共依存夫婦かもしれない?特徴と克服するための8つのポイント

結婚生活は夫婦でお互いに足りないところを補い合い支え合うものです。しかし、いつのまにか病的に依存しあって共依存夫婦になっているかもしれません。実際、共依存夫婦は少なくなく本人たちに自覚がないことも多いようです。

ここでは、

についてまとめてみました。

共依存とは?


共依存は文字通り共に依存している関係のことです。お互いに支え合う範疇を超えて依存しあう程度が強すぎることが問題であるといわれています。改めて共依存とはどんなものなのか、その定義について理解しておきましょう。

自分と特定の相手が過剰に依存している状態

共依存とは自分と彼氏、夫、友人など特定の相手がお互いに過剰に依存しあっている状態のことをいいます。人間はもともと一人では生きていけない動物であり、お互いに支え合うことは大切ですがその度合いが過剰で病的であることが問題となることがあります。

相手に依存されることに自分の存在価値を見出す


共依存の大きな特徴の1つに自分が相手に依存し過ぎるだけではなく、相手からも依存されることを好む傾向があげられます。自分に自信がないため居場所がなく、相手から依存されることで自分の存在価値を見出す特殊なタイプで、相手がいないと不安感が強くなります。

相手をコントロールし自分の望む行動を取らせる

共依存では相手に頼られることを好むだけでなく、自ら相手をコントロールして自分の思い通りの行動を取らせることもあります。表面ではただ依存しているように見えても、実際には自分の望む結果を得るために相手を利用することもあります。

共依存の夫婦の特徴


共依存の関係が顕著にみられるのが夫婦であるとされています。毎日一緒に生活している夫婦は離れている時間もほとんどなく、どっぷりと共依存の関係にはまってしまいがちです。共依存の夫婦の特徴についてみてみましょう。

自分一人では何もできない

共依存夫婦ではどちらか1人だけでなく互いに自分だけで何かを決めて行動をすることができません。普通は夫婦であっても自立した2人の人間なので、相手に事を託したり、任されたりすることがありますが、共依存夫婦は自分一人だけでは何もできません。

相手の自立を阻むように世話を焼きたがる

共依存夫婦では相手がいることで自分の存在価値を見出す傾向があるため、相手の自立を拒むように世話を焼きたがる傾向があります。求められてもいないのにアドバイスしたり、個人の意思を無視してコントロールしようとしたりすることも珍しくありません。

どんなことがあっても相手がいないと生きていけない


お互いに1人の人間として自立していないため、そもそも1人で生きていく意志がもてません。相手が過ちを繰り返したり、自分に対してひどい仕打ちをしたりしても、自分の意見を言うこともできず離れようともしません。相手がいないと生きていないと思い込んでいます。

自分よりも相手を優先してしまう

共依存夫婦はともに相手がいないと生きていけないと強く思っているため、夫婦生活を維持するためにいつも自分よりも相手を優先してしまう傾向があります。どんなに重要な用事があっても相手の都合に合わせて自分を犠牲にして相手に尽くすことに喜びを感じます

相手に非があっても自分が悪いと思ってしまう

共依存夫婦では相手に過度に依存しているため、相手が目の前からいなくなることに最大の恐怖を感じています。したがって、相手に非があっても自分が悪いと思い込んでその場を収束させようとします。正しいことよりも相手がいてくれることの方を選択するのでしょう。

独占欲が強い


共依存夫婦は相手と一心同体で自分が存在すると思い込んでいるため、共に独占欲が強い傾向があります。そのため、パートナー以外の人間との関係に過敏に反応し全く関係ないことでも浮気を疑うこともあるでしょう。異性だけでなく同性の友人との付き合いですら快く思いません。

相手の要求を断れず何でも受け入れてしまう

共依存夫婦は相手を拒否すること、否定することで失ってしまうことを恐れています。そのため、相手が理不尽な要求をしても断ることができず、何でも全て受け入れてしまうのです。不安感や孤独感が異常に強いため、相手がいてくれるためにできることは何でもします。

そもそも共依存してしまう原因は?


共依存夫婦は何も特別な存在ではなく、程度が軽いために気付かない夫婦も数多くいます。お互いを異常に必要とし過ぎる共依存にはまる性格は生まれつきのものともいえないでしょう。そもそも共依存してしまう原因にはどんなことがあるのでしょうか。

自分に自信がない

共依存夫婦の関係になってしまう人はもともと自分に自信がなく自分を否定してばかりの人生が続いてきたと考えられます。自分は何をやってもだめだと思っているところで自分の心に響く言葉や魂を救ってくれる存在として特定の人物に異常に依存してしまいます。

他人からの評価を気にして「他人軸」で生きている

特定の人物に極端に依存してしまう原因の1つに、いつも他人の評価を気にして自分が持てないこともあげられます。自分軸ではなく他人軸をメインとして生きているため自分のためではなく相手のために生きることを選択するのです。真面目で世間体を気にするタイプに多くみられる傾向ともいえます。

自分が必要とされていることがうれしい


共依存の関係では自分が相手に依存することとともに相手から依存されます。何のとりえもなく自信が持てない自分が相手に必要とされていることがとても嬉しく共依存の関係になってしまうことが考えられます。自分の唯一の居場所と思い込むのでしょう。

不安感が強い

自分に自信がなく自分だけでなく他人からも否定されることが多かった人は、いつも相手の顔色をうかがいながらびくびくして生活しています。不安感が異常に強いため自分の存在意義を見出せる夫婦関係を少しでも長く維持しようと共依存に陥ると考えられます。

執着心が強い

共依存に陥る人にとって相手を求めるだけでなく自分も相手に求められる関係はとても貴重です。そのため、せっかく出会った相手を失ったらこの先生きていくことができないかもしれないと相手に対して異常に執着します。どんなことがあっても離婚だけはしたくないと思うでしょう。

共依存の可能性あり?克服のためのポイント


深刻な共依存の関係に陥るとなかなか脱却することは難しくなります。自分だけでなく相手の将来のためにも共依存を克服することは重要なこととなるでしょう。共依存を克服するためのポイントについてまとめました。

共依存夫婦であることを自覚する

共依存の関係を克服するためには、まず自分たちが共依存夫婦であることを自覚することが大切です。夫婦関係はなかなか外部には見えないものであり、他人から指摘されることも少ないため共依存の関係であることに気付かないこともあります。

自分をしっかり認める・褒める

共依存を克服するためには、まず相手のことではなく自分をしっかり認めたり、褒めたりして自尊感情を高めることが必要です。自分を否定し続けることでパートナーに異常に依存してしまうため、少しでも自分ひとりでできることを探して実践しましょう。

自分のことは自分でやる・自立する


共依存夫婦では求められていなくてもパートナーのことを自分のことを差し置いて世話を焼きます。したがって、共依存の関係を脱却したいのであればまず自分のことを自分の力で行う自立した生活をすることが大切です。うまくやることではなく自分だけでやることが大切です。

自分自身を見つめ直す「一人の時間」をもつ

居依存夫婦は相手がいないと居ても立っても居られない関係です。したがって、自分に向き合う時間もありません。共依存を脱却するためには、パートナーから距離を置いて自分自身を見つめなす1人の時間を持つことが大切です。そうすることで、少しは自分のために相手が存在しているのではないことに気付くでしょう。

夫婦で離れて暮らしてみる

共依存夫婦は目の前から相手が消えてしまうことを一番恐れています。そのままでは居依存から抜け出すことはできないため、しばらくの間夫婦で離れて暮らしてみることも大切です。離婚ではなく互いに自立して生きることの大切さを理解することに意味があります。

相手を変えようとしない


共依存夫婦の原因が相手だけにあるとして相手を変えようとすることは避けなければなりません。共依存はどちらか一方ではなく両方にその責任があります。相手を変えることよりも自分が変わらなければならないことに気付く必要があります。

第三者に介入してもらう

共依存の生活が長すぎて夫婦だけでは脱却が難しい場合は、親戚や友人など第三者に介入してもらうのも1つの方法です。共依存夫婦であることを理解しても自分たちでは何もできないこともあるでしょう。第三者のアドバイスに従って改善できる可能性もあります。

カウンセラーに相談する


共依存は心理的な病と捉えることもできるため、その解決のためにカウンセラーなどの専門家に相談することも有効です。カウンセリングで客観的に自分や相手との関係を見つめることで、共依存なしに心の安定が図られるヒントが得られることもあります。

まとめ

パートナーがいないと何もできないばかりか1人で生きていく自信も持てなくなる共依存夫婦は、気づいていないだけで意外に多く存在しています。お互いを必要としていることは事実ですが、共依存し過ぎることで自分や相手を尊重した生活を送ることができません。第三者や専門家のアドバイスも活用して共依存の関係を克服しましょう。

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