鈍感力とは?鈍感力のメリットと鈍感力を鍛える7つの方法

鈍感力という言葉を知っているでしょうか。この言葉は悪い意味で使われることもある一方で、良い意味で使われることも多いです。

そこで、ここでは

について紹介します。

鈍感力とは?


鈍感力とは、文字通り鈍感になれる力のことを意味しています。鈍感と言えば鈍いという印象がありますがそうではなく、何事にも動じずにしっかりと地に足をつけて生きていくことも意味しています。ここからはそんな鈍感力について紹介します。

小泉純一郎元総理が使った言葉として注目された

鈍感力という言葉は、そもそも日本人でもあまり馴染みのないものでした。しかし、元総理大臣の小泉純一郎元総理が使った言葉として注目され、そこから一気に一般の人にも浸透していくことになりました。現職の首相が使った言葉ということもあり、今では普通に使われる言葉になっています。

何事にも動じずに生きていく力


鈍感力とは何事にも動じずに生きていく力のことを意味しています。特にインターネットが普及した昨今、ちょっとしたことでも他人の目に触れる機会が多く、自分自身で情報を発信している人も増えています。

そんな時代だからこそ、誹謗中傷の対象となる人も多いです。それらの物事によって左右されるのではなく、自分の足で生きていく力としての鈍感力が必要という意味で使われるようになってきたのです。

流されやすい現代社会に重要な力

人の意見が簡単に手に入るようになった現代社会では、流されないように生きていくことはとても重要な力です。鈍感力は人に意見に右往左往するのではなく、時には鈍感になって、他人の意見ではなく自分の意見を持って生きていくための力だと言えるでしょう。

鈍感力を持つ人の特徴


鈍感力を持つ人の特徴はたくさんあって、参考になることも多いです。気になるという方は、まずは鈍感力を持つ人の特徴を知って、意識して実践してみましょう。ここからは鈍感力を持つ人の共通点について紹介するので、参考にしてみてくださいね。

マイペース

鈍感な人ほど、実はマイペースです。他人に左右されないという点では、強い鈍感力を持っていると言えるでしょう。マイペースという言葉も良い意味と悪い意味で使われることが多いですが、上手に付き合っていけばとても現代向きの力と言えます。

しっかりとした信念を持っている

鈍感力を持っている人ほど、実は軸となる信念を持っています。自分の中で貫こうと思っている生き方などを持っていると、それだけでも鈍感力は磨かれていくのです。自分の中で譲れないものがあるのなら、それだけに注力すれば良いのです。鈍感力とは周りが見えなくなるほどに集中できる信念そのものとも言えるかもしれません。

決断力がある


鈍感力がある人ほど決断力もあります。なぜなら他人の意見に鈍感なので、自分の意見に真っ直ぐに応えることができるのです。自分の決定が周囲にどんな影響を及ぼすのかをあまり考えず、自分が望むままに進むことができるわけです。鈍感力は一種の自己中心的な考えに見えますが、ブレない決断力を持つことでもあります。

トラブルに対して臨機応変に対応できる

トラブルに対しても臨機応変に対応できるのが鈍感力を持つ人の特徴です。鈍感なので、あまりリスクなどは考えず、まずは適応して問題解決への道を見つけていきます。もちろんリスクも考えることは重要ですが、鈍感力が強い人ほど「まずはやってみる」という気持ちが強いです。

ストレスが溜まりにくい

ストレスが溜まりにくいのも鈍感力を持つ人の特徴です。そもそも他人がどう思っているのかということに鈍感なので、相手の感情に対して気に揉む必要もないと言えます。ストレスが溜まりにくいので、より自分の気持ちに正直な行動ができます。

相手に対して極端に態度を変えない


相手の地位や権力、名誉などはあまり考えずに言動や行動を選択できるのも、鈍感力のある人の特徴かもしれません。極端に態度を変えないので、ある意味で常にニュートラルと言える状態です。八方美人にならないので、実は周囲からも信頼されることが多いです。

頼りになる存在

鈍感力は信頼そのものに繋がります。意見をコロコロと変えることもないので、信じてくれる人も自然と集まってくるのです。当然、軸が固まっているのでブレないからこそ、人からも頼りにされることが多いと言えるでしょう。

鈍感はメリットになる


鈍感になることはそのままメリットにもなります。逆に鈍感であることでデメリットになることの方が少ないかもしれません。ここからは鈍感力を磨くことによって得られる魅力について紹介します。鈍感なのは悪いことではなく良いことですよ。

周りに流されずに冷静に判断できる

鈍感な人ほど、周りの気持ちなどはあまり考えません。それはある意味では自己中心的でダメなことのように思えるかもしれませんが、逆に言えば冷静に判断できることにも繋がるのです。実際に冷静に対応でき、主観的ではなく客観的にも考えることができます。

失敗しても立ち直りが早い

失敗してもあまり引きずることがないので、立ち直りも早いです。失敗したら「じゃあ次は失敗しないようにすれば良い」と思うだけなので、むしろ成功に近づいていくことができます。挫折などもしにくい傾向があり、ハートの強さにも繋がってくるでしょう。

自分が信じる道を歩むことができる


自分が信じる道を歩むことができるのも鈍感力の魅力です。他人がどう思っているのかは関係なく、自分が信じた道だけを進めます。これは仕事でもプライベートでも重要で、人生の指標そのものを自分で選択していけることに繋がるのです。

小さなことでくよくよしない

小さなことで悩んでいます人ほど、とても心が繊細な人です。ただ、そういう人ほど鈍感になるべきです。人は思っている以上に小さなことを気にしていません。失敗したことがトラウマになっている人もいますが、それを覚えているのは案外自分だけです。鈍感になってくよくよしないことも重要ですね。

鈍感力がデメリットになることも


鈍感力はメリットも多いですが、デメリットになることもあることはあります。ほとんどないとは言えるのですが、周囲にとってはその影響も出るかもしれません。ここからはデメリットになってしまう鈍感力についても紹介します。

協調性を乱してしまうことがある

鈍感力が強すぎると、協調性を乱してしまうことがあります。自分の意見を貫いてしまい、さらには他人の意見をあまり聞かないので、当然ですが周囲との連携は乱れてしまいます。意見に賛同してくれる人が多ければ良いですが、反対する人が多ければ見直すことも必要です。

失敗することも多い

とにかくやってみる人も多いため、鈍感力が強いと失敗も多くなります。もちろん、失敗しても次は失敗しないようにすれば良いだけなのである意味では魅力となります。しかし、失敗が続くと取り返しがつかないこともあるので、そこは注意が必要です。

上司との相性が悪くなるリスクがある


自分の意見を曲げないことも多くなるため、上司との相性が悪くなるリスクがあります。上司との相性が良くなれば仕事も円滑になるので、TPOに合わせた行動が必要となるでしょう。常識の範囲内で自分の鈍感さを活用することが重要です。

アドバイスに耳を傾けられないことがある

アドバイスをしてもらっても、自分の意見が正しいと思い込んでしまうこともあるため、耳を傾けられないということもあるでしょう。それは、避けておきたいです。他人の意見も他人の意見として受け入れ、それでいて自分の意見も大切にすることが大切となります。

鈍感力を鍛える方法


鈍感力は意識することによって鍛えることもできます。現代人だからこそしっかり鍛えたいとも言える力なので、ぜひ鍛えてみてください。ここからは鈍感力を鍛えていく方法について紹介するので、すぐに実践してみると良いです。

他人の気持ちを変えることはできないと諦める

他人の気持ちを変えることはできません。他人の気持ちというのは他人の課題であり、自分の課題ではありません。アドラー心理学にもあるように、人を変えるのではなく自分を変えることが重要で、課題の分離をして物事を考えていきましょう。時には諦めることも重要です。

しっかりとした信念を持って行動する

しっかりとした信念を持って行動すれば、自分の意見を曲げなくても周囲に賛同してくれる人が増えていきます。反対する人ももちろんいますが、自分の意見をコロコロ変えずに突き進む信念があれば、より人生もブレることなく進んでいくことができます。

自分の良い面を見つける


自分の悪い面を自覚することも重要ですが、まずは良い面を見つけるところから始めましょう。自分を受け入れて魅力を見つけていけば、それを最大限に活かしていくことができるでしょうね。まずはリストアップして自分を客観的に見てみましょう。

どうにもならないことを深く考えすぎない

主観的に考えると、どうにもならないことも無限ループのように頭の中で堂々巡りをしてしまいます。そのため、深く考えすぎないことが重要です。考えることは重要ですが、机上の空論になってしまわないように注意しましょう。

何事も客観視するようにクセを付ける

何事も客観視するようにクセを身につけると良いです。主観視だけでは見えてこないことも多いです。周囲がどう思っているのかには鈍感になるべきですが、それでも自分の行動を俯瞰して見てみるというのは、ベクトルの修正にも役立ちますからね。

受け流すスキルを身に付ける


自分の意見を通していけば、必ず他人の中には反対する人も増えていきます。しかし、賛同もあればそういう意見があるのも事実なので、そこはあまり深く考えないようにしましょう。受け流すというスキルがあれば、鈍感力はより力を発揮してくれますよ。

こまめに気分転換を行う

気分転換もとても重要です。特に鈍感力を磨くためには、時には問題から乖離して考えることが必要で、まったく違った環境に自分を置いてみるということも重要です。煮詰まった時には森の中を歩いてみてはいかがでしょうか。散歩など身体を動かして頭をリラックスさせると、より新しい発想が生まれてきます。

まとめ

鈍感力は使い方によって良くも悪くもなります。ただ、このネット社会では良い意味で鈍感力が必要です。悪い意味の鈍感力を制御しつつ、自分を曲げない確かな指標を見つけていくと良いのではないでしょうか。ここで紹介した鈍感力について知り、より自分の鈍感力も磨いてみてください。