記事の目次
夢占いで裸や服が表すこと
夢占いでは、裸になる夢は直接的に裸になることを示していません。暗示的な意味合いで「裸」である状態を捉えることで本当の意味が分かってきます。夢占いが暗示する裸や洋服の意味を考えてみましょう。
服は社会常識を示す
裸の夢を見た時には、反対に洋服を社会的な常識やルール、枠組みなどととらえて考えることが大切です。洋服は、自分の生の姿を覆い隠すもの。そこから夢占いでは、洋服は社会や常識などを示すと見られることが多くなります。
仕事をしている時の顔や人前に出る時のふるまい、社会人としての自分自身を投影しています。もしかしたら、そういった自分自身にストレスを感じているのかも知れません。
裸は本心や内心を示す
夢占いでは洋服が社会常識やルールなどを示すなら、裸はその奥に隠された自分自身の本音や本心を示すものとなります。洋服と裸を対比する存在として考えることで、裸になる夢は意味を掘り下げやすくなるでしょう。
裸になった状態として見る夢では、社会常識としての洋服が存在していません。そのため、そこに裸でいるものの状態や感じた気持ちなどから、普段は隠してきた自分の心や本音を知ることができるでしょう。深層心理で自分では気づかなかった思いが現れることもあります。
裸になることは転機を示す
裸になる夢には、本心や本音の他に新しい自分になる、殻を破るという意味も含まれています。新しいことを始める転機やターニングポイントで見る夢です。
この場合には、着ていた洋服は、社会の圧迫や自分を包み込んでいた呪縛・束縛と言えます。裸になることで、圧迫から解き放たれ、新しくなった自分を表す夢です。また、束縛から解放されることで物事がスムーズに運ぶであろうことを示していることもあります。
服を着ていく夢は自分を隠したいとき
裸になった自分が、洋服を着こんでいくような夢の場合には、解き放たれるのとは反対に、自分を隠したいのかも知れません。裸で恥ずかしいという気持ちがある夢では特にその傾向が強くなります。
裸の自分が慌てて服を着こもうとしているなら、それは隠したいという気持ちの表れです。人前には出せないような自分の癖や隠したい内面などがあるのでしょう。潜在意識が感じているだけで、自分でははっきりとは気づいていないこともあります。
裸の夢はどういう心理のときに見るの?
裸の夢は心を裸にしたい時、裸にされそうな時に見やすくなります。裸の夢を見てしまったら、自分の心を振り返って本心を確かめてみましょう。裸の夢を見る心理を詳しく紹介します。
悩みを打ち明けるときに見る
裸になる夢は、悩みを打ち明けたい、本音をさらけ出したいといった心境の時に見やすくなります。裸の心を誰かにさらけ出し、不安や悩みを聞いてもらおうとしている暗示です。告白をしようとしている時にも見やすくなります。
裸であることを恥ずかしがっている場合には、打ち明けたいけどまだそのタイミングではないことを示しているかも知れません。相手を傷つけないか、常識がないと思われないか不安に思っていることもあります。
隠し事がバレそうになるときに見る
裸になっている夢には、自分の隠していることがバレそうになっている予感もあります。誰かに隠してきたことがバレそうになっていることを潜在的に察知した結果、裸になる夢を見るのでしょう。
特に裸でいることに対してネガティブな気持ちを持つ夢は、この傾向が強くなります。現実的にバレそうになっていなくても、バレたらどうしようという不安感が夢を見せることもあります。隠し事が心の負担になっているのでしょう。
自分が変わりたいときに見る
服を脱いで裸になる夢は、自分の殻を脱ぐ、しがらみを脱ぎ捨てるといった意味もあります。そのため、自分が変わろうとしていたり、変わりたいと願ったりする時に見ることが多いようです。
これまで出せなかった自分の力を発揮できるようになることもあるでしょう。また、今まで頑張ってきたことが形になり、新しい自分に生まれ変われるかも知れません。仕事や勉強、人間関係や恋愛など、いろいろな面で変わろうとしている暗示です。
まじめな性格を押さえつけているときに見る
服を脱ぐ、裸になるという行為は開放的であり、恥ずかしい気持ちもありますが、自分らしくあるがままに生きることを意味するものです。そんなふうに自分らしく生きたいと願うのに気持ちを抑えている時にも裸の夢を見ることがあります。
真面目な性格で、本当の気持ちを言えない人がその反動で、裸の夢を見やすくなります。性的なことが絡んでいる夢を見ることもありますが、その場合でも性に限らず抑えられた欲求を示していることが多いでしょう。
夢占いで服を脱いでいく夢
夢占いで服を脱いでいく夢は、脱いでいる時や脱いだ後の様子などによって意味が違います。シチュエーションごとの夢の意味を知り、夢の暗示を現実世界での活躍に役立てましょう。
迷わずに服を脱いでいくのは悩みを解決できる予知夢
迷わずに服を脱いでいく夢を見たら、悩みを解決できるサインかも知れません。迷いなく服を脱いで裸になるのは、自分自身に迷いなく本音をさらして変化を起こしたいと考えている証です。
人生の転換期を迎えており、これまでの悩みも解消できそうな兆しを感じているのでしょう。今現在、何かに悩んでいる人にとって良い予知夢となります。解決のためには身近な誰かに相談してみると良いでしょう。
脱いだことに違和感がある場合はミスをする可能性がある
服を脱いで裸になったものの、違和感を覚えるという夢は、注意が必要です。何故服を脱いだのか不思議に思っている、違和感がある夢は、今後何かしらのミスをする可能性を示唆しています。
無意識でやっていることが後々失敗につながる可能性があります。焦って済ませた仕事やぼんやり上の空でやっていた仕事などを潜在的に不安に思っている暗示です。自分の行動の見直しが求められます。
脱いだ服がないときは社会の信用を失う
脱いだ服が見つからなかったり、準備していた服がなくなってしまったりする夢も注意が必要です。脱いだ服がなく、裸で洋服を探す夢は、社会的な信用を失うサインとなります。脱いだ服は社会的な信用であり、それをなくして不安に思っている暗示です。
頑固に自分の意見を通したり、ケンカをして相手の意見を受け入れられなかったりすることはありませんか?頑固な自分を戒めるための深層心理からのサインかも知れません。
誰が誰の前で裸になっているか?微妙に変わる夢占いの意味
裸の夢では、誰かの前で肌かになることもありますし、自分だけでなく他の誰かが裸になっていることもあります。こうした他の人の出てくる裸の夢では、出てくる人によって意味が違うもの。それぞれの人物別の意味をチェックしてみましょう。
彼の前で裸になっている:不信感がある
彼の前で裸になっている夢は、彼に対しての不信感や不満がたまっているサインです。恋人に対して本音が言えず、不信感や不満が積み重なっている時に見やすくなります。
このような夢を見た人は、まずは恋人としっかり話し合うことが大切です。本音で十分に話し合うことで、より深くお互いを理解し合い、より良い関係を築けるようになることもあります。反対に恋人や好きな異性が裸になる夢は、恋愛運アップの吉夢です。
他人が裸になっている:よい人間関係が築ける
他の誰かが裸になっているのを見る夢は、裸になった相手が自分に何かを伝えたい、その人のことを知りたいという暗示です。素直に接してみるとコミュニケーションがスムーズに取れて、良い人間関係が築けるようになるでしょう。
また、裸の姿で知人や友人が訪ねてくるのも、自分に対して何か伝えようとしていることを暗示しています。喧嘩した友人が訪ねてくる場合には、仲直りの兆しかも知れません。
両親が裸になっている:金銭的に余裕がない
両親が裸になっている夢は、経済的、金銭的に問題があることを指す夢です。金銭的に余裕がなく、困窮している時に見る夢なので、今の経済状況を見直しましょう。
金銭的に余裕がないと、親兄弟などを頼りたくなるものです。もちろん、親や兄弟ならピンチの時の助けになってくれるでしょう。しかし、自分の心の奥ではそれではいけないと思っており、それが夢に出てきています。まずは誰を頼るでもなく、自分で対策できることから始めてみましょう。
全身裸ではない夢
裸になるというと、全身脱いでしまうことを想像しがちですが、意外と上半身だけ、下半身だけ脱いだ夢もあります。どちらを脱いだかによって意味が違うため、それぞれの暗示する意味をチェックしておきましょう。
下半身だけ裸の夢は魅力をアップできる
下半身だけ裸になる夢は、性的な意味合いを強く暗示している夢です。男性にせよ女性にせよ、下半身裸になっている夢を見たら、その人の魅力がアップしているサインになります。
自分の魅力をアピールして積極的になってみると、恋愛でもうまく行きそうです。また、恋愛でなくても、魅力が高まっていることで注目されやすくなっています。ちょっと強気にいろいろなことにチャレンジしてみると良いかも知れません。
上半身だけ裸の夢は誰かに認めてほしい
上半身だけ裸になった夢には、誰かに認めてもらいたいという思いが隠されています。上半身裸の夢は心臓、ハート、感情を表すものです。自己表現の欲求を暗示するものであり、自分のことを知ってもらいたいと思う時に見やすくなります。
恥ずかしいと思っている夢では、まだ少し躊躇があることを暗示しています。感情を押し殺して我慢していてストレスを持っているかも知れません。また、違和感なく堂々と脱いでいるなら、自己表現ができている状態を示します。
夢の中で裸でいることをどう感じているかで違う意味
夢の中で裸になったら、その時の自分の感情も見定めることが大切です。裸になるのは現実的には恥ずかしいと思いますが、夢の中ではそうとは限りません。自分の気持ち次第で変わる夢の意味をチェックしてみましょう。
裸でいることが恥ずかしくないときは、自分に自信がある
裸になる夢で違和感もなく堂々としていられる、恥ずかしくない時には、自分自身に自信があるというサインです。ただし、その自信の源である魅力や能力を十分に評価してもらっていない不満を抱えている可能性があります。
自信はあるのに、周りが認めてくれない、思うようにいかないことへの不満を発散しています。実力を認めさせるには注目してもらう必要はありますが、あまりやり過ぎると悪い印象を持たれるため注意が必要です。
裸だと恥ずかしい時はプライドがつぶれてしまう
裸でいるのが恥ずかしいと感じる夢を見るのは、プライドが傷つけられることへの恐怖のせいかも知れません。裸で恥ずかしいという思いは、自分のプライドや立場を失う不安感です。
また、欲求不満がたまっていたり、罪の意識を感じていたりする時も裸が恥ずかしい夢を見ることがあります。仕事で失敗した時のストレスが反映された時も裸で恥ずかしい夢を見やすくなるようです。
まとめ
裸になる夢は、いろいろなパターンやシチュエーション、脱いだ人などによって暗示する意味が違います。裸になる夢の多くは、心の変化や希望、不満などが表れており、自分の気持ちを知るきっかけになりそうです。裸の夢を見たからといって恥ずかしがることはないので、冷静に見た夢の意味を探ってみましょう。