炭酸水でダイエット!管理栄養士直伝の方法で無理なくやせよう

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食べ物によるダイエットはさまざまなものがありますが、炭酸水を用いたダイエットはやせる目的以外にも、美容や健康にも良い効果が期待できます。しかしやり方を間違えてしまうことで、ダイエット効果を感じられずに挫折することになりかねません。

そこで当記事では、管理栄養士のマカロンさんに聞いたお話をもとに、炭酸水ダイエットでしっかりと効果を得るためのポイントや注意点をお伝えします。これからダイエットを考えている人は、炭酸水ダイエットがどういったものかぜひチェックしてみてください。

炭酸水ダイエットが人気の理由

現在では、多くのメーカーからたくさんの商品が発売され、高い人気を誇っている炭酸水。昔は販売されていたにもかかわらず、あまり人気が出ずに売れ残っていましたが、ある理由から人気商品となったのです。

炭酸水自体に人気が出たきっかけは諸説ありますが、東日本大震災が有力といわれています。しかしなぜそのきっかけ以降、炭酸水がダイエットに用いられるようになり、人気を保ち続けることができているのか、その理由を見ていきましょう。

満腹感を得ることができる

炭酸水は二酸化炭素が水に溶けた液体で、空気に触れることで気泡化し気体になります。この気体は炭酸ガスと呼ばれるもので、飲むことによって胃を膨らませる働きをします。

そして、胃が炭酸ガスで満たされることにより満腹中枢が刺激され、脳が満腹と感じます。これにより、食事量をいつもより減らすことができるのです。結果、それが摂取カロリーを抑えることになり、ストレス少なくダイエットできます。

美容と健康にも効果が期待できる

炭酸水は水と二酸化炭素からなる液体で、体内に入ることで血管が拡がり血流が良くなります。そして血行が促進されることにより、冷えの予防や細胞の活性化、新陳代謝アップや疲労の回復などの効果を期待することができます。

それ以外にも、炭酸水は腸の活動を活発化させ、お通じの改善にも効果的であり、さらに老廃物のタンパク質や皮脂の汚れを落とす効果も望めるのです。そのことから炭酸水は整腸や美肌にも効果的です。

元々は、女性たちを中心にミネラルウォーターを飲むことがダイエットや美容に良いとされ、さまざまな種類の水が店頭に流通するようになりました。代表的なものでは「サンペレグリノ」や「ペリエ」といった炭酸が入ったミネラルウォーターがあります。

これらの炭酸水がレストランやカフェに流通したことで、日常的に炭酸水を飲む習慣が広がっていったのが人気を保ち続けている秘訣ともいえるでしょう。

炭酸水ダイエットで得られる効果

実際に炭酸水を飲むことでどういった効果が得られ、ダイエットにつながるのでしょうか。詳しく解説します。

食べ過ぎ防止

炭酸水とは、ミネラルウォーターに二酸化炭素を溶かして作られたものです。そのため、炭酸水を飲むことによって炭酸ガスにより胃が大きく膨らみ、「もうお腹がいっぱいだよ」と脳の満腹中枢に信号が送られます。それによって、一時的なものではあるものの、たくさん食べたような満腹感を感じることができます。

食べるスピードが早い人や、ついつい惰性で食べ過ぎてしまう人には心強いダイエットアイテムといえるでしょう。

お通じの改善&新陳代謝アップ

お通じが悪い状態は、ダイエットをするうえでの大敵です。健康的にやせることを考えるのであれば、お通じのサイクルを整えて、消化・吸収・排泄がスムーズな代謝のいい体づくりをすることが大切。

炭酸水は飲むことで炭酸ガスが胃腸を刺激し、血管が広がると同時に血流もアップします。それにより胃や腸のぜん動運動が活発になり、胃から腸へと食べ物を送る動きが活性化されるのです。それによりお通じが改善しやすくなり、ポッコリおなかの改善につながります。

そして血流が良くなり、血行が促進されることで新陳代謝がアップします。新陳代謝が上がることで老廃物を排出しやすくなり、ダイエットにも効果を発揮します。また、新陳代謝が良くなると太りづらくやせやすい体質になるので、ダイエット後に体型をキープすることにもつながるでしょう。

リフレッシュ効果

炭酸水は口に入れた瞬間、シュワシュワとした独特な食感が口の中に広がり舌と喉を刺激します。この刺激が爽快感となって脳に良い刺激を与え、リフレッシュ感を得ることができるのです。

メカニズムとしても、炭酸水を摂取することで一時的に体内温度が下がり、副交感神経が優位になるというロジックのもと、結果としてリラックス効果があるのではないかと考えられています。

仕事や勉強など、日々無理を重ねていくとストレスが知らずに溜まってしまいます。多くの人はそのストレスを甘いものやお酒で解消しようとして、結果それが太る原因になっているのです。そこで炭酸水を活用すると、ストレスを緩和し、無駄なカロリーを摂取せずにいられるでしょう。

炭酸水ダイエットのやり方

それでは、炭酸水ダイエットのやり方を解説します。やり方を間違えると、逆に食欲が増してしまいダイエットの妨げになりかねません。きちんと炭酸水のメリットを活かせるよう、ポイントを押さえておきましょう。

食前に300mlの炭酸水を飲む

炭酸水は食事の前に飲むと効果的です。私たちの胃袋は膨らむと、「もうお腹がいっぱいですよ、食事を終えてください」と脳の満腹中枢にサインが送られ、食事を終えるような仕組みになっています。

個人差はあるのですが、だいたい成人の胃袋の場合では、700mlくらいのものが胃の中に入るとこのメカニズムが発生するといわれています。そのため、炭酸水を食前に飲むことで、このメカニズムを比較的早い段階で起こすことができるのです。

注意しておかなければならない点として、コップ1杯(150ml前後)の炭酸水だとむしろ消化器を活性化して食欲を増加させてしまうことにつながります。食前に炭酸水を飲む場合は、しっかりと300mlは飲むようにしましょう。

冷やさず常温で飲む

炭酸水を飲む際は、できるだけ常温で飲んだほうが高いダイエット効果を期待することができます。冷やしたほうが飲みやすいという人も多いとは思いますが、冷やした炭酸水は胃のぜん動運動を活発化させてしまい、逆に食欲を増進してしまうことになりかねません。

食欲の増進を目的としている場合には、冷たい炭酸水を飲むことをおすすめしますが、ダイエット効果を求めている際には常温の炭酸水を飲むようにしましょう。

おやつの代わりに飲む

すでに述べたように、炭酸水にはリフレッシュ効果が期待できるので、ちょっとした空腹時は炭酸水を飲むことがおやつを控えることにつながります。今まで小腹が空いたときやストレス解消に甘いものやスナックをつまんでいた人は、ここを炭酸水に置き換えることでカロリー削減になるのです。

炭酸水を飲むときは、一度に飲み干してしまうのではなく、ゆっくりと時間をかけて飲むことをおすすめします。そうすることで炭酸ガスが体に吸収されやすくなり、より高い効果を望めるでしょう。

お酒と一緒に飲む

食事やおやつのときと同様の理由で、炭酸水はお酒の飲み過ぎを防ぐ方法にもつながります。お酒の中でもビールやカクテル、日本酒などは糖質が多く、お酒を飲むだけでも意外とカロリーを摂取してしまっているため注意が必要です。

飲み会に行くとまわりに合わせてしまい、ついついセーブできなくなりがちですが、お酒と一緒に炭酸水を飲むことで自然と飲酒量を減らすことができるのでおすすめです。

朝一に飲む

これはダイエット効果を求めるものではないのですが、お通じが悪いことでお悩みの人におすすめします。朝一の水分摂取は腸のぜん動運動を促すので、コップ1杯(150ml)程度の常温の炭酸水を飲むとお通じを改善する効果が期待できます。

注意したいのは、元々お腹がゆるい人だと、刺激が強すぎて下してしまう可能性があります。そのため、朝一の炭酸水は、お通じが悪く腸の活動を促進したい人だけ実践しましょう。

よりダイエット効果を高めるためのポイント

せっかくダイエットをするのであれば、効率良く行いたいと思う人は多いでしょう。炭酸水を使ってするダイエットの効率アップのためには、ぜひ以下の方法を実践してみてください。

栄養補給をしっかりする

コップ1杯程度(150ml)を飲んだ場合は、消化機能に良い刺激を与えることになり、食欲が増加すると同時に、栄養素の吸収がアップするといわれています。なのでこのメカニズムを利用すると、野菜やスーパーフードなどのダイエット食を食べるとき、サプリメントを飲むときなどに効率良く栄養を摂取することができるのです。

食欲を抑制する

食べ過ぎを抑えたいとき、摂取カロリーをストレスなくコントロールしたいときには、多めの量(300ml~500ml)を摂ります。時間も食前の10~30分前に飲むことで炭酸ガスで胃が膨らみ、より満腹感を得ることができます。これにより自然と摂取カロリーを控えることが可能です。

夜間の摂取カロリーをオフする

ついでにお伝えすると、21時以降の体は充電モードになっているので、この時間の摂取カロリーを限りなく0にすることで効率良く減量することができます。そして、炭酸水は夜に口さみしくなってしまったときにシュワッとリフレッシュできるので、良い夜食対策になってくれます。

炭酸水ダイエットの注意点

ここで挙げる気をつけるべきポイントを押さえておかないと、炭酸水を飲むことで思わぬトラブルを招いてしまうことになりかねません。しっかりとチェックしておいて、間違った飲み方をしないようにしましょう。

冷え

冷たく冷やした炭酸水を大量に飲むことで、気づかぬうちに体が冷えてしまっているケースがあります。一時的な冷えだとそこまで問題ではないですが、内臓の冷えが慢性化すると、むくみや血行不良といった不調の原因になりかねません。

体内pH

さらにがぶ飲みすることで、体内pHにも影響をもたらします。元々体内のpH値は弱アルカリ性に保たれていますが、酸性の炭酸水を大量に飲むことで体内pHが酸性に傾き、さまざまな体調不良が現れます。

飲み方

ここで挙げたトラブルの一番の対策は、のどが渇く前にこまめにちょっとずつ飲むことです。そして300ml以上を飲むときは、なるべく常温かできるだけ常温に近い温度で飲むようにしましょう。

まとめ

今回は、炭酸水を用いたダイエットの効果や注意点などを解説してきました。やせるにはただ炭酸水を飲むだけでなく、正しい飲み方を理解したうえで実践することが成功率アップのカギです。そしてやはりダイエットは継続することが大切なので、自身の生活リズムに合わせた方法で、楽しみながら実践しましょう。