シンデレラ症候群とは?陥る女性の特徴や克服法を読み解く

シンデレラ症候群をご存知でしょうか。シンデレラというと、ディズニー映画の物語を思い浮かべる人も多いでしょう。その名が付いている症候群とはどのようなものなのか、

  • シンデレラ症候群とは?
  • シンデレラ症候群に陥っている、または陥りやすい女性の特徴
  • シンデレラ症候群の女性には生活する上でどんなリスクがある?
  • シンデレラ症候群の克服法

について心理カウンセラーの桔梗さんの情報をもとにご説明しましょう。

シンデレラ症候群とは?

グリム童話のシンデレラ。現在ではディズニー映画のシンデレラでご存知の方のほうが多いかもしれません。シンデレラシンドロームの別名もあるシンデレラ症候群とは、一体どのようなものなのでしょうか。

運命の男性がくるのを待っている女性

シンデレラの物語は、小さな頃に憧れたという女性は多くいるでしょう。シンデレラ症候群の女性は大人になってもシンデレラに憧れ、自分をシンデレラと同一視しています。

そして、何歳になっても白馬の王子様(=運命の男性)が迎えに来るのを待っているという……幼い少女のような考えを持って大人になってしまった女性なのです。

理想は高く少女マンガに登場するような完璧な男性を求めている

シンデレラ症候群の女性は、男性に対してかなり高い理想像を求める傾向があります。たとえば、「私に優しいイケメンで、私のいうことを何でも聞いてくれる。頭も良くてお金持ちで、スポーツも万能」といった感じです。もちろん、「私のことをすべて受け止めてくれる」のが大前提。

思わず、「そんな男はいないよ!」とツッコミを入れたくなってしまうような完璧な男性を理想としているのです。そんな完璧な男性は、物語や少女マンガにしか登場しないことを理解していない、少し浮世離れした理想像を追い求めているのです。

シンデレラ症候群に陥りやすい女性の特徴

「私もしかしてシンデレラ症候群?」と心配になったあなたに、シンデレラ症候群に陥っている、または陥りやすい女性の特徴をいくつかピックアップしました。当てはまっているかどうか、チェックしてみてくださいね。

運命の赤い糸で結ばれた相手がいるはずと思っている

あなたは運命という言葉は好きですか?シンデレラ症候群に陥りやすい女性はこの、運命という言葉が好きな傾向があります。「運命の赤い糸で結ばれた相手が必ずいるはず」と思い込んでいるため、いつまでも自分の思い描いた理想の男性を待ち続けてしまうのです。

過保護に育てられ自立できていない

あなたは社会人になっても実家で暮らしていませんか?もし実家暮らしなのであれば、幼少時代を思い出してみてください。大学生になっても門限は18時など、極端に過保護に育てられてこなかったでしょうか。シンデレラ症候群の女性には、過保護や過干渉の親に育てられ、自立できていない人が多い傾向が見られます。

自分に自信がなく依存心が強い

「どうせ私なんて……」とか、「私には無理」といったように、マイナスに考えることが多くはないでしょうか?これは自分に自信がない、自己肯定感の低い女性の思考回路です。シンデレラ症候群に陥りやすい女性は、そんな自己肯定感の低さが特徴のひとつとしてあります。

また、前項目で述べたように、過保護に育てられているため、自分で判断して何かを行うのが苦手。そのため誰かに依存しないと落ち着いていられません。

このような傾向のある女性も、シンデレラ症候群に陥りやすいといえるでしょう。自分に自信がないため「守ってもらいたい」という意識が強く、男性に依存して生きていこうとする特徴があります。

悲劇のヒロインになり同情を誘う

「私は昔こんなにひどい経験をしてきた」とか、「がんばってるのに誰にも認めてもらえない」といった不平や不満を、ことあるごとに周囲の人達に話していませんか?

シンデレラ症候群の女性は悲劇のヒロインを演じる傾向があります。「こんなに大変な思いをしてきた私を労ってほしい」とばかりに、同情を誘って注目を浴びようとするのです。

シンデレラ症候群の女性にはどんなリスクがある?

シンデレラ症候群の傾向がある女性には、暮らしていく上でどのようなリスクがあるのでしょうか。ここでは、とくにきをつけたほうが良い点を3つ記載しました。順番にチェックしていきましょう。

高い理想のために婚期を逃す

男性に対する過度に高い理想のために、せっかく良い出会いがあっても婚期を逃してしまうという、大きなリスクがあります。どんなに相手が誠実で性格が良く、女性を思いやれる優しい人でも、あまりにも夢のような理想を掲げているための弊害といえるでしょう。

少しでも自分の思い描いている理想にそぐわなければ、「この人は私の運命の人ではない」と良縁を自らなかったことにしてしまうのです。

1人でいることに不安を感じてしまう

すでに述べたようにシンデレラ症候群の人は依存心が強い傾向があり、どんなときでも誰かと一緒に行動しないと不安で仕方がありません。そのため、男性の理想が高すぎる一方で、一緒にいてくれる男性がいれば、それを理由に付き合ってしまうケースも

そうすることで、寂しさを紛らわすことはできるかもしれません。しかし、本当に自分を大切にしてくれる男性との出会いは遠ざかるでしょう。

自己中心的のため友達が離れていってしまうことも

シンデレラ症候群の女性は、自分のことをお姫様のような存在と思い込んでいるため、わがままで傍若無人な態度をとる傾向があります。そのため、周囲からの印象が悪くなり、評価が下がってしまうリスクがあるでしょう。

そしてそのリスクが現実化すれば、結果的に周囲から手に負えない人と思われてしまい、距離をおかれることにもなりかねません。

シンデレラ症候群の克服法

シンデレラ症候群に陥っている、または陥りやすい女性の特徴を見て、「もしかして私そうかも?」と感じた人に、シンデレラ症候群の克服法をいくつかご紹介しましょう。

自分を見つめ直してみよう

あなたにとって幸せとはどんなことですか?自分の幸せについて真剣に考えてみましょう。幸せは人と比べるものではありませんし、誰かに幸せにしてもらうことでもありません。相手に幸せにしてもらおうと考えている限り、自分の幸せは相手の男性次第となってしまいます。

幸せは自分で掴み取るものです。あなたがどういうときに幸せを感じるのかを明らかにすることで、具体的にその幸せに向けて行動することができ、本当の幸せを掴めるようになるでしょう。

お姫様思考を捨てよう

「男性が女性を守るのは当たり前」とか、「おごってくれて当たり前」というお姫様思考は捨てましょう。あなたはお姫様ではなく、相手と対等の人間なのです。良好な関係を築くには、男性にばかり、「ああしてこうして」と求めるのではなく、相手の気持ちに応えたり、喜ぶことを考えて与えたりするのも大切です。

もし相手が本当に好きな人なのであれば、彼が喜ぶその姿を見られただけで、自分も幸せな気持ちになるはず。「やってもらって当たり前」を叶えてくれるかどうかを付き合う相手を選ぶ条件にするのではなく、お互いに相手のことを尊重し合いながら付き合っていける人なのかを判断基準としましょう。

自分から行動を起こそう

依存心の強い傾向があるシンデレラ症候群の女性は、誰かに決めてもらうことが癖になっているため、自分で行動を起こすのが苦手です。克服したいのであれば、自ら行動を起こすように心がけましょう。

日常の些細なことからはじめれば、そんなに難しくは感じません。まずは何かをやってもらったら、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることからはじめてみるのも良いでしょう。

まとめ

過保護、過干渉な環境で育ってきたのが影響しているシンデレラ症候群。現実的ではない恋愛観・結婚観は生涯独身の恐れがあり、寂しさを埋めるための関係は結果的に自分を傷つけるだけなほか、短命に終わりがちです。また、わがまま・傍若無人な振る舞いは周囲からの孤立を助長します。

そんな不幸なことになりたくないのであれば、今回ご紹介した内容を参考に、克服を目指してみるのも良いでしょう。自身が変わることができれば周囲に愛されるようになるほか、お互いに幸せを実感できる素敵な男性が現れても不思議ではありませんよ。