自分で髪を切りたくなるのはどんなとき?
自分で髪を切りたくなる時って、そもそもどんな時なのでしょうか。こればかりは人によって大きく違ってくるので、一概には言えません。ただ、どんなシチュエーションでそう思うのか知っておくと良いので、ここからはそれらのシチュエーションについて紹介します。
美容院に行く暇がない
毎日忙しい人も多いのではないでしょうか。学生も社会人も忙しい昨今、そもそも忙しくて美容院に行く暇すらないという人も少なくありません。仕事が溜まっている時や勉強で追い込まれている時に、美容院に行こうとは思いませんよね。
ただ、美容院に行かないと伸び放題になってしまうので、そこで始めて自分で髪を切ろうと思うことが多いです。美容院は時間もかかるもので、男性なら1時間前後、女性ならそれ以上かかることも多いでしょう。だからこそ、足が遠のいてしまうのかもしれませんね。
少し伸びただけだから自分で切れそう
少し伸びただけであれば、自分で切れそうだと思う人もいます。自分で髪を切るというのは難しいように思えますが、実は慣れれば簡単だったりします。そこは実際にやってみるとコツも掴みやすいのではないでしょうか。
少し伸びた部分をハサミでカットするだけで良いので、意外とパパッとできてしまう人もいます。美容師はハサミを使うプロなので仕上がりは当然プロの方が良いと言えるでしょう。でも、自分でやっても「意外と良いかも♪」と思えることも多いです。
美容院代を節約したい
美容室代というのは、意外と大きな出費になることが多いです。どんなに安い美容室でも、やはり数千円はかかりますよね。平均すると3,000円~5,000円はかかると思います。そうなると、やはり節約したいと思うことも多くなるでしょうね。
自分で髪を切れば、費用は0円で済みます。もちろん、料金がかかるのはプロの技を受けることができるからであり、おしゃれなヘアスタイルにするためにはプロの技が必要です。でも、節約しようと思えばできるので、そういう時に自分で髪を切ろうかなと思ってしまう人も多いでしょうね。
カットではなくカラーだとカラーモデルとなることもでき、節約もできます。
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自分で髪を切るときに必要な揃えたい道具
自分で髪を切る時には、まずは必要な道具を揃えることが必要です。道具とは言っても市販されているもので十分揃うので、そちらを集めておきましょう。ここからは自分で髪を切る時に必要となってくるアイテムについて紹介します。
スキばさみ・髪切りばさみ
これがないと始まらないので、まずはスキバサミや髪切りバサミを用意してください。これらは市販されているもので十分です。もちろん有名サロン監修のハサミだとより良い仕上がりになるのですが、髪の毛を切ることができるならなんでも良いです。
ちなみにハサミは手にフィットしないと使いづらいので、そこだけはチェックしておきましょう。あまりにハサミが大きかったりすると、それだけでも扱いづらくなってしまいます。 手のサイズに合わせたハサミ選びが重要ですね。
鏡・スプレー・コーム・ヘアクリップ
鏡とスプレー、コーム、ヘアクリップなども用意しておくようにしましょう。鏡は洗面台で代用することもできますが、落ち着いて切りたいということであれば据え置きタイプの鏡を用意しておくと良いですね。スプレーは市販されているもので十分です。
なお、コームやヘアクリップは、髪の毛を切る時に髪の毛を固定する重要なものとなります。切りたい長さによりますが、コームのサイズやヘアクリップの大きさにも工夫が必要となるでしょう。
切った髪を簡単にまとめるためのケープや新聞紙
切った髪の毛をまとめるためには、ケープや新聞紙が便利です。髪の毛を切る時には新聞紙が必要となるのですが、現代だと新聞を読んでいない人も多いでしょう。これはスーパーやコンビニでも手に入るし、他の紙類で代用することもできます。
ケープなどがあると髪の毛が飛散するのを防ぐこともできて便利です。ちなみにケープは本来スタイリングに使うのが一般的ですが、髪の毛がカチッとまとまるので、捨てる時にも負担になりにくいです。自分で髪を切る時にはケープも用意してください。
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自分で髪を切る手順
自分で髪を切る手順を知っておくと、より上手に切ることができます。何も考えずに切り始めてしまうと、後々になってから失敗することも多いです。成功させるためには正しい手順でやりましょう。ここからは自分で髪を切る手順について紹介します。
1.スタイルを決める
まずはどんなスタイルにするのかを決めてください。ボブなのかショートなのか、ミディアムなのかロングなのか、シルエットから大まかに決めていくことで、より仕上がった時のイメージを具体的に想像することができます。
なお、大まかなイメージだけではなく、その他にもアレンジなどを入れようと思う時には、スタイルをしっかり決めてください。ここで迷ったまま切り始めてしまうと、高確率で失敗します。できれば理想のスタイルの画像や写真などを用意しておきましょう。
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2.髪をブロッキングする
いきなり切ってしまうとムラができてしまって、切った後に大変なことになってしまいます。そのため、切るところはブロッキングするようにしてください。ブロッキングというのはコームやヘアクリップを使って髪の毛をまとめることを言います。
ブロッキングの方法としては、サイドならサイド、トップならトップと部分ごとに行うのがコツです。1つ1つのブロックをイメージして、何回かに分けて切っていくと、より上手に髪の毛をカットしていくことができます。
3.髪を少しずつ切る
髪の毛を大きく切ってしまうと、そこだけムラになってしまうことが多いです。気持ちとしてまずは小さく小さく切るようにしてください。少しずつ切らないと、失敗した時に修正することもできませんし、隠すこともできなくなります。
髪の毛は数mmずつカットするようにしてください。いきなり数cmごとにカットしていくと、気づいた時には髪の毛がなくなってしまいます。もちろん、カットの量は調節することができると思うので、スキバサミなどを使って徐々に軽くしていきましょう。
4.シャンプーしてスタイルを確認する
カットした後はシャンプーしてみて、スタイルを確認してください。シャンプーすることで、どこを切ったのか手で確かめることもできます。また、切り残しなども発見しやすくなるので、まずはシャンプーして確かめることが重要です。
また、ただシャンプーして終わりではなく、乾かしてから確認するようにしてください。デフォルトの状態で髪の毛がどうなっているのかを確認することが必要となるため、しっかり乾かしてから確認するようにしましょう。
自分で髪を切るときの注意
自分で髪を切る時は注意点もしっかり守りましょう。むしろ注意することばかりです。失敗してからだと伸びるのを待つしかなくなることもあるので、最初に注意すべき点は確認しておくようにしてくださいね。ここからは主な注意点を紹介します。
よく切れるハサミで少しずつ切る
よく切れるハサミを使うことが、実はとても重要です。あまり切れないハサミだと、ついつい力を入れて何度も切ってしまいます。そうなると、気づかないうちに切れていることも多く、後々シャンプーして確かめてみたらゴッソリ毛がなくなっているなんてことも。
よく切れるハサミで、少量ずつカットしていくことを意識すると良いのではないでしょうか。ハサミは質の高いものだと切れやすいので、それらも用意しておきたいですね。
髪を乾かしてから切る
髪の毛が濡れたままの状態で切ると、毛束がまとまっているということもあって、一気に切ってしまうことも多いです。そうならないよう、髪の毛はしっかりと乾かしてから切るようにしてください。完全に乾いてからじゃないと危険です。
乾いた状態になったら、ブロッキングをして切る場所を決めていきましょう。濡れていると毛量なども把握しづらいので、絶対にドライヤーなどで乾かしてから切るようにしてください。
鏡でトップや後ろを確認しながら切る
鏡でトップや後ろを確認しながら切るようにしてください。おすすめなのは鏡を2枚用意して、トップと後ろを同時に確認できるようにしておくことです。そうすればより全体のシルエットを考えながら自分で髪を切ることができます。
合わせ鏡の角度を調節しながらやっていくと、ベストなポジションも見つけていくことができます。なお、片手に鏡、片手にハサミを持って切ると失敗しやすくなるので、鏡は置けるタイプのものを用意するようにしてくださいね。
動画を参考にするのもおすすめ
実際に見てみないとわからないことも多いので、初めて自分で髪を切るという人は動画もチェックしておいてください。ここからは動画も交えて自分で髪を切る方法について解説していきます。目で見て確認してから始めるようにしてくださいね。
レイヤーカットを自分で!
美容室などでも行われているのがレイヤーカットです。レイヤーというのは段階を踏んでカットしていく技法のことで、髪の毛をブロッキングして、必要なところだけをカットしていくという方法となります。
レイヤーを入れることによって、髪の毛も段階が生まれ、それによってプロの美容師がやってくれたかのような演出もできます。また、レイヤーは失敗した時も隠しやすいので、ぜひともやってもらいたいかっと方法ですね。
ロングからミディアムにカット
ロングからミディアムにカットする時には、毛先の長さに注目しながらカットしていくことが重要です。後々になってから長さが違うなんてことにもなります。そのため、ロングからミディアムにカットする時は、鏡でシルエットを確認しながら少しずつ切っていくことをおすすめします。
もともとロングなのであれば、ある程度切ってしまうのも良いですが、スキバサミなどを使って数mmずつカットするのがコツです。動画のようにワンブロックごとに意識してカットし、微調整していくのが良いでしょう。
流し前髪も自分でできる
カットの方法によっては、流し前髪も自分で作ることができます。まずはどちらに髪の毛を流すのか決めて、その進行方向に向かってカットしましょう。進行方向と逆にカットすると毛先がまとまりにくくなるので、毛先の方向を意識して切るのが良いです。
まとめ
自分で髪を切るとは言っても、やったことがない人は「できるのかな」と不安になるかもしれません。でも、やってみると意外と簡単にできるのは心配は無用です。こちらで紹介したコツやテクニックを駆使して、美容室代を浮かせちゃいましょう。