伸ばしかけの髪の悩みといえば
ロングにしようと思っても、途中で挫折してしまって髪の毛を切ってしまうという女性は案外多いものです。なぜこのようになってしまうか、ミディアムヘアの時に髪の毛をまとめられなくなるからです。どうしてロングになるまで我慢できなくなるのか、以下でまとめてみました。
肩にあたってハネてしまう
髪の毛を伸ばそうと思った時に一つ壁になってしまうのは、肩に毛がつくようになった時です。このタイミングになると、毛先がいろいろな方向にはねやすくなるからです。それまで丸く収まっていたボブが、途端にセットがやりにくくなってしまいます。ロングになるための我慢の時期ともよく言われるほどです。
邪魔になって我慢できず切ってしまう
ハネがひどくなってまとまりにくくなるのが、中途半端な髪の毛の長さの時です。しっくりくる髪型がない、セットするのにも時間がかかる、風がふいただけではねてしまうといったことが起こりやすくなります。その結果、我慢できなくなってショートに逆戻りしてしまうパターンは珍しくありません。
上手くまとまらず野暮ったい
ショートからロングに伸ばしていくと当然のことながら、髪の毛の量も増えていきます。すると以前と比較して見た目に重たい印象が増してしまいます。その結果、もったりと野暮ったい印象になりがちです。しかしこちらもアレンジでちょっと工夫するだけでも、十分克服できます。
微妙な長さでアレンジが難しい
ボブからロングにするために髪の毛を伸ばしていくと、中途半端な時点がどうしてもやってきます。ショートと同じようなヘアアレンジをすると髪の毛が邪魔になります。また一方でロングにしたいけれどもしっかりアップできないです。まさに帯に短し、たすきに長しでぴったりくるスタイリングがないという悩みもしばしば聞かれます。
伸ばしかけでもOKなアレンジで悩みを解消!
伸ばしかけの時期は顔や敵髪の毛がかかって邪魔に感じるかもしれません。また似合うアレンジがなかなかないと思い込んでいる人もいるでしょう。しかしちょっとした工夫を加えることで、伸ばしかけでもバランスの取れたスタイルはきっとあります。
サイドすっきりハーフアップ
伸ばしかけの際には、ハーフアップにチャレンジしてみるのがおすすめです。ボリュームが出てきて重みを軽減する効果も期待できるからです。また女性らしさも引き出せるため、ガーリーなアレンジに興味がある人もチャレンジしてみる価値があります。ここではおしゃれな印象を与えられるハーフアップのスタイリング方法について紹介します。
ハーフアップのかわいいアレンジ
ハーフアップは、女性らしさを演出できます。おしゃれな衣服ともマッチしますから、洋服探しが楽しくなるでしょう。重たい印象を払拭したいと思っているのなら、カラーリングで明るめのトーンにするのもおすすめです。上下でトーンを変えて、ツートンカラーにすれば遊び心もアピールできます。
伸ばしかけの髪でもスッキリ
伸ばしかけの場合、なかなか髪の毛を後ろで結べないという人もいるでしょう。しかしぎりぎり結べるのであれば、そこでまとめてしまうスタイルもおすすめです。クシャっとラフにまとめることで、逆にさりげなくおしゃれな風に仕上げられます。
簡単お団子でまとめ髪
伸ばしかけの場合、お団子ヘアにチャレンジしてみるのもおすすめです。髪の毛を縛れるだけの長さになったときには、取り入れてみるといいでしょう。ざっくりとした粗めのまとめ方の方がおしゃれになります。また顔周りに髪の毛がかかって邪魔な時なら、すっきり問題解決できます。具体的にどのようなヘアスタイルがあるか、いくつか見ていきます。
ざっくり結びのルーズなお団子
お団子ヘアは女の子の間でかわいらしいということで人気です。お団子ヘアはミディアムでも可能です。丁寧にではなく、ざっくりと結ぶのがコツです。そうすることで逆に女の子っぽさが強く印象付けられます。最初にきつめに結んで、そこから毛先を出すことでルーズ感を出していきます。
ハーフお団子ですっきりスタイル
短めの髪の毛の長さでもお団子を作ることは可能です。上の方で結べば作れる方も多いのではありませんか?もしヘアゴムだけでは不安であれば、ピンなどでフォローするといいでしょう。顔周りから首元に髪の毛がきてしまって邪魔な時にすっきりとした印象に仕上げられます。
アレンジポニーで大人っぽく
髪の毛が縛れるようになったら、ポニーテールに挑戦してみても面白いです。きちんとしたポニーではなく、少しおくれ毛をそのままにするようなラフな感じでも逆におしゃれな感じがします。アクセサリーでアクセントをつける方式もおすすめです。いくつかの実例を紹介します。
後れ毛を残すざっくりポニー
肩くらいまで髪の毛が伸びてきたら、ポニーテールにセットできるはずです。まだ髪の毛が十分ではなく、しっかりしバレない人はそれをあえて味にする方法もありです。つまり後れ毛はそのままにしておくことで、逆にこなれたおしゃれな印象を与えられます。サイドの髪の毛も前に持っていくことで、カジュアルな感じにまとめてみませんか?
短い髪でもかわいくポニー
短くてまだしっぽの部分がちょっとしかなくても、逆にそれがかわいらしく映ります。もしテールが十分でなくインパクトに欠けるのであれば、ストラップのデザインにこだわってみてはいかがですか?そのほかにはスエードの布で髪の毛をくるんでしまうのもさりげなくスタイリッシュな感じにまとまります。
パーマで伸ばしかけでもお洒落アレンジ
髪の毛を伸ばすたびに、重く感じるのが悩みという方も少なからず見られます。この時おすすめなのが、パーマやウェーブをかける方法です。これだけでも重たさはだいぶ中和されます。どのようなアプローチがあるのか、以下で見ていきます。
はねやすい髪は外はねパーマで
伸ばしかけのボブの場合、毛先がはねてしまうのが悩みの一つとよく言われます。ハネを整えるのではなく、逆に味にしてしまうのも一考です。コテなどを使って外ハネでウェーブをかけてみると、不自然な感じはなくなります。ウェットな感じで、大人の女性感を醸し出せます。
ゆるいパーマでスタイリングもラクラク
ふんわりとしたゆるめのパーマをかけることで女性らしい髪型に変身できます。重たさが気になるのであれば、ピンクやラベンダーのようなブリーチカラーを取り入れてみるとライトな雰囲気に変われます。先ほど紹介したポニーやハーフアップなどにもマッチするヘアスタイルです。
耳かけで簡単すっきりアレンジ
襟足をこまめにカットしていると、今度はサイドの髪の毛が気になるという話はしばしば聞かれます。そのような時に活用したいのは、耳掛けアレンジです。まだまだ短い段階からでもできる手法ですから、やり方をマスターしておいて損はありません。ここでは具体的にどのような手法があるのか、まとめました。
ピンをつかってかわいく耳かけ
伸ばしかけの際、顔の周りに髪の毛がかかって邪魔という人は意外と多いです。この場合、耳にサイドの毛をかけてしまえばすっきりします。ピンで固定してしまえば、長時間その状態をキープできます。まだ短い状況でもアレンジできるヘアスタイルですから、積極的に取り入れたいところです。
伸ばしかけの髪を軽くするエアリーなカット
前下がりのショートボブにすることで、柔らかい感じに仕上げることも可能です。エアリーにカットしてふんわり柔らかな印象にすれば、髪の毛の重たさを回避できます。前髪を遊ばせることで、余裕のある懐の深い女性といった演出もできます。
まとめ
ロングになるまでの伸ばしかけの状態でどうスタイリングをすればいいかわからず、あきらめて髪の毛をカットしてしまうという話はしばしば聞かれます。しかしこれを繰り返していると、あこがれのロングにはなりません。上で紹介したように伸ばしかけのタイミングでしかできないアレンジもいくつかありますから、これまで紹介した方法を参考にして苦しい時期を乗り越えてみませんか?