デキ婚で知っておきたいこと!入籍のタイミングや離婚の割合は?

“デキ婚”は予定外なことだけに、いざするとなるといろいろ戸惑う面もあるのではないでしょうか。そこで今回は、恋愛アドバイザーのM.Sさん提供の情報をもとに、デキ婚について知っておきたいことをまとめました。デキ婚で家庭を築くことになりそうという人は、ぜひチェックしてみてください。

デキ婚の定義とは?増えているのは本当?


一昔前なら眉をひそめられることが多かったデキ婚ですが、最近はそう珍しいことでもなくなった印象が強いですね。

実際にデキ婚カップルは増加傾向にあるのでしょうか?デキ婚の定義とともに答えを解説します。

デキ婚とは?

デキ婚とは、「(赤ちゃんが)デキちゃった結婚」の略で、「おめでた婚」や、「授かり婚」などと呼ばれていた時代もありました。

デキ婚の定義は、「第一子が生まれるまでの妊娠期間より、結婚期間が短い場合」と言われています。要するに法律上の入籍よりも先に妊娠し、それをきっかけに結婚することをデキ婚(デキ婚カップル)と呼ぶわけです。

デキ婚は増えている?


一般にすっかり定着した感じが強くなったことから、デキ婚カップルは年々増加していると思われがちですが、実際はどうなのでしょうか。厚生労働省の平成7年~平成21年の調査によると、平成7年から平成14年にかけてデキ婚は年々増加していき、平成19年以降はほぼ横ばいという結果が出ています。

横ばいとはいえ、平成21年のデキ婚の出産率は25.3%にも上ります。今や4人に1人がデキ婚で生まれているというデータを見る限り、デキ婚は婚姻のひとつの形をして世間に定着し、とくに珍しいことではないと言えそうです。今後もこの率が下がらないようなら、デキ婚という言葉も消えてしまうくらい普通のことになるかもしれませんね。

妊娠時期別に見るデキ婚のメリット・デメリット


デキ婚の場合の入籍や引っ越し、両家への挨拶などはできるだけ早いほうが望ましいです。おすすめは妊娠6か月頃ですが、さまざまな事情で入籍時期は前後するかもしれませんね。

ここでは、妊娠時期ごとに入籍した場合のメリット・デメリットをまとめてみました。

妊娠初期

最大のメリットは、母子手帳を新姓で作れることです。ただし、母子手帳を申請する前に入籍することが条件なのは注意しなければいけません。

また、妊娠初期であれば、入籍して扶養家族になる場合も、健康保険の手続きなどが早めに行えてGood。さらに、出産まで時間がたくさんあるため、妊婦さんもメンタルの面で安心感を得ることができ、結婚式の準備や手配も余裕を持って行えるでしょう。

デメリットは、一般的に妊娠初期は母体や胎児の状態が不安定なため、“万が一”の危険性を無視できない点です。妊娠がきっかけで入籍するデキ婚ですから、「赤ちゃんがいなくなったら結婚した理由がなくなった」と考えるカップルも存在します。

妊娠中の体調変化が軽い場合は、お腹の中に赤ちゃんがいるということをあまり気にせず動ける場合もありますが、子どもが誕生するまではどんな問題があるかわかりません。母体の安全を第一に考え、十分注意を怠らず行動してくださいね。

妊娠6か月頃

妊娠6か月頃は、妊娠期間の中では安定期と呼ばれる時期にあたります。そのため、万が一のリスクも低くなり安全な状態になるので、デキ婚の入籍タイミングとしておすすめです。また、お腹がまだそれほど大きくなっていないので、両家の挨拶のために遠方に出向くことや、新生活に入るための引っ越しなどを、比較的楽に行えるのもメリットと言えます。

また、健康保険の扶養家族としての加入や出産一時金の申請、出産後の出生届や児童手当の申請などを考えても、妊娠6か月頃に入籍しておけば問題なく手続きが行えます。

一方、デメリットとしては2つあります。妊娠中に結婚式をしたい場合には準備開始が少し遅いというのがまずひとつ。そして、母子手帳はすでに申請済となっているはずなので、母親の氏名欄を訂正する必要がある点がもうひとつです。

妊娠後期


妊娠後期は、思った以上に大きなお腹が邪魔で、動くのが億劫になります。ですが、入籍をはじめ、出産までに行っておきたい各種手続きには、まだ間に合いますよ。

これに対してデメリットは、妊娠後期は正期産より前に子どもが産まれるリスクが出てくることです。よって、遠方の両家への挨拶のための旅行や引っ越し作業などはできるだけ避けましょう。

出産後

出産後の入籍は、できれば避けたいところ。出産時に未入籍だと未婚ということになり、生まれた子どもは母親が筆頭の戸籍に入ることになります。事実上の父親がいても、戸籍上は父親がいないことになってしまうのです。そうなってしまわないためにも、入籍するのであれば出産前に届けを出すことをおすすめします。

また、出産後であれば引っ越しや結婚式の準備が楽にできるかと言うと、実はそうでもありません。新生児のお世話は、大変手がかかるものです。子どもが小さいうちは、思ったように計画が進まないことも十分考慮しておくと良いでしょう。

デキ婚が多い年代と離婚率の関連


デキ婚が多いのはどの年齢層なのでしょうか。また、一般的に、デキ婚カップルは離婚率が高いと言われていますが、どのぐらいの割合のデキ婚カップルが離婚しているのでしょうか。

ここでは、これらの謎について迫ります。

デキ婚は若い世代が多い

デキ婚するカップルの割合は、圧倒的に若い世代の男女が占めています。前述の厚生労働省の最新データによると、デキ婚の割合が一番多い年代は15~19歳で、同年代の婚姻全体の約8割を占めているのです。また、20~24歳の場合、同年代の婚姻全体に占めるデキ婚の割合は約6割です。

上の年代になるほどデキ婚率は下がる傾向が見られることから、圧倒的に若年世代のデキ婚率が高いことがわかります。

若年世代のデキ婚は離婚率が高い

残念ながら、デキ婚で離婚するカップルの割合の資料が存在しないため、正確な数字ははっきりとはわかりません。しかし、厚生労働省の平成17年度「夫婦の同居をやめたときの離婚率」のデータでは、夫の場合は20~24歳で50%近くが離婚していることがわかっています。また、同データによる妻の場合は、19歳以下で75%近くが離婚していると出ていました。

もちろん、通常の婚姻で離婚する可能性もあります。ただ、このデータと前述のデキ婚の割合データを関連付けると若い年齢でデキ婚をして離婚する確率は高いことがうかがえますよね。

デキ婚で後悔するのはどんなところ?


デキ婚したカップルの中には、夫婦と子どもで幸せに暮らしている人も多数存在します。ですが、次のような理由から、デキ婚して後悔を感じる人もいるのです。

お互いのことを知る時間が少なく理解が不足する

入籍後すぐに子どもが誕生しているデキ婚カップルは、夫婦水入らずで楽しめる時間が少ないです。交際期間が短い場合はとくに、お互いの生活文化を知る期間が短いということでもあります。

たとえば、食事の好みや食べ方、休日の過ごし方、お金の使い方、喧嘩したときのすり合わせなど、生活の好みや価値観というものは、徐々に知るものです。

しかし、デキ婚カップルは、それらを知る時間が妊娠期間や新生活の準備と重なったために、ほとんどないに等しいケースも珍しくありません。また、同棲が長くてお互いの生活文化を知っていても、実際に籍を入れて他人から家族になった途端、それまでと態度が変わる人もいます。

そのため、結婚してから、「思っていた人と違う……」などの違和感を覚えるようになることもあるのです。それでも少しずつお互いに理解を深めていけると良いのですが、それができないとやがて離婚……ということも考えられます。そうならないためにも、お互いを思いやる気持ちを持って接したいところですね。

金銭的な余裕がない

デキ婚は金銭面の理由から後悔する人が多いです。なぜなら、デキ婚するということは、家庭を築くにあたって無知識・無計画になりがちなため。お互い学生だったり、非正規雇用者だったりと収入面で安定した職業に就いていないケースも多いです。

愛はお金では買えないと言いますが、金銭的な余裕がないということは生活も安定しません。ただでさえ妊娠・出産という不安がある中、お金の不安も加わると心にも余裕がなくなり、それがもとで夫婦喧嘩が絶えなくなってしまうのです。

金の切れ目は縁の切れ目……とならないよう、しっかり金銭面の計画を立てなければいけません。

まとめ

家族

妊娠をきっかけに入籍をするデキ婚。平成19年あたりからその数は横ばいですが、新生児の4人に1人がデキ婚で誕生していることから、すでにひとつの婚姻の形として一般に定着していると考えられます。

そんなデキ婚の場合の入籍や引っ越しなどは、安定期に入った妊娠6か月頃がおすすめです。これは母子の健康面や健康保険、出産後の出生届などのことを考えても最適な時期と言えます。

本来はおめでたいことである妊娠と入籍。新しい家族の誕生には責任がつきまといます。それらを良く考慮し、覚悟した上でデキ婚に踏み切れば、きっと素敵な家庭が築けるはず……。ぜひその実現を目指してくださいね!

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