キスだけの関係!キスフレをつくる男性の心理
キスフレとは、キスや刃具をする友達のことです。恋人という関係にならなければ、肉体関係を持つということもありません。そんな一線を越えない、でも友達を通り越しているこの「キスフレ」をつくる男性の心理はどのようなものか、調べてみました。
恋人をつくるのは面倒でキスだけの関係がラク
恋人を作ると、休日はデートをしたり年齢や状況によってはその後の結婚を考えないといけなかったりといろいろ面倒です。趣味や仕事に自分の時間を使いたいという人にとっては恋人がいると面倒だし、加えて告白してフラれるリスクなどもあります。とはいえ、女性と全く交流がないのも癒されないので、キスだけの関係になれる女性がいたら気が楽だ、という人もいます。
セックスは苦手でキスだけで欲求が満たされる
草食系男子や行き過ぎて絶食系男子と言った言葉が流行して久しいです。男性のみんながみんなセックスが好きであるというわけではありません。
セックスは体力を使う、女性を喜ばせないといけない、セックステクニックに自信がないなどセックスをしたくないと思っている人も少なくないです。キスフレを持つ人の多くはキスだけで女性に対する欲求を満たされることがあるのです。
単純にキスが好きでキスする相手がいることで満足できる
キスと一口に言ってもフレンチ・キスからディープキスまで何種類もあります。単純にキスが好きな人は、キスができる相手がいるだけでもう満足なのです。キスフレは、ただキスをしたい、キスする相手が欲しいといった欲求を満たしてくれるのです。
あわよくばエッチができると思っている
女性を口説きたいけれど自信がない、まずはキスから始めたいと思っている男性もいます。この手の男性は、キスフレを持ちながらもあわよくばセックスをしたいと期待しています。
キスフレの場合は、セックスをしてしまうとルール違反になるので、そうならないように抑えて付き合っている人もいます。あわよくばセックスまで持ち込みたい、キスフレはその前の段階という人もいれば、セックスをしたいという欲求を抑えてキスに留めていることで興奮するといった嗜好の持ち主もいます。
キスだけの関係!キスフレを作る女性の心理
キスフレを作りたいと思っているのは男性だけではありません。もちろん、女性側のニーズもあってはじめて「キスフレ」という関係が成立します。キスフレを作る女性はどのような心理状態なのか、知っておきましょう。
ただの友達ではない特別な存在であることが居心地がよい
キスフレは、ただの友達ではなく特別な存在なので自分の不安を解消してくれる癒しの存在として考えている人はいます。特に女性の中には誰かと一緒にいないと寂しさを感じる人がいて、恋人を作るような元気はないけれどペットを飼うような癒しが欲しいと思っている人が、キスフレを作る傾向にあります。
彼氏に対して100%満足できない部分を補って心のバランスを保つ
彼氏がいる人でもキスフレを作ってしまう人がいます。これは、彼氏がいてもその彼氏が自分に優しくしてくれなかったり、心を癒してくれない場合、そういった満足しないところを補てくれる存在としてキスフレを見つけてしまいます。
彼氏に対する寂しさは、彼氏本人にぶつけて解決してみたり、自分でその寂しさを埋めるようにするのが従来の女性のあり方でしたが、キスフレはそういった彼氏といたら感じられないことを味わいたい、という女性の心に応えたものかもしれません。
キスがしたいと思ったときにキスができる相手がいるだけで満足
キスフレを作る人は、恋愛をしたり付き合ったりはできなくても、キスがしたいと思ったときにキスができる相手がいるだけで幸せを感じたり満足だったりということがあります。通常の友達ではできないキスやハグといった心が癒される行為をするのが幸せなのです。
恋愛感情はないけれどもキスだけして相手の反応をみるのが楽しい
キスフレには恋愛感情はないけれど、相手の反応を見て相手が喜んでくれると楽しい、といった軽い感じでキスフレを作る女性もいます。単純にキスをすると幸せを感じたり、唇というやわらかいものに触れるだけで安心感を得られるといったウニ、キスをしたい、そしてキスできる相手が欲しいということでキスフレを作る女性もいます。
キスだけの関係の注意点
キスフレは、肉体関係を持たないキスやハグを気軽にできる友達のことです。キスフレを作るには男女それぞれ理由があり、ニーズもあります。しかし、キスだけの関係を続けるには注意点もあります。キスフレにおける注意点を知っておきましょう。
相手との適度な距離を保つ
まずキスフレとは、適度な距離を保つことです。距離があまりにも近すぎると、強引に肉体関係を持たれたりするといったリスクもありますし、キスフレを解消するときに言婚が残ることもあります。キスフレの関係を続けていくには、相手との距離感を大切にしておきましょう。
会う頻度が多すぎたり、プライベートに干渉したりすると、それだけで相手が恋人だと誤解してしまうこともあります。相手のプライベートには踏み込まず、あくまで節度を持ったお付き合いを心がけます。
会うときは映画館や食事など人が多い場所を選ぶ
キスフレと会うときは、お互いに心地よい関係であるためにも会う頻度だけでなく、会う場所、すなわちキスをする場所が非常に重要になってきます。どちらかが盛り上がってしまいキス以上の関係になってしまうことがあるからです。本意であればいいのですが、本位でなければやってはならないことです。
そのため、キスフレと二人で会うときは、飲食店や映画館など、比較的人がいる場所を選ぶとよいでしょう。二人だけの空間、密室空間は避けるようにしましょう。
お互いが望む関係をよく理解してキスフレになる
キスフレに対する価値観は、男女により違いもありますし、その人によっても違いがあります。そういったことをわからず相手も自分と同じ関係だと思っていると齟齬が生じることもあります。
キスフレを作る時には、一緒にいて居心地が良いとかもそうですがお互いの価値観やキスフレに求めることを理解したうえでキスフレとしての関係を持つようにしましょう。
車やホテルなど二人きりの空間はさける
車やホテルなどは、二人きりになれる密室や空間です。そのため、どちらかに気持ちがあった場合、キスだけでは止まらなくなってしまい、キス以上の関係になってしまう危険性があります。それだけでなく、車やホテルなどの密室空間は何かされてもそれを立証することが極めて難しいことになります。
キスフレでいる間はなし崩し的にセフレになるのを防ぐためにも、車やホテルと言った密室空間で会うことは避けるようにしましょう。
濃厚なキスはしない
また、キスフレでキスをするだけの関係でありたい場合、濃厚なキスをするのは禁物です。濃厚なディープキスは盛り上がりやすく、セックスへと進んでしまう場合があるからです。
癒しを求めるだけのキスなら、ディープキスして相手の性欲を盛り上げる必要はありません。不本意な肉体関係を結ばないようにするためにも、濃厚なキスはしないように気を付けましょう。
キスをするとき体を密着させない
ディープキスをしないのと同じように、キスフレの関係においてはキス以上の盛り上げを避けるためにしてはならないことがあります。キスをするときに身体を密着させると、特に男性の方は肉体関係を持ちたいと思って盛り上がるケースもあります。キスフレはあくまでもキスフレですから、身体を密着させるのはやめてキスもしくはかるいハグくらいでとどめておきましょう。
相手が興奮してきたと感じたらキスをやめる
キスフレの関係においては、特に相手が興奮したと感じてきたらキスをやめるようにしましょう。相手が興奮したとしてもキスをやめなければ、そのあとの関係を期待していると誤解されてしまうこともあります。
キスフレであるときはあくまでキスはソフトに、そして盛り上がりそうになったら身体を離すことも心得ておきましょう。そうすることで一線を越えないキスフレとしての関係を継続できるからです。
キスフレの関係が終わるとき
そのような新たな男女の関係である「キスフレ」ですが、キスフレの関係はもちろん終わるときもあります。キスフレの関係が終わるときはどのようなときか、キスフレの関係を終わらせるにはどうしたらよいのかなど、知っておくとよいでしょう。
相手のことを好きになったとき
相手のことを好きになってしまった場合、もはやキスフレの関係でいることは困難でしょう。キスフレの関係はあくまでもキスだけで合意のもとにのみ完成する関係だからです。キスだけで満足できない本心を押し殺しながら関係を続けていくのはよくありません。
キスフレの相手を好きになった時は、思い切って本心を打ち明けるのがよいでしょう。キスフレから恋人の関係になる人も結構いますし、相手が恋人として見てくれる可能性もないのに自分だけキスフレのままというのは不満が残るからです。
お互いがキス以上の関係をもちたいと思ったとき
お互いがキス以上の関係を持ちたいと思ったときは、恋人になることもありますし、セフレになるということもあります。相手がキスフレ以上の関係を望まないのであれば、「好きな人ができた」などといって傷は浅いうちに分かれてしまうのも一つの方法です。
肉体関係を持ってから後悔してしまうよりも、なし崩し的に関係を持つ前にお互いの気持ちを確かめ合うとよいでしょう。安易な気持ちでキスフレとセックスしてしまうのはやめておきましょう。特に、彼氏がいるのに彼氏で埋めきれない寂しさをキスフレで埋めている場合はトラブルになってしまうこともあるからです。
まとめ
キスフレとは、キスやハグだけをして一線を越えない、新しい男女関係のことです。キスフレは恋愛より手軽に始められたり、セックスを求めない男性にもメリットがあります。女性にとっては寂しさを埋めてくれたり、反応を確かめられるというメリットがあり、キスが好きな男女にはキスだけを楽しめます。
キスフレの関係を経験したことがある人は、実は3分の1にも上るほど、少しずつブームになっています。ただし、不本意な肉体関係につながったり別れるときのトラブルもあります。どちらかが好意を持った時やキス以上に盛り上がりたいときには解消する必要もあります。
お互い心地よい関係でいるために、適度な距離感を大切にしましょう。