学歴コンプから脱出したい!気持ちを上手に切り替えるには?

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学歴に対してコンプレックスを抱いていて、ことあるごとに引け目を感じ、苦しくて仕方がない……。こんなお悩みはありませんか。学歴コンプは誰もが感じやすいものですが、人によっては度が過ぎているケースも。そんな人はどう対処すれば良いのか、心理学に詳しいT.Rさんにアドバイスをいただいたので、ひとつずつ解説します。

学歴コンプレックスを持つ人の特徴や心理とは

誰しも、多かれ少なかれ学歴コンプレックスはあるものですが、なかには度を越して悩んでいる人も見られます。そこで、学歴にコンプレックスを抱きやすい人には、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

立派な趣味や特技を持っている

学歴コンプレックスを抱いている人の多くは、自慢できるような趣味や特技を持っていたりします。その、周囲に自慢できるような趣味や特技に対して、学歴に関しては誇れないのが悩みの種になりがちなのでしょう。

つまり、その人はある意味「完璧主義者」ともいえます。どんな場面においても、「常にトップランクでいたい」という願望を持ち合わせているのです。

収入に対する不安を抱えている

この世の中は学歴社会で、高学歴になるほど安定した収入を得やすいことは、誰もが知る事実です。そういうこともあり、自称「低学歴」な人は、「自身の学歴では、一流企業に就職できない。将来、収入が不安定になってしまう」といった考えに陥りがちに。

こうした収入に対する不安感から、学歴コンプレックスを抱くケースもあります。

常に上ばかりを見がち

学歴コンプレックスを持っている人の心理として、常に自分よりも上の人と比較しては、落ち込む傾向があるといえます。たとえば、世間一般的にはコンプレックスを感じるどころか、羨ましがられるような学歴があっても、自分より上の学歴の人と遭遇するたびに、気持ちがざわついたりします。

こういうタイプの人は、たとえ最高の学歴を得たとしても、また別のことで自分と人と比較して、コンプレックスを感じることになるでしょう。

学歴コンプレックスの心理は男女で差はある?

学歴に対してコンプレックスを感じることに、男女で違いがあるのかどうかも気になるところでしょう。以下にその疑問に対する答えと理由について記載しましたので、参考にしてみてください。

男性のほうが学歴コンプレックスを持ちやすい

先述のとおり、男性と女性で比較すると、男性のほうが学歴コンプレックスを抱きやすいです。多くの場で、「男性と女性は、別の生き物である」という言葉を見聞きしますが、それだけ社会に必要とされるシチュエーションが、男女で異なるということです。

生物的な観点から見ると、女性(メス)に求められていることは「家(巣)“で”守ること」であり、ここに学歴は深く関わりません。一方、男性(オス)に求められているのは「家(巣)“を”守ること」であり、学歴やキャリアも評価のひとつとして関わるのは否めなくなってしまうと言われているのです。

男性は学歴に劣等感を抱きやすいという調査結果も

ある調査によると、学歴に対する劣等感を感じたことがある女性は、全体の30%程度に対して、男性はおよそ50%の人が感じたことがあるという結果が出ています。この調査結果では、「劣等感」に焦点を当てています。

ただし、学歴コンプレックスといっても「優越感」に対してコンプレックスを抱くケースもあるようです。高学歴な女性は、まわりの男性に「自分よりも学歴が高い」と引かれることも多く、そういう意味で学歴を明かしたくないという人も存在します。

学歴コンプレックスを克服する方法

学歴コンプレックスがあり、常にまわりに対して引け目を感じていて、苦しくて仕方がない……。こんなふうに、悩みが深刻化している人もいるのではないでしょうか。ここでは、そんな学歴コンプを克服する方法をご紹介します。

 今から高学歴になる

時間がかかる克服方法ですが、今から高学歴を目指すのもひとつの方法です。高校や大学は、いつでも入学や卒業ができるので、今からでも遅くはありません。

ただしこの方法は、収入面や対人関係がきちんと成り立っていなければ、難しい方法といえるので、おすすめできる人は限られているかもしれません。しかし、最近は「いつ学びはじめても良い」といった、年齢差別を撤廃するような風潮も増してきており、この考え方はとても重要といえるでしょう。

興味のある分野の難関資格を取得する

学歴コンプレックスを解消するために、大学に入り直すのも選択肢のひとつですが、興味がある分野の資格を取得するという方法もあります。超難関資格といわれる公認会計士、不動産鑑定士などは、受験資格は設けられていません

ただし、学歴コンプレックスを穴埋めするためだけに、資格取得を目指すことはおすすめできません。なぜなら、資格を取得するのにも膨大な努力と費用が必要ですし、仮に取得しても、もっと上の資格保持者に対してコンプレックスを抱くことになりかねないためです。

いち早く社会人として成功する

多くの人が「良い学校を卒業すること」にこだわりがちですが、冷静に考えてみると「やりたいことをやってお金を稼ぐこと」のほうが重要なのは明白でしょう。社会に出ると、学歴よりも大切なものは実にたくさんあります。

そのため、そもそも「コンプレックスを持つ部分」を変えていきましょう。「学歴が低い」ことにコンプレックスを持つのではなく、「学歴が低いことに悩んだために、貴重な時間を無駄にした」という点に気づくことが大切です。時間をもっと有効活用するように決意して、いち早く社会人として成功することを目指しましょう。

学歴コンプレックスをプラスに変えるために

学歴コンプレックスを持つことは、ある意味「仕方のないこと」ともいえますが、一生それに縛られて生きていくのでは、人生もったいないです。そのコンプレックスをプラスに変えて、前に進んで行きましょう。

「負の思い」をエネルギーに変える

強い劣等感や失敗というような経験など、いわゆる「負の力」というものは、人間の大きなエネルギー源になり得ます。とくに、学歴コンプレックスを持っている人は、次のような強い思いが顕著にあらわれます。

「同じ失敗は、絶対に繰り返さない」

「どこかで見返してやる」

この強い決意を、良いエネルギーに変えてプラスに転じましょう。

「広い選択肢を得た」と認識する

マニキュアNGのお仕事や学校に通う人

高学歴であれば国家資格や大学での人脈が築けるので、学歴コンプレックスを持っている人にはない「プラスの無形資産」を得ることができます。しかし中卒・高卒の人は、授業や講義を受けなくていい分、「思考する多くの時間」があるのです。

そのため、学歴にコンプレックスを感じていたとしても、高学歴の人とは異なる、広い選択肢を得られることは事実です。たとえば、高学歴の人が専門分野を学んでいる時間を、「学校以外で自分の価値を高める時間」に使うこともできるでしょう。その場合、より効率の良い学習ができることも見込めます。

高学歴組の人たちは、懸命にマニュアルを会得するなど、長い研修期間が設けられることが多いです。しかし、そうでない場合は、社会に出てすぐに「作業」をはじめられることが多いといえます。ここですぐに作業を済ませ、次々とスキルを増やしていくことで、あなたの価値を高めていきましょう。

まとめ

誰しも、大なり小なり何らかのコンプレックスを抱えているものです。とくに学歴社会の世の中では、ついまわりの人の学歴と比べて、劣等感に陥りがちかもしれません。少し感じる程度ならまだしも、ひどくなると精神的に病んだり引きこもったりするケースも。

たしかに学歴は高いに越したことはなく、優位になることは多いでしょう。ただし、ただ単に学歴だけ高ければ、社会で通用するというわけでもありません。

自分よりも上の人と比べては、落ち込むというのを繰り返していたのでは、キリがないです。まずは、「学歴がすべて」という思考から脱して、悔しい気持ちをバネに自分磨きをしてみてはいかがでしょうか。