を送れているか
現在、交際中の男性や結婚相手が充実した日々を過ごせているか否かで、サゲマンかそうでないかがわかります。今フリーの人は、過去に交際した男性がどうだったかで判断しましょう。
内助の功という言葉がありますが、交際相手や結婚相手が仕事で活躍できるかどうかなど、楽しく充実した生活を送れるか否かは彼女や妻にかかっています。
女性がサゲマンだと、仕事や人間関係などのあらゆる面において、男性は支障をきたすようになります。知らず知らずのうちに頑張ろうという意識や、よりよい毎日を過ごそうという向上心が失われてしまうためです。
彼氏や夫が最近楽しそうにしている時間が減った、何だかずっとイライラしているように見える、仕事でのミスが増えた、友人とくだらない理由で喧嘩した……。こうしたことがあればサゲマンの疑いがあるでしょう。
自分の友人はサゲマンではないか
女性は共感能力が非常に高い生き物。そのため、自分がよく接する友人の影響を気づかぬうちに受け、考え方や態度に反映されてしまう傾向があります。自分が普段関わっている友人にサゲマンが持つ特徴が見られる場合、自分もそちら側に引っ張られているかもしれません。
サゲマンからアゲマンになる方法
今回取り上げたサゲマンの女性の特徴にあてはまった、誰かにサゲマン認定された人には、対義語であるアゲマン女性になりたいと思う人もいるでしょう。それを実現するためのヒントを、ここではまとめました。
決めつけ系ワードを封印する
交際相手や結婚相手を型にはめ、のびのびいろいろなことにチャレンジするのを邪魔してしまう言葉たちは、禁止ワードとして使用をやめたほうが良いでしょう。
●「どうせ○○だと思った。」
●「ほらね、いったでしょう。」
●「だからあなたは○○なのよ。」
こういった決めつけ系の言葉は、彼が「俺は○○だから……。」とか「どうせ○○だから……。」と、自分はダメだとすり込ませ、向上心や伸びしろを奪う原因になります。
彼を褒める
決めつけ系ワードを封印すると共に、同時に取り入れたいのが彼氏や夫を褒めることです。たとえば以下のような声のかけ方ができるでしょう。
●「あなたなら大丈夫!」
●「あなたならできると思ってた!」
●「あなたは素敵な男性よ!」
こうした言葉を使って、褒めるのを心がけるのが良いです。言霊は馬鹿にできず、かけられた言葉のとおりになるよう、彼氏や夫が行動できるようになります。
彼を責めない
たとえば交際相手や結婚相手が何か失敗するなどして落ち込んでいるときも、頭ごなしに責める・説教するのはNG行為です。彼のほうから話をしてくれるまで待つのが良いでしょう。彼が話をしてくれたら、次の成功を疑わず応援するのがGoodです。
アゲマンの友人をつくる
女性の共感能力が高く、サゲマンの女性が友人としてまわりにいると、それに感化されがちなのはすでに述べたとおりです。
友人にサゲマン女性がいれば距離を置き、逆にアゲマン女性と仲良くすることによって、自分の考え方や言動にも良い変化が起こるでしょう。
料理の腕を磨く
男性が自分の能力を最大限に発揮するには、健康でなければいけません。わかりやすい例でいうと、トップアスリートの男性の妻が料理上手というのはよくある話です。
美味しく、なおかつ自分のパフォーマンスを高めてくれる食事をつくる女性のもとには、男性は帰りたいと思うものです。料理の技術を高めて男性の胃袋をがっちり掴みましょう。
まとめ
男性を悪い方向へと導くサゲマン女性は、彼氏や夫だけでなく、結果的には自分自身をも不幸にすることになってしまいます。
付き合う前、結婚する前は魅力的・有望な男性だったのに、自分と付き合ってからなんだかおかしいと感じる場合、その原因は女性側にあるかもしれません。
今回ご紹介した内容を参考に自身がサゲマン女性でないかチェックし、該当する場合には彼を信じ抜き、アゲマン女性に変わって幸せを掴みましょう。