専門家に聞きました!入籍報告の正しい手順と注意点とは

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結婚して入籍したら、両親や上司などに報告をすることになります。その際には、誰にどういったタイミングで、どのように報告すれば良いのか迷うところでしょう。

そこで、出会い系サイトの運営に携わっていた経験を持つM.Sさんに、入籍報告に関する報告の仕方やタイミング、注意すべき点などについてお話を伺いました。

入籍報告に関してお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

入籍報告と結婚報告はどう違う?

入籍報告に関してお伝えする前に、「入籍報告と結婚報告は何が違うの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。そこでまずは、この2つの違いから解説します。

意味合いには大差ない

入籍と結婚を辞書で調べてみると、以下のように書かれています。

入籍:男女が婚姻届を出して新しい戸籍を作り、そこに入ること

結婚:夫婦になること

これを見ると「入籍」と「結婚」は、ほぼ同じ意味であることがわかります。微妙なニュアンスの違いでいえば、入籍は「婚姻届を出すこと」で、結婚は「夫婦になること」という違いがあるでしょう。

つまり、ニュアンスの違いから考えると、次のようにいえるでしょう。

入籍報告:婚姻届を出したことを報告すること

結婚報告:夫婦になったことを報告すること

挙式するかどうかによっても違う

入籍報告と結婚報告は、意味合い的には大きな違いはありませんが、結婚式を挙げるかどうかによっても変わってくるでしょう。挙式する方の入籍報告は、両家の両親や上司など、親密な立場にある人に報告するものです。

一方、結婚報告の場合、社内の方や知人・友達など、公に報告する場合に用いることが多いです。そのため、式をあげない方は、入籍報告が結婚報告を兼ねている場合が多いでしょう。

入籍の報告は誰にどのタイミングですべき?

お互いに結婚の意思が固まったら、まずは双方の両親に伝えることになります。その後、入籍した際には、誰にどういった順番で報告するべきなのか、またそのタイミングに関しても見ていきましょう。

1.両家の両親に承諾を得て入籍する

結婚すると決めたら、まずは両家の両親に報告しますが、入籍するまでは次のような流れで進めていきましょう。

STEP1:半年~1年前に結婚する意思を伝える

入籍をする前に、両家の親に結婚の意思が固まったことを報告しましょう。ここで注意したいことは、結婚する6ヶ月~1年前には二人の意思を伝えるようにすることです。

入籍や結婚の報告があまりに急だったとしたら、両親も戸惑ってしまいかねません。そのため、結婚の門出をきちんと祝福してもらうためにも、早めの報告を心がけましょう

STEP2:まずは彼女の両親に結婚の承諾を得る

それぞれの両親に結婚の意思を伝えたら、彼女の両親に二人揃ってあいさつをしに行き、結婚の承諾を得ます。承諾を得られたら、次は彼の両親にも二人で結婚のあいさつをしに行き、許しを得ましょう。

STEP3:入籍した旨を親に報告する

双方の両親から結婚の承諾を得たら、二人の決めた日にちに入籍します。なかには、「結婚の許しはもらったのだから、わざわざ入籍報告をしなくても良いのでは?」と考える人もいるようですが……。親としては、報告があれば安心しますし、一言伝えることは常識だと認識している人も少なくありません

あとで、「常識がない」といわれたり、両親との関係がギクシャクしてしまったりすることがないように、入籍をしたら、できるだけ早めにお互いの両親にその旨を報告しましょう

2.会社の上司に報告する

会社勤めをしていて入籍だけした場合は、なるべく早めに上司に報告しましょう。また、結婚式をしたり新婚旅行でまとまった休暇をとったりする予定の人は、3ヶ月前くらいには結婚の報告をするようにしたいです。

このときの注意点としては、会社の上司に報告するまでは、まわりに結婚のことが漏れないようにすることが大切です。

3.友人や社内の同僚に報告する

上司に結婚の報告をしたら、そのあとで友人や会社の同僚に報告します。結婚式に招待することを考慮すると、当日の予定を開けておいてもらうためにも、やはり3ヶ月前くらいには伝えるのが望ましいでしょう。

友人や同僚への結婚報告は、くれぐれも上司よりも先にならないように気をつけてください

入籍報告の手紙はどんな内容を書けばいいの?

両親が遠方に住んでいる場合などは、入籍したことを手紙で報告することもあるでしょう。その際には、どのような内容にすれば良いのかを、以下に記載しました。

きちんとした文章になるように心がける

入籍報告の手紙は、さまざまな人が読む文章になるので、きちんとした文章を書くように心がけることが大切です。具体的には、次の3点に注意しましょう。

頭語と結語を入れる

手紙を書く際には、頭語からはじまって結語で締めます。入籍報告のように一般的な手紙の場合、最初は「拝啓」、最後は「敬具」を入れましょう。拝啓は、「へりくだって申し上げます」の意味が、敬具は、「つつしんで申し上げました」という意味があります。

季節の挨拶文を書く

頭語のあとには、季節の挨拶文を書きましょう。一般的な、「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」は、いつの季節でも使用できる文章ですが、時候の挨拶文はある程度決まっています。インターネットで「時候の挨拶と何月か」で検索すると、いくつか例が見られるので参考にすると良いでしょう。

入籍日と入籍したことを報告する

季節の挨拶文のあとには主文がきますが、ここで入籍日を記して入籍したことを報告しましょう。また報告だけでなく、今後の二人の抱負を一言添えれば、きちんとした印象になります。

一般的な入籍報告の手紙の文面

ではここで、入籍報告をする際に使える、具体的な文章の例を紹介します。

  • 挨拶文
    「拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」
    *季節の挨拶を入れるとより好感が持てます。
  • 本文
    「〇月〇日 私たちは入籍いたしました。これからは二人で力を合わせ、明るい家庭を築いていきたいと思っております。」
  • 締めの挨拶文
    「今後とも何卒よろしくお願いいたします。 敬具」

SNSで入籍を報告する際に注意したいこと

今は、SNSでいろいろな人とつながりを持っている人が多く、こういう場で気軽に入籍報告する人も少なくありません。ただし、SNSで入籍したことを報告する場合は、注意したいことが3つあります。それぞれ確認していきましょう。

まずは両親や上司に入籍報告をする

入籍をしたら気分も高まり、ついいつものようにSNSに投稿したくなりがちですが……。まずはその前に、両親や上司への入籍報告をきちんと済ませておきましょう

悪気はなかったとしても、あとから何らかの形で両親や上司の耳に入ったとしたら、当然良い気はしません。無用な確執が生じることを避けるためにも、報告する順番は間違えないようにしたいものです。

親しい人には個別に報告する

女性 スマホ

SNSでは一斉配信などができたりしますが、親しい友人の場合は、個別で連絡がほしいものです。自分に置き換えて考えてみても、親しい友人から事前に報告がなく、SNSの投稿で入籍を知ったとしたら、なんだかショックですよね。

「親しき中にも礼儀あり」で、仲の良い人にはSNSで投稿する前に、個別で報告すれば間違いないでしょう。

相手の状況を考えて報告する

入籍して幸せな状態を、できるだけ多くの人に報告したいところですが……。受け取る相手によっては、「ただの幸せ自慢」などと思われてしまうことも。また、お祝いなど気を遣わせてしまうことにもなるため、SNSの公開範囲は考慮するようにしましょう。

まとめ

入籍をした際には、何かとバタバタとして忙しいことが多く、「次に会ったときに伝えればいいかな」と報告を後回しにしてしまうことも。しかし、会社の上司や両親など、大切な人たちには、できるだけ早めに報告するようにしましょう。

また、報告する際は順番やタイミングも重要で、間違えてしまうとトラブルの元にもなりかねないため注意が必要です。正しい順番でタイミングを逃さずに入籍の報告をして、二人の新生活を気持ち良くスタートさせましょう。