すぐ別れるカップルの特徴
すぐ別れるカップルの特徴をひとことで言うと、相手を深く理解していないところにあります。具体的にどういう問題があるのか、以下に記載しました。
周りになんでも報告したがる
すぐ別れるカップルは、とにかくFacebookやInstagramなどSNSを通じて自分たちのことを周囲に報告したがる傾向があります。SNSを通して周囲に報告する内容は、ラブラブぶりをアピールする内容から喧嘩をしたことなどさまざまです。
何でもかんでもSNSで周囲に報告するため、お互いSNSに載せられることを前提とした行動を取るようになります。そのため、いつもかっこをつけた中身のない薄っぺらい付き合いとなってしまいます。
喧嘩をしても、本心をぶつけ合う泥臭い喧嘩ではなく、他人に見られても恥ずかしくない綺麗ごとを並べたような喧嘩や、可愛らしい喧嘩で終わるのです。付き合うということは、より相手を理解するということです。
ですが、このように周りに良く見られるための行動を取っていると、付き合っていてもお互いの関係が本当の意味で深くならず、次第にすれ違いが生じて別れることとなります。
思いやりがない
自分のことよりも相手のことを大切に思う気持ちが、「好き」や「愛する」ということです。そもそも、相手のことを思いやれないということは、そこまで相手に対して愛情を抱いていないと言えます。
喧嘩ばかりをしている
喧嘩するほど仲が良いという言葉は何でも言い合える、本音を言える仲ということを指しています。がしかし、自分の主張を通すばかりの喧嘩であれば、ただ相手を傷つけるだけです。
喧嘩をすることでより相手を理解し、喧嘩する前よりも相手を愛おしく思えなければ、喧嘩が多い=相手と合わないという結論に至ってしまいます。
ヤキモチをやかせようとする
付き合っているにも関わらず、あえてほかの男性や女性の存在をちらつかせてヤキモチをやかせようとする人がいます。嫉妬という感情は、できれば味わいたくないマイナスの感情です。
本当に相手のことを思うならば、怪しまれる言動はしないようにしようと思うはずです。ヤキモチをやかれることで自分が必要とされていることを実感したいのは、相手よりも自分のことが大切な証拠です。
ほかのカップルを引き合いに出す
「普通のカップルはこうだけど、私たちは違う」や、「ほかのカップルはみんなしてるのに、どうして私たちはできないの?」など……。こんな風に周りのカップルを自分たちを上げるために引き合いに出したり、相手を責めるときに持ち出したりするカップルはすぐに別れます。自分たち流の付き合いができなくなりますし、男女ともに比べられながら何かするのは気分が良くないからです。
「すぐ別れる」とはどれくらいの期間のことを指すのか
人はどれぐらいの期間のことをすぐ別れると表現するのでしょうか?考え方の違いはありますが、だいたいは以下のとおりでしょう。
1年未満
1年以上だと、春、夏、秋、冬と季節のイベントをひと通り経験しているため、長く続いていると誰もが思うでしょう。1年未満になると、交際期間のカウントの仕方が箇月になるため、短く感じてしまいます。
数日
付き合って1ヶ月も経たないうちに別れるカップルが少なからず存在します。これは誰が見てもすぐ別れるに値する期間です。
数日で相手の何がわかるの?、数日で別れるくらいなら、付き合う前によく考えるべきでは?と思われても仕方ありません。そして、このような数日で別れる恋愛を繰り返してしまうと、周囲からも「尻軽な女、不埒者」というイメージを持たれてしまいます。
半年未満
半年未満、すなわち数ヶ月ではやはりすぐ別れるに該当します。聞く側の主観になりますが、付き合って半年が経った、半年も持たなかった……という風に、半年はひとつの節目として感じる人が少なくありません。
別れる予兆にはどんなものがあるか
別れに至るまでには、少なからず何らかの予兆があるものです。ここでは、別れの予兆の代表例をご紹介します。残念ながらこれらの予兆が現れた段階で関係を修復しようとしても、すでに相手の気持ちは冷めてしまっていることがほとんどです。
わがままを聞いてくれなくなる
今まではわがままを言っても、快く聞いてくれていたのに、急に嫌な顔をされるようになったり、断られるようになったりすれば、それは別れの予兆です。なぜならば、相手のことが好きなうちは、多少のわがままも喜んで受け入れることができるから。
むしろそのわがままさへも可愛いと思えてしまうものです。でも、気持ちが冷めてくると、相手のわがままが腹立たしく思うようになります。
そのため、以前までは聞いてくれていたわがままを、聞いてくれなくなるということは、相手の愛情が冷めてきた証拠です。
お金を出し渋る
付き合った当初は、華やかなデートだったのに、段々とお金のかからないデートが増えてきた、金欠をアピールしてくるようになったという場合は別れの予兆と言えます。なぜならば、男性は好きな女性のためなら何でもしてあげたいと思い、お金で好きな女性の気を引けるのであれば出し惜しみしないからです。
お金を出し惜しむようになってきたということは、そこまで好きでもない女性に対し、お金を使うことがもったいなく感じている証拠です。
連絡がとれにくくなる
今までは、LINEやメールをすればすぐに返信があったのに、返信が遅かったり、既読がなかなかつかない、既読スルーをしてくるようであれば別れの予兆でしょう。相手の中で自分の優先順位が落ちてきています。
喧嘩が増える
喧嘩が増えてくるということは、相手に対する反発心が芽生えてきているということです。相手を理解しようとするよりも先に、自分の意見を主張しようとするのは、相手を大切に思えなくなってきているからです。
会ってくれなくなる
好きでもない相手に会っても気持ちが盛り上がりません。時間の無駄と感じてしまいます。中には、このままフェードアウトしようとする人もいます。別れの予兆として典型的なパターンです。
Naoさんの実体験談

すぐ別れるカップルとそうでないカップルの違いとは?
すぐ別れるカップルと長続きするカップルとでは、主に以下の点が異なります。ここでは3つピックアップしましたので、順番にチェックしていきましょう。
SNSとの付き合い方
すぐ別れるカップルは、今日はどこで何を食べた、誕生日にこんなサプライズされた、どこに旅行に行ったなど、とにかく何でもSNSに2人のことを書き込みます。まるで、周りの人たちに自慢したいがために付き合っているようなもので、中身がありません。
一方で、長続きするカップルは、2人の大切な思い出を2人だけのものとして、あえて周りに公表しません。載せたとしても「付き合って何年が経ちました」とか、「婚約しました」など、大きな節目のときぐらいです。
自分たちが幸せで満足しているのだから、別に他者からの賞賛や羨望の目は必要ないのです。
デートのプラン
すぐに別れるカップルは、他人に自慢したいというのが根底にあるため、とにかく人目につく流行りの場所や背伸びした場所でデートをしたがります。こんなかわいい彼女を連れて歩いているオレ、こんなイケメン彼氏がいる私……という風に相手を周囲から良く見られるためのアクセサリーのように思っています。
一方で、長続きするカップルは、二人でいること自体が楽しいため、デートの場所はどこでもいいのです。大切なのは、好きな人と同じ時間を共有することであって、プランはあくまでもおまけなのです。
連絡の頻度
すぐに別れるカップルは、連絡の頻度がやたら多いという特徴が見られます。ラブラブな最初のうちはいいかもしれませんが、段々とそれが義務化されてしまい、いずれどちらかが面倒くさいと感じるようになるのです。
すると、連絡したのにどうして返信してこないの?浮気?といった無駄な喧嘩が増えるようになり、別れに至ります。
まとめ
すぐ別れるカップルというのは、総じて相手ではなく自分にフォーカスしているところに共通点があります。自分がカッコ良く見られたいから、自分が相手にしてもらいたいから……と、自己中心的な考えでは恋愛は上手くいきません。
過度に自分を犠牲にする必要はありませんが、少なくとも自分以上に相手のことを大切に思える気持ちがあれば、恋愛は長続きするものです。交際が長く続かず悩んでいる人は、自身の付き合い方を見直してみると良いでしょう。
私自身、もっと彼のことを思いやって、「そうだよねー、いつもありがとう。今日は自分で帰るね」と言えば良かったと後悔しています。