友達以上恋人未満とはどんな関係?
「友達以上恋人未満」といっても、どのような関係のことを指すのか少し曖昧ですよね。そこで、どういう関係ならそう呼べるのか、具体的に見ていきましょう。
定期的に二人で会う関係
「デート」とはいわないまでも、定期的に二人きりで会っている関係は、「友達以上恋人未満」といって問題ないでしょう。会うペースにもよりますが、週に1回以上会うようなら、まず間違いなく友達以上恋人未満といえます。
ただし、会う頻度が月に1回以下となると、「友達以上」とは言いがたく、グレーゾーンというところでしょう。
お互いに好意を抱きつつ告白していない
お互いに、相手に対して秘かに好意を抱いているにもかかわらず、その気持ちをまだ打ち明けていない場合も、「友達以上恋人未満」の関係といえます。どちらも「自分は好きだけれど、相手は自分のことどう思っているのかな?」と手探りの状態です。
この場合は、どちらかが好意を伝えた時点で、友達以上恋人未満の関係とはいえなくなるでしょう。つまり交際がスタートするということです。
友達以上恋人未満の相手をデートに誘う方法
友達以上恋人未満の関係にある場合、二人の関係性がはっきりしないため、デートに誘っていいものかどうか悩ましいこともあるでしょう。そんな場合に、上手にデートに誘う方法を3つご紹介します。
ストレートに誘う
相手の性格にもよりますが、下手にオブラートに包むような言い方ではなく、ストレートに「デートしようよ♪」と誘ってみましょう。ポイントはあくまでも重すぎずに、適度に軽いノリで誘うことです。
「デートしよう」と誘われたら、よほど嫌いな相手でない限り悪い気はしないでしょう。また、こちらから軽く誘うことにより、相手側も都合が悪い場合に気軽に断れるため、負担に感じさせることがありません。
なお、もうひとつのポイントは、「デート」という言葉を使うこと。すると、「まだ恋人ではないけど、これはデートなのかな?」と、相手に意識させられます。また一方で、やや軽いノリのため、「もしかして、これはデートじゃないのかな?」と、お互いにやきもきする時間を楽しめます。
相手の好みの場所に誘う
相手の好みに合わせた理由をつけて、デートに誘うのもひとつの方法です。ただ、「どこかに行こうよ」とか、「会おうよ」と誘うのではなく、以下のように具体的に誘ってみましょう。
- 「〇〇に美味しいお寿司屋さん見つけたから、一緒に行こうよ」
- 「評判のいい美術展やってるから行かない?」
こうして、相手の好みに合わせた理由があると誘いやすいほか、OKしてくれやすいです。これを実践するためには、まず相手の好みを十分に把握しておき、誘う理由をたくさん見つけてストックしておく必要があります。
お互いの友達を交えてのデートを提案
お互いの友達を交えて、デートを提案してみるという方法もあります。相手の趣味にもよりますが、たとえば彼がアウトドア好きなら、「お互いに友達を誘って、バーベキューしようよ!」などと誘ってみても良いでしょう。
二人きりのデートではありませんが、友達と接するときの相手の様子を見れるため、いつもとは違った一面を発見できる可能性も。また、友達に背中を押されて、二人の関係が進展することになるかもしれません。
二人の関係を発展させるデートのコツ
月に数回は会っているけれど、なかなか友達以上の関係が打破できない……。こんなふうにやきもきしている人はいませんか。そんな人に向けて、二人の関係を少しでも発展させる「デートのコツ」をお教えしましょう!
普段とは違ったシチュエーションで会ってみる
いつも休日の昼間に会っているなら、夜に会ってみるのもおすすめです。逆にいつも夜に会っているなら、休日の昼間に会うなど、普段とは違うシチュエーションで会ってみましょう。そうすると、いつもと違う相手の一面が見られるため、ドキドキしたりすることがあります。
シチュエーションを変えることで次のような印象を持ち、関係の発展につながる可能性があります。
- いつも休日に会っていた場合:「平日の夜に会ったらスーツ姿でカッコ良かった」
- 平日の夜に飲みに行く関係だった場合:「休日に会ったら周りにカップルが多くて、自分たちも恋人同士のような気分になった」
スキンシップをしてみる
ありきたりな方法かもしれませんが、より親密な関係になれるように、軽くスキンシップを図ってみることもおすすめです。スキンシップは、勇気で出なければお酒の力を借りても良いですが、人混みなどでさりげなく触れるのも効果的です。
たとえば、デート中にはぐれないように、相手の袖や服の裾をそっとつかんでみてはいかがでしょうか。遠慮がちな雰囲気で触れることでもドキッとさせられるため、これもまた良いでしょう。
近場に旅行に行きたいとにおわせてみる
相手との会話の中で、それとなく近場の旅行の話をしてみても良いでしょう。「温泉とか行きたいなぁ」という感じで、思わせぶりにいってみましょう。
すると相手が、「もしかして自分と一緒に行きたいのかな?」と考えたり、「一緒に旅行したらどんな感じかな?」などと意識してくれたりすることもあり得ます。それをきっかけに、上手くいけば本当に旅行が実現するでしょう。
相手の目を見つめてみる
デート中に、ふと沈黙する瞬間があったら、いつもより少しだけ長く相手の目を見つめてみましょう。照れくささがあるかもしれませんが、友達以上恋人未満の関係を打破するには、とても効果的な方法です。相手はドキッとして、今までよりさらに異性として意識してくれるかもしれません。
おすすめのデートプラン
二人の関係をより進展させるためには、どんなデートをすれば良いのでしょう。恋人未満の二人におすすめのデートプランを2つピックアップしましたので、順番に確認していきましょう。
カップルが多い場所でデートする
普段は、「飲みに行ってばかりいる」という関係性の二人もいるでしょう。そんな場合は、休日にカップルが多い場所でデートするプランがおすすめです。
ディズニーなどのテーマパークは、「さすがに恋人同士でないと……」と抵抗を感じる人もいるでしょう。その場合、水族館や美術館であればハードルがそれほど高くなく、気軽にデートできるのではないでしょうか。カップルも多く訪れるため、「自分達も、周りから見たらカップルに見えるのかな」などと意識するきっかけになります。
どちらかの家の近くでディナーをする
どちらかの家の近くで、すぐに移動できる範囲のお店で、ディナーをするプランもおすすめです。ディナーのあとで、「少しお酒でも飲みに行こうか?」という話になったら、どちらかの家の近くにあるお店をチョイスしましょう。
そのあとは実際に家に行かないまでも、「このあと、ひょっとして誘ってもいいかな?」とか、「ひょっとしたら家に誘われたりするのかな?」など、お互いに恋人になるかもしれない微妙な時間を楽しめるでしょう。
まとめ
「友達以上恋人未満の関係」というと、なんとなく初々しくてキュンとしあえる間柄ともいえます。ただし、そんな関係性がずるずると続いたら、やきもきしてしまいますよね。
もしかしたら、相手も同じように感じている可能性もあるため、二人の関係性をはっきりさせるためにも、できることをいろいろと試してみましょう。ただし、いい意味でも悪い意味でも、友達以上恋人未満の関係にピリオドが打たれるかもしれません。
あえて曖昧な関係を楽しんでいるのであれば、今まで通りのまま続けていけば良いですし、関係性を進展させたいのであれば、思い切って行動に移しましょう。