指輪なしのプロポーズに対する女性の心理
まず、何をおいても女性が婚約指輪に対してどう考えているか知ることが大事です。ほしい派、いらない派それぞれの心理、そして、意外と多い第三タイプの心理も解説します。
ほしい派の心理
一生に一度なので、婚約指輪付きのプロポーズのほうが良いと思っている女性がほとんどです。
なぜかというと、婚約指輪はプロポーズをドラマティックに盛り上げてくれるアイテムだから。女性は、指輪を出してもらうプロポーズのシチュエーションに、単純にあこがれているのです。
また、婚約期間中であることを友人やまわりの人にわかってもらえるアイテムでもあります。羨ましがられるなど何かと気分が良いので、できることならもらいたいと考えます。
いらない派の心理
婚約指輪はつける機会が少ないので、その分結婚指輪や新婚旅行にお金をかけるなど、先のことを考えて婚約指輪はいらない派の女性も少なくありません。
ただ、いらないと言っている裏には、男性に対する気遣いが隠れていることも。たとえば、つける機会が少ないもののために、彼に大きな高額なお金を使わせるのは申し訳ないなどと思っているのです。
自分で選んだ指輪がほしい派の心理
プロポーズのあとに一緒に選びに行ったほうが、好みの指輪を選べるから良いと思っている女性が少なからず存在します。ただこのタイプの女性は、本心では言葉だけのプロポーズでは物足りないと思っていることも。
この場合、プロポーズ後に一緒に指輪を買いに行くとしても、女性はプロポーズの言葉+指輪の代わりのプレゼントを期待していると考えることができます。
指輪なしプロポーズを検討する男性の心理
指輪なしでのプロポーズを考える男性が思っていることとしては、主に次の3つがあげられます。
- 相手の好みがわからない
- 一緒に選びたい
- ほかのことにお金をかけたい
順番に詳細をチェックしていきましょう。
1.相手の好みがわからない
ひとつ目は、相手の好みがわからないために買えないという理由です。高価な買い物なので、「気に入ってもらえなかったらどうしよう……」などと不安を感じ、購入をためらいます。また、プロポーズが失敗してしまった場合にお金が無駄になるリスクを考え、買うかどうか迷う男性も。
2.一緒に選びたい
ふたつ目は、相手にぴったりな指輪を、一緒に選びに行きたいという理由です。多くの人にとって婚約指輪は一生に一度の買い物であり、それを選ぶ楽しさを2人で味わいたいという思いがあります。また、相手も自分も好みの指輪を選べるために失敗がないというのも、一緒に選びに行きたいと思う理由のひとつです。
3.ほかのことにお金をかけたい
みっつ目は、婚約指輪を買うなら、別のことにその金額を充てたいと思う、倹約家タイプの考えの男性もいます。婚前旅行や新婚旅行、結婚指輪、家具や引越しなど新居の準備、貯蓄など、何にまわしたいのかは人それぞれ。
彼女が婚約指輪をほしいかこっそり調べる方法
彼女は婚約指輪がほしい派なのかいらない派なのか、それともプロポーズのあと一緒に買いに行きたい派なのか……。彼女に自分ではっきり聞くのは、サプライズ感がなくなるためためらわれるという男性は多いでしょう。
そんな男性におすすめしたいリサーチ方法を、ここでは3つピックアップしました。
1.友達に相談されたのを装う
ひとつ目はさりげなく、「友達の相談で、婚約指輪って女の人はほしいと思うのかな?」などと遠回しに聞く方法です。友達の相談だと言うのがポイントです。
ただ、この聞き方だと彼女が自分ではなく、世間一般の女性がほしいと思うのかどうかを考えて答えることがあります。「私だったら一緒に買いに行きたいけどなぁ」などと、自分だったらどうかという答えが出てくれば成功です。
2.本人からさりげなく聞き出す
ふたつ目は、結婚雑誌の記事を一緒に見て、「こういう指輪ってどう?」と相手の女性から、さりげなく聞き出すこと。こっそり感としては、ここであげる方法の中では一番弱いです。「かわいいんじゃない?」とか、「それよりこっちのほうがいいよ」などと、指輪自体の感想をくれるものの、彼女自身が欲しい派なのかどうかの情報を引き出せないことも。
ただ、彼女が察しがいい人であれば、「彼は婚約指輪を買おうとしてくれるのかな?」と質問から感じ取り、求めている答えをくれる可能性はあります。
3.ほかの誰かに聞いてもらう
みっつ目は、女友達などに頼んで聞いてもらう方法です。恋愛の話は女同士の話の中では定番なので、共通の友達がいる人はこのやり方がベストと言えるでしょう。
ただ、注意したいこととして、女性の中には自分の本心を言わず、人の意見に合わせてしまう性格の人がいます。彼女がそういうタイプの場合は、女友達に頼むときに、本心を聞き出すようにお願いしましょう。
プロポーズで指輪の代わりのおすすめプレゼント
指輪なしでのプロポーズを選択する場合でも、プロポーズ以外に何もなしというのは彼女がかわいそうです。何もくれなかったと根に持たれてしまうことにもなりかねません。
以下に指輪の代わりに贈ると喜ばれるものを記載しましたので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
腕時計
ひとつ目は腕時計です。電池式ではなく、永遠に動き続ける電波時計がおすすめです。また、お揃いの時計や、オリジナルで名入れをしてもらうとより喜ばれます。実用的であり、かつ、常に身につけられるもモノという点も女性に喜ばれるポイントと言えるでしょう。
プリザードフラワー
ふたつ目は、プリザーブドフラワーです。プリザーブドフラワーは、生花に特殊な加工をほどこして長期間保存できるようにした花のことです。
生花の花束と違って記念品として保管できるので、プロポーズ向きのプレゼントとも言えます。また、プリザーブドフラワーは、個性的なデザインが多く、フラワーアレンジメントでプレゼント仕立てになっています。花束より選択肢が広いので、彼女好みのプレゼントを探せるでしょう。
ただし、花を選ぶ際は花言葉に注意してください。フラワーショップで、プロポーズの贈り物であることを伝えれば、花言葉についても相談にのってくれるので、失敗がありません。
ネックレス
みっつ目は、ネックレスです。普段買えないような、ダイヤのネックレスや誕生石のネックレスが良いでしょう。女性は光るアクセサリーを好む傾向があるのでおすすめです。
また、ネックレスは指輪とは違い、洗い物をはじめ指輪が濡れる、傷つく作業をするたびに外す煩わしさがない点も魅力的。また、指輪をはめたまま手を洗っていて、排水溝に流してしまうようなトラブルもありません。
まとめ
プロポーズの指輪シチュエーションにあこがれを持っている女性は依然として多いものの、指輪にこだわらない女性も増えています。彼女が婚約指輪はほしい派なのかいらない派なのか、プロポーズ後に一緒に選びたい派なのかを把握した上で、あなたと彼女の一生の記念に残るようなプロポーズができると良いですね。