間違った朝の洗顔方法
間違った朝の洗顔方法をやってしまっている人は意外と多く、本当に肌にとって良くない状況を自分で作ってしまっている人も多いです。そこで、ここではまず間違った朝の洗顔方法について紹介します。当てはまる人は要注意ですね。
時間が無いからと泡立てが不十分な状態での洗顔
朝は時間がないということもあって、あまり泡を立てずに洗顔してしまう人もいます。しかし、洗顔は皮膚で擦って行うのではなく、泡で包み込むようにして行うのが理想です。そのため、しっかりと泡を立てて洗ってあげることが必要となるのです。近年は泡立ちが良い洗顔料もあるし、最初から泡で出てくるボトルの洗顔料もあるので、そちらを使いましょう。
夜と同じように念入りに洗顔する
夜と同じように念入りに洗顔するのは、実はあまり良くありません。朝は肌が敏感になっていることも多いため、いきなり夜の洗顔のようにガッツリとやってしまうと、必要な皮脂まで落としてしまうことがあります。皮脂はある程度残っていないとバリア機能も失うことになるので、朝の洗顔はむしろ軽く行うくらいで良いかもしれませんね。
肌を引き締めたいからと冷水で洗顔
肌を引き締めたいと思って冷水で洗顔する人もいるのですが、実は冷水洗顔は肌の呼吸を妨げるだけではなく、肌を敏感にしてしまうこともあります。熱湯による洗顔も乾燥を招くと言われているのですが、冷水による洗顔も注意が必要です。朝は特に冷水でパシッと洗顔した方がやる気スイッチも入りやすいと思いますが、それは間違った方法となりますよ。
タオルでこするように水気を取る
タオルで擦って乾かすようにすると、肌がダメージを受けます。肌はとても摩擦に弱く、ちょっとした肌と肌の摩擦でも悪化することがあります。タオルは繊維も細かいので、あまりゴシゴシと擦ってしまうと、毛穴にタオルの繊維が入り込むこともあるのです。そうなるとアクネ菌が増殖して肌のトラブルや問題の原因となることもあります。
朝の洗顔に必要な3つの前準備
朝の洗顔はしっかり準備しておくことで、ドタバタすることなく洗顔することができます。まずは準備しておきたいものを知り、ちゃんとした状態で洗顔できるようにしましょう。ここからは準備しておきたいものを紹介します。
1.洗顔する水の温度を32℃~34℃のぬるま湯に設定する
洗顔する水の温度は、ぬるま湯にすると良いです。理想としては32℃~34℃ですが、もう少し温かいものでも大丈夫で、38℃ほどまでであれば大丈夫です。あまり細かく調節する時間も朝はないと思うので、だいたいのぬるま湯の温度を知っておくと良いでしょう。肌に触れた時にほんのりと温かいくらいのお湯を用意しておくと良いですね。
2.雑菌のついている両手をしっかりと洗う
手というのは雑菌の宝庫とも言えます。寝ている間にトイレに行ったり、何かに触れたりすることも多いですよね。そのため、朝は意外と両手が汚れていることもあります。手が汚れていると泡立ちも悪くなるので、洗顔の前に手も洗っておきましょう。雑菌のいない状態にし、皮脂なども少し落としておくことで、洗顔料の泡立ちが良くなりますよ。
3.蒸しタオルを作り顔にあて毛穴を開く
蒸しタオルを用意しておくのも良いですね。蒸しタオルはお湯に浸して作るのも良いですし、電子レンジなどで温めて作るのも良いです。蒸しタオルを顔の表面に乗せることで毛穴を開くことができるので、洗顔の効果も高めることができます。ただ、蒸しタオルを使う場合には擦らないように注意してください。あくまでも押し当てる感覚が重要です。
朝の洗顔の正しい手順
朝の洗顔は正しい手順を知っておくことによって、より効率的に洗顔することができます。間違った方法で覚えている人も多いので、ここからは正しい洗顔の方法を紹介します。朝は忙しいですが、手を抜かずにしっかりとケアしましょう。
1.お湯を顔にかけて流す
まずはお湯を顔にかけて、余計な汚れやゴミを流しましょう。余計な汚れやゴミが付着していると、洗顔料の泡立ちが良くなくなるということもあり、洗顔もなかなか上手くいかないことがあります。皮脂などもコテコテだと洗顔の妨げになるので、ある程度は最初にぬるま湯で流すようにするだけでも、また違ってくるでしょうね。
2.泡立てネットで洗顔料を泡立てる
泡立てネットを使って洗顔料を泡立てるようにしましょう。泡を立てる時は手の表面で行う人もいるのですが、手の表面だと余計な皮脂などが邪魔をして、あまり泡立たないこともあります。そうなると洗顔の効果も低下してしまうので、泡立てネットを必ず使うようにしましょう。洗顔料は良く泡立てて、モコモコになるように意識することが重要です。
3.皮脂の多い部分から優しく撫で洗いをする
皮脂の多い部分から優しく撫でるように洗っていくようにしましょう。顔の中でも特に皮脂が多いのはTゾーンなどです。顔がテカッている時には、それらの皮脂が多い部分から重点的に洗っていくようにしましょう。ただ、この時力を入れて洗ってしまうことがあるのですが、皮脂が多くても優しくソフトタッチすることを意識してください。
4.32℃~34℃のぬるま湯で泡を洗い流す
ぬるま湯は38℃前後でも良いのですが、より柔らかく包み込みたいのなら32℃~34℃前後が良いと言えるでしょう。ぬるま湯だと肌が過乾燥になるのを防ぐことができ、より洗顔後の仕上がりが美しくなります。泡が残っていると余計な汚れやゴミになってしまうので、しっかりとぬるま湯で洗い流すようにしてみてはいかがでしょうか。
5.タオルを垂直に押し当てるようにして水分を除去する
タオルを肌に対して垂直になるように押し当てていくことで、水分を吸収するようにしてください。ここで擦ってしまうと毛穴にダメージが残るだけではなく、タオルの繊維が入り込んでしまうこともあります。水分が残っている場合は、タオルの乾いている部分でしっかりと吸収するようにしてください。肌への摩擦は極力少なくすることが重要です。
朝の洗顔におすすめの洗顔料
朝の洗顔には、朝の洗顔に使える洗顔料を選ぶことが重要です。夜の洗顔とはまた勝手が違ってくるので、そこはしっかりとおすすめの洗顔料を選ぶようにしましょう。ここからはその中でも厳選した洗顔料を紹介するので、ぜひ使ってみてください。
ロゼット洗顔パスタ 海泥スムース 2個パック
こちらの洗顔料は肌のとても優しい成分で作られているのが特徴で、海泥を使っています。海泥が肌を包み込んで守りながら洗顔できるため、肌が敏感という人でも使いやすいです。植物由来の天然成分も含まれているので、敏感肌でもダメージ肌でも使うことができます。乾燥肌で悩まされている人も使えるため、これがあれば朝洗顔は困らないでしょうね。
ビオレ おうちdeエステ 洗顔ジェル なめらか
角質クリア処方の洗顔料が、こちらの洗顔ジェルです。ジェルタイプの洗顔なので、肌にしっとりと密着して汚れやゴミを除去してくれます。それでいて肌に必要な皮脂は適度に残してくれるということもあり、肌が敏感な人でも使いやすいです。不要な角質を除去して生まれたてのような肌にしてくれるとの定評もあります。
クレンジングリサーチ ウォッシュクレンジング
パパイン酵素をはじめ、キウイエキスとスクラブ、リンゴ酸が含まれているのがこちらの洗顔料です。汚れやゴミを綺麗にさっぱりさせてくれて、肌のトーンも明るくしてくれるのが特徴となっています。普段から肌のくすみなどが気になっている人でも、こちらの洗顔料はおすすめだと言えるでしょう。
skinvill スキンビル ディープモイスチュアウォッシュ 朝専用洗顔料
皮膚に付着した皮脂や汚れ、ゴミを洗い流してくれる洗顔料がこちらです。洗浄力に優れていて、酵素成分が肌を守りながら必要のないものを洗い流してくれます。植物由来のエキスが24種類も配合されているので、よりナチュラルな肌にしたいという方にとって魅力は大きいです。
まとめ
洗顔は方法を間違うと肌を労わるどころか、逆に傷めてしまいます。こちらで紹介した朝洗顔の方法を実践し、朝から素敵な肌を作っていきましょう。もちろん、夜洗顔も重要なので、合わせて行っていくことが重要です。正しい洗顔方法で、美しい肌を守りましょう。