パンダ目とは
パンダ目と言われる状態は色々な原因が考えられます。直接的にパンダ目になってしまうような原因が思い当たらなくても、時間が経つにつれてパンダ目になってしまうということはあり得ます。まずはどのような状況でパンダ目となってしまうのかまとめました。
メイクが汗や涙でにじんだ状態
パンダ目とはメイクが汗や涙で滲んでしまう状態のことを指しています。メイクはどうしても水分によって崩れてしまいがちですので、汗や涙は大敵です。どれだけメイクを崩さないように気をつけていても、汗をかきやすい時期や泣いてしまったときは多少なりともメイク崩れは起きてしまうでしょう。
アイメイクが崩れてドロドロになる状態
パンダ目とはアイメイクが崩れてドロドロになる状態です。汗や涙で滲んでしまうという原因はもちろんありますが、その他にも特に汗をかいたり泣いたりした覚えがないのにパンダ目になってしまっていることもありえます。その理由として、目の形によって上まぶたが下まぶたに触れやすいということが関係しているようです。上まぶたが下まぶたに触れることによって擦れてしまい、こすれやすいところだけメイクが崩れてしまうのです。
夕方のメイク直しの時に目元が茶色くにじんでいる
朝から夕方までオフィスなどにいると、皮脂がにじんできてベースメイクが崩れてきます。そのため夕方のメイク直しの時に根元が茶色く滲んでしまっていることもあります。これも一つのパンダ目と言えるでしょう。できるだけ状態がひどくなる前にメイク直しをしたいものです。
パンダ目を防ぐには
パンダ目はせっかく全体的にばっちりメイクをしていたとしても、重要な目元が台無しになってしまう状態です。そこでパンダ目を防ぐために、効果的といえるいくつかの方法をご紹介します。使うアイテムや、使い方によってパンダ目をこれまで以上に防ぐことができるでしょう。
こまめに化粧直しをする
まずはこまめに化粧直しをすることです。やはり、こまめにチェックして状態がひどくならないうちに修正しておくというのはとても良い方法です。とはいえ、人によってはそこまでこまめに化粧直しをする時間が取れないという方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、トイレに行くタイミングで簡単にチェックすることをお勧めします。化粧直しは慣れてくれば短い時間でできますので、それほど負担にならないでしょう。
ウォータープルーフの化粧品を使う
パンダになる原因の一つとして涙や汗があります。そのような水分から守るために、ウォータープルーフの化粧品を使うことが効果的です。ウォータープルーフアイテムであれば汗や涙などの水分に強く押しにくいようにできています。ただし油分には弱い性質を持っていますので、ウォータープルーフの化粧品だからといってパンダ目に絶対にならないというわけではありません。
アイラインの上からアイシャドウを塗るとよい
パンダ目を防ぐためにアイラインの上からアイシャドウを塗ることによってコーティングすることもお勧めです。パウダーアイシャドウがアイラインをコーティングしてにじみにくくしてくれるでしょう。アイライナーはリキッドタイプやフィルムタイプであれば、パンダ目を防ぎやすくなります。アイラインを引いた後に余分なアイライナーはきちんと綿棒などで落としておきましょう。
肌なじみのよい化粧品を選ぼう
パンダ目を防ぐためには肌なじみの良い化粧品を選ぶことも大切です。化粧品とお肌の相性は人それぞれです。そのため、自分の肌に合う化粧品を選べるように意識しましょう。初めのうちはいくつかのアイテムを試すことも必要となるかもしれません。しかし肌なじみが良ければそれだけ浮きがありませんし、パンダ目にになる確率を下げることができます。
クリームシャドウはよれやすいため避ける
クリームシャドウはよれやすいためできるだけ避ける方が良いでしょう。アイシャドウはパウダータイプがおすすめです。パウダータイプであれば油分が少なくファンデーションの油分を抑えることも可能です。また涙袋の油分を抑えるために、下まぶたの際にもパウダーアイシャドウをチップで乗せるのが一つのコツといえます。クリームシャドウを避けて、パウダーアイシャドウを効果的に使いましょう。
パンダ目を防ぐ正しいアイメイクの仕方
アイメイクは何となく我流でしてしまっているということがないでしょうか。実はアイメイクの順番が間違っていることがパンダ目になってしまう原因ともなります。そこでパンダ目を防ぐための正しいアイメイクの仕方をご紹介します。
1.基礎化粧品の後に目元にパウダーを叩く
まずは基礎化粧品の後に目元にパウダーをたたきましょう。いつもの基礎化粧品を塗った後は、必ずティッシュやコットンで水分を優しくことも忘れないようにしましょう。そのあとでパウダーをたたくことで、お肌にしっとりと馴染んでくれます。
2.リキッドアイシャドウを下地の代わりに塗る
リキッドアイシャドウを下地の代わりに塗ることによって、パンダ目予防になります。リキッドアイシャドウはそれ自体が水分を含んでいるので、まぶたに潤いを与えてしっかりと密着してくれます。下地の代わりに用いることによって、そのあとから施すメイクもしっとりと馴染んでくれるでしょう。
3.アイラインを描く
次にアイラインを描きます。この際に注意したいところは、目元のタイプに応じたアイラインの引き方を行うことです。例えば二重まぶたの方は目頭からアイラインを入れるとにじんでしまうことが多いので、黒目の上から目尻にかけてアイラインを描いた方が良いでしょう。また一重まぶたの方は太いアイラインを使ってしまうとにじみやすくなるため、まぶたの際にアイラインを引くイメージで描いていきましょう。そうすれば自然に目を大きく見せることが可能です。
4.アイシャドウを上から重ね塗りする
次にアイシャドウを上から重ね塗りします。アイシャドウはあまりつけすぎず、目頭から目尻に向かってずっとつけるイメージです。目尻に行くほど薄くなっていくので、とても自然な仕上がりになります。
5.ウォータープルーフのマスカラをうすく塗る
次にウォータープルーフのマスカラを薄く塗りましょう。マスカラを塗る前にしっかりとビューラーでまつげをカールさせておきましょう。また、まぶたにマスカラ液をつけてしまわないようにも注意が必要です。こうしたことを意識することによって、マスカラが油分に触れてにじんでしまうことを避けることができます。
6.パウダーアイシャドウを塗る
次にパウダーアイシャドウを塗ります。パウダーアイシャドウはファンデーションの油分を抑えることができるのでおすすめです。ウォータープルーフでは水分を、パウダーアイシャドウでは油分をブロックするというイメージです。
7.目元のトップコートを塗る
最後に目元のトップコートを塗ります。トップコートとはマスカラを取れにくくしてくれるとても役立つアイテムです。マスカラは基本的に油分に弱いとされていますが、トップコートを使用することによってコーティングすることができ、油分による崩れを防ぐことができるのです。
パンダ目を防ぐファンデーションの使い方
パンダ目を防ぐためにはファンデーションも重要です。ファンデーションは顔全体に塗るものですが、パンダ目を防ぐためには、ファンデーションの塗り方にも注意を払う必要があります。そこで、覚えておきたいファンデーションの使い方についてまとめました。
朝の目元へのファンデーションは控えめに
ファンデーションは徐々によれてきてしまいますので、朝の目元へのファンデーションは控えめに塗りましょう。朝からファンデーションが厚く塗られてしまうと、汗や油分で崩れてしまいがちです。やはりこまめな化粧直しが必要となるので、ファンデーションは薄めに塗っておくのがオススメです。
目のキワにファンデーションを厚く塗らない
目のきわにファンデーションを厚く塗らないようにもしましょう。目の際はどうしても動きやすい部分なので、化粧も崩れてしまいがちです。そのため、動きのある目の際にはファンデーションは薄めに塗るよう意識しましょう。
パンダ目にさせないおすすめ化粧品
パンダ目にならないように役立つメイク方法のほかに、パンダ目にさせないためのおすすめのアイテムもご紹介します。とても効果的なアイテムですので、興味のあるものから試してみましょう。
ドラマティカルアイズ形態記憶トップコート
仕上げにひと塗りするだけでパンダ目予防ができます。弾力ポリマー処方が変わる角度を形態記憶してくれるので、綺麗な仕上がりを一日中キープしてくれます。トップコートなので油分からも化粧崩れを守ってくれるでしょう。まつ毛一本一本保護するトリートメント成分が配合されているのも嬉しいところです。
エテュセアイトップコートアイカラー
ウォータリージェルベース処方を採用しているため、とてもまぶたに密着しやすく、アイメイクの発色や、もちを良くしてくれるトップコートです。またヒアルロン酸が配合されているので乾燥を防いでまぶたにフィットしてくれるのも嬉しいところです。トップコートでパンダ目を保護しながら、スキンケアもできるでしょう。
まとめ
パンダ目はせっかく綺麗に仕上げた目元を台無しにしてしまうものです。しかし、メイクの順番や使用するアイテムによって大幅にパンダ目を予防することができるでしょう。1日中美しい目元いるためにぜひパンダ目にならないようなメイクをしていきましょう。